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メイドインアビス 第3巻の感想 上昇負荷によるダメージとナナチの登場
ネタバレ感想
前巻の続き通りオーゼンの訓練から。
ザコがザコじゃなかったという事実。
リコの知識が光ったシーンもあって、バランスがいいコンビだと改めて感じた
オーゼンからは訓練だけでなく貴重な知識も。
やさしいなー、オーゼンさん。いやマジで。
火葬砲のリスクもここで明らかに。
出会いの時に寝ていたのはそういうカラクリか。
しかし撃つ前は記憶があったと考えると何か妙な感じもする。
あの時、レグはリコであることを認識したから助けたんだろうか?
紙は異物でオーゼンでも破れないらしい。
これもう異物じゃないと切れないってことだろ。
加工技術も必要だし、下では結構文化的な生活を送っているのかもしれない。
ボンドルドへの布石
オーゼン曰く人でなし。
要注意人物。
まあ白笛という時点でオーゼンクラスの強さはあると、見ても良いんじゃないかな。
後でナナチの回想でも出て来るのでボンドルドをスルーすることは無いだろう。
別れと冒険の続き
オーゼン、マルルクと別れた後は早いペースで四層まで。展開早い。少年漫画だったらここまでで数年。
といっても上がらないと助からなかった展開もあり、展開はスムーズとはいいがたし。
上昇負荷で血が吹き出すリコは、ここまでで一番凄惨な描写だったと思う。
これ助かるのってぐらい危ないシーン。というよりそう思わせる見せ方だ。
意識もおかしくなってるし。
その後も腕を折ったりと、重い展開が続く。
まあそこに興奮するお友達がいても不思議ではないと思うけどね。
ちょっと上がってのあのダメージは予想以上だった。
ジョジョ5部のカビみたいな感じ。
あれは下がると攻撃が発動するタイプだったけどさ。
ナナチの登場
ミーティも初登場。
死にかけのリコ、動揺するレグの前に現れたナナチ。ケモナー歓喜の容姿。
普通の漫画だと登場のタイミングが良すぎる――と否定的に見ちゃうんだけど、ナナチ側がリコ達を監視していたので展開的にも自然だった。
傷の治療方法、上がっても大丈夫なルートとその理由など、ここでリコ達は他では得られない知識を得た。
レグを納得させる口の上手さもあるなど、見た目とは裏腹に経験値の差を感じさせる。
使えそうな道具も持ってる。
残酷だなぁ…
ナナチが死なないように釘を刺すレグと、それに対するナナチの答え。
深いやり取りだ。
ただボンドルドへの復讐については考えていないのかと、少し疑問に思った。
殺したいという感情はあると思うのだが。
ミーティの最期
ボンドルドの実験に利用されたナナチとミーティ。
上昇負荷で血が吹き出すリコは、ここまでで一番凄惨な描写だった――とか思ってたらそれ以上の回想シーン。
痛いから殺してと頼むミーティと、それができないナナチ。
結果ミーティは死なない(死ににくい)身体になり、ナナチは……ナナチはどうなったんだ? この辺の過程と結果がよく分からなかった。ミーティの犠牲の代わりにナナチはケモナー……もとい『成れ果て』になり、特殊な能力を得た。そういうことだとは思うが。
成れ果てとなったミーティはレグの『火葬砲(インシネレーター)』で消滅。
本当に死んだのか少し気になったが、後にボンドルドがミーティ死亡に気付いた(反応が消えている)シーンがあったので、本当に逝ったのだろう。
それにしても凄い監視技術だ。異物か、それとも科学なのか。
他に気になったところ
・オーゼンと別れる際の健気なリコ
・ナナチの照れ
・ナナチの驚き
・ナナチのメシマズ
・レグもメシマズ
リコはオーゼンが母親に対してどういった感情を抱いているのか、その一部を理解していたのかなーと思った。『無尽槌』も大事な形見を託されたと正しく認識している。年齢を考えるとリコも凄い。
ナナチは序盤こそ達観している素振りを見せるキャラクターだったけど、レグに寄られて照れたあたりから一気に可愛くなりましたね。感情表現もすぐに豊かになり、初めて『火葬砲(インシネレーター)』が放たれるシーンで子供らしい表情で驚いていた。もっともこの時すでにミーティを殺せる手段として思いついていた可能性もあるが。
メシマズは、リコの活躍シーンが増えたと思っておこう。
知識で料理は作れんのな。
最後にボンドルドが登場したところで次巻へ。
ボンドルドはナナチをかなり意識しているようだ。執着心強そう。
描写的にミーティを殺した=そういう知識または技術を得たという解釈をしているようにも見えた。成長したナナチを純粋に喜んでいるのかも。
<アニメ感想>
■見て損はないと思ったアニメ『メイドインアビス』 1、2話の感想
■第3話「出発」 感想 上昇負荷は効かないレグ
■第4話「アビスの淵」 感想 順調に下りるリコ達と迫る追っ手
■第5話「火葬砲」 感想 超絶威力とリコの髪ブラとか
<漫画>
■第1巻の感想 冒険へのプロローグとおっぱい石
■第2巻の感想 冒険の始まりと白笛『不動卿』のオーゼン
■第3巻の感想 上昇負荷によるダメージとナナチの登場
■第4巻の感想 3人での冒険とボンドルドとの対峙
■第5巻の感想 ボンドルドの謎と決着を付けない決着
<その他>
■ボンドルド考察 ナナチの可能性も彼の夢か
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Category: メイドインアビス(漫画)
Thread: 漫画の感想
Janre: アニメ・コミック
Tag: メイドインアビス つくしあきひと 漫画« メイドインアビス 第4巻の感想 3人での冒険とボンドルドとの対峙 | アホガール 3ふさ目『老後も安心! アホガール』 感想 バラされる旦那の過去とか »
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