曼谷がらくた人生記

 気が付けば27年目のバンコク暮らしです。最初は民間教育援護機関の一員としての訪タイでした。一念発起なんて力んだ理由もなく成り行き任せで現地日本食レストランの大将になっていたのが24歳の時。こんなはずじゃなかったのに。そんな戸惑いからはじまった海外暮らしでした。周りに流された感はあるけど、それもまた良し。今がその時、その時が今。そんな、ありのままの自分を、思う存分楽しみながら生きています。人生、ありきたりより、ちょっとガラクタなぐらいが楽しいのだ。

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 師走、やっぱり忙しいです。年の瀬って、やっぱせわしないですよね。そんな師走のさなかに嫁さんが実家へ帰省。お母さんの体調が悪く看病するためらしいのですが……。
 そんなこともあり、家のこと、お店のこと、あれも、これもと一段と忙しくなりました。一番はやっぱ息子の学校の送り迎えでしょうか。あたふたしてもしょうがない。終業式迄に登校するのはあと6日間。頑張ります。
 今日は行きつけの薬局で総合ビタミン剤を購入してきました。価格は236バーツ(1033円)です。コロナ前まではこの手のサプリメント、日本へ行くたびに買いだめしていました。しかし、コロナ禍の時、日本にけないのでタイで探してみたらタイにも結構サプリメントがあることが判明。輸入物はそれなりに高価ですが、よくよく探すと廉価なものもあります。日本と一緒でブランドにこだわらなきゃ安いですね。
 正直、サプリメントは薬じゃなく気休めだから……。そう思っていました。でも寝起きが良かったりと効果を体験出来ていたりもします。この総合ビタミン剤と亜鉛はやっぱ必須ですね、とくに、この師走は食事生活も乱れがちですから……。自己投資、自己管理、大事です。

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*画像ですが意図的にぼかしてあります

 感動を届けよう!僕らの歌声が作る明日~
 今日はバンコク日本人学校六年部の合唱発表会。約1時間ほどの発表会でしたが子供たちの真っすぐで一生懸命な歌声にウルッとさせられました。やっぱり良いですね合唱。今日のこの時の為に皆が一丸となって練習してきたんだなというのがヒシヒシと伝わってきます。
 低学年の時は歌う姿、その可愛さに感動しました。しかし高学年になると歌に込める気持ちや真摯さが顔の表情に現れ、またその完成度の高さにも感動させられます。成長ってこういうことか……。
 年が明けたらいよいよ卒業式。ほんとアッという間だなぁ。年の瀬の忙しい合間でしたが子供たちの歌声に感動と元気をもらったひと時でした。

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 かれこれ3年以上前から議論されていたアシアナと大韓航空の合併問題。とうとう山場を越えたようです。つまり合併が現実化してきました。やっぱりかぁという思いしかないです。
 とはいえ、今の韓国の政治情勢を見ていると両社の合併は100%とも言い切れないし、合併承認の条件を履行できるかの問題も残っています。よって大韓航空に統合されず子会社として別会社のまま運営される可能性もゼロではないと思うのです。いや、そうであって欲しいなとひそかに願っています。
 というのも大将は10年以上もアシアナのマイレージ会員であり一時はスタアラのゴールドステイタスだったこともあります。現在は残念ながら平会員ですがマイレジは15万マイル近く保有しています。
 早めに見切りを付けなければと思いつつも特典航空券の発券もほぼできないのがアシアナクラブの現状です。ネット上から検索するもまったく空席が見つからず。意図的なかもしれません。
 残された時間はアシアナが子会社として実在できる2年ほど。もう一度マイルの処理を真剣に考えなければ……。

*以下、ネット記事から

大韓航空、アシアナ航空買収完了 アジア有数の航空会社に
[ソウル  12日 ロイター] - 韓国のフラッグキャリア、大韓航空は12日、同国2位のアシアナ航空株式63.88%を取得し、子会社にしたと発表した。

買収計画は2020年11月に発表。コロナ禍で需要が急減する中、経営が悪化したアシアナ航空を大韓航空が救済する形だった。独禁当局の承認取得などが難航し、買収完了は想定以上の時間を要した。

新生大韓航空グループは、ロイターによるCiriumとOAGのデータ分析で、韓国での旅客輸送能力の半分強を占め、国際線旅客輸送能力で世界第12位、アジア有数の航空会社になる。

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 かれこれ28年目になるバンコク暮らし。すっかりタイ人化してしまっている自負はあります。でも、この暑い中で見るというか迎えるクリスマスだけは未だに違和感を感じてしまうんだよなぁ。しっくりこないというかワクワク感が湧かないというか……。
 いわゆる「三つ子の魂百までも」ってやつなのかな。子供の頃の経験はやっぱり一生引きずるもんですね。なにせ幼少期の頃はクリスマスとお正月というのは一年で一番ワクワクして心待ちにしていたし、楽しかった思いでしかありません。吐く息が白くなり、ほっぺを赤く染めながら外遊びした子供の頃の12月。雪が降ってホワイトクリスマスになった日もありました。コタツに潜って食べたミカンも旨かったなぁ。
 あのムードというか雰囲気はこの暑いバンコクでは湧いてこないですね。気温は今日も32度。仏教国というのもあるんだろうなぁ。とりあえずイルミネーションの美しさには癒されてはいますが。
 逆にタイ生まれタイ育ちの息子は将来、日本でクリスマスを迎えることがあったら、どう感じるんだろう。そんなしょうもないことを考えながら雑踏に続くバンコクの人並みにもまれた師走の午後でした。

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 勢いづいて事務所の大掃除をはじめたのは良かったのですが……。あ~でもない、こ~でもいないと引っ張り出してはしまい、しまっては引っ張り出しの連続。ふぅ~どうしよう。なんか収拾がつかなくなってしまいました。
 30分ほど休憩して悟ったというか気付いたのは物が多すぎるということ。まずは掃除というより、要らないものの処分だな。要るか要らないかの分別をして、しっかり破棄する。破棄が終わったら、それから掃除をすれば良いのです。
 こうして頭ではわかっていても行動に移すのは安易じゃないだなぁ。断捨離ってやつなんだけど迷うのよ。特に本とかは捨てられない。これは自分の性格の問題ですね。無理しすぎも良くないし。
 とりあえず今日は分別だけ済ませてしまおう。掃除は来週に持ちこしです。

カオ・カァー・ムゥー(豚足煮込みご飯)・55バーツ(230円)
フードコート ビッグCラマ9

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 最近、ちょっとばかり冷え込むようになったバンコク。とはいえ気温は28度です。寒いまではいかず、デブにとてってはエアコンをつけるか、つけないか迷ってしまうのが悩ましいところ。実際には昼間はエアコンをつけて夜は扇風機という感じで過ごしてます。少しは節電できてるかな。
 さてさて今日のランチはタイ飯でした。休み明けで忙しい合間を縫ってのランチはフードコートが便利。価格は昔に比べ上がっていますが、それでも廉価なのは間違いありません。
 トロトロに煮込まれた豚足。こってりしてそうで、実はそうでもないです。生のニンニクと一緒に食べるのが美味。スタミナ付きます。煮卵も旨し。大将は最初に食べてしまう派です。
 ワンプレートで満足度が高いタイ飯の代表格カオ・カァ・ムゥーは辛くないので大好き。タイに最初来た時から食べているタイ料理です。今では55バーツ(230円)と高くなりましたが、それでもまだまだ安かいな。御馳走様でした。
 

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 かれこれ今回で3回目のぺブリ通りにある床屋さん。たまたまかもしれませんが何時行っても空いていてすぐに切ってくれるのが嬉しいです。バイクは店頭に停められて駐車違反で切符を切られる心配も無用。それでいて調髪代が100バーツ(438円)と格安なのがうれしいところ。
 なんと今回は息子も一緒です。親子で髪を切ってきました。子供はなんと80バーツ(350円)とさらに安くなります。カットだけで洗髪はないとはいえ、この安さは凄いなと思います。ちょっと申し訳ないぐらい。なので40バーツのチップを渡すようにしています。
 これまで通っていた床屋さんは350バーツ(1533円)ほどでしたが、それでも日本に比べれば安いと思っていました。
 トンローの駅前にも120バーツでカットしてくれる理髪店があるのですが混んでいて大概30分待ちです。そしてバイクを停める場所がなく無理に停めると駐車違反の切符を切られます。
 今通っている床屋さんは、ある意味穴場ですね。安い分、以前より切る頻度が増えますが、しばらくは通うと思います。

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 えっつ、もう加算されてる。早い。早すぎだろう。
 何気にホームベースであるタイ国際航空のマイレージの履歴確認をしていたらた中国国際航空のマイレージが既に加算されていてビックリした大将でした。
 同じアライアンスとはいえパートナー会社のマイレージ加算は時間が掛かることが多いです。というか、それが普通なのですが、今回の中国国際航空の場合は搭乗から5日もしないスピードでタイ国際航空の口座に加算されていました。
 正直、中国国際航空がスターアライアンス加盟というのも、どうなのかなと、ちょっとした不信感を感じていました。エアーインディアもそうです。ですから、マイル加算に関しても期待度は低いかったのですが良い意味で期待を裏切られた感じです。
 しかも今回利用した中国国際航空のクラスはTクラスで通常だとマイル加算対象外になるぐらい安いクラスです。しかし、タイ国際航空付けだと50%加算してくれます。バンコクから羽田を往復で3,372マイルの加算は馬鹿になりません。しかも、搭乗から1週間も経たずに加算されているのです。
 もう一つ吃驚したのが23キロまでの荷物が2個まで無料だったこと。預け荷物に関しては人によるとは思いますが、これも有難いポイントです。
 確かにサービスとかの期待はできないけど機内食や機材はそれなりでマイル加算のことを考えるコスパは決して悪くないというのが今回はじめて中国国際航空を利用しての感想です。いつまでこの価格帯で購入できるかわかりませんが中国国際航空を使う価値はあると大将は思います。

*中国国際航空のチケット代は14160バーツでした。(60620円)

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 旨い!なんなんだろう。このググっとくる旨さは? はじめて食べる味だけに言葉にしようがないのですが、滋養溢れるうまさというか不思議な味わいです。日本で友人からもらったエゾシカの肉をシチューにしてみたのですが出来の良さにちょっと歓喜してしまった大将でした。
 正直、野菜の量や煮込み時間は適当でこだわったのはブランデーを惜しみなく入れ込んだことぐらいでしょうか。まさかエゾシカのシチューがここまでおいしいとはビックリ。きっと素材が良かったのかもしれません。
 北海道の函館の山で今年獲れたエゾシカ肉のようです。ベテランの猟師さんなので獲った際の下処理も良かったのだと思います。日本でもなかなか手に入らない天然のエゾシカ肉。まさかタイで食べることができるとは。
 祭日のお昼時でしたがメイも息子もおいしいと喜んで食べてくれました。こういったグルメもたまにはいいもんですね。

*注意:お店では出しておりません。
  

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 なんか、ちょっと物足りない感じです。午後2時発のフライトなので軽食扱いだからでしょうか。往路のバンコクから羽田間の機内食がしっかりした感じだったので、今回はちょっと拍子抜けしました。
 とはいえメインをおさかな系の和食にしたのは正解。良い感じで煮込まれた煮魚はホッとする味わいでした。帆立も入っています。さすが日本での積み込み料理です。ご飯の量も多めで品数は少ないけど見た目以上に満足できる機内食でした。
 中華風春雨サラダもおいしかった。デザートも甘すぎず上品。朝食じゃないのにヨーグルトが付いてきたのがちょっと???って思いました。

【搭乗日24年12月3日】
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