GRD2 ISO80 f5.6 1/400s Harefield, London
今日は予報通り、気温も高めで暑い一日でした。
Met Office(日本の気象庁に相当)の発表に拠ると、今年の夏はいまのところ100年に1~2度あるかないか位の「雨の降らない」夏のシーズンだそうです。
テニスのウインブルドンなんか、雨で試合が中断するのは名物の景色とも云えますが、今年は雨で中断した試合が「1試合も無かった」との事で、これはかなり異例だと思います。
せっかく昨年からセンター・コートには雨対策用の屋根を付けたのに、宝の持ち腐れ(笑)。
もう少しこのように「夏らしい」日が楽しめるといいのですが、一方ではそうも言ってられないかも知れません。
スコットランドでは、あまりに雨が降らないために、水不足がかなり懸念される様になって来たとか。
予報では、土日も28~30度らしいのですが、月曜日に天気が崩れ、23度までまた一気に気温が下がる様です。
大相撲が荒れてますね。
暴行による死亡事件に朝青龍のことも有って、相撲離れが進んだ所にとどめの野球賭博ですか。
国技として甘やかされてきた面もさることながら、親方衆も含めて「危機感」が全くなかったんじゃないでしょうか。
今の日本の縮図を見る様です。
政治はおろか、経済、科学/技術まで凋落しようとしています。
http://www2.asahi.com/senkyo2010/special/TKY201007090395.html教育/科学/医療は国家戦略の重要な部分との認識が無い国に明るい未来を感じられません。
自民も民主も関係なく、議席の獲得が「手段」ではなくて「目的」に見える政治家達には、長期的ビジョンのみじんも感じられません。
もはやこのままでは、中国や韓国、シンガポールなどには科学ではまったく太刀打ちできなくなる日がそう遠くない気がします。
テーマ:雑記 - ジャンル:日記
- 2010/07/09(金) 18:49:49|
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大相撲は最低ですね。 経営の素人がタニマチ頼りで危機感無し、国技も情けないものです。 日曜日の参議院選挙も正直一票入れる党が見当たらない。
- 2010/07/09(金) 23:15:10 |
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- tak+ #-
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まったく同感ですね。
資源の無い国が技術開発をやめてしまって、何を輸出しようというんでしょうか。
写真は琵琶湖周辺に無数に点在する野池を思い起こさせます。
ただし滋賀はほとんどが曇り空なので、青味のいいGRDを持ってしてもここまで蒼くは写らないと思います。
そちらでもブラックバス釣りは盛んなんでしょうか。
- 2010/07/10(土) 15:40:06 |
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- 成記 #7daZ1kYE
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水面がとても澄んでるように見えます。ステキな一角ですね。
リンク先のアサヒの記事、ガックリ来ますね。研究分野に素人の私でも
「ダメだこりゃ」といかりや長介になってしまいます。
日本人はリスクテイクが下手、失敗を必要以上に嫌う傾向が強いのでしょうか。
私も偉そうに言えない失敗嫌悪症的性格なのを自覚していますが
個人はちょっと頑張れば変われますが、国全体は一朝一夕ではなかなか変われません。
危機感を覚えますね。
- 2010/07/10(土) 16:22:52 |
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- kk #1jhbtX.k
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tak+さん
もうそろそろ、「地元の利権」から「国益を代弁」する国政選挙として国民が目覚めないと、日本は浮かび上がれないと思うのですが、いかがでしょうか。
平和に慣れすぎた日本は、国民にも為政者にも、「国防←決して軍隊と言う事ではなくて、経済・教育・科学技術・医療福祉を含めて、国民を守ると言う事です」という発想が皆無に見える所が悲しいです。
それでも、一人一人が出来る事は、良さそうな人に一票を投じることなんですよね....
- 2010/07/10(土) 21:33:23 |
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- Dr Ken #-
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成記さん
国家戦略の無い為政者達には、困りましたね。
政治家、官僚、経済界、科学界、全てにおいて、世界的視野の中で日本のポジションをどう取り、国民をどう守るかと言う発想もビジョンもみじんも感じないのが悲しいです。
ちょっと調べてみましたが、どうやらUKにはブラックバスは(いるのかも知れませんが)見ないようで、そうだとすると、あまりバス釣りは盛んではないのかも知れません。
でも、海や川では釣り糸をたれているひとはいますので、釣りそのものは盛んだと思います。
- 2010/07/10(土) 21:42:06 |
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- Dr Ken #-
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kkさん
ハーフィールドというロンドン郊外にある家族で気に入っているパブの側を流れている小川です。
ロンドンは、ちょっと郊外に出ると、こういうのどかな風景が広がっていて、夏場は最高ですね。
朝日新聞が特別好きな訳でもないのですが、ここの記事に書いてある内容は、現在の「科学技術の開発/研究」に関わるもの達全員が感じている「閉塞感」「挫折感」を代弁していると思います。現政権と今後の生検担当者達は、自分たちのしでかした事に責任を取ってもらいたいと思いますし、現実を直視して欲しい。一度遅れをとった最先端の研究は、もはや取り戻すには相当の年月と予算を必要とするでしょう。要は、政策の決定に際して「きちんと判断できるフェアな助言をできるブレイン」がいて、為政者が「耳を傾ける」事が出来るかどうかでしょう。民主党に適切なブレインが要る様には見えませんね、こと教育と科学技術政策に関しては。事科学技術政策に関しては、実は小泉内閣のときは今振り返ると良かったと思います(だからといって、自民が良かったとは思っていません)。
国民ももっと目を覚まさないといけないと思います。英国では消費税20%と言った政権が選挙で勝つのに、5から10%にすると言うと、支持率が急落する。民主党が良いとは云いませんが、こんな「幼稚」な世論しか形成できないなんて、いったい日本人はいつからこんな情けない国民性に成り下がってしまったのでしょうか。これはもはや沈む所まで沈まないと、目が覚めないと言う事なのか。
- 2010/07/10(土) 21:52:17 |
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- Dr Ken #-
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