カレー食べて子ども食堂支援 代金の一部を広報・啓発に

子ども食堂を支援する企画「カレー フォー チルドレン」の協力店舗に掲げられたのぼり=NPO法人フードバンク北九州ライフアゲイン提供
子ども食堂を支援する企画「カレー フォー チルドレン」の協力店舗に掲げられたのぼり=NPO法人フードバンク北九州ライフアゲイン提供

 子ども食堂運営などに取り組むNPO法人「フードバンク北九州ライフアゲイン」(北九州市八幡東区、原田昌樹理事長)は、協力する飲食店でカレーを食べると代金の一部が子ども食堂の支援に充てられる企画「カレーフォーチルドレン(CFC)」を商標登録した。「CFC=子ども支援」との認知度を高めて広く展開し、子ども食堂の活動拡大につなげたい考えだ。【松田栄二郎】

 CFCには、地域で子供たちを守り育てる機運を高める目的もある。同法人は、食べられるのに廃棄される食料品を企業や農家の協力で集め、福祉施設などに届ける「フードバンク」活動にも取り組む。ジャガイモ、ニンジンなど「バンク」で集めた傷みにくい具材を協力店に提供できると考え、カレーに焦点を当てた。集めた支援金は子ども食堂運営のノウハウをまとめた冊子作りなど、広報・啓発活動に使う。

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