2025-07-20

学園アイドルマスターというゲーム

萌えゲーと言えばいいのかギャルゲーと言えばいいのか分からないが、この手のゲームを初めて触った

匿名感想を投下できそうなのはここしかないので、お目汚し失礼する




始めたきっか

Xで学マス関連の漫画がちょこちょこ流れてきていて、とにかく個性的キャラが居るということで興味がないわけではなかった

ただ自分自身、実際昔インストールたこの手のゲームでそれ自体のつまらなさとイラスト露出の多さ、奇怪な乳房の大きさに当惑して一瞬で辞めた経験から手を出さなかった


しかしながらどうやら育成レベルに応じて歌とダンス差分があるらしいことからリアル志向であることが窺えることや、学園が舞台であることから露出や過度に誇張された女体に嫌気が差すようなことにはならないだろうという安心感があった

楽曲も名だたるメンバーが揃っていて全体的にかなり気合が入っているのを感じ、物は試しとインストールに至る

遊んでみる

アイドルマスターシリーズは未プレイで、ニコニコ音MADやらなんやらで断片だけ知っている程度

スマホアイドルマスター音ゲーイメージだったので、インストールするまではどんなゲームか知らなかった(ちなみに音ゲーだったらその時点でアンインストールしていると思う)



ゲーム内容をざっくり説明すると、アイドルごとに伸びやすさが違う3つのパラメーターがあり、レッスンなどでそれらを必要水準まで上げて試験合格するのが目標

レッスンや試験スコアアタック形式で、初期デッキ+アイドル固有カード+レッスンなどで入手できるカードデッキを組み上げていくローグライト×カードゲームのようなシステムである

(実際にはさらカードの持ち込みやアイテムサポートなど複数の要素が絡み合うのだがここでは省略する)





──そして、これがめちゃくちゃに面白かった

俺を1番駆り立てたのは、PLv(プロデューサーレベル、他のゲームで言うところのランク)を上げることで新たなカードが開放される点だ

強いカードを1枚解放するとそれとシナジーする既存カードもパワーが上がって想定よりもゴリゴリスコアが伸びる

もともとモンハンやVampire Survivorsのようなやればやるほど強くなれるゲームが好きだったことも手伝い、俺はどんどんゲームにのめり込んでいった



このゲームアイドルの卵を育成するゲームであるため、アイドル一人一人にストーリーが用意されている

これも思っていたよりずっと面白く、表情豊かなキャラが様々な動きをしながらフルボイスで喋る

学生ゆえの悩みを上手いこと話に落とし込めていると思うし、それぞれしっかりキャラが立っている

で、このストーリーエンディングを見るためには試験で高スコアを取り、総合評価A+を獲得する必要がある

つまるところストーリーの続きを見るためにはスコアを伸ばす必要があり、それもまた俺を駆りたてた

ただ実際のところ始めたての段階だとかなり難しい

PLvをしっかり上げて強力なカードを使えるようにならないとなかなか達成できない絶妙ハードル設定だったが、アイテム助っ人枠に並ぶ先人の強化済みサポートなどを駆使し、上振れの運も手伝って無課金ながら初めて3日目で拝むことができた

育成ゲームとしての戦略性とローグライト×カードゲームの上振れ下振れの幅が大きいシステムが噛み合っており、非常に良いゲーム体験ができたと思う

エンディング

エンディングとなる親愛度10ストーリーでは試験合格したアイドルの晴れ舞台であるライブ映像を見ることができるのだが、これの完成度も凄まじい

楽曲の完成度は勿論それぞれ固有ステージが用意されており、ライティングカメラワークなど演出のこだわりに関しては群を抜いている


YouTube動画が上がっているので見るだけなら誰でもできるのだが、何周も何周もレッスンを共にしたアイドルの晴れ舞台を、ストーリー感情移入したあとに達成感と共に拝むとやはり感動が大きい

エンディングは実はそれだけではないのだが、興味を持ったなら自分の目で確かめて欲しい

現在

じゃあ今はというと、実はもうほぼプレイしていない

理由は以下の通りである


課金圧がえげつない

オタク向けコンテンツの最も良くないところである

この手のゲーム課金視野に入る段階までプレイしたことがなかったので驚愕した

正直ゆるく遊ぶなら全然必要ないのだが、そうなるとやることがない

ちゃんイベントとか走るなら無課金じゃ本当に厳しい(そして相手は金ジャブの無敵オタク、勝てるわけがない)

ガチャ演出にはピックアップキャラ排出される際、最低保証の爆死と見せかけてブラックアウト(いわゆるプチュン)する演出が搭載されている

オタクから金を巻き上げるために脳汁演出まで搭載されているのだ



・達成感がなくなった

PLv50を超えると全くレベルが上がらなくなり、やる気がかなり失せた

この先でしか手に入らない強力なカードはいくつかあるが、キャラストーリーを見るだけならば正直不要

そしてそのストーリーも強力なカードをいくつも持ち込めるレベルになると最短で2周、多くて4,5周もすればエンディングまで到達できてしまうため序盤のような達成感はもう得られない


難易度が上がった第2章ストーリー存在するのだがこちらはストーリーの展開がキャラによって大きく変化する訳ではなく、見たい見たいと積極的になるほどのインセンティブにはならなかった



ギャルゲー要素

これは俺の好みの問題なんだが、こちら(大学生プロデューサー)に多少の恋慕の情を抱いているような仄めかし(モロのやつもいる)が結構あり、普通に未来アイドルとしてどうなんだという気持ちが勝る

まあメタい話をすると現実アイドルとの差別化なんだろうが、ライブやらなんやらのリアリティある作り込みとの乖離個人的に少しだけモヤッとするポイントでもある



・ある程度進めるとキツい

40日ほどかけてPLv50まで駆け抜けたが、そこから先は強くなるペースがガクッと落ちる

ここから先はガチャを引いてちまちまやるしかなく、正直しんどい

ストーリーは全員分のエンディング見たし全員それぞれ個性があって面白かったんだけど、これが推しキャラ!とかこの子LOVE!とかは特にない

よって前述のようにもうクリアの達成感はそこまで大きくないので、追加キャラライブ映像が見たければYouTubeで見れば解決してしま

まとめ

フルボイスでライブ映像も圧巻、さすがのクオリティ


強いキャラ持ってなくても時間かければエンディングは見れるしこの手のに興味ない人にもおすすめしたい



その先はやりたい人だけやればいいと思う、そんなゲーム

  • スレイザスパイアとか言うゲームが元ネタらしいんだけどあのカードゲームもどきの何が面白いのかいまいち分からない

    • 貶さないと何もできない人?

      • これに関しては本当にそうとしか思えないから言ってるだけだよ 人によっては絶賛してるけど俺はただひたすらに面倒くさいだけとしか思わなかった 同じカードならよく馬鹿にされるカ...

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