木星の大赤斑が縮小、ハッブル観測
ハッブル宇宙望遠鏡による観測で、木星の大赤斑(巨大な暴風の渦)が縮小していることがわかった。
大赤斑の写真を比べてみると、1995年には直径が2万1000キロ弱だったものが、2009年には直径1万8000キロ弱に、そして最新の2014年の写真ではこれまでで最も小さいほぼ1万6500キロに縮小している。
(※全文はソースにて)
大赤斑 - Wikipedia
19世紀後半にはその直径は約4万kmと地球が横に3つ並ぶ大きさであったが、1979年、1980年のボイジャーによる観測では約2万3300kmになり、今回のハッブル宇宙望遠鏡による撮影では約1万6500kmにまで縮小していた。既に2012年初めには、アマチュア天文家の観測によって縮小ペースが約930km/年のペースまで加速しており、形状が楕円から真円に近いものに変化していることが判明していた。NASAの天文学者は、非常に小さい渦が大赤斑に巻き込まれたことで、内部構造に変化が発生した可能性を指摘している
"790106-0203 Voyager 58M to 31M reduced" by NASA
関連記事:
【宇宙】たまには木星について語ろうか
<< 【宇宙】宇宙で最も暴力的なイベントの一つ、連星中性子星が合体してブラックホールになるシミュレーションが怖い | ホーム | 【宇宙】今週の宇宙関連ニュースまとめ【5/12~18】 >>