市会議員は不要?
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2012/07/11 (Wed)
広報よねざわ(7月1日号)で「ご意見をお寄せください」と新文化複合施設の候補地三カ所に対する市民アンケートを求める企画が行われたが、この件に付き私見を述べてみたい。申すまでも無く、我が国は議会制民主主義の国家であるから、市民は選挙で議員を選び、議員は市民の代弁者として議会での議決権を行使する事に存在価値がある。
今回のアンケートがどの様に利用されるか定かでは無いが、もしこのアンケートにより行政の方針が決定されるのであれば、議員は無視される訳で安部市長による議会軽視の何物でも無い。
このアンケートは如何にも市民の声を聞くような振りをした「誘導設問」である。
即ち選択肢を三つに限定し市民に選ばせるやり方だが、本当に市民の声を聞く意思が有るのなら計画初期の段階で「30億の設備投資をする図書館が必要か」「必要なら場所は何処が良いか」と市民に問うべきであろう。
現に7/3の議員全員協議会では三つの候補地以外の現存文化会館が候補地として浮上した。
鈴木章郞市議は以前より文化会館を候補地に提案してきたが、議会で山口部長は「工事費が大」と提案を受け付けなかった。それに加えて「ポポロ館が老朽化したから候補地とした」と答弁している。
文化会館が建設されたのは昭和44年であり老朽化が目立つが、それより優先してポポロ館の老朽化に心配りをする理由とは何なのか。
又「工事費が大」と言いながら文化会館を新文化複合施設とする試算は一度もやっていないのである。試算もしないで何故「工事費が大」と言えるのか?
筑後43年の建物なら近い将来立て替えの必要が生ずるはずであり、他人の建物の老朽化を心配する前に自分の心配をするのが道理ではないか。
数々の疑惑を含んだ新図書館建設である。市民から議員の信頼を得るためにも9月議会に於いて再度100条委員会設置の動議を呈してもらいたいものだ。
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