宇宙戦艦ヤマト de 絵日記

勝てば生、負ければ死…ただそれだけのこと…
あンた、賭けるかい！？―――命を！」

宇宙放射線病をおして人類最後の希望の艦「ヤマト」に艦長として乗り込む決意をする沖田に、土方は言う。

「どうしてもヤマトで行くというのなら、この俺を倒してから行け！」

＜防衛軍最高機密指令室にて＞
2199のオヤジ達が繰り広げる、命を賭けた熱い戦いの火蓋が今切って落とされた！

…ジャラジャラジャラジャラ…


――――（中略）――――



―――ヤマト屈指の名台詞デス。ハイ。

沖田＆徳川の捨牌を1～3巡目で3連続ポンする土方。


―――ツモが一度も回ってこない長官。かなり怒っています。

沖田：（ムムゥ…土方め…流石にテンパイしとるだろうが・・・
　　　　ホンイツ、トイトイ…いや、チャンタ？と見せかけてドラがらみ？
　　　　―――ハネ満以上ならハコだ。何としても直撃は避けねば…しかし、何を切る？）

冷や汗ダラダラの沖田に土方が言い放つ。


－－－沖田艦長は背中の煤けた“擬死の狸”、いや”カチカチ山のタヌキさん”か？

土方：「あンたの背中には、一人の命も負えない・・・やめなよヤマトは。」
沖田：「うぬ…何を！―――ええい、これで勝負じゃ！」

パシーン･･･！
－－－漢（おとこ）の直球ド真ん中、入魂のウーピン切りです。

土方：（よしっ、カンしてリンシャンヅモでカッコよくアガリだ。
　　　　俺には見える！見えるぞ！あのリンシャン牌が…！
　　　　そして沖田に言ってやるのだ、あの決め台詞を！）

土方：「カ…

徳川：「あ、ちょっとタンマ･･･」



－－－徳川さん。ピンフのみ1000点であがり見事２着（にちゃ）決め。
空気読まないフリして接待麻雀に徹するあたり流石です。

土方：「ぬおおおおおおっ！俺のリンシャヅモと決め台詞を返せ！」
沖田：「うぬぬぬっ！俺は認めんぞ！物理学者のワシが、こんな筋肉バカに頭脳戦で負けるなんて！」

徳川：「キャー！喧嘩はやめて～～！私の為に戦わないで～～！」


ドンガラガッシャーン


長官：「・・・私が一着なので、ヤマトの事はこの私が決める。ヤマトには沖田、お前が乗るのだ。行って戻ってくるのだ！必ず！―――頼んだぞ！」
土方：「うむ」
沖田：「ありがとう、長官、土方。わしは行くよ。行って必ず帰ってくる！」


＜ナレーション＞

　時は巡る　戦う者にとって過去はない　戦い続ける男に明日も…ない 　　　　　　　　　　　　　　　


　　　＝完＝


※『麻雀飛翔伝 哭きの竜』能條純一の漫画より
　一部のセリフを拝借しておりますが、著作権侵害の意図は一切ありません。


【続き】にあとがきと、おまけの絵あり。


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