『けんぷファー』の1話を寝ぼけアタマでチラ見したのですが。 冒頭、女の子がふたりがガンアクションを繰り広げて、ビルの屋上へ追いつめられたひとりが転落していったのですけれども。 このとき、落下していく女の子の顔をカメラに写しながら落ちていくのですよね。 これ、正直、上手くないなーって感じました。
原作既読者であれば彼女がどういう人でこの後の展開もわかっているでしょうから問題にならない映し方かもしれないのですが。 未読者とすれば、銃撃戦という緊張感をつないでいって彼女の生死や如何に!?って思わせるシーンなのに表情が映り込んでいたら「あ、無事なんだー」ってカンジになると思うんですけど。
もちろん死んでしまっていては物語が始まらないでしょうから「生死や如何に!?」は無いとわかっていてもそこは様式美ですし(^_^;)。 さらに、そうであるからこそ彼女の様子が大事になってくると思うのですよ。 死んでいないことは前提としても、怪我をしているのか気を失っているのか……etc。 それを落下していくことへの驚愕のみで、ほかには大事ない様子というのがありありとわかってしまっていては興醒めというほかなかったデス。
なんちうか、ちょっと……センス無いなぁって。
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