「冬のホタル」発見。

2004/06/25 (Fri)
新潟在のホテルで「ホタル籠」を見つけた。生きたホタルを蚊帳の中に放し熱い夜に涼しさを求めた思い出もなつかしく買い求めてきた。無論、天然の生きたホタルではない。竹で編んだ籠に人口のホタルが2匹草の上で光っている。単3電池2本が光のエネルギーになっている。小生が名付けて「冬のホタル」。電池さえ替えれば文字通り冬でもホタルは光を放つ。名作「冬のソナタ」になぞらえた訳だ。生きたホタルの寿命はせいぜい二日。しまいには光を放たなくなる。まして源氏ホタルはこの地では少なく、平家ホタルが主流の米沢では光が弱く風流に乏しいきらいがある。冬のホタルには十分に故郷を坊佛させるなつかしい光がある。 夏にかかせない風物として、義妹や孫に楽しんでもらおうと20コばかりメーカーに注文した。夏といえば風鈴・金魚・西瓜にホタルである。江戸のほうずき市もなつかしいが、全国随所に夏の風物詩が奏でられ故郷の郷愁をあおるものである。
新潟への行き帰りに多数の観光バスとすれ違ったが、長井のアヤメ・ドンデン平の百合園への客である。道の駅「めぎみの里」の駐車場が満杯で入れないほどの観光客で賑わっている。しかも手に持てないほどの買物がつづく。ああ、これが生きた行政の姿だと思った。それに比して、米沢市の行政感覚といえば再生不可能な中央商店街の再生に懲りもせず市税を注ぎ込んでいる愚行三昧。
たとえば、会津若松の旅館・商店では、武家屋敷など観光施設の割引券を誰にでも配布している。いわゆる観光拠点を点から線と結び、面の観光策で施設間を結ぶ努力をしている。米沢市観光協会でも見習って、伝国の杜博物館や御廟所・林泉寺をはじめとする観光施設の割引などの旅館・ホテル配布は実行すべきだと思われる特に夏の季節から「冬の天元台」のリフト無料券の配布などは無駄なことにならないと思われるが実行方はいかがなものだろう。
いつも思うことだが、最上河河川敷で行なう「米沢牛のすき焼き祭り」は市民の参加人員を絞っても在京の旅行会社に委託したらどうだろう。旅行会社は業務が広がり歓迎するであろうし、米沢牛の拡販にも繋がることだろうと思われる。

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