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倚天屠龍記 第十二集

二度目の崖墜ち
・張無忌
 五年がかりで九陽真経を習得し、謎の桃源郷から江湖に復帰する。でも、いきなり朱長齢に崖下に突き落とされるし、墜ちた先ではまた女の子がらみでトラブルに巻き込まれるし、不幸体質は変わってない? これも世間知らずで純真な上、基本的に優しい性格からくるものなんだよな。とはいえ、さすがに素直に本名を名乗っちゃうのは危ないと言うことは学習したようで、”曾阿牛”と名乗っている。
 崖落ちして足を骨折したところを助けて?くれた殷離の身の上に同情し、丁敏君や朱九真らに捕らえられた彼女を助け、おまけになんか流れでプロポーズまでしてしまった。
 
・殷離
 崖から落ちて動けない無忌を見つける。助けているのか、面倒ごとに巻き込んでいるのか、世話を焼いているのか、世話を焼かれているのか、まるっきりわからないんだが、なにか気になる相手なんだろう。実はかつて金花婆婆の弟子として子供の頃に会っているのだが、無忌が偽名を名乗っていることもあって、そのことはお互いに分かっていない。子供時分の無忌が好きだったのだが、そのときに拒絶されたことに今も傷ついている。で、愛憎半ばする気持ちを 無忌の面影がある(あたりまえだ)”曾阿牛”にぶつけているようだ。
 そんなわけで、衝動的に”阿牛”に肩入れして朱九真に仇討ちに行ったんだが、折悪しく峨嵋派の丁敏君に乱入されたおかげで捕らえられてしまう。

・朱長齢
 まだ生きてたんだ( ゜Д゜) やってることは全然変わらないというか、こいつの建前にそのまま乗せられちゃう無忌も無忌というか(^^; ずっとそれだけを考えて生きてきたんだろうか。

・朱九真
 自分でも知らない間に殷離のターゲットにされて襲われてしまう。彼女にしてみれば訳が分からんまま、通り魔に襲われたようなものなんだが、性格が相変わらず最悪なので全然同情する気にならないのであった。
 特に殷離が捕まってから、従兄弟たちと一緒にやってたいたぶり方は酷いものだったから、無忌が思わず殷離に肩入れしたくなるのも当たり前。

・汝陽王/趙敏
 汝陽王は名前だけは最初から登場していたが、登場は前回から。モンゴル人に仇なす武林の各派勢力を弱めるために、内部で争い合うようにいろいろと策略を巡らせている。そして趙敏はその娘。漢人の名を名乗っているが実は偽名。ベールの後ろで漢服からモンゴルの服に着替えるシーンはちょっと色っぽかった。
 仲良し父娘なのはいつものお約束ですよ。

Comment

>素直に本名を名乗っちゃうのは危ないと言うことは学習

 この能力だけでも、武侠ドラマの主人公として異色のデキの良さです(きぱ

>墜ちた先ではまた女の子がらみでトラブルに
<
 蛛児が美人かどうか、一生懸命考えている様子がほほえましいというか。この時点では素素ママの言いつけを記憶しているようですね。記憶力が良いとは武侠ドラマの主人公として(ry

2011.01.10 (Mon) | 碧猫 #fYTKg7yE | URL | Edit

No title

>異色のデキの良さ
あはは、まあ、お前はニワトリか? と突っ込み入れたくなる人多いですからね(^^;

2011.01.12 (Wed) | うちゃ #9fUrC8Yk | URL | Edit

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