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英国医学研究留学記

政権交代

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今日は朝方はよい天気。午後になって雲が多いです。気温も肌寒い。

今日の写真の気分は、やはりこれでしょうか。
昨日の記事を書いた時点(夕方)では、まだブラウン首相が正式に辞意を表明した所でしたが、夜になって事態が急転しました。
夜10時のBBCのニュースで、保守党のDavid Cameron党首が自民党と連立を組んで、正式に首相に就任したとの報道。
昨日一日の展開の早さに少々驚きました。
多分にパフォーマンスが入っていると思いますが、昨晩は首相官邸(10 Downing Streetが住所なので、ニュースなどでは単に“Number 10”と表現される事がほとんどです)に妊娠中の奥さんと入って行く所が報道されました。
戦後の首相としては、Tony Blairを抜いて最も若いそうです(僕と同い年)。
イートン校からオックスフォードへと言う、ぱりぱりの秀才エリート君ですね。

今朝のニュースも、新政権に対する報道で持ち切りで、朝の中継では、国会議事堂の周囲(Westminster界隈)は報道陣とインタビューに答える国会議員(コチラの報道ではMPと略される事が多いです。Member of Parliamentの略。ちなみにひっくり返してPMとすると首相の事、prime ministerです)でごった返している様に見えました。マニフェスト上、自民と保守では相容れない様に見える公約がいくつか有るため、連立政権としていったいどういった政策が発表されるのかなど、多くの関心を引いています。

観光スポットとしてはマストなんですが、ロンドンに暮らしていると、実はWestminster界隈は全くと言って良い程、用事がありません(笑)。
医学部の学生時代に観光に来たりお客さんを観光に連れて行ったのを入れても、未だ数回しか来た事が無いのです。
昨年の秋頃の写真で、天気がいまいちですね。
医学がらみで言うと、近くには有名なSt Thomas Hospitalがあります。何で有名かというと、あのFlorence Nightingaleがいた病院です。僕はこう言うのに大変に弱いです(笑)。これだけでひれ伏しそうになります。St Thomas Hospitalはロンドンの一流大学、King's Collegeの医学校の関連なので、残念ながら僕にはあまり縁がありませんが、おなじKing'sでもLondon Bridgeの近くに有るGuy's Hospitalのキャンパスには、知り合いの研究者が居ます。

テーマ:雑記 - ジャンル:日記

  1. 2010/05/12(水) 14:32:42|
  2. 英国
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プロフィール

Dr Ken

Author:Dr Ken
元小児科医。ある日より、医師としてのキャリアではなく、研究者としてのキャリア・パスを志す。2007年の8月よりロンドンにある某大学医学部に講師として赴任。なかなか上達しない英語が、少し歯がゆい。万年筆と銀塩フィルムカメラが好き。縁があってやって来たこの国での貴重な体験や日々感じた事を、写真と一緒に記事にしています。

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