奥原しんこ作品展
「気仙沼のほぼ日」さんは、明日 11月1日が〈お開きの日〉。本日から40名のお客さまを迎えての「マジカル気仙沼ツアー」もはじまっています。その一泊二日の様子がテキスト中継されています。是非ご覧ください。
ほぼ日/テキスト中継サイトより
ほぼ日/テキスト中継サイト
さて、気仙沼の内湾地区で10月26日から「風待ち・まちなか美術館」が開催されています。市民文化祭の一環として「気仙沼風待ち復興検討会」が主催するもので、会場は武山米店店舗、三事堂ささ木、角星店舗、小野健商店土蔵の4か所です。
三陸新報10月28日記事より
武山米店2階ギャラリーでは、気仙沼市出身のイラストレーター奥原しんこさんの作品展「故郷の旅」が開催されています。
◎奥原しんこ作品展「故郷の旅」
魚町/武山米店2階ギャラリー
10月26日~11月9日
10:00~16:00
日曜休館(ただし4日は開館)
重松清著『希望ヶ丘の人びと』のカバー/装幀画や、畠山美由紀さんのCDジャケットに使用された作品なども展示されるそうです。
奥原しんこさんについては、このブログで何度か紹介しています。そのひとつが、2013年1月の奥原さんの個展「あたたかいところ」。会場は、気仙沼市八日町のマルト齊藤茶補でした。
気中20の同級生にとっては、〈気中のアラン・ドロン〉としても知られる奥原道樹先生の姪にあたるといえば親しみがわくでしょう。
私は2008年に、上野の近く谷中の銭湯跡を利用したギャラリーで開催された個展「眠る人」に行き、ご本人とも話をすることができました。そこで、奥原先生がしんこさんのおじさんであることを確認できたのです。2011年5月30日のブログでそのことを少し書きました。記事タイトルは「紫さんの奥原さん」。(奥原先生と同じ)ご実家が、南町の紫さんの坂途中にあったからです。
三陸新報の記事にも紹介されている重松清さんの『希望ヶ丘の人びと』の装画をAmazonからお借りします。
Amazon『希望ヶ丘の人びと』より
私はこのカバーに描かれた絵に、気仙沼の紫さんの坂を連想するのですが、いかがでしょう。ちょっと無理筋でしょうか。紫さんをのぼると、そこに希望がありました、みたいな(笑)。
作品展「故郷の旅」は11月9日(土)まで。どうぞお出かけください。
と、いったんは書いたのですが、別件でメールのやりとりがあった武山健自(けんじ)さん(気中41回生)から〈正解〉を教えてもらいました。あのイラストレーションは、小説中の「希望ヶ丘中学」を母校である気仙沼中学を重ねて描いたものだったのです。
気高同窓会をはじめ、東京での気仙沼関連の催しのお世話をしてくれている健自さんの実家は武山米店。そんなことで、健自さんからは、作品展での『希望ヶ丘の人びと』装画の説明パネル内容も送ってもらいました。文庫版『希望ヶ丘の人びと』での重松清さんのあとがきなどです。話が少し長くなりましたので、これらの話は、あらためて紹介しようと思います。
そんなことで、結びをもう一度。作品展「故郷の旅」は11月9日(土)まで。どうぞお出かけください。
2011年5月30日「紫さんの奥原さん」
ほぼ日/テキスト中継サイトより
ほぼ日/テキスト中継サイト
さて、気仙沼の内湾地区で10月26日から「風待ち・まちなか美術館」が開催されています。市民文化祭の一環として「気仙沼風待ち復興検討会」が主催するもので、会場は武山米店店舗、三事堂ささ木、角星店舗、小野健商店土蔵の4か所です。
三陸新報10月28日記事より
武山米店2階ギャラリーでは、気仙沼市出身のイラストレーター奥原しんこさんの作品展「故郷の旅」が開催されています。
◎奥原しんこ作品展「故郷の旅」
魚町/武山米店2階ギャラリー
10月26日~11月9日
10:00~16:00
日曜休館(ただし4日は開館)
重松清著『希望ヶ丘の人びと』のカバー/装幀画や、畠山美由紀さんのCDジャケットに使用された作品なども展示されるそうです。
奥原しんこさんについては、このブログで何度か紹介しています。そのひとつが、2013年1月の奥原さんの個展「あたたかいところ」。会場は、気仙沼市八日町のマルト齊藤茶補でした。
気中20の同級生にとっては、〈気中のアラン・ドロン〉としても知られる奥原道樹先生の姪にあたるといえば親しみがわくでしょう。
私は2008年に、上野の近く谷中の銭湯跡を利用したギャラリーで開催された個展「眠る人」に行き、ご本人とも話をすることができました。そこで、奥原先生がしんこさんのおじさんであることを確認できたのです。2011年5月30日のブログでそのことを少し書きました。記事タイトルは「紫さんの奥原さん」。(奥原先生と同じ)ご実家が、南町の紫さんの坂途中にあったからです。
三陸新報の記事にも紹介されている重松清さんの『希望ヶ丘の人びと』の装画をAmazonからお借りします。
Amazon『希望ヶ丘の人びと』より
私はこのカバーに描かれた絵に、気仙沼の紫さんの坂を連想するのですが、いかがでしょう。ちょっと無理筋でしょうか。紫さんをのぼると、そこに希望がありました、みたいな(笑)。
作品展「故郷の旅」は11月9日(土)まで。どうぞお出かけください。
と、いったんは書いたのですが、別件でメールのやりとりがあった武山健自(けんじ)さん(気中41回生)から〈正解〉を教えてもらいました。あのイラストレーションは、小説中の「希望ヶ丘中学」を母校である気仙沼中学を重ねて描いたものだったのです。
気高同窓会をはじめ、東京での気仙沼関連の催しのお世話をしてくれている健自さんの実家は武山米店。そんなことで、健自さんからは、作品展での『希望ヶ丘の人びと』装画の説明パネル内容も送ってもらいました。文庫版『希望ヶ丘の人びと』での重松清さんのあとがきなどです。話が少し長くなりましたので、これらの話は、あらためて紹介しようと思います。
そんなことで、結びをもう一度。作品展「故郷の旅」は11月9日(土)まで。どうぞお出かけください。
2011年5月30日「紫さんの奥原さん」
tag : 奥原しんこ