九州大学教授をセクハラで提訴 女性「服従かキャリアか迫られた」

福岡地裁=福岡市中央区で
福岡地裁=福岡市中央区で

 九州大工学部の任期付き研究員だった30代の女性が2021年、研究室長の男性教授から体を触られるなどのセクハラを受け、他大学へ移らざるを得なくなったとして九大と教授らに計約4696万円の損害賠償を求めて提訴し、第1回口頭弁論が14日、福岡地裁(中辻雄一朗裁判長)であった。女性側は「自己への性的な服従か研究者としてのキャリアの破壊かの二択を迫ったもので極めて悪質」と訴え、九大と教授らは請求棄却を求めた。

 女性は訴状で、21年4月に教授の研究室に配属された後、同年7月まで教授から周囲に聞こえるように「愛人にする」と言われたり、胸や足を触られたりしたと主張。同12月に県警や大学側に被害申告すると、契約を更新しないという趣旨の話をされるなど「報復」行為を受けたとした。

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