日米球界ポスティング合意

新制度 来年オフから適用

大谷翔平=竹内紀臣撮影
大谷翔平=竹内紀臣撮影

 日本野球機構(NPB)は22日、米大リーグ機構(MLB)と協議していたポスティングシステムの改定案について、今オフに限り旧制度を適用することで大筋合意に達した。

 NPBとMLBが協議し、MLB選手会が同意することで、大筋で合意する運びとなっていたポスティングシステムの改定案。AP通信などによると、MLB選手会が21日(日本時間22日)、MLBに対して改定案に同意すると回答した。後はオーナー会議で承認されれば、発効する。

 旧制度が適用される大谷とMLB球団の交渉期間が短縮されたのは、MLB及び同選手会の「大谷の獲得球団が決まらないとMLB内のフリーエージェントでの移籍交渉が進まない」などの意向が反映された形だ。23歳の大谷はMLBと同選手会が結んだ新労使協定に沿って、米球団とはマイナー契約しか結べない。さらに移籍に伴う契約金も低く抑えられるため、新制度適用後にポスティングシステムを行使した場合は、日本の所属球団に…

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