高校の同級生から、FC2がヤバくて何時閉鎖になるか解らないよと指摘されました。
せっかくの思い出が消えてしまうのもしゃくなので、バックアップも兼ねて引っ越しをしました。
引っ越し先は、以下になります。
英国医学研究留学記2忙しくしていて、次は何時の更新になるやら解りませんが、よろしくお願いいたします。
- 2015/08/20(木) 17:56:42|
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Canon EOS M EF-M22mm F2 STM Intelligence Auto (ISO100, f3.5, 1/800s) , London
久しぶりの更新です。
今年のロンドンは暖冬でしたが、そのまま極端に冷え込む事も無く、春を迎えました。日差しも日増しに強くなり、ラッパ水仙や桜の一種が一斉に咲き始めました。
本格的な春の到来です。
今週末には、冬時間から夏時間に切り替わります。
春になって、今年は大きな変化が生じています。
ラボマネージャーだった英国人のSさんは、研究所の副マネージャーとして昇進し、一つの研究室のマネージャーとしてではなくて、研究所全体の面倒を見る立場となってラボを離れます。3年前に古巣の小児科から来てくれていた⚪️阪大学小児科のI先生は、学振の海外留学助成金がこの4月で終了するために、日本へ本帰国となります。また、初めて僕の研究室の博士研究員として来てくれたギリシア人のY君は、この3月一杯で契約が切れ、一旦ラボを離れます。本人は、もう少し僕と研究を続けたいと、いまフェローシップの申請の結果待ちで、これが採択されれば、また晴れて一緒に研究を続行できることになります。いずれにせよ、ラボの構成がこの4月から大きく変化します。
研究の方は、論文を出すのに苦労していて、上述したポスドクY君の論文は、投稿し始めてからすでに1年半ほどが過ぎました。投稿しては、不愉快な目に有って(アンフェアに思う仕打ちが多い)、今、某雑誌のレビューの結果待ちの状態です。こちらの方も、春が来てくれる事を切に願うばかりです。日本へ帰るI先生も、論文を書き始めました。今年はこの論文も出したいところです。
3月の初めに、昨年の10月までに息子が受験した公立のグラマー・スクール(歴史の古い例外的に入学生を試験で選抜している公立のセカンダリー・スクール。セカンダリー・スクールは日本で言うと中学と高校です)の入学が許可されるかどうかの結果の発表が有り、無事に第一志望の学校から入学のオファーを頂きました。上の娘とは別の学校ですが、ひとまずほっとしました。
4月は、ドイツへ出張が有ったり、英国発生生物学会と細胞生物学会のジョイント・ミーティングに参加するためにワーウィック大学迄行かないと行けなかったりと、何かと忙しい日々が続きます。
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- 2015/03/26(木) 16:00:50|
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Canon EOS M EF-M22mm F2 STM Intelligence Auto (ISO400, f3.5, 1/30s) , Pub "The Eagle", Cambridge
土曜日ですが、理学部の学生さんの短期プロジェクトのスーパーバイズのために、相も変わらず仕事に来ています。学生さんは、とてもまじめに実験をこなしていて、実は「おおっ」と思うデータが出ています。4ヶ月ほどのプロジェクトで終わってしまうのが彼に取っては惜しいですね。僕が書く研究費申請のパイロットデータに十分なりますし、彼の出したデータをもとに、僕が少し引き続き伸ばして行っておこうと思っています。この学生さんは、少なくとも年末までは実験をしに来て、終わらなければ来年も少し実験をしてもらうことになり、4月までに実験データをまとめて卒論にしないと行けません。
写真は、ケンブリッジにある「The Eagle」というパブで、DNAの二重らせん構造の提唱でノーベル賞を取ったワトソンとクリックが良く飲みに来ていたパブとして有名です。ワトソンの書いた有名な自伝「二重らせん」にも登場します。中に入ると、「ここで二重らせんが発見された」とのプレートのかかっているテーブル席が有って、どうもこの席で二人はあーだこーだとビールを片手に議論していたらしいです。昨年、学会でケンブリッジを訪れた際に、マーガレット・バッキンガムさん(超有名な研究者)に連れて来てもらいました。皆が遠慮してこの席だけだれも座っていなかったので、マーガレットは、「空いているからここへ座りましょ」と何の躊躇いも無く座られたので、僕たちのグループはこの由緒正しい?席で一杯やれたと言う訳です。この写真は、ノーベル医学生理学賞の発表の日にでもアップすべきだったかもしれませんね。
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- 2014/11/08(土) 15:23:02|
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Canon EOS M EF-M22mm F2 STM Intelligence Auto (ISO400, f2.0, 1/125s) , Cambridge
中学生くらいの子供を持つと、今どんな曲が若者達の間で流行っているのか、子供たちが聞いている曲が耳から入ってくるので解ります。
ただ、海外に居ると、これは自然と当たり前ですがいわゆる「外タレ」の曲であって、日本の歌謡曲にはなりません。
で、いま英国の中学女子の間で爆発的な人気を誇る曲が、コレ。
「太さなんて気にしない」てな曲で、歌詞を聞くとなかなかおもろい事を云っています。
日本でも流行っているのかしら?
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- 2014/10/30(木) 18:32:24|
- 英国
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Canon EOS M EF-M22mm F2 STM Intelligence Auto (ISO200, f4.0, 1/500s) , King's College, University of Cambridge
とうとう懸念していた事態が起こってしまうかもしれない事例が日本でも発生しました。
<速報>一般市中病院に来院した西アフリカからの帰国者における熱帯熱マラリアの例一リベリアに滞在していた日本人が、帰国後10日目に発熱を訴え、かかりつけ医を受診した事例です。最初は西アフリカからの帰国者と云う認識がなされずに対応されていたそうで、結局はエボラではなくてマラリアでしたし、エボラに目を奪われてマラリアを見逃されると云う事にもならず、患者さん本人に取ってはとっては良かったのですが、日本の医療機関と関連部署は猛省しないと大変なことになると思います。
問題は、そのまま国立感染症研究所のwebから転載すると、
(1) 来院時は渡航者との認識がされず、対応した事務員や問診をとった看護師、当直医がPPE(個人用防護服)装着をせずに患者に曝露している。
(2) 受診時にはEVD(エボラ出血熱)が鑑別に挙がっていなかったため、検査室への検体(血液)運搬や検査時に、通常の血液検体として扱っていた。検体を介した感染拡大のリスク因子となりえた。
(3) 病歴からは初期から熱帯熱マラリアが濃厚に疑われたが、リスクマネジメントとして確定診断されるまでは接触・飛沫感染対策を想定したPPE装着での診療を行うべきであった。
(4) 搬送先の病院が受け入れる準備をするまでは、自施設にて対応する必要があるため、どこで(陰圧室など)待機するか、だれが患者ケアを行うかなど具体的に決めておく必要がある。
これに加えて、個人的には、かかりつけ医にかかった段階で、抗生剤を投与されているが、かかりつけ医がこの時点でエボラを念頭には全く置いていないこと(患者さんがリベリア滞在に付いて告げたかどうかは不明ですが、検疫所にて発熱時は病院にかかるよう説明を受けていたためとありますので、かかりつけ医に告げている可能性は高そうです)も問題が無いとは言えません。
これを「もし本当のエボラだったら.....」と想定して動く事こそが、今の日本に求められている「国民を守るため」の行動と思います。
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- 2014/10/17(金) 16:48:26|
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