森功のブログ朝鮮総連本部ビル「落札」振り出しの怪

2025-01

朝鮮総連本部ビル「落札」振り出しの怪

　　在日本朝鮮人総連合会（朝鮮総連）中央本部ビルを４５億円で落札した鹿児島県の「最福寺」池口恵観法主に対し、融資を申し込んでいた銀行が断ってきたと報じられています。池口法主によれば、これは仏さまの思し召しなのでビルの購入を諦めるそうです。銀行融資に関しては、朝鮮総連に出て行ってもらうことを条件に了承された、とつい最近まで本人が話していただけに不可解です。
　池口法主、何らかの圧力を示唆していますけど、総連ビルの購入については当然親しい安倍晋三首相にも話していたのではないでしょうか。かつてビルを購入しようとして資金繰りができずに詐欺罪に問われた元公安調査庁長官とどうもダブって見えます。購入を断念させた仏さまとは……。

| 2013-04-25 | 政治 | コメント : 0 | トラックバック : 0 |

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Author:森功
福岡県出身のノンフィクション作家。08年「ヤメ検」09年「同和と銀行」（ともに月刊現代）の両記事で２年連続「雑誌ジャーナリズム賞作品賞」。18年「悪だくみ　『加計学園』の悲願を叶えた総理の欺瞞」（文藝春秋）が大宅壮一ノンフィクション賞受賞。
主な著作は「サラリーマン政商」（講談社）、「黒い看護婦」「ヤメ検」（ともに新潮文庫）、「許永中」「同和と銀行」(講談＋α文庫）、「血税空港」「腐った翼」（幻冬舎）、「泥のカネ」（文藝春秋社）、「狡猾の人――防衛省を食い物にした小物高級官僚の大罪」（幻冬舎）、「なぜ院長は『逃亡犯』にされたのか――見捨てられた原発直下『双葉病院』恐怖の７日間」、「大阪府警暴力団刑事『祝井十吾』の事件簿」（講談社）、「平成経済事件の怪物たち」（文春新書）、「紛争解決人　世界の果てでテロリストと闘う」（幻冬舎）、「現代日本９の暗闇」（廣済堂出版）、「日本を壊す政商　パソナ南部靖之の政・官・芸能人脈」（文藝春秋）、「総理の影　菅義偉の正体」（小学館）、「日本の暗黒事件」（新潮新書）「高倉健　七つの顔を隠し続けた男」（講談社）、「悪だくみ　『加計学園』の悲願を叶えた総理の欺瞞」（文藝春秋）、「地面師　他人の土地を売り飛ばす闇の詐欺集団」（講談社）、「官邸官僚　安倍一強を支えた側近政治の罪」（文藝春秋）、「ならずもの井上雅博伝　ヤフーを作った男」（講談社）、「鬼才　伝説の編集人齋藤十一」など。最新刊「バブルの王様森下安道　日本を操った地下金融」（小学館）、「国商　最後のフィクサー葛西敬之」（講談社）

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