カテゴリ: 心に刺さる今日の言葉
秘話・伊集院静のペンネーム
作品で決まるとわかっていたからだ
(ノンフィクション作家 野地 秩嘉)
【大将の独り言】
野地氏が伊集院静さんのペンネームについて書いている。
「伊集院は立教を出た後、中堅の広告代理店に入って修業してた。そこに伊集院静(ペンネーム)という先輩のコピーライターがいてたのよ。その人がコピーを書くと、クライアントは全部、採用。ところが、その人が辞めた。会社は困る。伊集院は『おい、お前、今日から伊集院静だ』と言われて、二代目伊集院静としてコピーを書いたんや」
「伊集院は立教を出た後、中堅の広告代理店に入って修業してた。そこに伊集院静(ペンネーム)という先輩のコピーライターがいてたのよ。その人がコピーを書くと、クライアントは全部、採用。ところが、その人が辞めた。会社は困る。伊集院は『おい、お前、今日から伊集院静だ』と言われて、二代目伊集院静としてコピーを書いたんや」
作家になった頃、伊集院さんはペンネームのことで年上の編集者たちから、さんざん嫌味を言われたという。
「自分で自分に伊集院静なんて名前を付ける奴がいるか。詐欺師みたいなもんだ」
「やっぱりコピーライターだな。ウケればいいと思ってる」
こうした声ばかりだったのである。
わたし自身も同じような感想を持っていた。いくらなんでも自分に「伊集院静」はないと思った。こうした声に対して伊集院さんはひとことも反論も弁解も説明もしなかった。自分が好きでつけた名前ではないとも言わなかった。理由はわからない。だが、言い訳は余計だと考えていたのだろう。
大人の流儀
(作家 伊集院静)
【大将の独り言】
大金持ちには大金持ちなりの悩みや苦労があり、貧乏人には貧乏人なり悩みがある。
人間ですから
知識
パラドックス
自分の生きる人生を愛せ。
自分の愛する人生を生きろ。
(歌手 ボブ・マーリー)
【大将の独り言】
逆説的真実。
躊躇なく
(ミュージシャン ジョン・レノン)
【大将の独り言】
正々堂々と幸せになってやれ。