ゲーマーでも社会問題の話がしたいブログ

「世界はなぜ地獄になるのか」(橘玲 著)より

周囲の者と比較して自分のほうがステータスが高いとき、
自尊心や自己肯定感が高まり、逆に自分のステータスが低いと感じたとき、
劣等感を覚え自己肯定感が下がる。

自尊心が危機に瀕したとき、どのような対応を取るかは、個人によって異なる。
ある人は、劣等感を感じさせる集団から離れ、
高いステータスを確保できる（マウンティングできる）集団に移るかもしれない。
一方、その集団にとどまり、ステータスを上げようと努力する人もいるだろう。

(枠内 一部省略・修正の上引用)

汚染水問題でれいわの支持率が一部報道で低下した原因はこれなのではないか。

れいわが反原発の政党であることはさすがにほとんど誰でも知っていただろうし、
今回のことでその主張を曲げたわけでもない（むしろより明確になった）。

多くの人は、放射性物質の安全性・危険性に関して、
自分の頭で判断できるほどの科学的知識も
主観・体験も持っておらず、
マスメディアや“声の大きい”人間に容易に流されてしまう。

東電ですら、今回の件によって一般人がα線核種を摂取する(吸入等含む)ような
前提の報告を出していたり、タンク内のほとんどが処理途上であることを認めている現状。
今一度、真実に基づいて発信を行っているのがどちらかを見定めていただきたい。

政府・マスメディア・一部のインフルエンサーが
いかに腐敗しているかを認識することとセットになるので、
精神的には容易ではないことは承知の上ですが、
今回のことは高度な科学的知識が求められるわけではなく、
「少し調べればわかること」ですので…。

テーマ : 政治・時事問題
ジャンル : 政治・経済