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『JavaScript: The Good Parts』

JavaScript: The Good Parts ―「良いパーツ」によるベストプラクティス
ウェブブラウザの進化と一緒にどんどん変化するJavaScript、
厳密に知らなくても書いて動かせる。
で、不可解な挙動でデバッグに苦しみ、やっぱいいかげんな言語だなと放り投げられる。

いわゆるNHK的な標準語のアナウンサー学校があれば入りたい。
ならこれはサイ本より役に立ちそうなプラクティス本。




『非線形科学』蔵本由紀

非線形科学 (集英社新書 408G) (集英社新書)
読み終わってネットで検索するまで、女性だと思って読んでた(゚Å゚)蔵本由紀氏。

この、あのひと検索SPYSEEの著者紹介、最後に紹介されているスケールフリー・ネットワークでもあるか。
これのすごいのがSFC(FLASH版)。ネット上で文句いわれたせいかHTML版も復活しているが、その選択ページのシンプルっさぷりがまたw




コーヒービタール

vitare.jpg


豆が安いとの、上野アメ横のコーヒービタール。人多杉。




産地を指定して買うこともできるが、とりあえずビタールブレンドとハワイアンブレンド。
手回しで挽くと、豆は相当硬い。スタバがコリコリ、ドトールがガリガリなら、これはバキバキ。
しかし計1kg買って1800円だから、コリコリとかガリガリのだいたい半額だ。産地を指定して買ってもそんなに変わらないから、たしかに安い。画像のとおり欠品豆もほとんどない。
ローストは普通というか、エスプレッソを飲ます店に比べれば浅くて、喫茶店味。

帰りに上野公園。
RAWファイルから現像してみた。
空の赤みを強くして、枝の線がボケないようにシャープネスを強調してみる。



西郷どんの視線の先にあるのは、ヨドバシカメラ。







006[1]








Tony Ariawanという人のデジアートがきれいで、
イメージの似たイルミネーションを見つけてがんばってみた。
カメラを自転車のサドルに乗せてブレないように撮影。











HARIOドリッパー

紙ドリップに豆を入れずにお湯を入れると、わずかに紙の匂いがお湯に移っているのがわかる。それでコーヒーがまずくなっているかというと、はじめからそんなものだと思っているので微妙だが、取り除いておいしくなるのならとやってみた。

HARIOのカフェオ、既に旧型になっているが、ステンレスメッシュのドリッパー部品は同じもののようだ。サイトには、

コーヒー豆に含まれるオイルやアロマをしっかりと抽出できるので、 ペーパーフィルターに比べ、まろやかで深みのある味わいになる。

とある。


メッシュのところに直接お湯をかければ当然そこから落ちるので、下からピチャピチャ音がした。
豆の上に注げば豆が壁になり、中細挽きでの染み出しはむしろ紙よりゆっくりで、適温よりぬるくなってしまった。




実際、染み出ているのは下の方ほど水圧が強くなる物理の法則どおりで、紙がカップに密着しているのとは違うようだ。
極細挽きで染み出しにくくして、密閉して空気を送りこんでやればエスプレッソマシーンになったりして。

肝心の味の違いはというと、紙の匂いがコーヒーの味に決定的な違いを与えるわけではないというのを確認。豆の脂っ気や粉末化した豆のとろとろ感も含めて楽しみたいならこれはありという感じか。




mirrorMan - ファイル/フォルダの名前変更

ファイルやフォルダの名前を変更するにはNameプロパティの値を変更するが、
同じ名前のものがすでに存在したとき、
XPとVistaでのShell.Applicationの挙動の違いが大きい。

reNameDupName.png

ここでキャンセルを押すと、-2144927744で落ちてハンドリングできない。
XPだとエラーオブジェクトも拾えなかったので放置。
tryで逃がすことにした。
try{
ssh.NameSpace(ふぉるだ).ParseName(sfs.GetFileName(ふぁいる)).Name = なまえ;
}catch(e){
if(e.number == -2144927744) rollbackRenameItm();
return;
}




LAVAZZA エスプレッソ

ラバッツァ、イタリアで50%近くのシェアがあるそう。
パッケージに紙ドリップでも楽しめるとあったので飲んでみた。
抽出に気圧がかからない分豆を多めでドリップ程度の濃さにして、お湯も100度。

普通に飲める。いや、こってりしていてうまい。
さらに濃くしてミルク入れるだけでもマッキャート風味になりそう。










暮れの自転車大掃除



まんぐりがえして大そうじ
指が届かないところはやはり黒いすすがこってり。
小さなチリチリ音が気になっていたが、BBからだった。BSM-R9は安いのがついてるから交換予定。




ハブはベアリングのコリコリが手に伝わり始める繊細な位置で締め込むのにシャフトとナット2枚の3点ある。
手が3本ほしい。

リアのチューブとリムテープもシュワルベに交換。



ディレイラーのプーリー、小さい部品ながら回転数では自転車で一番回っているパーツではなかろうか。
KCNCのjockey wheel、1000kmくらいではなめらかな回転も健在だ。
ただ、漕ぎのトルクは全く受けないパーツなので、メタルベアリングからシールドボールベアリングのものに交換してもそんなに効果を感じるものでもない。
むしろ樹脂製のほうがチェーンとかみ合う音が小さく静かでよい。




『禅とオートバイ修理技術』ロバート・M. パーシグ

禅とオートバイ修理技術〈上〉 (ハヤカワ文庫NF)禅とオートバイ修理技術〈下〉 (ハヤカワ文庫NF)


robert_m_pirsig20.jpg著者

周囲から神童と呼ばれた子が成長して大人になると社会になじめずにドロップアウトしてしまうということがある。著者は10代半ばで理系大学の教養課程を終え、そこからドロップアウトした後また戻って哲学を学んで教員となった。しかしまた精神を壊して授業で一切なにも喋れなくなり、日常生活にも困難をきたして入院した。
そこでECT療法という、電気ショックを脳に与えて治してしまう治療がおこなわれる。
これは今でも重いうつ症などに行われているらしく、劇的に症状が改善するかわり、過去の記憶が断片的に失われる。調子の悪いテレビを叩いて直すように、こめかみから高圧電流を流すという原始的な方法の是非があるとはいえ、精神状態が通常に戻り、社会生活に返れることをよしとするなら、これは効果のある方法なのだろう。人間として立ち直れないほどのショックを受けたのなら、完全に失ってしまった方がいい記憶というのもあるのかもしれない。

本書は、入院前の自分を「パイドロス」と名付け、(実際彼にとっては他人のようである)アメリカ大陸を息子と一緒にバイクで旅する本だ。もちろん、小さい息子は「パイドロス」のことは知らず、入院前後で人格が変わってしまったことも知らない。1974年の初版でベストセラー、全世界では500万部売れたとあるが、当人の実話である点と、徐々に事実が明らかにされていくストーリーというところを除けば、随所で展開される哲学的な考察は難しく、読み進めるのが大変だ。1月弱かかった。

ギリシャ文化以来、欧米人が物事を整理して理解するロジックツリー方式にかけては、工業製品のマニュアルを執筆するテクニカル・ライターでありかつて大学で教鞭もとっていた筆者は一流だ。一方で、精神に崩壊をきたすにいたった理由はそれとは正反対のところにある。《クオリティ》と筆者ないしパイドロスが名付たそれだ。
「禅」であるとか、ギリシャ語の「アレテー」とか「イデア」とか直感とかいろいろ言われるが、要は何か、分類、細分化、帰納という科学的なロジックツリー方式が取り込めない「絶対的な存在」、つまり、我々が忘れてしまったせいで、人間的な人生や暮らしが送れなくなってしまっているという、それである。
「絶対的な存在」なというとよけい分からなくなってしまうが、分かればノーベル賞、パイドロスのナレーターたる筆者の言葉に耳を傾けるばかりでる。

農業は大変、というが、工場の生産ラインで派遣労働するのとどちらが人間的かといえばあらためていうまでもない。ホワイトカラーもそう違うとは思わない。みな仕立てのいいコートや、おしゃれな服装で着飾っているが、それも数年で着古してはまたコンテナで運びこまれて吊るされているものに置き換わる。一歩引いて工業サイクルの流れだと思って眺めてみれば、朝、JRの駅で何千もの人が仏像のような顔で同じ歩みで流れていく様子には、《クオリティ》を感じられないのは同じだ。それに、自分の人生を鷹の目で組み立てていけない人の工場派遣労働と違って、農業は飢えや貧困のボーダーラインが国家によって保障されている。腰をかがめて土に向かっている農業の姿からはもはや貧しいイメージが湧いてこない。どちらがまだしも「人間的な人生や暮らし」かもいうまでもない。

いったい何が失われてしまったせいで、我々はしかめっ面な人生を送っているのか?パイドロスは電気ショックで消滅してしまったし、パイドロスの断片的な記憶と奮闘する筆者を父として眺める息子のクリスも死んで読者には初めから過去の人だ。ずっと父親だと思っているクリスと手術の前後で別人になってしまった筆者との親子のやりとりはそのまま、この時代に対するくさびに思えてくる。

文明は豊かになろうとする人々のパワーの総合で築かれるが、その人々自身がその文明を支持できていない。日本に生まれてよかったですかというアンケートには過半数がはいと答えるそうだが、じゃあ、あなたの会社の社長を尊敬していますか?総理大臣を支持していますか?といえば逆である。安倍さん、福田さん、麻生さん、それぞれ優秀な人で、政治システムに国民の心理的な信任がちゃんとあれば、みな立派な総理といわれてもいい人達だと思うが、我々はその代理者、代表者を選ぶシステム自体を支持していないので誰がなっても同じになってしまう。会社の役員の選ばれ方も同様。

いったい何が失われているのか?僕が小学生のときは、学級委員は無記名投票で教卓に置かれた投票箱に投票して行われた。立候補者がいなくても普通にみんなよりできるやつ、責任感があるやつが選ばれていた。なぜ子供でもできていることが大人にはできないのだ?
これを子どもじみた質問だといえる人は、この疑問を子どもが理解できるような説明ができる、立派な《クオリティ》を判断する目を持つ人に違いない。


著者は、たとえばバイクのメンテナンスで人間らしさを取り戻すといっている。ちょっと変わっているが、
高校時代はスクーターを全部ばらしていじっていたので理解はできる。頑として固着して外れないネジに立ち向かって問題を解決し、また甦ったバイクのエンジン音を聞く。
一つの機械をなめらかに動作するように組み上げて、風を感じる。このプロセスには人生が凝縮されていると思う。その結果得られたスキルで困っている人を助けることもできればいうことなしだ。
たとえばの話でバイクなのが特殊だが、このプロセスと人生や暮らしとを組み合わせるシステムを、我々は組み上げられない。
どんなに物質文明が豊かになっても、豊かになろうとする人々のパワーの総合がそういうシステムを構築できないのだ。
好きなことを仕事にできると思うな甘ちゃんとか、働かないやつは食うなとか、労働の美徳の話ではない。そういう人はそれを設定して生きるバネとすればよいし、筆者の言わんとするところでもない。


※クオリアという言葉もある。これは脳が受けた刺激を人が認識するまでのプロセスのところについて、似たような指摘になっているのかもしれない。



人間ドック - 増上寺

健康診断。少し遅刻して受付したら順番がほぼ最後で68番目だった。
これだけの人数が流れ作業でさばかれるシステマチックぶりに毎年感心する。
診断は項目ごとに個室で行われ、各個室の担当者は他の個室のことはまったく気にしなくてよく、
受診者が入り口の棚に置いてキューとして積まれた診断用紙に判を押して次は何番へどうぞと案内するだけだ。看護師や各診断士のてきぱきした仕事ぶりもすごい。だいたい午前中で終わった。朝8時から受付開始だから早出なのか、僕と同じタイミングで帰っていく看護師らしき人たちもいた。
コーディングの観点からみれば、これはまさしくクラス設計ではないか?こんな効率医療は世界中みわたしても片手で数えるくらいかもしれない。


zoujouji1.jpg
帰りに増上寺に寄って撮影。
空の色階調がWindowsVistaのエクスプローラそっくり。






zoujouji2.jpg
ピントを合わせた緑色の枠の部分の元画像が右上。
サイズを縮小すると迫力も縮小するのは当然だが残念。
これでもjpgファイルのサイズは3メガ台で2Gのフラッシュの値段なんて今やうんこだからバカバカ撮れてしまう。
ありふれた日本人のこんな一日、
日本に尽くしてここ(墓は上野の寛永寺)で眠っている篤姫もきっとびっくりだ。
いや、よかったよかったと思っているのかもしれない。





カメラケース - GREGORY epocket s

これはあたりかも。自転車パーツと登山用品はぼったくり、という人もいたがこれは高くない。
表地はテントに使われるらしいターポリン。熊がテントをひっかいても少しは耐えそうなくらい硬め。防水性でいえばオルトリーブは縫製なしで縫い目からの浸水すらなく、水袋として売っているぐらいだからGREGORYの上をいっている。雨の中を走ってもサドルバッグの中は湿気すらない別室みたいだった。これは裏地のクッションも十分、自転車の振動を吸収するのに丁度いい感じの硬さ。




ARIONE k:ium

fizik_kium2.jpgfizik_kium.jpg
SMP Extraになじんだケツには硬い!10kmでティンコ壊死。
スーツの生地ではケツが滑る。SMP Extraは例えるならコブラのバケットシート。
自分の股間が特殊なのか?なぜここまで硬いのが一般的なのか理解できん。



スタバ豆 - House Blend

starbucksHouseBlend_20081214115448.jpg
スタバのサイトの説明によると一番の人気商品だそう。
ラベルの絵からして、ハウスというのは家庭ではなくコーヒーハウスのハウス。ホームテイストではない。

ブレックファーストブレンドより味は濃いめで、
焦がしたナッツというかココアというか、馴染みやすい風味がよかった。










LX3光入れ

エンジンの場合だと「火入れ」といったりするが、カメラの初撮影だと「光入れ」か。
まだ機能がよく分からないので、夜景モードで撮って回った。


200812131931.jpg
先日携帯で撮った場所からリベンジ。
はるかにきれいだ。ただ全体にザラついているので撮影方法が夜景モードだけではだめなのだろう。
チェーンリングとフロントリムは磨いただけに光っているが、
実物はこんなに存在感があるわけではない。

新生銀行。
同じくざらついているが、
骨組みの質感は肉眼どおり。
200812132223.jpg





tokyoTowerFootPoint.jpg
東京タワーの足に後頭部をつけて撮影。
カメラのモニター見た時はいいのが撮れたと思ったが、
あれもこれも枠に入れようとがんばりました感がちょっとがっかり。

tokyoTowerTrussGirl.jpg
両手で頭を抱える女性の後ろ姿、タワーと同じトラス構造。
のつもりにしては女性が小さすぎた。
植木にカメラ乗せて変な撮影の格好だったが、ものすごい人だかりでしかもみんなカメラ手に持っているので、誰も気にとめない。

tokyoTowerTrussKikg.jpg




やっと捉まえたトラスの鬼っぷり、余は満足ぢゃ。








koukyoKikyoBoriNifht.jpg
桔梗濠から。
夜景モードでは肉眼で見た通りの暗さで、黒がつぶれてしまった。
絞り優先AEモードで撮ってみると、

koukyoKikyoBoriNifht2.jpg
真昼みたいだ!
肉眼で見えないものまで見えているぞ。
マニュアルモードでいい塩梅にするには腕がいりそうだ。






LUMIX DMC-LX3

半年経ってブログの過去のエントリを眺めていると、そのときの気候や気分が甦ってくるのは圧倒的に写真だ。
本の内容や思ったことはそのとき書くことで/tmpから/homeに移るけれど、時間や場所の軸とは別のようだ。
思い出は脳神経に焼きつけるのだなんてうそぶくのは無理。adesケータイのカメラは物足りない。
カメラ素人の自分が買うのは入門機で、できればコンパクト。
最初はLUMIXのG1が欲しくなったけど、グーグル先生と2chのノシ達の話を参考に決めたのはDMC-LX3


自転車に乗って出掛けるとちょっとした旅の気分にもなるが、
そんな小さな旅の記録と書評、きれいな写真とが一体となってカテゴリを超越するようなエントリーが理想だが、どれをとってもまだまだ修行が足りないものばかり。




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笹部 政宏
笹部 政宏
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