GRD2 ISO100 f5.6 1/400s
今日も天気はまずまず(雨ではないと言う事)。気温は上がらず、朝家を出るときには肌寒いままです。午後からはえらく晴れ渡って、空の様子は日本で云うところの秋晴れと言った感じですが、そこそそ気温が上がって来て、気持ちよかったです。
昨日から今日にかけて、医療関係で気になるニュースが二つほど。
今日は、そのうちの一つについて。
英国で、今後はプライベート診療による移植は前面禁止にすると言う方針が、昨日打ち出されました。
日本人には、一見、関係なさそうに思えますが、これが大いに関係があります。どういう事かと言うと、日本で脳死ドナーが現れるのを待てない日本人が英国で移植を受ける道が完全に閉ざされると言う事なのです。
これは、必要な人が貧富に関係なく公平に優先的に移植を受けられるようにするだけではなくて、昨今のドナー不足も反映して、英国のドナーによって提供される臓器は英国在住者にNHSによって提供されるべきものだ、と言うことなのです。
WHOが移植は基本的には自国内でまかなうべしとの勧告を出していますから、この流れは米国も含めて強くなるでしょう。
別に僕は移植に諸手を挙げて賛成と言うつもりはありませんが、それしか救う手だてがない患者さんがいる事も事実です。日本では独特の死生観があり、骨髄移植を含む生体からの提供臓器の移植以外、脳死体からの臓器の提供を受けるのは欧米と比べて難しいと思いますが、感情論ではなくて、科学的に冷静に今後の日本での移植医療のあり方を待ったなしで模索しないと、(今までは国内でドナーが見つからない場合は海外に行くことによって)技術的に助けられたはずの命が、今後は、なす術も無く失われていくことになるのです。(元)小児科医ですから、患者さんサイドに立ってみますと、最初からどうにもならないのならば仕方ないのですが、なんとかしてあげられるはずの子供たちには国内では現状では全くチャンスが無いと言う事実には、胸が痛むのです。
もう一つの医療関係の話題は明日取り上げるとして、もうひとつだけ。オリンパスのOM1やPenの開発で有名な米谷美久氏がお亡くなりになったとデジカメWatchの記事で見ました。
http://dc.watch.impress.co.jp/docs/news/20090730_306011.html
プロジェクトXで取り上げられてもおかしくない位の方だと思います。20世紀の日本のモノ作りの独創性を支えて来た方がまた一人この世を去ってしまったかと言う思いです。ご冥福をお祈り致します。
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- 2009/07/31(金) 15:59:42|
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GRD2 ISO400 f3.5 1/200s
今日は、まずまず晴れ渡っていたのですが、気温が低い。最高気温は21℃だったようですが、朝、家を出たときに(シャツのうえにパーカーを着ていたのですが)寒くて革ジャンでも着れば良かったと思ったほどでした。とにかく、これでも夏かと言うくらい、ここのところ寒いです。
これに関連して。今年の4月か5月にMet Office(日本で云う気象庁みたいなもん)が、今年の夏は気温も平年よりも高め、降水量も少なくて待ちに待ったBBQ Summerになる、との長期予報を出していたのですが、昨日から今朝にかけて、BBCや無料新聞Metroなどで、「ふざけるな(とは本当は言っていませんが、ニュアンスは多分そう言いたいのだと思います)、なにがBBQ Summerだ!」と報道していました。それもそのはず、ここ4週間ほど、雨は多いし気温は上がらずに涼しいを通り越して肌寒いですから。これを受け、Met Officeは、BBQ Summerは65%の可能性だったのだが、残念なことに35%になってしまったとの苦しい説明。そんならよけいなこと言わなきゃ良かったのに。悪い方に外れたらブーイングの嵐なのは、万国共通のようです。
別の話題。昨夜、Organic食品は、栄養価としてはOrganicじゃない食材と何ら変わらず、栄養学的に何のメリットも無く、高いお金を出してもヘルシーとは言えないとの研究がニュースで紹介されましたが、今朝になってOrganicの業界が猛反発。昨晩紹介された研究は農薬などの化学物質の事を全く考慮していなくて、それを考えただけでもOrganicはヘルシーなのは自明だと、BBCの朝のニュースに乗り込んで来てまくしたてていました。それに絶対に味も良いはずだと。完全に感情論で、ニュースを見ていて面白かったです。味は言い過ぎですよね。主観的なものですから、好きかおいしいと思うかと言うのは。実際に街中でブラインドでOrganicとそうじゃないフルーツを食べ比べてもらうと、どちらがおいしいかは意見はまっぷたつ。バラエティ番組の一流芸能人(伊東四朗と浜ちゃんがやっているヤツ)を思い出してしまいました。
それにしても、シューマッハが現役復帰とは。少々驚き。マッサが怪我した直後でのフェラーリへのインタビューで、シューマッハの復帰はあり得るのかとの質問にフェラーリのスタッフがあり得んと一笑に付していたのは何だったのでしょうか。
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- 2009/07/30(木) 17:43:04|
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GRD2 ISO80 f3.2 1/160s
今日は朝から雨模様。気温も低めで、シャツの上にスウェットなどが無いと、寒くて過ごせません。
一日雨かと思いきや、夕方になって晴れ間が覗いています。
家族が一時帰国して一週間が経ちました。なんとか生きています。というのも、妻が帰国前にいろいろと食べ物を冷蔵(冷凍)してくれていて、それを順番に食べているので、買い物にも行かずに済んでしまっています。妻に感謝。子供たちは楽しいようで、電話してもあまり相手にしてくれません(ショボン)。
GR BLOGにGRD3のインプレが出ていますが、まあ社員のブログなのでけなす事はしないと思いますが、読むにつけ、欲しくなってしまいます。載っている写真も、好印象でした。売り始めのころは初期ロットに不具合が合ったり、値段が高かったりするので(ちょっとがんばればE-P1買えちゃう)、しばらく様子見と言う作戦に変更はありません。レンズ周りからホコリも入りにくくなっているとか書いてありましたが、そこだけは本当かよと突っ込みたくなりました。多分、苦情の中でも多そうなので、改善されている事を祈りたいです。
今朝のBBC Breakfastで、BMWが今季限りでF1から撤退との事。やはり金食い虫のF1の継続は、この不景気下ではつらい様子です。報道では、ルノーもトヨタも判らないぞ、と言った切り口で、まだまだF1にまつわるごたごたは続きそうな気配です。
日本人居住者の多い地域は、ロンドンと言えども、写真のように日本語を目にする事が多いです。特に日本の食事や食材は人気があるようで、日本食材店で日本人がパートナーではない外人がお刺身を買いに来たりしますし、シティの中心街(Piccadilly Circus)にある日本食材店に行くと、吟醸酒が売っていたりします(値段はいい値段してますが)。
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- 2009/07/29(水) 16:55:06|
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GRD2 ISO400 f6.3 1/500s
今日は天気予報では良く晴れそうな印象だったのに、割と雲が多かった気がします。
明日から週末にかけては、ずっと雨の模様。
気温も22 ~23℃くらいまでしか上がらず、子供たちが夏休み中だと言うのに、夏だと言う気が全然しません。
家族がいない間に英語の勉強をしようと思ったりしたのですが、意外と時間が見つけられずにいます。根が貧乏性で、家族に時間を割かねば行けなかった時間が、そのまま実験などの研究活動の方についつい回ってしまいます。でも、どこかで英語の能力アップを図っていかないとだめなのは判っているのですが....
石川選手にかわって、先日米国ツアーで初優勝した宮里藍選手は、全英女子オープンに参加するために英国に来ているんですね。活躍を期待したいです。
昨日からいつもの倍くらいアクセスがあるなと思ったら、どうやら昨日のタイトルが原因のようです。
それだけGRD3は注目されていると言う事なんでしょうね。
GRD2を使って思うのは、コンデジなのに、息の長い製品だなってことです。「新製品にすぐに買い替えないと」と言うような切迫感に襲われません。製品が良いからなのでしょうが、リコーにしてみると頭が痛い事かもしれませんね(メーカーはドンドン買い替えてもらいたいはず)。
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- 2009/07/28(火) 17:25:20|
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GRD2 ISO80 f3.2 1/160s マクロ
今日は朝から結構まとまった雨が降っていて、天気予報を聞いて一日雨かと思っていたら、2時ごろからえらく晴れて来て、ロンドンの天気は全く読めません。
昨日のF1はハミルトンが優勝と、結構読みが違っていたのですが、今日の話題はGR Digital 3の発表につきます。先週あたりからリーク情報と思われるGRD3の話題がちらほらネットに出ていたので、そんなに驚きはしなかったのですが、発表が意外に早かったですね。
スペックは、恒例のように驚くほど大きく変わっていないのは、元の完成度が高いせいもありますが、絞りの解放値がより明るくなったのと、画像エンジンが進化していて悪条件により強くなっているとのこと。ネット上に出てくる画像を楽しみにしたいと思います。
CCDの大型化はやはり実現は無かったですね。個人的には、ちと残念。DP1やDP2のようなAPS-Cサイズの大型CCDに依る画像をGRDのコンセプトでさくさく撮れたら最強なんですけどね。「買いか?」と言われると、ロンドンで貧乏生活を強いられている現状では、実売価格が8万くらいと言われると、とても無理で手が出ません。モデルチェンジ直前に値段が底値になったときに狙うかもしれません。撮った写真にホコリの影が出ていますけど、ひとまず
GRD2を使い倒します。
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- 2009/07/27(月) 20:16:34|
- GRD2
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GRD2 ISO80 f3.2 1/160s
今日は久々に夏らしい陽気です。
あと少しの間、夏を堪能できるような天気が続く事を願います。
午前中に大家さんが来てくれたので、いろいろと家の中の不具合を見てもらって、修理/改善を依頼しました。うちの大家さんは、陽気なイタリア人です。
F1のハンガリーGPは、驚いた事にアロンソがPPのようですね。
暑い気候で路面温度が上がればブラウンの優位性が指摘されていましたが、ふたを開けてみるとRed Bullの優位はあまり揺らいでいない様です。
マクラーレンもフェラーリも盛り返しつつある気配を見せて来ましたし、トヨタも行けそうなので、明日の決勝は面白くなりそうです。
ただ、マッサが落下物がヘルメットを直撃した事でクラッシュ事故を起こし、頭蓋骨折の緊急手術後ICUにてケアを受けているとの報道で、心配ですね。
とはいうものの、多分自宅で決勝を観戦せずに、明日も朝から仕事に出ることになりそうです。
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欧州に派手な色彩はほんとに少ないです.......
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- 2009/07/25(土) 15:30:19|
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GRD2 ISO80 f3.5 1/200s マクロ
GRD2 ISO80 f3.5 1/160s マクロ
GRD2 ISO80 f2.4 1/30s マクロ
今日も割と安定した天気でしたが、夕方に夕立が降りました。
もう少し気温が戻ってくれれば文句無いのですが、日増しに日没が早くなって来るのが体感できてしまうので、少し物悲しいです。
家の中は静まり返っていて、TVで特に見るべき映画も今日はやっていないので、家に少し仕事を持ち帰ってMacでこなせる仕事を少ししておこうと思っています。
明日は午前中に大家さんが家の不具合を直しに来るので、ややホコリっぽいので仕事から帰って来たあとに掃除機をかけました。
いつも妻がやっていてくれた事なので、改めていつもありがたい事だと思いました。
明日は大家さんが帰ったあと、家にいても仕方が無いので、研究室に仕事をしにいく予定です。
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- 2009/07/24(金) 20:42:03|
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GRD2 ISO80 f4.5 1/250s
今日もまあまあの天気でした。
この2日間ほど、若干気温が高めで、再び夏らしい(といっても日本ほど高くはないですが)気候が帰って来る事を期待してしまいます。
子供たちは、無事に日本に着いたようで安心しました。
妻によると、めずらしく機内でもお利口だったようです。
英国ではぐんぐん豚インフルエンザ罹患者(疑い例も含む)が増えていて、とうとうタミフルの処方箋を発行するのに、GP(家庭医)へのコンタクトも要らないというシステムに変更するようです。websiteか電話で豚インフルエンザを疑うかどうかのチェックをして、疑わしいとなると、今まではGPにコンタクトをとって処方箋を発行してもらい、それを発症していない家族にとりに来てもらってから薬局へ行く、と言うシステムでしたが、今度は電話かwebでのチェックで疑わしいとなると、自動的にタミフルをもらうためのコード番号が発行されるので、それを持ってタミフルを配布する所定の場所に行くと、タミフルがもらえると言う風にするようです。GPが自分たちの身を守るためにしたのか、他の未発症の患者さんとの交差を避けるためにしたのか、もひとつ不明ですけど。
日本の水際作戦ももうひとつと思いましたが、この国も防疫対策はもひとつうまくいっていないですね。強毒化する前にこれですから、先が思いやられます。一方で、英国の製薬会社のGlaxoSmithKlineは相当豚インフルエンザワクチンの受注があるようで、リレンザの増産も決めた事から、この不景気にありながら災い転じて赤丸急上昇といったところでしょうか。強毒化する前である今の時期に、うまく機能するシステムにブラッシュ・アップして欲しいと思います。
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- 2009/07/23(木) 18:36:34|
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GRD2 ISO100 f7.1 1/640s
今日はまあまあの天気でしょうか。
時々ぽつぽつと雨が降って来ましたが、概ね晴れていましたし、気温も高めで地下鉄は蒸し暑かったです。
昨日が現地校の終業式で、日本よりも若干遅れて、今日から子供たちは夏休みに入りました。
この3ヶ月ばかりの上の娘の英語の上達ぶりは目覚ましく、子供向けのペーパーバックはすらすら読みますし、会話もなかなかモノで、あっという間に追い抜かれてしまいそうです。
primary schoolの成績表(各々の科目の評価について、先生の講評と次の課題がびっしりと記載されています)でも、literacyでは著しい向上を見せていると書かれていました。
頼もしく思います。
夏休みに入って、妻と子供たちは、2年ぶりに日本へ夏休みの間に一時帰国することになっていて、本日の便で日本へ旅立ちました。
8月末まで帰って来ません。
英語を忘れないように、何冊かペーパーバックを買ったり借りたりして、毎日読むようにと子供にもたせました。
僕は、仕事が気になるのと、家族4人が日本と往復すると目が飛び出るほど高くつくので、一人ロンドンに残って仕事に精を出すことにしました。
いま、ヒースロー空港に妻と子供たちを送っていって帰宅し、一人でこれを書いていますが、もう既にめちゃくちゃ寂しいです......(ちょっと泣きそう)
まあ、家族サービスを気にしなくて良いこの期間を利用して、久々に日本にいたときのような仕事のスタイルに一時的に戻って、仕事に没頭しようと思います。
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- 2009/07/22(水) 19:25:01|
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GRD2 ISO400 f4.5 1/320s
今日はもう一つな天気です。
なかなかブログを書いたり、見に行ったりと言う時間が見いだせずにいましたが、今日が締め切りの仕事をやっつけてしまえば、あすから少し精神的にゆとりができて、時間も見つけられると思います。
衆議院がとうとう解散になりました。
なんとなく選挙の結果は見える気がしますが、何が起こるか判りませんので、ひとまず在外選挙権は行使したいと考えています。
以前もちらっと書きましたが、消去法でしか民主党を選べないとしたら、二大政党政治にはまだまだほど遠いですし、思わずうなってしまうような人材が出てこないものかしらとも思います。
梅雨前線の活性化で、豪雨で大変な被害が出ている様子で、心が痛みます。豪雨は久しく体験していませんし、ロンドンでは雨が多くてもずっと降り続けることは無いので、日本での雨の降り方を久しく忘れてしまっています。そうはいっても、英国でも洪水被害は有るわけですが、鉄砲水とか土石流と言ったものは、なかなか無いような気がします。
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- 2009/07/21(火) 16:46:31|
- 日英の相違
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GRD2 ISO400 f2.8 1/125s
昨日の日曜日は冴えないお天気で肌寒い感じでした。
全英オープンでワトソンは残念でしたね。年齢を聞くと応援してしまいましたが、最後は”もたなかった”印象です。でも、59歳であれだけのことが出来る事を見せつけられると、僕なんかはまだまだと言った気にさせられます。
今日はまずまずのお天気でした。
GRD2 ISO400 f4.0 1/250s British Aerospace Sea Harrier
昨日は、子供たちにせがまれ、ヘンドンにあるRoyal Air Force Museum(王立空軍博物館)に行って来ました。入館料も駐車場代もただでしたが、無料と聞いていたフライトシュミレーターは有料でした(残念!)。
まあ、印象は空軍のプロパガンダと言ったところでしょうか。徴兵制ではなくて志願兵による軍隊ですから、そういう宣伝は政府としても軍としても、とても重要なのでしょう。
飛行機の歴史から、空軍の歴史、飛行機による戦闘の歴史などが展示されています。
また、広い館内には昔のプロペラ機から最新のジェット戦闘機までが展示されていました。
GRD2 ISO400 f2.4 1/30s ストロボ 多分McDonnell Douglas F4 Fantomのコクピット
写真のような迎撃機だけじゃなくて、巨大な爆撃機やミサイル、投下型の爆弾といったものも展示されているので、戦争の道具と思うととても複雑な気持ちになりますが、ジェット機としてみると確かにスパルタンで格好良く見えます。
子供たちは気に入ったようです。
そういえば、僕も子供の頃は「戦争の道具」と言う事は全く意識せずに戦艦や戦車、戦闘機などのプラモデルなんかも作っていましたから、子供に取ってはやはり魅力的なアイテムである事は昔も今も変わらないのかもしれません。
もう一カ所別の場所にRAF museumが有って、そちらにはコンコルドが展示されていて機内に入れるとラボの英国人に教わりました。それは行ってみたいです。次回の宿題と言う事で。
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- 2009/07/20(月) 17:42:10|
- 英国
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GRD2 ISO80 f4.9 1/320s
今日は久しぶりに強い日差しで、まずまずのお天気でした。
日本人学校補習校は本日で一学期が終業で、夏休みに入りました。
現地校は、次週の火曜日で学年末を迎えます。
ちょうどこの時期に企業が駐在員を引き上げて人の入れ替えをする事が多い様子で、娘の周囲も息子の周囲でも、何人かお友達がこの夏休みに帰国の途につきます。
仲良くしてくれたお友達がいなくなってしまうのは、親の立場としても切ないと言うか、寂しいものですね。ここのところ、子供たちの送別会が続いています。
写真は、Cotswolds(コッツウォルズ)へマイカーで観光に行ったときに、何気なくふらっと立ち寄ったスノースヒル(Snowshill)という村で撮った写真です。散策している観光客らしい人もちらほらいましたが、どの観光ガイドブックにも必ず出ているようなメジャーな観光地ではないみたいです。でも、素朴な風景はじつはCotswoldsの中では一番良かったように思います。
GRD2 ISO100 f6.3 1/640s
乗馬しているおねえさん(ひょっとすると高校生くらいかも)が通りかかり、写真撮らせてと頼んだら、気さくに応じてくれました。
この村は、地元の人も皆笑顔で気さくで、とても良い感じでした。
GRD2 ISO100 f6.3 1/640s
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- 2009/07/18(土) 23:42:05|
- 英国
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GRD2 ISO80 f3.8 1/200s
今日は肌寒くて日もあまり照らない冴えない天気でした。
昨夜は雷を伴った大雨でした。子供たちに「雷に風呂上がりにいつまでも着替えずにぐずぐずしているとへそを盗られちゃうぞ!」といったら、まじめに怖がっていたので、次第に生意気な口をきくようになりつつあるも、かわいいもんだなと思いました。
今朝の無料新聞Metroによると、8月になってまた夏らしい気候が帰ってくるのが期待できると書いてありましたが、期待しすぎるとすごくがっかりするはめになるので、まあ話半分に聞いておこうと思いました。
なんだか、本当に夏が終わってしまった気分ですが、子供たちは来週から「夏休み」が始まるので、なんだかちぐはぐな感じがします。
時間がなくてあまり書けませんが、北海道での夏山の遭難事故の報道には、心が痛みます。
テーマ:雑記 - ジャンル:日記
- 2009/07/17(金) 18:06:46|
- 英国
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GRD2 ISO80 f3.2 1/200s
今日はまずまずのお天気でした。
あまり時間がないので簡単に。
英国政府が本日発表したところによると、英国における豚インフルエンザの罹患者数は約55000件数で、これによる死亡者は合計29名に登る事が明らかになりました。
死亡者のほとんどは何らかの基礎疾患を有する健康上のリスクの有る方ばかりだそうですが、一昨日、GP(家庭医)と6歳になる少女が亡くなったと言うことが、ややセンセーショナルに報道されていました(このGPと少女の基礎疾患の有無については報道されていません)。
ここのところ飛躍的に英国での患者数が増えているのに対し、日本では徐々に増えているもののあまりこれほど急激でないと言う違いは、もちろん防疫対策の質の違いで日本が優れているのならば良いのですが、個人的な印象としては国外からの流入者の数の違いと「気温」の違いが大きいのではないかと(勝手に)考察しています(あくまで個人の印象でモノを言っているので、専門の方はムキにならないでね)。
気温が高いとウイルスが増えることが出来ませんから、この2週間の最高気温が高くても20℃ちょっとしかない涼しい英国と、最高気温がかるく30度を超えるところでは、条件が全然最初から異なるという事です。
必要以上に怖がるのはナンセンスですが、この秋以降、強毒化しなければ良いのにと懸念しています。ワクチンの生産はどうやら遅れが出ていて、英国では8月以降に供給出来るようになるのではとのことです。
こういう新種インフルエンザの報道を聞くたびに、小松左京氏のSF小説「復活の日」を思い出します。
テーマ:科学・医療・心理 - ジャンル:学問・文化・芸術
- 2009/07/16(木) 17:50:01|
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GRD2 ISO400 f2.4 1/60s マクロ
今日は雨が降ったり、すっきりとしませんでした。
研究費の申請とは違うのですが、来週に締め切りのあるものに追われていて、ちょっと忙しくしています。
しばらくこんな感じで、写真にちょこちょことしたコメントくらいしか書けないかもしれません。
いただいたコメントへの返事が遅くなってしまい、申し訳有りませんが、今しばらくお持ちください。
写真は、デパートFORTNUM & MASONで見かけたお菓子。英国なのに、ちょっと和の感覚かもと思いました。すこしPhotoshopで色をいじってあります。
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- 2009/07/15(水) 18:03:39|
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GRD2 IS0100 f6.3 1/500s
今日はぱらぱらと俄雨が降ったりしましたが、まずまずいいお天気でした。
お世話になっている教授に、研究費獲得のお祝いに、St. Paulの付近までぶらぶらと散歩がてら昼飯をごちそうになりました。
今日は作業が立て込んでゆっくりと書いている時間が見つけられなかったので、取り急ぎこの辺で。
いただいたコメントへの返事が、遅くなるかもしれません。
ご容赦いただけますと幸いです。
テーマ:GR DIGITAL - ジャンル:写真
- 2009/07/14(火) 18:20:37|
- GRD2
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GRD2 ISO80 f2.4 1/50s マクロ
土曜日は雨模様でしたが、日曜は良く晴れてよい天気でした。
今日はまあまあと言ったところですが、若干雲が多い気がします。
昨日は、子供が通うprimary school(現地校)の夏祭りでした。
父兄がいろんなブースを出して、売り上げはすべて学校への寄付となります。
日本人ブースは毎年人気で、売り上げもトップとの事で、毎年期待されている分、気合いが入っていると聞きました。今年は、妻が2回目の参加にして、何人かの役員さんの一人を務めました。
役員のお母さん達は3ヶ月ほど前から準備に奔走していた訳ですが、そのパートナー(つまり我々)は当日の朝からテントを校庭に張ったり、教室の机をグラウンドに出してお店の設営をしたり、終了後の後片付けをしたりと、一日仕事でした。子供たちには少しばかりのお小遣いをやって、それでやりくりするように言い含めておきましたが、友達同士で買い食いをしたりゲームをしたりして、楽しかったようです。日本人ブースでは、お母さんがたが作った手作りの小物、蚤の市、水ヨーヨー、おみくじ、お楽しみバッグの販売に加え、一番人気の日本食の販売(お母さんたちで手分けして作って来たお寿司や焼きそば、あんぱんに和菓子などなど)と盛りだくさんでした。大成功だったのじゃないかと思います。昨日参加した皆さん、特にお母さんたち、おつかれさまでした。
驚いたのは、今年は警察と消防が参加していて、警察は机一つのブースで、子供たちに「指紋」をとる作業のまねごとで遊ばせていたり、消防隊は消防車を動員して、子供たちに見学させていました。消防車に乗り込んで、子供たちは大興奮(実は、僕も乗ってみたかったりして、店番などが有り無理でしたが)。
昨日のニュースで気になったものを備忘録代わりに。
大方の予想通り、自民党は東京都議選で歴史的敗退。衆院選も、だめでしょう。ただ、自民に愛想を尽かしたからであって、民主党が良いと思っているのではない消去法的な民主党の勝利には、まだまだ二大政党制にはほど遠い印象です。
F1のドイツGPは、またまたRed Bullが強さを見せつけた形になりました。ベッテルはシューマッハの用になれるのでしょうか。まだまだ若いので楽しみです。フェラーリが盛り返しつつ有る気配なのが、個人的には注目しています。
写真は、わざと高コントラストな写真でピントをぼかすようにして撮ってみました。赤と緑で高コントラストな蜷川実花風を目指したのですが、全然近づきません。才能あるプロはやはり違うと言う事ですね。僕にはまねできません。
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テーマ:雑記 - ジャンル:日記
- 2009/07/13(月) 17:28:15|
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GRD2 ISO400 f7.1 1/640s マクロ
今日は一日朝からぐずついた天気でした。
日本人学校の補習校では、数日遅れですが七夕飾りを子供たちが作り、子供によれば楽しかったとの事です。そういえば、子供の頃から七夕は梅雨時なので、晴れていたと言う記憶があまりありません。もっとも、都会では晴れていても、僕が子供の頃から既に明る過ぎて、天の川など見えませんでしたけど。
写真は、地下鉄の駅で咲いている、多分、夕顔です。
雨露に濡れている様子が、瑞々しく見えました。
テーマ:GR DIGITAL - ジャンル:写真
- 2009/07/11(土) 23:55:00|
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GRD2 ISO400 f4.0 1/200s マクロ
今日も比較的よい天気でした。
週末は崩れそうですが、日曜日は子供の通うPrimary SchoolのSummer Fete(要するに夏祭りね)なので、天気が良いといいのですが。
昨日の記事は、日本の科学界の行く末が不安になるちょっと辛口な内容でしたが、日本から発信されるすばらしい業績はもちろんある訳で、日本人としては、外人に胸を張って日本のサイエンスも技術も「え~やろ~」と言えるような国であって欲しい訳です。
小児科絡みの話題で最近「おっ」と思った日本からの論文は、先月号のCellに出ているヒトの自閉症のモデル・マウスの作成の仕事と、最新号のNature Medicineに出ている手足口病のウイルス(エンテロウイルス71)の受容体の発見でしょうか。手足口病のウイルスが細胞のどの蛋白にくっついて感染が成立するのかって、今まで判ってなかったんですね~(勉強不足を恥じるのみですが、知らんかった)。
そういえば、英国で見る手足口病は、日本で外来で診ていたものと、明らかに質が違います。こちらの方が症状が重い。熱はたいしたこと無いのは共通ですが、日本で見ていたものは、口の中や手足に出来る水疱や発疹も大したこと無く、そんなに痛みを伴うことはありませんでした。ところがっ!!、こちらで僕の子供達が手足口に罹患しましたが、口の中の粘膜はべろべろにただれてご飯は食べられなくなるは、手足に出来た水疱が痛くて歩けなくなるは、そんな手足口は日本では見た事が無かったので、小児科医(元)であるはずの僕がびっくりしてしまいました(僕が知らなかっただけでしょうか?、でも日本に於ける一般的な教科書的手足口病は、ものすごく症状はマイルドです)。ひどい症状がうちの子だけかと思いきや、周囲でかかった人が皆そういう状況なので、日本人やうちの子だけが特殊だったとか、そういう訳ではないようです。手足口病を生じるウイルスは前述のエンテロウイルスだけじゃなくて、コクサッキーウイルスA16など複数あり、日本でメジャーなのはコクサッキーウイルスA16ですので、commonなウイルスが全く異なるだろうと解釈しました。
写真は紫陽花なんですが、ここまでマクロで迫ると、一瞬、何の花?と思ってしまいます。
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どこがカラフルやねん、と言う突っ込みが聞こえて来そう.....
テーマ:科学・医療・心理 - ジャンル:学問・文化・芸術
- 2009/07/10(金) 18:34:17|
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GRD2 ISO100 f3.5 1/160s
今日は久々に朝から青空が広がっていました。
出勤時に、ちょうど地下鉄が信号機の不具合(これが遅れが出たときの頻出の理由。ひょっとするとこう言えば皆が文句言わないとでも思っているのだろうか?)で運行が乱れていて、いつも1時間で到着するところを2時間かかった上に、どこへ行っても列車に乗れずにあふれかえった人でごった返していて、ついてなかったです。
本日付けのNatureに、科学技術大国の日本は、昨今の経済危機と国際的な競争が激しさを増す中、現状のままだと今の地位から転落するとのエディターのコメントが掲載されていました。
Nature 460, 151 (9 July 2009) | doi:10.1038/460151a; Published online 8 July 2009Japan's tipping point
With changing demographics, a tight economy and increasing competition, Japan could slide from the top ranks of research nations. Drastic action is needed.
文科省が発行した白書に基づいた記事な訳ですが、多少僕の解釈をふまえた上で要約すると、
1)若者の理系離れが進んでいる。
←これは最近新聞でも良く云われていますね。若者が理科がきらいなら、若い小学校の先生も理科が嫌いだったであろうから、理科が嫌いな人に教わった子供たちが理科好きになるとは思えませんね。しかも、博士取得者が社会に出て魅力的な待遇を受けれるようには全く思えないです、今の日本は。「末は博士か大臣か」なんて言葉が有りましたが、「大臣」の圧勝じゃないですか?旨味が有るから政治家は世襲しているのでしょう?
2)大学研究者の総数は増えているにもかかわらず、若手研究者が減り続けている。
←総数が増えているとは知らんかった。でも、この記事に有るように、日本ではポジションが無くて、僕も将来に日本で研究職を得られるのかどうか、全く解りません(お前に能力が足りないからだと言われてしまえば、それまでですが)。ポジションに流動性が無いからなんでしょうね。誤解を恐れずに言うならば、いったん教授になってしまえば、問題でもこさない限りそのまま、言い換えると、教育もしくは研究の上で教授らしい仕事をしていなくても、その地位は失われることは無い訳です。あっ、別に今ポジションを得ている人が皆無能だと言っている訳ではないですよ。僕のお師匠なんかはまねしようにもまねできないすごい方でしたから。
日本で若手にチャンスは少ないです。日本では僕自身もチャンスが無くて、閉塞感が漂っていましたから。もちろん、自分自身のスキルを高めるために海外に出たいと言う希望は有ったのですが、一方では日本で感じていた閉塞感を打破したいと言うのも、海外へ職を求めたもう一つの理由です。
3)博士課程学生および大学研究者の中での外国人の占める割合の低さ。
←そりゃそうだ。だって、外国人学生を受け入れる体制(社会も含めて)は、英国に於けるものと比べると全く充実していないです。これは移民が前提の国と、そうじゃない国の違いであって、仕方ないのかもしれませんが、優秀な頭脳に日本に来てもらうと言う点ではとても損をしています。何より「英語」で科研費を請求できるようになったのはやっと昨年からです。つまり、外国人研究者は、いくら優秀でも日本で研究費を獲得する方法が無かった訳です。日本は、欧米と違い、文科省や厚生省と言った省庁がらみの研究費以外(つまり民間)は、額が少な過ぎて研究を推進するには不十分過ぎます。心情的には、「外人に負けんな」「日本人魂で欧米に対抗しよう!」と言う気持ちになるのも理解は出来ますが、欧州と米国の間は研究者の行き来が盛んで、米国で成果を上げている欧州人、欧州で成果を上げている米国人は、実にかなりの数に登るのじゃないかと思うと、日本人だけでがんばろうとしたところでマーケットが狭すぎる気がするのです。オリンピックと違うので、研究成果がその成果を上げた国にまずはクレジットが与えられるとするならば、純血日本人だけでがんばろうと言うのは損な話だと思います。
4)海外留学者および希望者の激減。
←驚くべき事に、最近の若者(20台から30台前半)は全く内向き思考で、出来れば海外など行かずに国内にポジションを得たいと言う人が多いそうです。医師にもその傾向は顕著で、一昔前は、卒後数年以内の医師に留学の希望を尋ねると半数以上が行きたいとの意見だったのが、今は一割もいないとか。確かに、日本では学べない研究手法とか医療技術と言ったものはほとんど無いに等しいのですが、論文の採択や学会発表など、成果を広く公表し、科学技術においてイニシアティブを発揮しようとすると、どうしても「英語」および「英語圏の社会の仕組み」に従わざるを得ません。コミュニケーション・ツールとしての英語の重要性は言うに及びません。実際に、英語で日本にいたときに一番のコンプレックスは「会話能力」で、いまでも全く向上を見ませんが、それ以上に渡英してこれはいかんと感じているのは「writing」の能力の方です。研究費の申請でいかに判りやすく、かつ自身のオリジナリティやインパクトを適切な表現と文字数で表現するかは、論文を書く際にも十二分に役立つはずです。一方で、海外に出ることによって、欧米の人がどういう立ち居振る舞いをし、どう考え、またどういう社会の仕組みで成り立っているのかを体験する(つまり「敵」を知る)事で、同じ仕事を成し遂げた場合により高く自分の仕事を売り込んだりなど、より国際的な舞台の中でうまく立ち居振る舞えるのではないかと思うのですが。
5) ポストを有する女性研究者の数の少なさ。
←優秀な女性は一杯いますが、日本の仕組みでは難しいですね。海外では子育てしながら研究職を全うしている優秀な方はうじゃうじゃいます。どこへ行っても、男女比は半々に近いのですよ、教授職でも。これは日本の伝統的な社会の風潮と仕組み自体が問題なのかな。現状では、優秀な女性研究者は、さっさと海外に出た方が良いかもしれません。
などを問題点としてあげています。
それに対して、いくつか評価すべき対策は施されつつ有るものの、規模も小さく効果は短期的なものしか見込めないものが多くて、結局もっと大胆な改革をしなければ日本の科学は国際社会で現在のポジションの維持は難しいと締めくくっています。う~ん、悔しいですね~、外国のメディアにこうもずばっと言われてしまうなんて。しかしながら、この記事には僕は共感してしまうのです。
それでは、どうすれば良いのか?。能力があれば(年齢・性別・出自、つまり誰の弟子か・国籍に関係なく)誰でも前に出れるようにフェアにチャンスが与えられる仕組みになること、博士号を有し且つ海外での研究経験の有るものには何らかのクレジットが有るようにすること、優秀な外国人も日本で研究費をとって研究できる環境にする(その代わり成果は日本の税金で出されたものなので日本にプライオリティがある)、などでしょうか。柳田先生がいつもブログでおっしゃられている事にかなり重なります。と言うよりも、ぼくが影響を受けているからなんですが。
反論がおありの方ももちろんいらっしゃると思いますが、少なくとも今の仕組みでは、潜在的に大化けするかもしれない人が能力を開花する事無く埋もれていく可能性がかなり高いことだけは確かだと思います(女性は特に。でないと、Natureにこんな記事はでませんよね)。少なくとも英国では、僕が今体験しているように「英国内でまだ実績の無い」「まだ住み始めて間もない」「外国人」にポジション(大学の職員としての研究職)を与えて、且つ、ひとまず向こう3年だけですが個人が推進するには十分な(学内の私的な資金源からではなく、公的な)研究費がつく、と言うような事が実際に起こる訳で、日本ではまずあり得ない事だと思うのです。
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- 2009/07/09(木) 18:49:14|
- 日英の相違
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GRD2 ISO80 f2.4 1/50s マクロ
ここのところぐずついた天気が続いています。気温も若干低め。
熱波がやって来ていたときは久々に半袖のシャツを着ていましたが、昨日今日は、そういう格好では風邪を引きそうです。ロンドンは、服装が難しい。暑くなったからと言って冬の服を完全にしまってしまうと、裏切られることになります。もっとも「寒さにめっぽう強い」白人どもは、僕たちが長袖を着て少し肌寒いかなと言う気候でも、半袖半ズボンやノースリーブだったりするので、うっかり外を歩いている人の格好は参考に出来なかったりします。
ロンドンでは、昨日から今日にかけてはもちろん7月7日のテロの追悼がトップ・ニュースなのですが、さすがに3年前に比べると(たまたま出張でエジンバラに来ていました)、ずいぶんとBBCや新聞なんかでの扱いが小さくなったなあと言う印象です。日本に限らず、時間とともに風化していくのは止められないのかもしれません。もっとも、不運な事に、マイケル・ジャクソンの追悼式/葬式のニュースと、中国の新疆ウイグル自治区での騒乱とニュースが重なった事もあるのかもしれません。中国の事件も、マイケルの事も大きく扱われています。でも、さすがに無料朝刊Metroでは、テロや中国の扱いよりも明らかにマイケルの記事の扱いの方が大きい(紙面が多く割かれている)のには、「ちょっと、ちゃうんとちゃう?」というのが感想です。気になるのは、テロの次は中国の争乱かな。国家主席がG8を欠席して緊急帰国ですから、中国政府は見過ごせないのでしょうが、ロシアにおける黒海沿岸域と同様で、やはりどこかに無理があるのではないかと思ってしまいます。
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- 2009/07/08(水) 17:30:05|
- 英国
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GRD2 ISO80 f5.0 1/400s マクロ
朝は晴れまが覗いていましたが、夕方からかなり激しく雨が降ったりしています。
気温はやや低めで、長袖のシャツを着てちょうどいいくらいでした。
一年前の7月7日に
GRD2を手に入れたのを機に、ロンドンでの体験を少しでも日記風に記録に残せればと、ブログを始めました。最初はアカデミックなものに特化したものにしようか悩みましたが、この国に来て全く実績が無いうえに、日本でしていた内容とは全く関係のない新規のプロジェクトを開始しようと決心したため、ブログで語れるサイエンティフィックなものも何も無かったこともあって、撮った写真を添えて、その時感じた事を綴る事にしました。正直、三日坊主で日記なんか書いた事も無かった僕がなんとか続いていたのは、このブログに訪れてくださる方々がいた事と、
GRD2で写真を撮る事が楽しかったからに他なりません。当ブログに訪れてくださる皆さんには、改めてお礼を申し上げたいと思います。今後も、マイペースで続けていきたいと思っています。今後もよろしくおねがい申し上げます。
7月7日は七夕ですが、英国では2005年に地下鉄およびバスを狙った爆弾テロがおこった日でもあります。土地勘が有る今、どこで事件があったのかを知ると、地下鉄のPiccadilly lineとCircle lineという観光客もとても多く、一日中込んでいる路線や区間で起こったと言う事実に、戦慄を禁じえません。二度とこのような事件が起こらない事を祈るのみです。
本日はとても良い知らせが有りました。1月に申請した研究費が無事に提供してもらえるとの連絡を本日いただきました。3年期限の研究費なので、少なくとも研究者としては3年間クビがつながったことになります。この国ではまだ実績の無い「外国人」に、こういった研究費が提供されると言う学問に於けるこの国の懐の深さに感謝です(日本では、まず100%あり得ません)。あとは結果を出して、次の研究費をあてるのみです。自分を信じて、また一つずつ前に進んでいこうと思います。
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- 2009/07/07(火) 17:34:56|
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GRD2 ISO400 f3.2 1/200s
今日は朝は晴れていましたが、夕方から曇り空。
天気予報では激しい俄雨との事でしたが、未だ降る気配なし。夜に降るのかもしれません。
夕べはずいぶんと気温が下がって、窓を開けたままだと寒くて眠れないほどでした。
昨日のウインブルドンの男子決勝は、実はあまり期待していなかったのですが、どうしてどうして、ロディックが僕が思っていた以上の出来で、なかなか好勝負でした。仕事の疲れと、土曜日の運動会のお手伝い(といっても別にたいしたことしていないのですが)に疲れたのか、朝から怠くて何もする気が起こらなかったので、家族には悪かったのですが、一日ソファーのうえでゴロゴロしていました。昼の2時から決勝が始まり、結局、最初から最後までテレビの前に寝転がって観戦していました。
結果論で言うのは何ですが、ロディック、惜しかったですね~。第2セットのタイ・ブレークで6-2とセットポイントが4つも有ったのに、何でもなさそうなボレーをアングルをつけてサイド・アウトしたりとか、結局たった一度のセット・ポイントをフェデラーにモノにされて、このセットを落としたのが痛かったです。第一セットを7-5で競り勝っていたので、第2セットを連取していれば、多分勝てたと思います。勝負の神様は、この時点でフェデラーに微笑んだと言えるのかもしれません。ファイナル・セットに入るまで、フェデラーは1ゲームもロディックのサービス・ゲームをブレイクできませんでした。一方のロディックは、第1セットと第4セットに1回ずつフェデラーのサーブをブレイクしています。内容的には、ロディックが勝っても全くおかしくない内容だった訳です。フェデラーがこの試合で初めてロディックのサービス・ゲームをブレイクできたのは、ファイナル・セットの最終ゲームとなった第30ゲームでした。結局、最後は我慢比べに入って、最終的には体力負けと言う感じでした。フェデラーは、総論的には終始劣勢の試合展開でも、辛抱を重ねて自分のプレーを淡々と重ねて行っていましたから、見方を変えると、さすがにそれが王者のテニスと言えるのかもしれません。王将戦で羽生王将が辛抱の末に劣勢を跳ね返すようなものでしょうか。勝負の恐ろしさをかいま見たのと同時に、辛抱を重ねて粘り強く淡々と仕事をこなす事の重要性を再認識させてもらった次第です。まさに、「人生はテニス」。
写真はBBCの放送でのテレビ画面をパチリ。毎年(といっても、まだ約2年しかここにいませんが)、ウインブルドンになるとボルグとマッケンローが出稼ぎに来ます。僕が中学・高校のときに全盛期だったあこがれの選手。でも、面影は有るとはいえ、老けましたね~。
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- 2009/07/06(月) 17:14:04|
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GRD2 ISO80 f5.6 1/500s
今日も朝から晴れ。でも熱波が去ったので、蒸し蒸ししていなくて清々しかったです。
今日は、日本人学校補習授業校の運動会でした。
この時期に運動会をするのは、おそらくは秋にしようとすると天候が不順でまず開催自体が難しいことが挙げられると思います。
文科省から派遣の先生はここには一人だけで、授業をしてくださる先生は現地(ロンドン)で採用になった方々ばかり。
日本の小学校や、全日制日本人学校と違い、ここでの運動会の運営のほとんどは児童の父兄のボランティアで成り立っています。
GRD2 ISO80 f7.1 1/800s
場所は、現地校を借りているので、一日がかりとは行かず、午前中だけの運動会。
でも、子供たちは楽しかったようです。
僕も、一種目だけですが競技の設営と補助のボランティアに参加してきました。
最後に、父兄の綱引きに飛び入りで参加して来ました。
娘の赤組が勝って、娘も嬉しかったようです。
来年も、何らかの形で微力ですが参加できたらなと思っています。
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- 2009/07/04(土) 20:08:52|
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GRD2 ISO80 f5.4 1/500s
熱波が去り、急に気温が下がって涼しくなりました。
昨日までは最高気温が31℃~32℃ほどでしたが、今日は最高気温は25℃ほどで、週末も20℃~25℃程度のようです。来週は20℃くらいしか無い日も有るとの予想で、さすがに10℃も最高気温に差があると、体調管理に気をつけないと風邪を引いてしまいそうです。
アンディ・マレイ、やっぱり負けました。ロディックががんばったのか、試合は仕事中で全く見れませんでしたが、十分予想できた事です。先日記事に書きましたが、チャンピオンになるために十分な体力を持っているとは思えませんでしたし、その器では未だ無かったと言う事です(こんな事、英語で書いたら英国人に怒られそうです、日本語のブログで良かった)。決勝は、よほどロディックががんばらないと、まずフェデラーでしょう。
金曜日の夕方は、さすがに夏で気候も良い事もあって、街中のパブは人でいっぱいで、写真のように外に人がはみ出しています。真っ昼間からビールを飲んでいるように見えますが、時刻は夜の7時を回った頃の景色です。
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- 2009/07/03(金) 23:55:00|
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GRD2 ISO100 f6.7 1/640s
今日も暑いです。
さすがに夏バテ気味?で、少々疲れが出ています。単純に週末に向かっているためかもしれませんが。
所属する研究所が主催するシンポジウムが昨日今日と執り行われていました。シンポジウム自体は、演目が僕の興味からは大きく外れていて、やっておきたい実験や事務処理が有るので、全部パス。昨日は、演者の発表が一通り済んだあとに、中庭で研究所主催のサマー・パーティーでした。全くパーティーに顔を出さない訳にも行かず、ちょっとだけ顔を出しにいきました。実はこういったパーティーは苦手です。日本でも苦手だったのに、ましてや英語で気の利いた会話なんてできっこ無いですし。
妻に夕食入らないと言い忘れて出て来てしまったので、お腹いっぱいに食べて帰るとおしかりを受けると思い(笑)、軽く食べ物をつまみながら、隣のラボのスウェーデン人のポスドクと、お互いの母国と英国の相違について、おしゃべりをしていました。スウェーデン、観光で行くのは良さそうですが、聞くにつけ物価が高いようです。僕はお酒が弱くてあまりたしなみませんが、同僚は皆好きで強い人が多く、昨夜のパーティーでは酔った勢いでおねえさん達の輪の中に入っていったりするヤツがいて、ちょっとそういったのがうらやましくも有り。
ウインブルドンはいよいよ大詰め。杉山選手のミックス・ダブルスは、残念ながら第一シードを退ける事は出来ませんでした。女子の決勝はまたもやウイリアムズ姉妹の姉妹対決で、申し訳ないことに急速に興味を失いました。女子は最近、つまんないですね。グラフが全盛期だった頃が圧倒的に面白かった気がします。
明日は男子のセミ・ファイナルです。
テーマ:雑記 - ジャンル:日記
- 2009/07/02(木) 18:44:28|
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GRD2 ISO80 f6.3 1/500s
7月に入りました。大阪は梅雨明けは未だ先だと思いますが、晴れたらはれたでサウナのような状態でしょう。
今日もロンドンの最高気温は31℃ほどだったようですが、気のせいか、昨日おとといのような蒸し暑さは感じません。
万年筆クラブの会誌「フェンテ」が先週末届き、週末にぱらぱらと眺めていましたが、昨晩は少し時間があったので、ゆっくり読みました。ロンドンに来てからも、きちんと会誌を送ってくださる会長の中谷氏に感謝感謝です。印刷、製本から発送とすべてお一人でこなされている事に頭が下がります。時間が出来たら、ご恩返しにまた原稿を書こうと思います。
昨日、杉山選手はミックス・ダブルスで4回戦に進みました。次の相手は第一シードで、正念場です。
今日は、男子のquater finalです。フェデラーもマレイも順当に勝ちましたが、さてさて、準決勝はマレイはどうでしょうか。準決勝の相手はロディックになりそうですが。
写真は、苺の花です。初めて見ましたが、なかなかかわいらしいですね。
テーマ:雑記 - ジャンル:日記
- 2009/07/01(水) 17:02:58|
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