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回答(3件)
ディーゼル車の「黒煙(スモーク値)」が車検ギリギリ(48/50など)というのは、エンジンの燃焼効率や吸排気系の汚れが主な原因です。 車検を通すための現実的で効果のある対策を説明します。 1. 検査直前の暖気 測定は「空ぶかし」で行われます(アイドリングから一気にレッドゾーン近くまで回す)。 エンジンが冷えていると黒煙が出やすくなります。 → 検査直前は必ず十分に暖気運転をしておくことが大事です。 2. 走行によるスス焼き(有効) 「高速を4速70kmで1時間」は非常に有効です。 理由: 高回転・高温で排気温度が上がり、燃焼室・ターボ・マフラー内のススが焼け落ちます。 DPF非搭載の古い車なら特に、これが最も簡単で即効性があります。 ポイント: 4速固定で3000rpm前後を30〜60分維持(排気温度を上げる) 渋滞やエンジンブレーキでは意味がないので、一定負荷走行が理想。 3. 燃料添加剤(かなり効果あり) 燃焼をクリーンにする添加剤を1タンク前から入れておくのも効果大です。 おすすめ実績例(※いずれもディーゼル対応): ワコーズ「フューエルワン」 リキモリ「ディーゼル・スス除去剤(Diesel Purge)」 スーパーゾイル・ディーゼルクリーナー 方法: 車検の1〜2週間前に満タン時へ添加。 その後、しっかり走行(高回転維持)して燃焼室を清浄化。 検査前に新しい軽油を少し足して混ぜると安定。 4. 吸気系・EGR清掃(中期的対策) 長期的に見ると、黒煙の主因は「EGR系のカーボン詰まり」と「吸気ポート汚れ」です。 もし整備に慣れているなら EGRバルブ清掃 インテークマニホールド内部洗浄 ブローバイホース点検(オイルで詰まりやすい) これらを行うと数値が10〜20近く改善する例もあります。 5. 燃料・軽油の選び方 「寒冷地軽油は意味あるのか?」 → 寒冷地軽油(J2やJ3)は流動点が低いだけで、燃焼性自体はほぼ同じ。 そのため黒煙対策としての意味はありません。 6. オイル交換時期も重要 ディーゼルはオイル劣化=燃焼悪化=黒煙増加に直結します。 古いオイルは燃焼ガスを通しやすくし、ススが増えます。 → 車検前にオイル&フィルター交換を強く推奨します。 7. 最終手段:スモーク測定直前の工夫 測定前に5分間しっかり空ぶかし(2000〜3000rpm)して温度を上げておく。 エンジン内部を「濃い燃焼」でクリアにしておく。 検査直前にエンジンを切らず、アイドリング状態で待機。 これで黒煙値が5〜10程度下がることもあります。 ●アドバイス 簡単に出来そうなのは上記の内 ・測定前にエンジンの温度を上げておく ・燃料添加剤を添加後、走行によるスス焼き ・車検直前のオイル交換 です。 これだけでも十分な効果があると思います。
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燃料添加剤の中に黒煙防止をうたっているものがあります。 軽油・ディーゼル車用ですよ。 これを燃料に入れて、初めは各触媒などにいきわたるように低速で。といっても流れに合わせていつもより、安全な速度でというくらいです。できらた距離にして20~30キロ。私の感覚的なものになりますけど。 そのあと200キロ(距離です。速度ではありません!)くらい、おっしゃるようにちょっとふかし気味に走行したら、効果があると思います。 満タンに1本より、半分くらいに1本が効果が高まるかも知れません。
ギリギリなら通せます。マフラーのタイコ内部に検査で吹かすと余計に出て来る分の煤は必ずありますので、高圧洗浄機でテールパイプから水を入れて吹かして放り出すを何回か繰り返してやれば次第に水に混ざる煤が少なくなって来ます。それで必ず良くなります。