求心力低下の尹大統領 世論次第では退陣も 弾劾訴追が不成立、廃案
毎日新聞
2024/12/7 21:48(最終更新 12/7 23:06)
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韓国の尹錫悦(ユン・ソンニョル)大統領に対する弾劾訴追案は7日、国会で事実上「否決」された。だが戒厳令の宣布とその後の混乱を受け、尹氏の求心力は急激に弱まった。尹氏は、自身の任期についても与党「国民の力」に一任すると表明している。一方で、野党は再度の弾劾訴追案の採決を目指しており、世論の動き次第では、尹氏が退陣に追い込まれるシナリオもあり得る。
呉世勲(オ・セフン)ソウル市長や洪準杓(ホン・ジュンピョ)大邱市長ら、与党「国民の力」所属の市長・道知事8人は6日、ソウル市内で記者会見し、弾劾案への反対を訴えた。この際、尹氏に対し、任期を2期4年にする改憲をし、尹氏は1期目で辞任するよう求める事態収拾案を提案した。
この案に基づけば、尹氏は2026年5月まで大統領職を続けることになる…
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