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香川真司、積極性のなさを指摘される…酒井高徳には「もう少しガッツを」/ブンデス日本人選手採点

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香川真司(左)と酒井高徳(右)がマッチアップ [写真]=TF-Images/Getty Images 拡大
香川真司(左)と酒井高徳(右)がマッチアップ [写真]=TF-Images/Getty Images
 ブンデスリーガ第22節が10日に行われ、MF香川真司の所属するドルトムントがDF酒井高徳のハンブルガーSVを2-0で下し、2連勝で3位に浮上した。香川と酒井はともにスタメンに名を連ねたが、香川は1点リードの62分に左足を痛めて交代。酒井はフル出場した。

 ドルトムントの地元紙『Westdeutsche Allgemeine Zeitung』の採点では、香川は「3.5」の平均点以下がついた。(ドイツ紙の採点は最高1点、最低6点)

 寸評では「ペーター・シュテーガー新監督の下、再び調子を上げてきているが、この試合ではアクセントをつけようとしたものの正確さを欠き、なかなか目的を果たせていなかった。その後、負傷しベンチに退いた」と、決定的な仕事ができなかったと記した。

 同紙の最高点はドイツ代表MFアンドレ・シュールレの「2」で、昨年5月のDFBポカール決勝のフランクフルト戦で右ひざのじん帯を負傷して以来、約9カ月ぶりのカムバックを飾ったマルコ・ロイスは「2.5」だった。

『Ruhr Nachrichten』紙も同じく「3.5」。寸評では、「出だしは好調で、ボールを要求する場面も多かった。しかし、なぜシュートを撃たなかったのか? 例えば、18分も、ペナルティエリア内にいながら、パスを出そうとした。その後は徐々に勢いを失い、負傷交代となった」と積極性のなさを指摘した。

一方の酒井は地元紙『Hamburger Morgenpost』の採点で「4.5」がついた。

寸評では、「あれだけ多くのアクションを起こしたのだから、何かしらの結果が出てしかるべきだった。ただ、主将としてミスを恐れているかのようにも見受けられた。もう少しガッツを出して欲しい、頼む!」と、チームを引っ張る立場として、失敗を恐れずにプレーすることを強く要求されている。

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