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封神演義 第七集

 ついに直接対決。
・姜子牙
 風を起こして王子達を救おうとしたが、申公豹に邪魔されて失敗。でも、なんか事前の口ぶりだとこれは予測の範囲内で、どっちかというと時間稼ぎに近かったのか。子嫻が助けて逃げるのを陰からサポートするのが本命だったようである。
 そして、不用意にちょっかいを出してきた琵琶精を捕まえて宮中入りし、妲己と正面対決である。これまでずっと妲己のターンだったけれど、さすがに鮮やかに切り返して貫禄勝ちである。さらに追い打ちをかけるように、桃の木の宝剣を使って正体を見破ろうとするが、はたして。

・妲己
 妹分がやられたことで、頭に血が上り、姜子牙を宮中に入れてしまったことで、これまで順調だった計画に初めての齟齬が出る。申公豹にも怒られてしまいました。それでも紂王にささやいて、姜子牙への警戒心を植え付けるなど、転んでもただでは起きないしたたかさは持っているんだよな。
 そして、狐狸精が口にした「二度と離れない」という台詞で伯邑考のことを思い出した本人が久しぶりに目を覚まして一瞬だけ主導権を取り戻す。これはこの先なんかあるのか?

・玉容
 いや、うまく言えないけどじゃなくて、前と全然別人だってば(^^; あんたが一番つきあい長いんだからもっとはっきりわかりそうなもんだが。

・子嫻
 ニセの勅命を使って王子達を逃がすという大胆な策に出た。このパターンはお約束だ。しかし、紂王の前に一人で出頭してきたときにはひやひやしたよ。とりあえず従妹ということで、なんとか許してもらえた様子。というか、妲己が彼女のことを処罰するそぶりを見せなかったから許したんじゃなかろうか?

・紂王
 というわけで、もはや諫める人もなく、完全に暴君モード。姜子牙がいくらがんばって妲己のたくらみを防いでも、この人が妲己のいいなりなってる限り状況は好転しないんだよな。今回も、助けると約束したはずの女官たちをそのまま残したりとか。妲己に言われちゃうと、ちょっと前に自分で言ってたことでも簡単にひっくり返しちゃうところはもう笑うしかない。

・申公豹
 かってなことをした狐狸精にちょっとおかんむりだけど、それでもやられた琵琶精を助ける方法を教えてあげたりと、意外と面倒見のいい申公豹なのであった。

Comment

No title

やっぱ姜子牙が前に出てくれると、観てて安定感がありますよね。
ここまででやりたい放題っぷりが描かれてきたからこそ、
そこへ切り込んでいく主人公(=姜子牙)に感情移入しやすいです。

>妲己に言われちゃうと、ちょっと前に自分で言ってたことでも簡単にひっくり返しちゃう
この言いなりっぷりもある意味すごいですよね。
しかもこの人、これでいちおう正気というのがまた(^^;
こういうパターンはこれまで他の時代でも何度も観てきましたけど、
突き抜けっぷりが違う気がします。
(いや、まあドラマの種類が違うといえばそうなんですが^^;)

2010.02.23 (Tue) | Manbo #mQop/nM. | URL | Edit

No title

>姜子牙が前に出てくれると、観てて安定感があります
ちょっと浮世離れした感じが、ここでは余裕にみえるんですよね。商売やってるときにはあれほど甲斐性なしだったのに(笑)

>ある意味すごい
ここまで行っちゃうと笑うしかないって感じですよね。

2010.02.23 (Tue) | うちゃ #9fUrC8Yk | URL | Edit

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