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大そうじへの備え
high190.hatenablog.com
high190です。 今ブックマークを集めている記事があります。 www.ki1tos.com 拝読して「うーむなるほど。学部卒からストレートで大学院に進学して博士号を取得してからキャリアを積んで大学教員になるというキャリアパスだけではなく、学卒または修士卒で企業等に勤める人が博士号を取得して活躍している実例があまり知られていないのかもしれない。」と感じました。 私の狭い観測範囲ではありますが、企業に勤めながら博士号を取得して、学位を活用して活躍されている方として取り上げたい人がいます。日刊工業新聞社の科学技術部論説委員兼編集委員の山本佳世子さんです。 newswitch.jp 山本さんは学部卒業後、修士号を取得して日刊工業新聞社で記者として活動されてきました。国立大学法人化後の産学連携担当をきっかけに東京農工大学で博士号を取得され、現在では恐らく日本で最も読み応えのある産学連携関係の記事
※更新情報 大阪大学を追加(2020/12/17) high190です。 大学での業務改善のあり方は自分なりに色々考えて実践してきましたが、自分の職場に導入できないかと思っているのがRPA(Robotic Process Automation)です。2018年の東北大学開催セミナーにも参加して情報収集して基礎的なことを勉強していました。 high190.hatenablog.com 業務改善にRPAを活用している大学がどの程度あるかリスト化しました。導入範囲は小規模・大規模問わず導入例があればリストに追加し、新着情報があれば随時追加します。 国立大学 茨城大学(IT基盤センター) *1 大阪大学(2020/12/17追加)*2 大阪教育大学 岡山大学 筑波大学*3 静岡大学(2020/05/20追加) 東北大学*4 徳島大学*5 長崎大学*6 名古屋大学(名古屋大学病院) 三重大学*7 山
high190です。 政府による「働き方改革」政策で年間5日の有給取得が義務化*1されたこともあり、ワークスタイル変革が個人・組織の両方に求められています。 www.mhlw.go.jp 個別の大学でも業務改善に取り組んでいる事例があり、成果を挙げつつあるようです。 www.obirin.jp 近年「大学職員は楽で高給」という言説をWeb上で目にしますが、ほとんどの大学は従業員数ベースでみれば中小企業です。また、学校は行政との関係が深い組織ですので、紙媒体でのやり取りが主流で、システム化による業務改善が進んでいる学校はまだ少数でしょう。また、日本の大学はほぼ18歳人口を主要な進学者として受け入れており、リカレント教育の重要性が叫ばれつつも雇用のあり方がメンバーシップ型からジョブ型に転換しない限り、今後も同じような構造に置かれます。 つまりパイの奪い合いが激化するので「楽で高給」は誤りです。
high190です。 11月9日(金)に東北大学で開催された標記セミナーに参加しました。参加記録のメモを公開します。 RPA(Robotic Process Automation)の大学業務への活用は、労働力減少や業務効率向上に直接的効果があるものとして、現在の大学業界でホットトピックのひとつです。大学での具体的な活用どう行えるのかを知りたくセミナーに参加しました。以下は記録メモです。主観が入っていること、内容に誤りが含まれる可能性があることを予めご了承ください。 www.ihe.tohoku.ac.jp 開会挨拶:齋藤仁(東北大学事務機構長) 高等教育を取り巻く外部環境の変化に伴い、東北大学でも事務改革の必要性が内外から指摘されている。そうした折、高度教養教育・学生支援機構の大森先生からセミナーの案内が来たので、事務機構も協力する形での開催となった。大学の事務職員に求められる成果の達成に
※2023/11/26更新 国立公文書館「大学設置認可等に係る文書の決裁について〔取扱〕(昭和51年09月30日)」、「新制大学設置認可に関する基本要項」、「大学設置認可申請について(昭和23年04月07日・学校教育局長より公立私立専門学校長宛)」を追加 high190です。 職員人生の大きなターニングポイントが設置認可申請業務を担当したことでした。業務を通じて大学制度を幅広く実践的に学ぶことができましたし、大学設置基準に代表される関係法令を読み解く訓練にも繋がりました。業務自体は結構大変ですが、大学職員として学べることが多く、これからも学び続けたいです。実務的には以下の文部科学省関係資料に目を通すことが重要です。 申請・届出書類作成の手引、記入様式など:文部科学省 大学設置等に関する事務担当者説明会:文部科学省 大学の設置認可申請・届出の状況について:文部科学省 学校法人の寄附行為の認可
high190です。 現在、個人的な事情(具体的には研修のために)カナダの高等教育について調べています。 www.timeshighereducation.com 日本ではアメリカの高等教育事例は学術的なものから留学情報まで様々なメディアで報じられていますが、あまりカナダの取り組みは聞こえてこないように思えます。(私の不勉強も一因とは思うのですが) しかし、THEランキングなどを眺めると世界的に優れていると評価される大学が多いことが分かります。カナダは「高等教育大国」の米国の隣で、どのように高等教育を行なっているのか、また大学間の連携はどうなっているのか。加えて、大学経営の戦略計画・IR・質保証との関係性など、興味は尽きません。本当に基礎的な部分でしかないのですが、いくつかの資料を読みながら大枠だけでも早いうちに掴んでおきたいと思っています。 質保証関係 カナダおよび先進諸国の教育専念教員
high190です。 5/27,28の二日間、東北大学で開催された日本高等教育学会の第20回大会に参加しました。私は会員ではないのですが、大会のみに参加する事は可能という事で大学教育学会、大学行政管理学会に続いて学会に参加してきた記録です。以下の記録についてはhigh190が各講演者の発表等を聞きながら内容をまとめたものですので、予めご了承下さい。 日本高等教育学会第20回大会 Day1(2017-05-27)自由研究発表Ⅰ・Ⅱ 現代の大学教育における「教養」概念の一考察-教養系学部の基本情報の分析を通じて-(玉川大学 栗原郁太 氏) 「教養」「リベラルアーツ」の定義にまつわる議論は多くあり、多義性と一般性を併せ持つマジックワードに。意味が拡散・整理しにくい。 全国大学一覧、大学ポートレート、各大学のWEBからデータを収集してKH Coderで計量テキスト分析。 学位に着目して関連する概念
high190です。 このブログを書き始めたのは2006年の10月30日、社会人2年目の頃でした。 当時は東京にいて仕事をしていましたが、ブログが流行ったりWeb2.0が全盛期で様々なサービスが日々生み出されていく刺激的な環境であった事を、ついこの間のように思い出します。当時、マイスターと名乗られていた倉部史記さんのブログ「俺の職場は大学キャンパス」(現在は大学プロデューサーズ・ノートに改称)*1に触発されてブログを書き始めました。自分なりに自己表現の場としてブログを始めてみた訳ですが、かれこれ書き続けていくうちに色々な気づきがあり、続けてみること10年、あっという間に時間が過ぎていました。 high190.hatenablog.com 文章を書き連ねるという行為自体にさほどの意味は無いのかも知れませんが、続けていくうちに色々な人との繋がりができ、その繋がりができた源泉は何だったかと思うと
high190です。 5月21日(土)に東北学院大学で開催された標記のイベントに参加してきました。今年で大学行政管理学会は創立20周年を迎えるとのことで、今回は東北地区の記念イベントとして「地方創生と大学の役割」と題したシンポジウムが開催された次第です。 今回も参加した内容をまとめてみました。理解違いなどがある可能性がありますので、予めご了承下さい。 JUAM20周年記念企画 シンポジウム 「地方創生と大学の役割」 東北地区研究会開催のご案内 会場校挨拶:東北学院大学学長室長 阿部重樹氏 地方創生が世間的に知られたのは、増田寛也氏の「地方消滅」という書籍ではないかと思う。 女性の出産年齢の上昇、若年女性の社会的移動が地方自治体の消滅に繋がると指摘。地方の大学が少子化、地元出身者の県外流出などに対処するためには、地域社会との連携・信頼関係の構築が不可欠である。 COC事業の直前に、大学は地域
high190です。 今日は引用文献などは無くて、high190の友人から聞いて面白いなと思った言葉をご紹介したいと思います。その友人は大学業界とは関係のない、日本を代表する企業で働く人です。 その人が言っていたことで印象に残ったことは「不完全な組織の方が組織を超越する人材が出やすい」ということです。 具体的にはどういうことなのか、と私が聞いてみたところ友人は「完成された組織では、組織の枠を飛び越えるような人材は出にくい。それは組織内で人材育成やキャリアパスなどの方向性が定まっていて、そういった組織では組織を飛び越えていけるようなイノベーティブな人材は出てくる余地が生まれにくいように思う」という回答でした。確かに規模の大きい組織であれば、そういった既存の価値を否定して新しい価値を提供できるような人材(ある意味において組織の「異端児」)は生まれにくいのかもしれません。昇進のために組織内の人々
high190です。 遅くなりましたが今年もよろしくお願いいたします。何かと変化の大きい年になりそうですが、今年も1年自己研鑽のためになるべく多くの記事を書けるように頑張りたいと思います。 今回も拝聴した内容について、簡単に所感をまとめてみましたが、理解違いなどがある可能性がありますので、悪しからずご了承下さい。 2015年度大学職員フォーラム 今後の大学職員の役割と課題-大学職員における『高度専門職』の議論をめぐって-(出典:高等教育研究会) 主催者あいさつ:高等教育研究会・大学職員フォーラム世話人 代表 三上宏平氏(立命館大学) フォーラムの開催趣旨・進行について:コーディネーター 中元崇氏(京都大学医学研究科教務・学生支援室) 基調講演『専門的職員』、『高度専門職』を巡る検討経緯と日本の大学職員の『専門性』 菊池芳明氏(横浜市立大学) これまで日本においては、「大学職員」のあり方を考
high190です。 9月5日(土)、6日(日)の2日間、大阪の関西大学千里山キャンパスで開催された大学行政管理学会の定期総会・研究集会に参加しました。今年の全体テーマは、「未来の社会を元気にするために大学ができること」です。全2日間のプログラムで、1日目は定期総会、基調講演、懇親会が開催され、2日目はワークショップ、研究・事例研究発表が行われました。今回もhigh190が参加したセッションについて、所感をまとめてみました。内容が多いので今日は1日目のプログラムに関してのまとめです。理解違いなどがある可能性がありますので、悪しからずご了承下さい。昨年度以前の参加記録もお知らせしておきます。*1 *2 *3 *4 第19回定期総会・研究集会(出典:大学行政管理学会Webサイト) 1.開催校理事長講演「この伝統を、超える未来を。〜関西大学 創立130周年〜」(学校法人関西大学 理事長・池内啓三
high190です。 大学のリアルな実態を明らかにする調査として、すっかり定着した感のある読売新聞社の「大学の実力」ですが、これまで紙面でしか見られなかった各大学の状況をWEB上で確認できるサイトを構築されたようですので、本ブログでも取り上げたいと思います。 「大学の実力」検索(出典:読売教育ネットワーク) 大学は大きく変わっています。親御さんや進路指導の先生がご存知の大学ではありません。最も大きく変わったのは、教育です。 2人に1人が進学する時代ですから、学ぶ意欲のない人も珍しくありません。そういう学生をぴかぴかに磨き上げ、社会に送り出すため、大学が教育の見直しに取り組み、情報公開を進めています。 そんな時代だからこそ、偏差値や知名度より教育の中身で!2008年から始まった読売新聞の「大学の実力」調査が、あなたの選択をサポートします。 公表されたので、早速使ってみたのですが、複数の大学を
high190です。 現在、学校教育法の改正に絡んで内部規則等の総点検を全国の大学が実施しているところだと思います。 直接的には内部規則等の総点検に関わらないのですが、9月2日に開催された実務説明会の議事録に興味深い内容が記載されていました。 ※更新情報 青森公立大学、滋賀県立大学、兵庫県立大学、長崎県立大学、長野大学、昭和大学、摂南大学、学校法人日本大学理事会・評議員会を追加(2023/06/15)、リンク修正 学校教育法及び国立大学法人法等の改正に関する実務説明会(議事録)(出典:文部科学省) 学校教育法改正関連(P.22) 教授会の役割についてはなかなか一般の方に明らかでないという部分がございます。もちろん学生の入学の審査とか教員の資格審査とか,個人情報に関する部分もたくさんあるとは存じますけれども,一部の大学では議事の次第や議事概要等をホームページで公表しているようなところもござい
high190です。 3月27日付で中央教育審議会から「実践的な職業教育を行う新たな高等教育機関の在り方について(審議のまとめ)」が公表されましたが、*1その6日後に経済同友会から、大学教育に対する提言が公表されています。提言では、グローバル社会・経済の中で、日本の置かれた状況を踏まえ、求める人材像を示し、求める人材の育成に向けて、企業、大学がなすべきことを提案することが目的として掲げられています。この提言の中に「大学職員の資質能力向上」についての記述がありましたので、こちらを職員の目線から読み解いていきたいと思います。 これからの企業・社会が求める人材像と大学への期待〜個人の資質能力を高め、組織を活かした競争力の向上〜(出典:経済同友会 2015/04/02) (上記提言から関連部分を抜粋、強調部分は筆者による) 大学職員の資質能力向上 大学においてこれまで以上に高い資質能力の人材育成が
high190です。 3月28日(土)に開催された標記のシンポジウムに参加してきました。東大の大学経営・政策コースといえば大学職員なら一度は聞いたことがある大学院ではないかと思います。過去にこのブログでも取り上げさせてもらいましたし、*1知人に修了生がいるので参加するのが楽しみなイベントでした。今回も内容について、簡単に所感をまとめてみましたが、理解違いなどがある可能性がありますので、悪しからずご了承下さい。 大学経営・政策コース設立10周年記念シンポジウム「大学経営・政策人材と大学院教育」(出典:東京大学大学院教育学研究科大学経営・政策コース) 開会の辞 山本清氏(東京大学大学院教育学研究科大学経営・政策コース教授) コース開設10年目。元々は修了生とコースが共催する大学経営・政策フォーラムを開催する運びになった。 開催に当たって申し上げたいのは、本コースはビジネススクールでもなくポリシ
high190です。 平成27年2月28日〜3月1日の2日間で同志社大学にて開催されたフォーラムに参加してきました。 このフォーラムは全国で開催されるFD関係イベントでも最大級のもので、私も2回目の参加になります。今回もhigh190が参加したセッションについて、所感をまとめてみました。分量が多いので1日目のプログラムに関して先にまとめます。理解違いなどがある可能性がありますので、悪しからずご了承下さい。 第20回FDフォーラム(出典:大学コンソーシアム京都) シンポジウム「学修支援を問う〜何のために、何をどこまでやるべきか〜」 コーディネーター 村上正行氏(京都外国語大学マルチメディア教育センター准教授) シンポジスト 日向野幹也氏(立教大学経営学部教授・リーダーシップ研究所所長) 溝上慎一氏(京都大学高等教育研究開発推進センター大学院教育学研究科教授) 浜島幸司氏(同志社大学学習支援・
high190です。 遅くなりましたが、2015年もどうぞよろしくお願いいたします。今年も自分のペースではありますが継続してブログを書きたいと思っています。 昨今、日本でのIR導入が急速に進展していますが、どの大学にIR組織が置かれているか明らかになっていないので、大学IR組織のリストを作成しました。設置有無の根拠は当該大学のWEB公開資料で確認できる場合に限りました。よって"IR"の名称は使っていないが、実質的にIR機能を有す大学はカバーしきれていません。リストは継続整備しますので、追加情報があればブログのコメント又はTwitterなどでお知らせ下さい。 ※更新情報 明治薬科大学IR室を追加(2021/07/27) 国立大学 秋田大学評価・IRセンター(2017/08/02) 旭川医科大学IR室(2018/05/30追加) 茨城大学大学戦略・IR室*1 宇都宮大学 大学教育推進機構 教学
high190です。 最近では他の大学職員ブロガーの皆さんから刺激を受けて、記事の内容を色々考えたり出来るので楽しいです。松宮慎治さんが「ネットによる知の変化と教養―大学教育学会 課題研究集会に参加して(2)―」という興味深い記事を書かれていましたので、*1記事を引用しながらウェブの進化を大学職員目線で振り返ってみようと思います。 1."The Machine is Us/ing Us"に衝撃を受ける こちらの動画は2007年に公開されたもので、当時はWEBの進化を"Web2.0"などと表現していました。(最近はあまり聞かなくなりましたね) 梅田望夫さんが「ウェブ進化論」を書かれたのが2006年ですから、ブログやソーシャルメディアが興隆し始めてきた頃だと思います。私は当時ブログを始めたばかりでしたが、Twitterは2007年5月に、*2Facebookもその頃に始めました。今までとは違う
最近参加した外部研修のほとんどがIRに偏ってる気がするhigh190です。 さて、今回は日本私立大学協会・附置私学高等教育研究所が主催する公開研究会に参加してきました。この研究会には過去にも2度ほど参加させていただいて、いい勉強になりましたので、今回も参加するのが楽しみでした。*1 *2 ※2015/04/14追記 当日の配付資料がWEB公開されたので、あわせてお知らせします。*3 公開研究会「学生調査とIR」(出典:日本私立大学協会・附置私学高等教育研究所) 大学の果たすべき役割に対する社会の期待はますます大きくなっており、このため、近年大学のガバナンス改革の進展と教学マネジメントの一層の改善・充実が強く求められるようになってきています。そのためには、データにもとづく意思決定が不可欠になっており、こうした高等教育の現状を反映して、IRの必要性が指摘され、多くの大学がIR部門を設置するよう
high190です。 10月5日(日)に中野サンプラザで行われた若手大学職員勉強会"Greenhorn Network"の10周年記念イベントに参加してきました。この勉強会は私が職員になって3年目から参加させてもらっていて、「大学を良くしたい!」と願う他大学の若手職員と多く出会うことができた大切な勉強会です。設立10周年記念ということで、是非参加したいと思い、中野まで足を運んできました。 Greenhorn Network10周年記念「大感謝祭」若手大学職員シンポジウム/大学職員”大”交流会(出典:Greenhorn Network) 基調講演「今後の日本の大学の将来像と若手大学職員」 小林浩氏(リクルート進学総研所長、リクルート『カレッジマネジメント』編集長) 日本の高等教育全体の動向と若手大学職員のキャリアについての話。予測が難しい未来がやってくる。大学創設時のミッションが、時を経て現
high190です。 毎年恒例のTimes Higher Educationの世界大学ランキングが公表されました。今年は日本国内で「スーパーグローバル大学」が採択されるなど、*1今まで以上に大学ランキングを意識した形での政策誘導も行われていますが、日本の大学はどのような順位になっているでしょうか。過年度の結果はこちらからご覧いただけます。*2 *3 *4 *5 The Times Higher Education World University Rankings 2014-2015(出典:Times Higher Educaiton) 23位 東京大学(昨年23位) 59位 京都大学(昨年52位) 141位 東京工業大学(昨年125位) 157位 大阪大学(昨年144位) 165位 東北大学(昨年150位) 226-250位 名古屋大学、首都大学東京(昨年201〜225位圏内) 276-
high190です。 昨日、大学マネジメント研究会が主催する講演会「IRとは何か?戦略的大学経営とIRの効果的な実践」を聴いてきましたので、ログをまとめておきたいと思います。講演者は、ポストセカンダリーアナリティックスの柳浦猛氏です。柳浦さんは米国の大学や行政でIRに関わる仕事をされている方で、日本に向けたIRの提言を数多くなされています。私のブログでも記事を何回か引用させていただきました。*1その他、柳浦さんがこれまで発表された資料等はこちらから閲覧できます。*2 実務に関わられている方のお話ということで非常に興味深く拝聴しました。あわせて他のブログでも記事になっていますので、こちらもご参照下さい。*3 9/25(木)第29回マネ研サロン「IRとは何か?−戦略的大学経営とIRの効果的な実践」(出典:大学マネジメント研究会) アメリカの大学の危機対応パターン 投資拡大型 オンラインコース提
high190です。 東北学院大学で開催された大学行政管理学会の定期総会・研究集会の2日目(9/7)の参加記録です。1日目はこちらからご覧下さい。*1今回もhigh190が参加したセッションについて、所感をまとめてみました。理解違いなどがある可能性がありますので、悪しからずご了承下さい。 一昨年、昨年のまとめ記事はこちらです。*2 *3 第18回定期総会・研究集会(出典:大学行政管理学会Webサイト) 1.シンポジウム「東北から、今、未来に伝えたいこと」 仙北谷穂高氏(大学行政管理学会常務理事/國學院大學教学事務部次長)がコーティネーター。パネリストから発表があった後、ディスカッション。 後藤好邦氏(東北まちづくりオフサイトミーティング*4(山形市役所職員)) コンセプト「敷居は低く、されど志は高く」定期的な勉強会、学び・学び合いの機会を提供。インプット+アウトプットの活動へ。ネットワーク
high190です。 今年も読売新聞が実施する「大学の実力」調査の結果が7月9日、10日の2日間に渡って紙面に掲載されました。大学関係者のみならず、社会的にも大きな注目を集めている調査ですが、公表された調査結果を具体的に大学改革へと活かしている大学も多くあるのではないかと思います。 また、この調査によって大きな注目を集めたのが大学の退学率と就職率です。大学からすると退学率は公表したくない指標のひとつではありましたが、この調査を通じて現在では多くの大学が退学率を公表するようになっています。今年の10月から稼働予定の大学ポートレート*1においては中途退学者数、留年者数等は公表項目から除外*2されていますが、いずれ公表が必須となるのではないか?と予想しているところです。そういった意味でも大学・受験生にとっても重要な指標である退学率ですが、読売新聞の調査データを基に社会科学系の学部*3で偏差値と退
high190です。 以前からこのブログでもお知らせしてきた墨田区の大学公募事業ですが、*1 *2昨年度から今年度にかけて事業に進捗があったようです。 墨田区 大学誘致 11月に決定(出典:建通新聞 2014/03/10) 墨田区は旧西吾嬬小学校(文花1ノ20ノ7)と旧曳舟中学校(文花1ノ18ノ6)の跡地への四年制大学誘致事業について、11月に大学を正式決定する方針だ。現段階で大学名は未公表だが関東地域の私立大学1校と交渉を進めているという。 今年の11月に進出大学を決定する方向で検討が進んでいるようです。この時点では進出事業者は「関東地域の私立大学1校」ということで情報が出ています。あわせて、今年2月13日に行われた平成26年第1回区議会定例会では山崎昇墨田区長が大学誘致の進捗状況を報告していますが、文部科学省が今年度から実施する「スーパーグローバル大学*3」への採択を目指している大学で
high190です。 平成23年8月5日に公表された「大学における教育情報の活用・公表に関する中間まとめ」*1を踏まえて、大学や大学団体等の教育情報の活用・公表のための共通基盤としての「大学ポートレート(仮称)」の整備に向けて準備委員会*2が立ち上がり、平成26年度からの運用開始を目指して検討が行われてきました。しかしながら、今年度から大学ポートレートが開始されるにも関わらず、具体的にどのような動きがあるのか、あまり情報が出てこないままだったかと思います。 3月中旬に日本私立学校振興・共催事業団(以下「私学事業団」という。)のサイトでも大学ポートレートについてのページが公表されましたので、関係する内容を踏まえながら現在の状況を見ていきたいと思います。 大学ポートレート(私学版)についてのお知らせ(出典:日本私立学校振興・共催事業団) ○大学ポートレート(私学版)検討の経緯のご説明 私学事業
high190です。 ご報告がだいぶ遅れてしまいましたが、2月6日(木)、7日(金)に東京の国立情報学研究所で行われたJAIRO Cloud説明・講習会に参加してきました。私は初日のみ参加でしたが、勉強になったので、当日の様子をまとめておきたいと思います。 ちなみにJAIRO Cloudとは国立情報学研究所が提供する共用リポジトリサービスのことです。リポジトリとは「大学とその構成員が創造したデジタル資料の管理や発信を行うために,大学がそのコミュニティの構成員に提供する一連のサービス」という定義がなされているようです。*1平成25年4月1日に施行された学位規則の改正によって、今まで印刷公表とされていた博士論文の公表方法がインターネットを利用した公表と改められたことにより、*2にわかに大学関係者を賑わす話題になりました。 リポジトリ構築の背景にはオープンアクセスの進展や学術情報基盤の整備など、
high190です。 1月11日(土)に京都の池坊短期大学で開催された2013年度大学職員フォーラムに参加してきました。4年連続で参加しているイベントですが、今年のテーマは「大学職員個人の自発的活動・ネットワークはどのように大学を変えるのか?」ということで、個人でブログを書いている私にはとても興味深いテーマ設定でした。今回もhigh190が重要と思った内容をまとめておきます。既にTogetterとブログにまとめて下さった方がおられますので、こちらも是非ご覧いただければと思います。*1 *2 大学職員個人の自発的活動・ネットワークはどのように大学を変えるのか?−公的な組織・業務に対する個人の視点・ネットワークでの仕掛けを考える−(出典:高等教育研究会 PDFファイル) 近年、若手職員を中心に、大学職員の自発的活動(学内の有志による勉強会、あるいは学外とのネットワーク)が盛んになりつつあります
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