曼谷がらくた人生記

 気が付けば27年目のバンコク暮らしです。最初は民間教育援護機関の一員としての訪タイでした。一念発起なんて力んだ理由もなく成り行き任せで現地日本食レストランの大将になっていたのが24歳の時。こんなはずじゃなかったのに。そんな戸惑いからはじまった海外暮らしでした。周りに流された感はあるけど、それもまた良し。今がその時、その時が今。そんな、ありのままの自分を、思う存分楽しみながら生きています。人生、ありきたりより、ちょっとガラクタなぐらいが楽しいのだ。

2024年03月

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「ありがとう」は温かい言葉。
「ごめんなさい」は優しい言葉。

【大将の独り言】
 この2つの言葉をどれだけ使えるか。温かさ、優しさをいつも口元に。

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 暑いというよりは痛い感じ。これはもう熱波だなぁ。特に昼間の町中は半端ない暑さになります。下手に出歩かない方が良いですね。無駄に体力を消耗するだけですから。特にバイクでの移動は朝方か日が沈んでからにしています。
 ということで事務所へ向かい事務仕事をしようと思ったら、なんと室内の気温は、まさかの48度でした。温泉のお湯より熱い? あと2度で50度越えですよ。この暑さだとエアコンを付けても冷えるまで30分は辛抱しなくてはなりません。なので扇風機と併用しています。
 毎年のこととはいえ、この暑さ何とかならないかな。来週からいく日本は、まさに避暑に行く感じ。来月は電気代がどれだけ上がるんだろう。怖いなぁ。

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作家の価値はペンネームではなく
作品で決まるとわかっていたからだ
(ノンフィクション作家 野地 秩嘉)

【大将の独り言】
 野地氏が伊集院静さんのペンネームについて書いている。

 「伊集院は立教を出た後、中堅の広告代理店に入って修業してた。そこに伊集院静(ペンネーム)という先輩のコピーライターがいてたのよ。その人がコピーを書くと、クライアントは全部、採用。ところが、その人が辞めた。会社は困る。伊集院は『おい、お前、今日から伊集院静だ』と言われて、二代目伊集院静としてコピーを書いたんや」
 作家になった頃、伊集院さんはペンネームのことで年上の編集者たちから、さんざん嫌味を言われたという。
 「自分で自分に伊集院静なんて名前を付ける奴がいるか。詐欺師みたいなもんだ」
 「やっぱりコピーライターだな。ウケればいいと思ってる」

 こうした声ばかりだったのである。

 わたし自身も同じような感想を持っていた。いくらなんでも自分に「伊集院静」はないと思った。こうした声に対して伊集院さんはひとことも反論も弁解も説明もしなかった。自分が好きでつけた名前ではないとも言わなかった。理由はわからない。だが、言い訳は余計だと考えていたのだろう。

大阪お好み焼き風牛丼セット・209バーツ(857円)
すき家・ラマ4ビッグC店

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 なになに大阪お好み焼き風? これまた凄い牛丼メニューが登場したもんです。すき家さんらしいといえば、そうなんですが。果たして、どんな味なのだろう。ちょっとくどすぎるのでは? でも、物は試しです。挑戦してみました。
 確かにお好み焼き風です。普通の牛丼の上にチップ状になった生キャベツがちりばめらえており、それにお好みソースとマヨネーズか掛けられています。鰹節もかなり多めに乗せられています。
 うーーーーん、不味くはないけど、けっして旨くもないかな。面白い食べ合わせではあると思います。子供とか好きかも。なんだろう、牛丼ではなく豚丼だったら、もっとマッチしたかもしれません。牛肉にはやっぱ合わないかな。あくまでも個人的な意見ですが、もしかしたらタイ人には馬鹿受けなのかもしれません。
 しかし、すき家さん、面白いメニュー考えるよなぁ。そのチャレンジ精神はやっぱ見習わなかきゃと思います。

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人はそれぞれ事情をかかえ、平然と生きている
(作家 伊集院静)

【大将の独り言】
 大金持ちには大金持ちなりの悩みや苦労があり、貧乏人には貧乏人なり悩みがある。

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 ここのところ色々なものが値上げになっていますが……。タイ国内の空港利用料も来月4月1日から値上げになるようです。値上げ幅は30バーツ(125円)と、そう大きくはないです。ですが、もともとの利用料が国際線で700バーツ(2900円)もすることを考えると、これ以上の値上げは勘弁して欲しいです。
 エスカレーターの前に座ってスマホをいじっているだけの無意味な空港スタッフ。何か所にも配置されたチェッカーさん。どんどん機械化にして無駄な経費を削減するほうが値上げよりも先決だと思うのですが……。
 とりあえず来月からは空港の利用料が上がることは覚えておかなくては。きっと航空券を買う時に自動的に徴収されるから利用料が上がったとしても気付かないかもしれませんね。その辺の組み込み方はやっぱこの国は上手です。

【ネットニュースの記事】
 スワンナプーム空港やドンムアン空港などタイ空港公社(Airports of Thailand)が管理・運営する空港の空港使用料(空港税)はこれまで国際線700バーツ、国内線100バーツでしたが2024年4月1日に改定されます。
 それぞれ30バーツ値上げされ、国際線は730バーツ、国内線は130バーツに。対象となるのはスワンナプーム、ドンムアン、チェンマイ、チェンライ、プーケット、ハジャイの6空港。
 これ以外に、タイでは空路での出入国者に対して事前旅客情報システム料(Advance Passenger Processing User Charge)35バーツと国際線利用料(International Arrival and Departure Fee)15バーツの計50バーツを課しています。

そのため、4月1日以降にタイを出国する航空券を予約する場合は計780バーツが航空券購入時に徴収されることになります。

R (2)
「あんたっていったい、狂ってるの? 嘘つきなの?」

「狂人だとしたら、自分でわかるはずがない。
嘘つきだとしたら、相手に教えるはずがない」

【大将の独り言】
 全くその通りだ。聞くだけ無駄かな。

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知識は束縛からの解放であり、無知は人を奴隷にする
(作曲家 マイルス・デイヴィス)

【大将の独り言】
  知ることによって広がる世界がある。

ちらし寿司・280バーツ(1148円)
和食屋えん・チェンマイ 

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 去年、今年とチェンマイには続々と新しい日本食レストランが新規オープンしています。コロナ禍が明けてからの、この勢い異常ですね。タイ第二の都市とはいえ完全に過剰気味。ただ傾向としては高級店や専門店が増えているのは、これまで流れとは違います。
 そんな新規オープンのお店である「えん」さんで今日はランチを頂きました。なんと鯖丼なんかは190バーツとランチとはいえ格安の価格設定です。いくらチェンマイとはいえ、この価格で利益があるというか、やっていけるのか? 妙な心配をしてしまいますが…余計なお世話かぁ。
 今回頼んだのはちらし寿司。280バーツでお味噌汁と簡単な小鉢が付いてきます。彩りよく盛られていて、酢飯もしかり日本米。刺身も鮮度抜群。この内容でこの価格なら人気爆発でしょうね。店主はシャカリキさんで働いていたのだとか。
 日本食業界の競争は激しくなるけど、こうして色々なところで本格的な日本食が食べられるチェンマイ。これからは地方の時代かもしれませんね。頑張らねば。
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