https://anond.hatelabo.jp/20200605021641
わたしはこの記事の一行目に挙げられている作品のひとつ、アプリゲーム「ダンキラ!!!-Boys,be DANCING!-」のプレイヤーをしている。タイムリーな記事だと感じたので、ダンキラサ終が決定して自分が経験したことを記録として残しておく。
ダンキラはいま現在サービス終了へのロードマップの真っただ中にある。オフライン版が実装予定なので、比較的円満な部類に入るのだろうが、「ならよかった」とは簡単には思えないのが本音だ。後述するが、新規ガチャは実装されるものの、なぜか有償ダイヤ(ガチャをするときに使用するアイテム)は購入窓口は閉まっている、という奇妙な状況も未だ続いている。結局のところ、プレイヤーが納得するしないに関わらず終わるときは終わる。なんとなく事情は透けて見えるものの、はっきりとしたことはきっと永遠にわからない。親とアプリゲーは生きているうちに大事にするに限る。という言葉に尽きるのだろうけれど。
2019年5月21日にKONAMIよりリリースされた3Dモデルリズムゲームで、いわゆるデレステみたいな感じ。キャラクターがダンスバトルをする中高生で、楽曲がヒップホップやバレエ、ジャズやインド歌謡曲など多岐にわたる点が特色だ。白泉社とコラボしており、泉ジュン子らベテラン作家による短期集中コミカライズが行なわれた(単行本全3巻発売中)。現在は月刊LaLaにて番外編を連載中、だった。
5月20日18時、定例メンテナンス明けのアナウンスにおいて、ダンキラはサービス終了が告知された。8月5日をもってオフライン版へと移行するとのことだった。
売上的にも遅かれ早かれ……という印象だったが、いくつか違和感が残る告知だった。それは以下のような点である。
② 課金……有償ダイヤの即日販売終了、にも関わらずガチャは続行
③ コンテンツ……新規楽曲、新規ガチャ、新規ウェアの予定が八月まで緻密に組まれている
④ そのほか……アニバーサリー関連グッズのアニメイト特設予約販売が何の気もなしに始まる、LaLa連載版番外編が6月号時点での次号予告では続きそうだった(が内容を急きょ変更し7月号で打ち切り)
何はさておき、課金窓口を閉めるのはおかしい。サ終するならするで、八月までパァーーーッとプレイヤーにガチャを回させて儲ければいいのに(そしてプレイヤーもそれを望んでいる)それをしないのだ。にもかかわらず新規コンテンツの追加は八月までこれまで通り行うのだという。お陰でプレイヤー一同はみみっちい無課金プレイを強いられている。一周年を祝うおめでたいアニバーサリーガチャなのに、ある重課金者は泣く泣くミッション石をかき集め、ある廃課金者はカドスト見たさに副垢でリセマラを繰り返す。なんなんだ?これは。
というか、コンテンツ、まだまだいっぱいあるじゃんと思う。ウェアの3Dモデルはもう作ってるんだろうし、キラートリック(必殺技モーション)も結構作ってあるっぽいし、10~12章のフルボイス本編もおそらく収録済。向こう一年のキャラクターのバースデーボイスもたぶん収録済で、でもそれをなぜかゲーム内で売るんじゃなくてツイッターで動画公開するんだなあ、これが。その辺のコンテンツを全部売りつくして、半年くらい地味~に復刻イベントでジワ稼ぎして、それからサ終でいいじゃない。なんでそんなに急に死ぬのか。
印象としては、「サ終自体はいずれするつもりではあったが、なんらかの外部的要因でその時期を早めざるを得なかった」「なんらかの事情で課金窓口継続が困難になった」といったところか。ダンキラの母体はKONAMIであり、KONAMIと言えば今回の新型コロナウイルスによってコナミスポーツジムが大打撃を受けている。そのしわ寄せがゲーム部門にもやってきたのではないかとなんとなく推測する。全ては推測だ。そして真実は永遠に明らかになることはない。ただこれだけは確かだ。ダンキラの世界は今閉じようとしてる。
オフライン版で個人的に悲しいのは、コンテンツの新規追加が見込めないことだけではない。
たとえば、ログインボイスがないこと。当番(艦これで言う遠征みたいな、放置クエスト)もないこと。オフライン版は時が止まっており、そこには時間は流れない。
たとえば、課金ができないこと。現実でいくら稼いでも、それが推しの新しい声や顔や衣装に生まれ変わることは決してない。
現実の世界で嫌なことがあっても、ダンキラにログインすればそれを忘れられた。ダンキラのホーム画面を開けばキャラクターが話しかけてくれた。ほとんど毎日顔を見て声を聴いて、推しというか家族に近いものだったような気さえする。オフライン版であろうとオンライン版であろうとそれが画面の向こうの存在であることに変わりはない、けれど、コンテンツが終了してしまえば、きっといずれ、わたしは彼らに魂を感じられなくなるだろう。
あーあ、と思う。バレンタインランキングイベントに推しの生誕ガチャ。楽しかったなあ。合わせてそれなりの額を課金したけど、こんなことならもっとじゃぶじゃぶ課金すればよかった。恒常☆5はいま3凸で、4凸にならないとカドストの後編が読めない。ずっと課金し続けていればいつか読めると思っていたけれど、こんなことならもっとじゃぶじゃぶ課金すればよかった(二度目)。いまやっているイベント、スコアアタックのランキングなんだけど、現在の課金の封鎖された状態で過去の課金額を競う悲しいイベントと化している。ガチャなんて所詮ギャンブルだけど、課金要素有キャラクターゲームにおける課金とは現実の通貨によってキャラクターの世界に介入することであり、少なくともそれは、わたしにとっては愛に近いなにかだった。でもそれができないんだっていうね。
ホーム画面を開くたびに余命数か月の家族に面会している気分になってしまって(自分にとっては紛れもない事実だ)、最近は会うのもつらい。そんな自分を薄情に感じる。
こんなにハマるつもりなんてなかったし、ダンキラ以外にも面白いゲームなんて山ほどある。ブルゾンちえみじゃないけれど男は三十五億いるしスッパリ辞めりゃいいのだ。でもわたしと推しのおもしろユカイな華の紅鶴学園生活は、この世でただひとつわたしのiPadの中にしかないんだよなあ……
ラブプラス、めいこい、アイチュウ、ワヒロ、ダンキラ… 最近自分の知ってるソシャゲのサ終報告が相次いでいる。 いやわかる、どれもパッとしなかったよ。知ってた、長くは続か...
https://anond.hatelabo.jp/20200605021641 わたしはこの記事の一行目に挙げられている作品のひとつ、アプリゲーム「ダンキラ-Boys,be DANCING!-」のプレイヤーをしている。タイムリーな記事だと感じた...
⌒ ⌒👁 .. 👁● 👄 ● うんち
個人的に刀剣乱舞が終わるのを楽しみにしている 書いたらすごく語弊があるけれどサ終に際してドラマ性を持たしてくれるような気がしている もしくは公式が手を打たなくてもヲタクに...
DMMでサ終したゲームなんて山程あるけどな
続編作るからそっちに移行してね って奴はそこそこ円満サ終なんじゃなかろか やめるきっかけにもなるし続けたい人は続編いけばいいしね 終わる時点で完全な円満ってのはありえない ...
インペリアル・サガは大団円に終わって続編で使える引き継ぎコードなるものもあった
売上的に円満かどうかは知らないが、ブレイブフロンティアはストーリーを終わらせて2へ移行した。
全然流行ってなかったけど、中田ヤスタカ音楽監修のDJノブナガは、サービス終了後オフラインで遊べるようにしてアプリをリリースしたよ 他のゲームもこの形式にして欲しい
円満なサ終のソシャゲ、少し古いがグリー版「英雄になりたい!0」が該当するのでは。 プレイヤーはとある大陸に存在する三ヶ国のうちどこか一国に所属し、英雄となって戦い、所属...
営利法人がサービス終了するっていうことは、基本的にたいして儲かってないっていうことだからな〜 他の増田も言ってるように続編出るとかなら別だが
サ終後コラボを受けた側のゲームのプレイヤーとしては割と気になるんだよな 元々サ終したゲームのこと知らないから尚更かもしれん 果たして彼等は幸せな終わりを迎えたんだろうか、...
ソシャゲにそれほど詳しいわけではないから、運営をやってる元増田に失礼なこと書くかもしれないけど共通化できる部分がいろいろあるよね シナリオパート(メイン、キャラクター...
間違いなく発生するであろう利害関係やコミュニケーションコストは無視できないよな もともと技術持ってたら、外部とのコミュニケーションに掛けるリソースを少しでも自分たちの開...
ガチャで稼ごうとするからなぁ ガチャ要素や放置するだけの戦闘や作業でしかない繰り返しをなくして、ストーリーパックを毎月300円くらいでリリースしていくとかでいいのに そう...
anond:20200605021641 ブコメやTwitterで「70日後終わる恋」とか言ってたじゃん? ワニの二番煎じか、センスがあるかどうかはともかくスピード感はあるなぁ、って感心してたんやけど?
けものフレンズ「サ終してからアニメが盛り上がってしまった・・」
うーん、一番最初に書かれてるタイトルは 確かにサ終発表したソシャゲだけど アイチュウは既に別の新しいアプリがサービス開始されてるし、 ワヒロはメインストーリーを完結させて...
できるだけ長く搾取するのが目的なんだから、終わるときがやむを得ずになるのは当たり前じゃろうもん。