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BSモールトン 穴あきリアサスの乗りごこち

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前回から、大小の8つの穴を全て大にした。
リアタイヤの空気圧も0.5あげて7kg/cm2にした。
それでも路面の凹凸を拾う感じはフロントよりも小さい。

現状でも着座状態ではサスは沈まない。
せっかくの高ストローク、まだ削ることもできるが、
乗りごこちには満足したので以上だ。

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アルミ板は角を落として磨いたので、質感も上々のようだ。
画像のとおり、フレーム内を通るブレーキワイヤーはテンションがかかるとキャリパーを斜め上に引っ張り上げてしまう。さらにサスのゴムが横からワイヤーを押している。これでは、ワイヤーの前後の動きの大きいシングルポボットのブレーキはポン付けとはいかない。
なにしろ、ただでさえリアは引きが重い上に、左右のシューが同時にリムに触れるのでなければ、同じ効きに必要な腕の握力は全然違ってしまうのだ。
それで、フレキシブルタイプのアウターを付けて、接触部分は金属同士になるようにして、アウターの動きを邪魔しないようにしている。



BSモールトン リアサス穴開け

P1010517.jpg
P1010536.jpg

かねがね、BSモールトンのリアサスはフロントに比べて固いと思っていた。
タイヤはKOJAKの空気圧6.5kg/cm2。
7kg/cm2まで入れると磨耗でフラット面ができてしまうくらいの体重は、47kg。

体重50kgでも70kgでも前後が均等に沈むセッティングだって?冗談じゃない。んなことが物理的にあるものか。

そこまで言うのは、毎朝通勤で通る目白通りの学習院あたりの直線、アスファルトが大根おろしみたいで30km/hくらいで走ると車体が削岩機みたいに振動していたのがピタっと無くなってしまって愕然としたからだ。

尻に全体重を乗せたまま車道から歩道に乗り上げる10cm程の段差だって、フロントサスと同じように突き上げ感なし。もはや唖然だ。

いいだろう。こんなに高価で高圧タイヤを小さな車輪に履かせる自転車を買うのは体重60~70kgのオッサンばかりだろうから、サスのレートをそこに合わせるのはしょうがない。ただし、モールトン博士の頭に風船をつけて体重を45kg程度にして自分の自転車に乗らせてみて、それでも十分シルキーな乗り心地だといえばの話しだ。



穴は中央のアルミ板まで上下のゴムともに掘ってある。下の画像のように穴を増やしても、前後の沈み込みのバランスは、ああこういうことだったのかと思うだけである。ボヨンボヨンになってんじゃないかって?ヒラヒラと宙を舞うような感じの乗り味をそういう人もいるかもしれないが、それが好きなら、以前のは固すぎただけだ。



while(aho.atEndofStream)

笹部 政宏
笹部 政宏
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