匿名希望者様
2018/06/20 (Wed)
匿名希望者様匿名とはいえ、書面でご意見を頂きました事に感謝申し上げます。
当会は「米沢を良くする会」と連携を取り、市行政をチェックしてまいりました。その間、市所有の有価物(故紙・金属他)を特定業者に無償提供していた行為を、入札制に改めさせ、通算6億円を超える額が市の収入となった事は当会の大きな業績と自負しておるところです。
その他、幾多の提言を行ってきたが、市職員が小生らの意見を取り入れる事は極めて希である。そこで都議団の協力を期待したい所だが、市会議員とは「市民の意見・要望を市政に反映させる」との基本の責務をどのように理解しているものか?
島軒純一市議に「貴会派と話し合いを希望」との書面を郵送したが梨の礫なので電話を入れると「インターネット上に申込用紙がある。必要事項を記入して申し込め」と居丈高だ。
漸く議員との話し合いの場が設けられたが「議員に質問はするな」「質問は当局にせよ」ととりつく島も無い海老名悟市議である。
議長経験者の二市議がこのような態度であるから、他の市議は申すまでも無く、書面で質問状を郵送しても返答する市議など居ない。
さて、貴殿の『米沢市議の「政活費」の使用目的に疑問』とのごご意見だが、「政活費」そのものの取り決めがいい加減なものだし、厳しく取り締まる機関も無い。
当会も「政活費」使途については一家言を持つが、一議員当たり月額2万円強の金額なので強く運動を行わなかった経過がある。
議会報告会で、小生は貴殿内容と似た意見を述べたが「議員は思ったより経費が掛かる」との言い訳に終始し、改善する考えの市議は一人も居ない。
議員の通信簿であるが、現職市議は、点数の付けようが無い程の低レベルであり、評価に値しない。そこで来年の選挙では、志の高い市長・市議の候補者を推したいところだが、今のところ目処は無い。
◆今後とも当会に様々な意見を寄せられる事を期待申し上げます。
【匿名者の投稿文】
「米沢市議会議員の政務活動費の使途について」
拝啓
日頃の貴団体の活動をホームページ、掲示板等で拝見しております。党派に偏らず、権力に毅然と対峙し意見する貴団体の姿勢と行動に、心から敬意を表しております。
私は米沢市の出身ですが、訳あって地元を離れている者です。匿名での文書送付となりますことをお許しいただければ幸いです。
さて、来年は米沢市において大きな選挙が重なる年のようです。とりわけ、昨今の報道で議員の質が問われるようになったこともあり、議員選挙に最も関心を寄せております。
米沢市議会のホームページには、年間27万6千円が交付される政務活動費の議員別の使途について、一覧表と領収書のデータを公開しているようです。
政務活動費の不正な使用について大きな問題となっている事例が多いなか、領収書を自ら公開する米沢市議会の姿勢には好感を持ちますが、使途については疑問に思った点がいくつかあります。
1 直近の平成28年度収支報告を見ると、パソコンを購入している議員が3名、デジタルカメラを購入している議員が2名いる。
2 インターネットの使用料を全額経費に計上している議員が21名いる。
(残り3名のうち2名は計上しておらず、1名は2分の1に按分した額を計上している。)
3 日刊紙の購読料を計上している議員が複数いる。
4 会派視察の旅費を計上していない議員がいる。
例えば所得税などの必要経費は、自宅が仕事場を兼ねている場合、各々の用途に使用する額を合理的に説明できるよう按分して、業務に要した経費を計上するのが原則なはずです。米沢市議会議員は大多数が自宅を議員事務所として活動しているものと思います。パソコンやインターネットの使用料、業界紙でない新聞などは、プライベートな用途にも十分使用できるものであり、家族が機器や回線を利用したりすることも容易に想定できます。
他の自治体では按分割合があるなど、全額を費用として認めていない自治体も多いようですが、米沢市議会では認められているものなのでしょうか。
政務活動費の場合、所得控除となる所得税などの必要経費と異なり、全額が受領できるものになるので、その重みは増すものと思います。それとも、各議員は本当に全てを議員活動にのみ使用していると言い切れるのでしょうか。
また、視察旅費を計上していない議員は、視察を行っていないということでしょうか。政務活動費の内訳からも、極端な話、会派視察旅費とインターネット通信料しか使っていないように見えたりする議員もおり、個々の議員の間に活動量の差を感じたところです。その他の点も含めて、インターネット上で貴会のご見識を拝見できれば幸いです。
以前、議員の能力等について通信簿をつけるという貴会の投稿を拝見した記憶がありますが、今後行われるであろう、各議員についての貴会の分析も興味深く待望しております。
貴会の今後のご発展をお祈りしております。繰り返しになりますが、匿名での文書送付なにとぞご容赦ください。
敬具
平洲椿無料頒布会
2018/06/14 (Thu)
平洲椿無料頒布会左は広報よねざわ6/1に掲載された記事だが、市民の多くは気づかなかったようなので、改めてお知らせしたい。
普門院の椿は新種ではないか?との期待から、新潟大学と米沢市の学識者が協力して論文を学会に提出したところ、新種として今年中に認められる見通しとなった。
又、米沢市のシンボルツリーにも指定された事から、苗を無償で配布して多くの市民が育て、真のシンボルツリーに成らん事を願っての配布という。
平洲椿は文化財に指定され、誰でもが増やせるものではないが、特別に許可を得た山口氏が2年程前に挿し木を行い、ようやく頒布出来る程度の苗に育ち、市の後援を得て頒布会を行うとの事なので、多くの方に育てて貰いたいと小生も願っている。
放送局の松枯れ
2018/06/13 (Wed)
放送局の松枯れ上杉伯爵邸西側に在るNHK放送局(中継所)の大きな松の木が枯れ、醜態を晒していたところ、6/11に根元より伐採された。
此の地所は60数年間無償でNHKに貸しているが、契約に樹木の管理は明文化されていない。しかるに借地借家法では土地の借主に樹木の管理責任が及ぶとされている。
そこで、樹木管理は公園課にあろうかと思って糾すと、「公園課では樹幹注入剤によりマツノザイセンチュウの増殖を防いでいるが、放送局は財政課の管理なので財政課に聞いてくれ」とのことであった。
早速財政課に「NHKに樹木を枯らした責任と、伐採費用を求めるべし」と掛け合ったが、「会議で米沢市が伐採費用を負担し、NHKに責任を問わないと決めた」との事だ。
何という無責任ぶりであろうか。財政課の管理なら、NHKに樹木の管理責任を求めるか、求めないなら公園課のように財政課が手入れを行うべきではないか。
ここでも「遅れず・休まず・働かず・何もしないのが最大の美徳」の米沢市役所の職員根性が遺憾無く発揮された一幕であった。
米沢市立病院のこと②
2018/06/11 (Mon)
米沢市立病院のこと②現在の米沢市立病院が老朽化したので「どげんかせんないかん」と言うのは、行政・議会・市民の共通した認識であろう。ならば如何様にするかに付いてはまともな議論がされたであろうか?
数年間「市立病院建替検討委員会」で検討された事はされたが、所詮「飯事遊び」の「絵に描いた餅」を提示したに過ぎず、その間に市立病院には精神科の医師が居なくなり、業務を停止した。
国の「地域医療連携推進法人」が制定されると中川市長はいち早く名乗りを上げたが、その中身は現在"嘉山孝正山大医学部参与"と"仁科盛之三友堂病院院長"に丸投げして進行中であり、米沢市は救急・急性医療を、三友堂は回復期医療を分担し、双方の法人の建替場所は現在の市立病院であることがほぼ確定した。
小生が常々思うのは、何故土地を優先して議論しなければならないかと言う点である。
これまでの総合病院から、一部の業務のみの一般社団法人化にどれだけのメリットがあるか?一番タイトと言われる救急医療の医師確保は担保されているのか、精神科の二の舞にならないか?尚山氏も言うように「市は医療業務を他に任せる事が出来ないか」?県立病院・国立病院・日赤病院の誘致は出来ないか?最初に手を挙げた多くが辞退したのは何故か?などなど議論すべき点は山程有る。
4月末の米沢市の人口は8万1千人で間もなく7万人台になる。人口減に歯止めのきかない現状に、新庄市の病院事情を少しは参考にすべきであろう。
新庄市は約3万の人口だが、徳州会病院と県立病院がある。特に県立病院は、2023年開院を目処に、来年度約200億円の建替予算が県議会で承認される運びという。
市民を「聾(つんぼ)桟敷」において、基本計画作成に1億2千万円を計上しようとしている行政と議会に、ナセバの無駄遣いの再現かとの思いが募るやるせなさを感じる昨今である。
米沢市立病院のこと①
2018/06/08 (Fri)
米沢市立病院のこと①米沢市立病院の建て替えについて、市は5日、市議会市政協議会で建設場所を現在地とし、三友堂病院も同じ敷地に新築移転する整備方針を説明し、ほぼ理解を得たとの報道があった。よって、この場所への建設の基本計画作成に新年度予算1億2千万円を計上するというが、ここで思い出されるのがポポロビル跡地への図書館建設計画である。
安部市政は、土地購入に関しビルオーナーと確約せず計画を進めて公金を約3,000万円投入したが、ポポロビル側が土地を提供しないため3,000万円が無駄になった事件である。
小生らは、「①売買契約を交わしたなら(口頭でも有効)ポポロ側の責任であり、ポポロ側に損害賠償を求めよ。②売買契約も交わさず、土地入手が懸念される状態での公金支出は違法であり、安部被告は損害を賠償せよ。」との住民訴訟を行った。
ところが司法は「①②とも違法では無い」との判断で小生らは敗訴した。
民間での争いなら当然損害賠償が成立する事案であるが、行政訴訟に法律の適用は無い。常に行政側勝訴の司法判断が示される。
よって今般の市立病院計画も1億2千万円の無駄遣いが発生しても責任は市民が負わなければならない。
それでは、1億2千万円の無駄遣いが発生する可能性は有るかと考えたとき、第一に用地が狭いことである。
現在2万坪の用地を3万坪に増やして、市と三友堂の建物を建設すると言うが、現在の市有地2万坪には322床があり、用地を3万坪に増やして550床の病院を建設する計画だから、床数を1.7倍にしたとき用地は1.5倍にしかならない。 新築建物に占める1床当たりの面積もこれまでよりは大きくなるだろうから、シワ寄せは駐車場と言う事になる。
建物を高層建築にすることでカバーしたとしても、駐車場の不足は否めず、市民の反対運動が起きた場合に、用地変更による無駄遣いの発生が懸念される。
病院建替計画は、建設と医療系のコンサルタントが基本構想を提示し、それを議会が精査するプロセスで進められるが、議員団には事の善し悪しを判断する能力は無い。それは議員団による「市立病院建替検討委員会」が数年間検討しても何の成果を上げる事が出来なかった事で証明出来る。
そもそも市立病院とは、市民の利便性を最優先すべきだが、行政と議会が持つ「いちいち市民の意見を聞いていたのでは円滑な行政運営が出来ない」とする共通認識により、市民無視の市立病院計画が進められる。
【続く】
関屋の色部長門碑前際
2018/06/04 (Mon)
関屋の色部長門碑前際この所、戊辰150年や直江兼続400回忌のイベントの準備に忙殺されている。6/3は関屋の色部長門碑前際に参加した。
米沢藩家老の色部長門が戊辰戦争の全責任を一身に受け、米沢藩を護った事は既に述べたが、新潟港を守るべく戦地に赴いた色部は、西軍と戦っただけでは無く、荒廃した新潟の治安を平定したことから、昭和7年には、彼が戦死した新潟県関屋地区に顕彰碑が建てられ、新潟市民には現在でも感謝の念が引き継がれているようだ。
米沢市民としても戊辰150年を機に関屋での碑前祭を行おうと計画していたが、米沢観光コンベンション協会も企画した事からそちらに参加した。
碑前祭は中川市長も参列の米沢市民総勢45名が焼香を行い、その後、戊辰戦争縁の地を巡ったが、ボランティアガイドの「西軍は戦死者を葬る事を禁じ、それを見かねた地元民が密かに此の場所に埋葬したため、今でも相当数の遺骨が眠っている」との説明に、「西軍は会津だけで無く、新潟でも非道の限りを尽くしたか!!」と、「西軍は官軍ならずテロリスト部隊にすぎぬ」との思いがこみ上げた。
写真は左より、[色部長門顕彰碑] [会長挨拶] [念仏寺住職による供養] [市長焼香] クリックで拡大
[関屋で戦死した米沢藩士四名の墓] [念仏寺大御堂] [大御堂内部] [金鉢山、西軍陣地跡石標]
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