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游剣江湖 第十九集

 そろそろ中盤の山場。
・孟元超
 鏢局連盟成立への第一歩として、各地の鏢局を集めて大会を開こうと招待状を出す。最近の元超の活躍もあって反応は上々、久しぶりに扶桑派の面々も顔をそろえて盛況のうちに大会は始められた。だが実は、斉建業や楊牧によって元超を陥れるための策略が進められていたのだった。
 この人がもう少し鋭かったら、紫蘿の様子から事情を突き止めることも出来たと思うのだが、しょせん元超なのでそんな芸当は無理なのであった。

・楊牧
 元超にだけはいい思いはさせたくないという、もう何回かねじまがってどうかしたとしか思えない執念を抱えて再登場してきた(゜Д゜) 紫蘿の前に姿を現し、彼女の母親を人質にとって大会当日に元超が人妻を誘惑した卑劣漢だと証言させようというのだ。こんなことしたところで、紫蘿が戻ってくるわきゃないんだけど、もはやそんなことを理解するつもりもないんだろう。
 紫蘿への執着をあんまり良く思っていない姉ちゃんの方は、できれば関わり合うのは辞めて欲しいと思ってるみたいだが、大叔父の斉建業が後押ししてるからな。こういう危ない人を調子に乗せたらいけないんだが。

・繆長風
 実の父が親友の父の仇という難しい立場に追い込まれ、気持ちの整理がつかないまま元超ともなんとなくぎくしゃくしてしまう。なんでもすぱすぱものを言う人が、あれだけ歯切れの悪い返事をしていることに、少しはなにか察しろよ元超、という気もするけど(^^; 北宮望に対しては反発しつつも親子の情を断ち切ることができないわけで、刺客に襲われていたところを思わず助けてしまったりしてる。しかし、斉建業、長風、牟宗濤の三人で北宮望を守って戦うってのもかなり珍しい場面ではある。
 だが、その一方で紫蘿が何かトラブルに巻き込まれていることに気づいて、雲夫人救出のためにさっそうと飛び出していくところはさすがの繆兄であった。

・北宮望
 薩福鼎の放った刺客に待ち伏せされて襲撃を受けるが、もともと武功は高いし、長風の助太刀もあるしであっさり返り討ちにしてしまった。長風が現れたときにちょっと嬉しそうににやっとする顔がいい。自分の元に来て欲しいとなんどか長風には訴えているものの、色よい返事はもらえていない。ま、そりゃそうか。

・雲紫蘿
 このところ割と波風もなく、順調に元超との距離も縮まっていたのだが、楊牧復活でいきなり暗雲がただよってしまった。元超に対しては素直に事情を打ち明けられなかったが、繆兄相手にはちゃんと話せるんだよね。でもその気持ちはわかるような気がする。

・牟宗濤
 はやくも泥舟・薩福鼎は見放して、再び北宮望につくことにしたらしい。今回は刺客から救ったことでとりあえず一目置いてもらったようで、前回みたいにポイ捨てということにはならないですみそう。

・林無雙
 久しぶりの登場。しっかり掌門としてみんなをまとめているようすが見て取れる。斉建業に嫌味を言われても堂々と渡り合ってるしね。初登場の頃と比べるとずいぶん成長したな。

Comment

>この人がもう少し鋭かったら、紫蘿の様子から事情を突き止めることも出来たと思うのだが、

>しょせん元超なので
<
 そんな、先を見通したようなことを(^^;

>なんでもすぱすぱものを言う人が、あれだけ歯切れの悪い返事をしていることに、少しはなにか察しろよ元超、という気も
<
 しょせん元超ですからー。

 孟元超&雲紫蘿がもう少し思い切りがよくて、頭がよければって、ついつい思っちゃいますね。そうだったら、お話が即ハッピーエンドで終わるかもですが(^^;

2011.01.06 (Thu) | 碧猫 #fYTKg7yE | URL | Edit

No title

>孟元超&雲紫蘿がもう少し思い切りがよくて、頭がよければって
とりあえず、元超はあんまり頭が良くなると元超じゃなくなっちゃうと思う(ひどい)
でも、思い切りはもうちょっと良くなって欲しいですね、確かに。

2011.01.08 (Sat) | うちゃ #9fUrC8Yk | URL | Edit

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