日米球界

ポスティング合意 12月に大谷交渉の見通し

 日本野球機構(NPB)は22日、米大リーグ機構(MLB)と協議していたポスティングシステムの改定案について、今オフに限り旧制度を適用することで大筋合意に達した。日本ハム・大谷翔平(23)と西武・牧田和久(33)両投手に旧制度が適用され、大谷には特例措置も設けられた。日本ハムは同日、ポスティングシステムが発効する米東部時間12月1日(日本時間同2日)に大谷の申請を行う方針を明らかにした。【熊田明裕、谷口拓未】

 12月1日の電話によるMLBオーナー会議で改定案が承認されれば、日本ハムと西武は申請が可能となる。日本の所属球団が上限2000万ドル(約22億7000万円)の譲渡金を設定し、交渉を行う。大谷の場合、米大リーグの移籍市場の動きを考慮し、これまで30日間だった交渉期間が21日間に短縮され、12月22日(同23日)までとなり、年内に移籍先が決まる見通しとなった。交渉期間の短縮により、ポスティングシステ…

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