8月30日vs牛(18) NEVER
【枕】お題「2005年、リメンバー?リターン?」のココロだァ!
2005年といえば楽天さんの新規参入やオリックスさんとアホ近鉄の合併後の新スタートの年でして、我らが日本ハムでもダルビッシュがデビューした年でもあります。ダルビッシュはキャンプ中に自らの失態で話題になりまして厳しいプロ生活スタートとなりましたが、それにめげることなく寧ろバネにして強く成長した感があります。自作自演の道とはいえ、決して平坦ではない道を越えて今があるわけです。
そんな2005年はヒルマン体制3年目だった訳ですが、前年の3位通過PO第1ステージ敗退と比べるとRS5位と順位を下げています。コレがよかったとは言い切れない部分もありますが、自分は翌年の日本一を見たときに「2005年があってこそだな」とも思ったわけでして。
今年は昨年まで2年連続でリーグ優勝を果たしたチームと言うことで「2度あることは3度ある」のノリで就任1年目の梨田監督に「梨田V1」ではなく「ハムV3」の期待が掛けられた訳ですが、苦しい戦いを強いられているのが現状でして。そこで起こった「ヒルマンは良かった、梨田は駄目だ」「梨田辞めろ」の声に呼応してヒルマンの2005年を例に出して「アチラは5位なんだから2位(当時)の梨田はまだマシ」ってな声もあるようで。
あ、自分はどっちでもない訳ですよ。梨田さんは梨田さん、ヒルマンはヒルマンですから。比べても意味がないですし。なんていうか「梨田とヒルマンどっちがいいんだ?さぁ選べ!」ってな二択のノリは如何なものかと思いますけどね。頭ごなしに「梨田が悪い」としか言わないのも如何かと思いますし、梨田を正当化するためにヒルマンを貶す必要も無いですし。第一それじゃアンチヒルマン補正フィルターを外したらヒルマンも梨田も変わらないか梨田の方が下と言ってるようなものですし。
2005年にあの戦力でと言いますが、決して2005年は状況的に良かった訳じゃないですし。SHINJOは確実に劣化していた上にAS前の四球の怪我で後半マトモにバットを触れなかったですし、小笠原も本塁打数こそ伸ばせど打率は落として「最悪」と自身で言っていたと記憶しています。
小笠原は特に勝負強いとかそういうイメージは無く、サヨナラの場面以外では実に打率なりの働きをする選手でして、本塁打や打点はオマケでヒット打って打率稼いでナンボの選手ですよ。その選手が打率を落とすと言う事は唯一の結果を残せていないと言う事ですよ。決して本調子ではないシーズンだった訳です。
他にもセギノールが前年より成績を落とし、翌年と比べても本塁打・打点は多くとも打率は低く、勝負どころでの活躍も2006年よりは芳しくなかったかと。また、稲葉も2005年がハム移籍元年でして、正直物足りない数字でありました。信二も2度にわたる膝の怪我での離脱などアレでしたし、打線で活躍したと言えるのが打率は前年並みで本塁打は倍打った木元だけと言う・・・
確かに2004年3位から2006年日本一に繋がる戦力ではありましたが、各選手の状態が悪い事に噛み合わず、いまひとつチーム全体で踏ん張れなかった印象が強いかと。勿論そういうのには監督やコーチの選手に対するケアというものもありますがね。
ただ、打線のこの調子は決して嘆くようなものではなく、5位に降下した原因は他にあったと思います。それはズバリ投手です。2005年は今をときめくダルビッシュと共にクローザーMICHEALのデビューの年でありましたが、この年はまだクローザーを任されずセットアッパーでのデビューでありました。
前年最優秀救援のタイトルを獲得した横山がこの年もクローザーを任されていましたが、不調で劇場が炎上になることがしばしば。ついにはクローザーから降ろされてしまうと言う事態に。また、MICHEALも登場後期待通りの活躍はしましたが程なく腰痛で離脱しましたし、先発から後ろに回ったトーマスが気を吐いていましたけどね。武田久の台頭など2006年以降に繋がる兆しは見えましたが、2005年シーズン中に結実することは無かったと思います。
先発陣でも金村こそ4年連続二桁勝利を達成するも、ミラバル・トーマス・ナイトと言った助っ人が結果を出せず、ミラバルは故障で解雇、ナイトも戦力外、トーマスだけが配置転換で花を咲かせると言う結果に。結局この年の外人投手1勝は途中加入のコリー・リーが来日3試合目の8月1日対ソフバン戦まで待つことに。
この年は他にも入来も苦しみ、こういった先発陣の駒不足もあってダルビッシュのデビューが予定より早められるという事に。しかしダルもこの年は苦労の年で現在コーチを務める吉井さんと勝負して負けたり経験値稼ぎが続き、鎌倉が7勝と頭角をあらわしたのが明るい出来事だったかと。嗚呼鎌倉・・・
どちらかと言うと2005年5位後退の原因ってのはこの投手陣の不調の方が大きかったんじゃないですかね?逆に言えば打線が不調でも投手陣がしっかりしていれば大崩れしないと言うことで、ここ数年の投手陣中心の新人獲得と言うのは間違いではないと思います。そして今年がコレだけ貧打でもなんとか今の位置にいられるのはここ数年の投手陣整備の賜物かと。流石に頼りすぎで疲弊の色は隠せませんが。
私はね「だからヒルマンは偉いんだ」的な事は言いませんし言いたくもありません。だけどね「梨田は無策!とっとと辞めろ!」な人に聞いて欲しいのはヒルマンだってこういう苦労の年もあって2006年日本一、2007年リーグ2連覇ってのがあるわけでして。
2005年からここまで投手陣をせっせせっせと整備してきた反面打撃陣の整備がおざなりになっていたのは否めませんが、今年を2005年とすればここから打撃陣も整備されていくはずです。ローマは1日にしてなんとかです、ここから積み上げて未来の栄光に届かせる訳ですよ。
打撃陣もようやっと糸井君が覚醒してボッツもモノになってきて、あとは不調の選手ケガの選手の復調を待つばかりですよ、ここにもう一本二本欲しいところではありますが。そう悲観するほどでもないと思います。
まぁ比較対象があれば比べちゃうのは人の性、人の業なんですけどね。もう一寸・・・・せめてそれなりに意思表示をしている人であれば調べたりも可能でしょうし、不毛な方向に行かないで欲しいなぁと。
オリックス7-2北海道日本ハム
(18回戦 オリックス10勝7敗0分 14時 京セラドーム 18169人 2時間54分)
勝:山本24試合9勝4敗
負:八木2試合1勝1敗
HR(牛)下山9号ソロ(八木) ローズ32号2ラン(八木) カブレラ30号2ラン(八木)
投手(牛)山本(6回2/3)-香月(1/3)-山口(2回)
投手(公)八木(5回)-坂元(1回)-菊地(1回)
プロ野球速報:Sports@nifty
TBSエキサイトベースボール
プロ野球スコア速報 : nikkansports.com
プロ野球試合結果 ― スポニチ Sponichi Annex 野球
2005年といえば楽天さんの新規参入やオリックスさんとアホ近鉄の合併後の新スタートの年でして、我らが日本ハムでもダルビッシュがデビューした年でもあります。ダルビッシュはキャンプ中に自らの失態で話題になりまして厳しいプロ生活スタートとなりましたが、それにめげることなく寧ろバネにして強く成長した感があります。自作自演の道とはいえ、決して平坦ではない道を越えて今があるわけです。
そんな2005年はヒルマン体制3年目だった訳ですが、前年の3位通過PO第1ステージ敗退と比べるとRS5位と順位を下げています。コレがよかったとは言い切れない部分もありますが、自分は翌年の日本一を見たときに「2005年があってこそだな」とも思ったわけでして。
今年は昨年まで2年連続でリーグ優勝を果たしたチームと言うことで「2度あることは3度ある」のノリで就任1年目の梨田監督に「梨田V1」ではなく「ハムV3」の期待が掛けられた訳ですが、苦しい戦いを強いられているのが現状でして。そこで起こった「ヒルマンは良かった、梨田は駄目だ」「梨田辞めろ」の声に呼応してヒルマンの2005年を例に出して「アチラは5位なんだから2位(当時)の梨田はまだマシ」ってな声もあるようで。
あ、自分はどっちでもない訳ですよ。梨田さんは梨田さん、ヒルマンはヒルマンですから。比べても意味がないですし。なんていうか「梨田とヒルマンどっちがいいんだ?さぁ選べ!」ってな二択のノリは如何なものかと思いますけどね。頭ごなしに「梨田が悪い」としか言わないのも如何かと思いますし、梨田を正当化するためにヒルマンを貶す必要も無いですし。第一それじゃアンチヒルマン補正フィルターを外したらヒルマンも梨田も変わらないか梨田の方が下と言ってるようなものですし。
2005年にあの戦力でと言いますが、決して2005年は状況的に良かった訳じゃないですし。SHINJOは確実に劣化していた上にAS前の四球の怪我で後半マトモにバットを触れなかったですし、小笠原も本塁打数こそ伸ばせど打率は落として「最悪」と自身で言っていたと記憶しています。
小笠原は特に勝負強いとかそういうイメージは無く、サヨナラの場面以外では実に打率なりの働きをする選手でして、本塁打や打点はオマケでヒット打って打率稼いでナンボの選手ですよ。その選手が打率を落とすと言う事は唯一の結果を残せていないと言う事ですよ。決して本調子ではないシーズンだった訳です。
他にもセギノールが前年より成績を落とし、翌年と比べても本塁打・打点は多くとも打率は低く、勝負どころでの活躍も2006年よりは芳しくなかったかと。また、稲葉も2005年がハム移籍元年でして、正直物足りない数字でありました。信二も2度にわたる膝の怪我での離脱などアレでしたし、打線で活躍したと言えるのが打率は前年並みで本塁打は倍打った木元だけと言う・・・
確かに2004年3位から2006年日本一に繋がる戦力ではありましたが、各選手の状態が悪い事に噛み合わず、いまひとつチーム全体で踏ん張れなかった印象が強いかと。勿論そういうのには監督やコーチの選手に対するケアというものもありますがね。
ただ、打線のこの調子は決して嘆くようなものではなく、5位に降下した原因は他にあったと思います。それはズバリ投手です。2005年は今をときめくダルビッシュと共にクローザーMICHEALのデビューの年でありましたが、この年はまだクローザーを任されずセットアッパーでのデビューでありました。
前年最優秀救援のタイトルを獲得した横山がこの年もクローザーを任されていましたが、不調で劇場が炎上になることがしばしば。ついにはクローザーから降ろされてしまうと言う事態に。また、MICHEALも登場後期待通りの活躍はしましたが程なく腰痛で離脱しましたし、先発から後ろに回ったトーマスが気を吐いていましたけどね。武田久の台頭など2006年以降に繋がる兆しは見えましたが、2005年シーズン中に結実することは無かったと思います。
先発陣でも金村こそ4年連続二桁勝利を達成するも、ミラバル・トーマス・ナイトと言った助っ人が結果を出せず、ミラバルは故障で解雇、ナイトも戦力外、トーマスだけが配置転換で花を咲かせると言う結果に。結局この年の外人投手1勝は途中加入のコリー・リーが来日3試合目の8月1日対ソフバン戦まで待つことに。
この年は他にも入来も苦しみ、こういった先発陣の駒不足もあってダルビッシュのデビューが予定より早められるという事に。しかしダルもこの年は苦労の年で現在コーチを務める吉井さんと勝負して負けたり経験値稼ぎが続き、鎌倉が7勝と頭角をあらわしたのが明るい出来事だったかと。嗚呼鎌倉・・・
どちらかと言うと2005年5位後退の原因ってのはこの投手陣の不調の方が大きかったんじゃないですかね?逆に言えば打線が不調でも投手陣がしっかりしていれば大崩れしないと言うことで、ここ数年の投手陣中心の新人獲得と言うのは間違いではないと思います。そして今年がコレだけ貧打でもなんとか今の位置にいられるのはここ数年の投手陣整備の賜物かと。流石に頼りすぎで疲弊の色は隠せませんが。
私はね「だからヒルマンは偉いんだ」的な事は言いませんし言いたくもありません。だけどね「梨田は無策!とっとと辞めろ!」な人に聞いて欲しいのはヒルマンだってこういう苦労の年もあって2006年日本一、2007年リーグ2連覇ってのがあるわけでして。
2005年からここまで投手陣をせっせせっせと整備してきた反面打撃陣の整備がおざなりになっていたのは否めませんが、今年を2005年とすればここから打撃陣も整備されていくはずです。ローマは1日にしてなんとかです、ここから積み上げて未来の栄光に届かせる訳ですよ。
打撃陣もようやっと糸井君が覚醒してボッツもモノになってきて、あとは不調の選手ケガの選手の復調を待つばかりですよ、ここにもう一本二本欲しいところではありますが。そう悲観するほどでもないと思います。
まぁ比較対象があれば比べちゃうのは人の性、人の業なんですけどね。もう一寸・・・・せめてそれなりに意思表示をしている人であれば調べたりも可能でしょうし、不毛な方向に行かないで欲しいなぁと。
オリックス7-2北海道日本ハム
(18回戦 オリックス10勝7敗0分 14時 京セラドーム 18169人 2時間54分)
勝:山本24試合9勝4敗
負:八木2試合1勝1敗
HR(牛)下山9号ソロ(八木) ローズ32号2ラン(八木) カブレラ30号2ラン(八木)
投手(牛)山本(6回2/3)-香月(1/3)-山口(2回)
投手(公)八木(5回)-坂元(1回)-菊地(1回)
プロ野球速報:Sports@nifty
TBSエキサイトベースボール
プロ野球スコア速報 : nikkansports.com
プロ野球試合結果 ― スポニチ Sponichi Annex 野球
【一言】
まぁなんていいますかね、如何に脳内で勝つのが当たり前になってるんでしょうかね?今年ここまでが既に出来すぎだという事に気付かず、去年一昨年の優勝も出来すぎと認識せず。ここまでが出来すぎだっただけですよ、ようやっと実力なりの展開になっただけ。
しかしね、狙えるんなら狙いますよ。このチームが2位とかAクラスとか恥ずかしい、そんなことは無いですよ。それを言ったら去年一昨年の優勝も恥ずかしいという事になりますし。今のチームを恥じている人はどんな立派なチームを想定していたんでしょうかね?
【攻】
調子自体は上向いてると思うけどね、打線は。それ以上についてないというか向こうの好守好捕に阻まれているというか。いい当たりは出てるんですよ、それがもうちょっと伸びてればズレてれば・・・・いや、いいところなんだが向こうの守備が凄くがんばってるというか。
その頑張りを越えられないのは調子の上向き以上の負の勢いなんだろうなぁ。だけど間違っては居ないんだから何度でも同じ当りを飛ばしてやろうと挫けず燃え続けろ!
ボッツは一時期よりは落ち着き気味でも、7回表に一矢報いる2得点に繋がる1安打。一時より落ち着いたとはいえ今の打線では期待のできる打者、「それに引き換えボッツは・・・」と嘆く程でもないと思うんですがね。
【防】
八木ねぇ・・・やっぱりソフバンにぶつけた方が良かったなぁ。今日の内容だとそれでも大差ないかもしれないけど、それでも相性が良い分有利に放れたような。ソフバン3連戦を勝・八木・藤井で行かせるとして、ダルは明日先発、グリンは金曜先発で多田野とスウィーニーはローテ1回飛ばしてこの土日中継ぎ待機とか。まぁそんな上手くもいかないでしょうけど。ダルの札幌での復員後初登板は営業の匂いがプンプンするなぁ・・・
そんな八木、初回のソロムランは初球打ちの事故ムランだし、仕方ないかもしれない。初球が無用心に過ぎるという見方も出来るが。しかし3回、日高を死球で歩かせ大引送って下山三振、2死走者二塁から坂口カブレラ連続適時打、とどめに32号2ラン薔薇ムラン。
薔薇ムランはね、もう簡単に想像出来ちゃったって言うか。流れがそうなっちゃってたからね、アレはあの場面に行く前に止めなきゃどうしようもないよ。何とかカブレラまででアウト取れてれば良かったけど・・・つーかそうしなきゃいけなかった。打たれるべくして打たれた一発ですよ、ええ。責めるべきは坂本とカブレラへの攻めですよ。あれで2点損してる。
で、マメを潰したか?指から血を流しながら力投も沈みゆく八木に「早く代えてやれ梨田!吉井!」との声もわかりますが、じゃぁ一体誰を出すんですかね?明日も試合があります、多田野なので一発の危険性もあり早期にKOと言うことも考えなければなりません。そしてヤタローは昨日も放ってますんで出るにしても6回以降でしょう。ここで出せる投手がいないんですよ。こういう時に敗戦処理で良い仕事をしてくれる職人が居ればね、八木も早めに下ろしてあげれるんですがね。そうじゃないのであれば復活した手でローテには組み込めない八木にもう少し頑張ってもらって、その上でまた抹消で中13日くらいで先発とかそういう感じなんじゃないですかね?
代えられるなら代えてやりたいのはベンチも一緒だと思いますよ。でも居る投手を無計画にドンドンと出していけるわけでもないですからね。毎日「今日が最終戦だ」って感じじゃ持ちませんから。
で、6回からヤタロー、この調子だと明日は延長にでもならん限り出ないかな?宮西は調整登板でしょう。これまで何試合も見てきているファンが「宮西の立場もハッキリしないなぁ」と言うのもどうかと思いますが、NHKの実況が「比較的勝ち試合で出ることが多い投手なんですがどういうことでしょう?」といっちゃうのは如何なモノですかね?野球実況のプロなら調整登板と言うものも頭に入れておいて欲しいものです。
最後は菊地。うーん、菊地はここで3連投なんだよなぁ。宮西は別としてヤタローも2連投、しかも昨日は2イニングス放ってるし。調整で久と舞妓を出してみても良かったと思いますけどね、ヤタローと菊地は休ませて。
【総括】
まぁこれで対オリックス8連敗ですか。山本にも負けてどうして同じ相手にここまで・・・・って言う声もありますが、ある意味これもウチの伝統ですからね。岩隈や渡辺俊にも何年越しで負け続けましたし、逆にカモにしたら何年越しで何連勝とかそういうチームですから。
それにしても負けたら言われ放題もやむ無しなんですが、それにしても実際にはちゃんとやっている事を「やってない」と言い張ってみたり、考えてないなんて事は無い筈なのに脳内決め付けで「何も考えていない」「無策」と言い切っちゃったりとか。
実際負けているわけで、どんな策を講じても負けたら無いのと一緒ですけどね。それでも全くやっていない訳じゃないですからね。どんなマジック采配を期待しているのかは知りませんが、種無しマジックを100%成功させろというのは時間を操る程度の能力でも無ければ厳しいですよ。
【記事タイトル】
元ピンクレディーMIEさんの曲で、「不良少女とよばれて」というドラマの主題歌でしたね。傷つき壊れた時が強くなるチャンスですよ!
↓以下TB用リンク
北海道日本ハムファイターズを勝手に応援する! | 連日の一発攻勢で完敗。orz /
まぁなんていいますかね、如何に脳内で勝つのが当たり前になってるんでしょうかね?今年ここまでが既に出来すぎだという事に気付かず、去年一昨年の優勝も出来すぎと認識せず。ここまでが出来すぎだっただけですよ、ようやっと実力なりの展開になっただけ。
しかしね、狙えるんなら狙いますよ。このチームが2位とかAクラスとか恥ずかしい、そんなことは無いですよ。それを言ったら去年一昨年の優勝も恥ずかしいという事になりますし。今のチームを恥じている人はどんな立派なチームを想定していたんでしょうかね?
【攻】
調子自体は上向いてると思うけどね、打線は。それ以上についてないというか向こうの好守好捕に阻まれているというか。いい当たりは出てるんですよ、それがもうちょっと伸びてればズレてれば・・・・いや、いいところなんだが向こうの守備が凄くがんばってるというか。
その頑張りを越えられないのは調子の上向き以上の負の勢いなんだろうなぁ。だけど間違っては居ないんだから何度でも同じ当りを飛ばしてやろうと挫けず燃え続けろ!
ボッツは一時期よりは落ち着き気味でも、7回表に一矢報いる2得点に繋がる1安打。一時より落ち着いたとはいえ今の打線では期待のできる打者、「それに引き換えボッツは・・・」と嘆く程でもないと思うんですがね。
【防】
八木ねぇ・・・やっぱりソフバンにぶつけた方が良かったなぁ。今日の内容だとそれでも大差ないかもしれないけど、それでも相性が良い分有利に放れたような。ソフバン3連戦を勝・八木・藤井で行かせるとして、ダルは明日先発、グリンは金曜先発で多田野とスウィーニーはローテ1回飛ばしてこの土日中継ぎ待機とか。まぁそんな上手くもいかないでしょうけど。ダルの札幌での復員後初登板は営業の匂いがプンプンするなぁ・・・
そんな八木、初回のソロムランは初球打ちの事故ムランだし、仕方ないかもしれない。初球が無用心に過ぎるという見方も出来るが。しかし3回、日高を死球で歩かせ大引送って下山三振、2死走者二塁から坂口カブレラ連続適時打、とどめに32号2ラン薔薇ムラン。
薔薇ムランはね、もう簡単に想像出来ちゃったって言うか。流れがそうなっちゃってたからね、アレはあの場面に行く前に止めなきゃどうしようもないよ。何とかカブレラまででアウト取れてれば良かったけど・・・つーかそうしなきゃいけなかった。打たれるべくして打たれた一発ですよ、ええ。責めるべきは坂本とカブレラへの攻めですよ。あれで2点損してる。
で、マメを潰したか?指から血を流しながら力投も沈みゆく八木に「早く代えてやれ梨田!吉井!」との声もわかりますが、じゃぁ一体誰を出すんですかね?明日も試合があります、多田野なので一発の危険性もあり早期にKOと言うことも考えなければなりません。そしてヤタローは昨日も放ってますんで出るにしても6回以降でしょう。ここで出せる投手がいないんですよ。こういう時に敗戦処理で良い仕事をしてくれる職人が居ればね、八木も早めに下ろしてあげれるんですがね。そうじゃないのであれば復活した手でローテには組み込めない八木にもう少し頑張ってもらって、その上でまた抹消で中13日くらいで先発とかそういう感じなんじゃないですかね?
代えられるなら代えてやりたいのはベンチも一緒だと思いますよ。でも居る投手を無計画にドンドンと出していけるわけでもないですからね。毎日「今日が最終戦だ」って感じじゃ持ちませんから。
で、6回からヤタロー、この調子だと明日は延長にでもならん限り出ないかな?宮西は調整登板でしょう。これまで何試合も見てきているファンが「宮西の立場もハッキリしないなぁ」と言うのもどうかと思いますが、NHKの実況が「比較的勝ち試合で出ることが多い投手なんですがどういうことでしょう?」といっちゃうのは如何なモノですかね?野球実況のプロなら調整登板と言うものも頭に入れておいて欲しいものです。
最後は菊地。うーん、菊地はここで3連投なんだよなぁ。宮西は別としてヤタローも2連投、しかも昨日は2イニングス放ってるし。調整で久と舞妓を出してみても良かったと思いますけどね、ヤタローと菊地は休ませて。
【総括】
まぁこれで対オリックス8連敗ですか。山本にも負けてどうして同じ相手にここまで・・・・って言う声もありますが、ある意味これもウチの伝統ですからね。岩隈や渡辺俊にも何年越しで負け続けましたし、逆にカモにしたら何年越しで何連勝とかそういうチームですから。
それにしても負けたら言われ放題もやむ無しなんですが、それにしても実際にはちゃんとやっている事を「やってない」と言い張ってみたり、考えてないなんて事は無い筈なのに脳内決め付けで「何も考えていない」「無策」と言い切っちゃったりとか。
実際負けているわけで、どんな策を講じても負けたら無いのと一緒ですけどね。それでも全くやっていない訳じゃないですからね。どんなマジック采配を期待しているのかは知りませんが、種無しマジックを100%成功させろというのは時間を操る程度の能力でも無ければ厳しいですよ。
【記事タイトル】
元ピンクレディーMIEさんの曲で、「不良少女とよばれて」というドラマの主題歌でしたね。傷つき壊れた時が強くなるチャンスですよ!
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北海道日本ハムファイターズを勝手に応援する! | 連日の一発攻勢で完敗。orz /
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テーマ : 北海道日本ハムファイターズ
ジャンル : スポーツ