昨日、もてぎでMotoGPを観戦したわけなんですが、こちらの画像からも分かるようにロードコースとメインスタンドの間にオーバルコースがあるというレイアウトにも関わらず、MotoGPクラスの盛大なエキゾーストノートが耳に残っております。

125/250ccクラスは昔ながらの2stで、ビーッビーッといった感じの排気音。それほど耳に残らないのですが、4st990ccのMotoGPクラスはババババーッといった爆音、いやむしろ爆発音でハラに響くっていうか、鼓膜が大きく揺れるっていうか。
ともかく一晩たっても耳に残っております。マジで右の鼓膜がジ~ンとしているんですよ。
なんせMotoGPクラスの決勝なんて20台余のマシンがいっせいにスタートするわけで、そのエキゾーストの迫力といったら、ホントにすごいわけで。

というわけでスタンド観戦だったので、ちょうど最終コーナーからの立ち上がりの排気音に注目していたわけです。で、個人的な印象でいえば
とくに爆発感が強いのがドカティで、L型4気筒のはずなのに、まるで2気筒エンジンのような力強い感じ。これがL型(普通にいえばV型)の特徴かと思いきや、V型4気筒を採用するスズキは、割とフツーのバイクっぽくカーンと伸びていくような排気音だったりするので、方式云々よりも排気の設計で違うんでしょう。

ただ並列4気筒を採用するヤマハとカワサキの排気音は似ていて、やはりオーソドックスに高回転までキレいに伸びていくオートバイらしい印象。比べると、ヤマハのほうがバラついているような気がしますが。

そしてV型5気筒を採用するホンダ。事前のイメージではバラついているのではと思っていたのですが、意外にハーモニーになっていたのは驚き。ただ、爆発感はドカティと並んで強く、とくにコーナー立ち上がりでの排気音のやかましさはナンバー1でしたね。



やっぱり生観戦はイイっすね!
こうしたエキゾーストノートの迫力を感じられるし。
それに四輪とちがって、エンジン形式が様々なのでスタート時などは、様々な種類の排気音が混在していて、それもまた面白い。それぞれのマシンのサウンドがブツかりあって、まさにケンカ状態です。

ただスタンドだとレース展開だとかバトルの様子は分かりづらいね。場内放送も排気音にかき消されて聞こえないこともあるし。
ま、野球でもサッカーでもスポーツってのは得てして、そんなものなんですけどね。

そういえば250ccクラスではKTMというオーストリア製マシンに乗る青山博一(アオヤマヒロシ)選手が、激しいバトルを制して優勝。表彰式での君が代と青山選手の号泣に感動してしまいました。