帝国の惨禍
★Austin Murphy著、The Triumph of Evil: The Reality of the Usa's Cold War Victory は共産主義体制と資本主義体制についての多くの根本的な嘘や誤解を暴いた名著だが、その中から、どちらがより残酷で非人道的なシステムだったのか、「非武装の民間人の大量殺戮」と云う点に着目して比較した部分の要点を抜き出してみた。
資本主義と共産主義の比較(非武装の民間人の大量殺戮):"The Triumph of Evil(勝ち誇る悪)"より
★2024/07/31のジョナサン・クック氏の記事の抄訳。報道されているガザ地区の死傷者数は大幅に過少報告されている。
ガザでの公式死者数は嘘。実際の死傷者数はもっとずっと多い(抄訳)
★2023/12/20のスプートニクのイリヤ・ツカノフ氏の記事の抄訳。一般には知られざる劣化ウラン弾の歴史の概説。
【独占】「ヴェトナムで使う用意はしていた」:劣化ウランと米国との知られざる忌まわしいロマンス(抄訳)
★2023/07/12のダン・スタインボック博士の記事。全世界に核による滅亡の脅威を齎しているのは、最初から終始一貫して米国であり、それ以外の国ではない。
核の脅威を解明する:過去と現在の現実
★ジェレミー・クズマロフ氏の記事の要点。ちょこちょこ翻案した。単なる歴史的一般常識として、アメリカ帝国は他国に偉そうに説教する資格など1ミリグラムも持ち合わせていない国であることを示す諸事実を再確認してみる。念を押しておくけれども、これらは大昔に終わった話ではなく、今でも続いているバリバリ現在進行形の話だ。こうした計算には様々なやり方が有るので、ここに挙げられた数字は飽く迄一例だと考えるべきだろう。
アメリカ帝国:史上最悪の殺人マシン(要点)
★ベン・ノートン氏の記事の抄訳。ブラウン大学のワトソン国際・公共問題研究所の戦争のコスト・プロジェクトの最新の調査報告書の概要。
9.11後の米国の戦争で少なくとも450万人が死亡、3,800~6,000万人が難民となったことが研究で判明(抄訳)
★2023/03/05のスプートニクのエカテリーナ・ブリノワ氏の記事の抄訳。多少補足した。核兵器不拡散条約についての簡単な解説。世界に核戦争のリスクを齎しているのは米国の核に怯えて自衛しようとする国々ではない、他国を滅ぼしたり支配しようとするアメリカ帝国だ。日本人が何十年反核ポエムを唱え続けようとも、世界で唯一原爆を実戦使用した国は断固として歴史から全人類の為の教訓を学ぶことを拒否している。
核拡散防止条約とは何か、そしてそれが米国が引き起こす核の冒険主義にどうブレーキをかけるのか(抄訳)
★ギデオン・ポリア博士の記事の要点。アフガニスタン侵略戦争と、それ以前から続いている米帝のアフガン支配戦略の被害の本当の規模はどれ位になるのか。
アフガニスタンのホロコーストー恐るべき真実vs米国同盟の嘘(要点)
★大英帝国は1914〜50年に400万人、アメリカ帝国は1990〜2023年初頭に500〜550万のイラク人の命を奪っている。
イラク侵攻20周年:イラクのホロコーストで500万人が死亡(要点と補足)
★ベン・ノートン氏の記事の要点。この程度のことは誰でも知っていなければならない筈のことなのだが、何故かこの当たり前の事実が見えない人が多い。
中国報告書が「米国の覇権」、戦争犯罪、CIAクーデター、400件の外国介入を弾劾(要点)
1945年9月の時点で米国の防衛計画立案者はソ連を主とする共産圏を消滅させる為に、66の都市に204発の原爆を落とす計画を立てていた。但し正確に言えば必要なのは204発の「爆発」であり、爆弾の有効性は48%と見積もられていた為、実際に必要な原爆の数はこの2倍強(ひとつの都市に対して6発)となる。つまり400発以上。放射能の雲のことなんか、当時は考慮に入れられていなかった(中国にもどかすか落としたがっていたので、実際にやられたら日本も相当被爆していた筈だ)。
In 1945, The Pentagon Estimated That 204 Atomic Bombs Could Destroy The Soviet Union
【超 必 見】ロシアメディアRTのドキュメンタリー"Fascism:A History"。植民地主義に始まりファシズムから世界大戦、新植民地主義から現在のNATOの蛮行やカラー革命やプロパガンダ戦争やウクライナ紛争に至るまで、自由と民主主義を奉じる西洋文明なるものが如何に偽善的で邪悪な存在であるか、そしてソ連=ロシアはそれによってどれだけ言語に絶する苦難を経験して来たかを、簡略に振り返っている。戦争は征服のビジネスだ。そしてファシズムとはそのビジネス遂行の為の便利なツールだ。私達は日々戦争に備えて洗脳されている。
Youtubeだと検閲で削除されてしまうかも知れないので、odyseeの別リンクも紹介しておく。
Fascism A History
リビアのカダフィ大統領の氏から11年、、欧州議会議員クレア・デイリー氏のNATO弾劾。「自由、民主主義、人権」の名の下にNATOがリビアに齎したものは、「テロ、死、無法状態、レイプ、貧困、飢餓」。これまでの歴史を憶えているなら、NATOがどれだけ非人道的な侵略組織であるか、間違える筈が無い。だが西洋市民の大多数は、リビアで本当は何が起こったのか知らされていないので、自分で情報収集する少数派しか真実を知らない。
European MP Shames NATO for Killing Millions in Libya Gifting them Only Poverty, War, Destruction
2022/10/18の演説らしいが、欧州議会議員クレア・デイリー氏の、火を吐く様な西洋弾劾。「恐怖(horror)に次ぐ恐怖、テロ(terroe)に次ぐテロ………!」今ウクライナでやっていることも、今までの数々の巨大な蛮行の延長線上でしかない。目を開けている人間になら誰にだって解ることだ。
European MP Blatantly Calls Out Europe & USA for Being the Biggest Terrorist Globally
★米国の外国への軍事介入の回数を、公式データに基付いて可視化した記事。アメリカ帝国は世界最悪の軍事覇権大国だ。
米国は1991年以降251回、1798年以降469回の軍事介入を行った。
★単純に歴史的事実を整理することで、アメリカ合衆国が紛れも無い戦争中毒の帝国であることを証明した記事。
アメリカは1776年以来、93%の期間(239年の内222年)戦争をして来た(抜粋)
2019/06/19のシェーン・クイン氏の記事。1945/06/15までに、主にB-29重爆撃機が投下した焼夷弾攻撃により、66の日本の都市が米陸軍航空隊によって壊滅させられた。ペンタゴンは1945/09/02に日本の代表者が降伏文書に署名し、最終的に第二次世界大戦が終結してから2週間も経たない内に、204発の原子爆弾でソ連を一掃する予定だったが、偶然にもこの時標的に予定されていたソ連の都市の数も66だった。原爆投下を含む米軍の民間人の大量虐殺によって日本の軍需設備は殆どダメージを受けなかったと云う事実は、これらの戦争犯罪が戦争の終結を早める為だったと云う主張に対する反論となっている。ドイツでも状況は似た様なものだった。戦略的には必要の無い連合軍の殺戮によって大勢の民間人が犠牲となった。
World War II: US Military Destroyed 66 Japanese Cities Before Planning to Wipe Out the Same Number of Soviet Cities
第2次世界大戦で米国は日本の66都市を攻撃したが、それは対ソ連戦争の予行練習だった。
呆れたことにAP通信は、欧州は第二次大戦以降「77年間、殆ど途切れることの無い平和」を保っていたのにロシアがそれを破ったとか主張しているそうだ。この記事では、じゃあ1990年代のユーゴスラヴィア紛争はどうなんだと指摘しているが、それ以外にもアメリカを中心とする帝国主義システムの犠牲者の数は数え切れない。記憶力が全く無く、且つ物事を関連付けて考える能力を持たない人間だけが「欧州はずっと平和だった」と信じることが出来る。これは日本についても同じことだ(私は生まれてからこの方、日本が平和国家だと思ったことは一度も無い)。
'Ukraine worst conflict since WW2' narrative allows the West to forget this horrific war which shook Europe
★詳細が省略されているが、その名の通りの記事。
第二次世界大戦以来アメリカ帝国主義の犠牲になって死亡した人々の数
中国CGTNの断片的な映像を繋ぎ合わせたドキュメンタリー。アメリカ帝国は紛れも無く重度の戦争中毒で、少なくとも第二次大戦後に発生した殆どの主要な戦争や紛争は彼等の産物だ。今「ロシアの侵略ケシカラン!」とか叫んでいる、TVが騒いだ時にしか戦争に関心を持たない(従って戦争の嘘について何も理解していない)西側の自称反戦主義者達が過去の歴史から学び損ねた教訓は、恥知らずな帝国の嘘を決して信じてはいけないと云うことだ。彼等は本当に何ひとつ教訓を学んでいない様に見える。彼等は何故同じ様な手口に何度でも平気で騙されるのか………。
CGTN documentary: The Warmonger's Legacy
★チョスドフスキー教授の記事の要点。核兵器による第三次世界大戦を起こそうとしているのが誰なのかを殆どの西側市民が勘違いしている現状では、核についての歴史を振り返ることは死ぬ程大事だ。
「先制核戦争」:平和と民主主義の為の歴史的戦い。第三次世界大戦は人類の未来を脅かす(要点)
米議会でウクライナ支持決議に反対したたった3名の一人、T.マッシー議員のインタビュー。ベラルーシ政権の転覆はウクライナの民主主義とは何も関係無いし、飛行禁止区域なんて夢物語で騒いだって軍産複合体に税金をくれてやるだけ。そんなことより国内問題何とかしろ。
Why Rep. Thomas Massie stood against "stand with Ukraine" resolution
アメリカ帝国は嘘吐きの戦争中毒患者。ここで言われていることは中国のプロパガンダなどではなく、どれも本来は世界全体の一般常識でなければいけないことだ。
アメリカの戦争ビジネス 日本語字幕
マイケル・パレンティ氏の講演。帝国は「間違って」戦争をしたりはしない。帝国はその本質=帝国主義(非常に儲かるがコストも掛かる収奪事業)の遂行の為に戦争を必要とするものだ。
Michael Parenti speech on Empire & Neo-Imperialism
9.11以降、中東とアフリカの過激派組織は撲滅されるどころか文字通り倍増した。米帝とNATOのギャング連中はそれを口実に各地に爆弾を落とし放題。永久戦争体制によって軍産複合体は大儲け。「テロとの戦争」とは"War ON Terror"ではなく"War WITH Terror"のことだ。
The War on Terror is a smashing success — for terror
Airwaysの調査に拠ると、9.11以降の対テロ戦争に於て米軍は「少なくとも」91,340回の空爆を実施し、それにより「少なくとも」22,679〜48,308人の民間人が直接殺害された(間接的に殺害された人数は入っていない)。米軍はこうした公式数字は発表していない。
Tens of thousands of civilians likely killed by US in ‘Forever Wars’
ブラウン大学のワトソン研究所の推計では、アメリカ帝国の20年に及ぶ「テロとの戦争」によって、アフガニスタン・パキスタン・イラク・シリア(/ISIS)、イエメンその他で死亡した人の数は90〜93万程度で(もっと多い推計も存在する)、約8兆ドルの予算が注ぎ込まれた。
Over Two Decades, US’ Global War on Terror Has Taken Nearly 1 Million Lives and Cost $8 Trillion
マイケル・パレンティ氏の講演。アメリカ帝国の戦争は民主主義や人道的責任ではなく資本の蓄積とそれを支えるグローバルなシステムの為に行われるが、大多数のアメリカ市民はメディアの描き出す幻想に囚われてその現実が見えていない。戦争とは階級戦争の一形態だ。
Michael Parenti - Enforcing the Hierarchy by Every Means Avaliable
故アンドレ・ヴルチェク氏のインタビューより。今西洋諸国が自国民に対して行なっていることは、何百年間も植民地に対してやって来たことだ。だが西側市民にはその自覚が無い。
ANDRE VLTCHEK on Why The West Is Awakening
1945年のドレスデン空爆による民間人の死者数は正確には不明だが、一説では10万人を超える。連合国によるホロコーストはヒロシマやナガサキに比べて語られる機会が極めて少ない。
78 Years Ago Today Churchill Incinerated 100,000 Defenseless Civilians in Dresden
ピルジャー氏の記事。西側諸国の大手メディアはウィルスの脅威については警告を与えるが、自分達が行って来た戦争や今行っている戦争準備については殆ど沈黙。プロパガンダに洗脳された市民達は、何百万人死のうが関心を持たず、実態を知らないまま。
John Pilger: The Most Lethal Virus Is Not COVID. It Is War
アメリカ帝国の「テロとの戦争」によって家を逐われた人々は推定で合計3,700万人。アフガン、イラク、リビア、パキスタン、フィリピン、ソマリア、シリア、イエメンで、800万の難民と2,900万の国内避難民が生み出された。冷戦時代のソ連弱体化の試みの帰結がこれだ。
The U.S. ‘War on Terror’ Has Displaced 37 Million People
問:何故アメリカ帝国は戦争を必要とするのか?
答:戦争は資本主義社会の支配層にとっては非常に旨味の有るビジネスであり、富と権力の追求は中毒を引き起こすからである。
Why America Needs War
1945年以降アメリカ帝国が引き起こした戦争、軍事クーデター、諜報活動により、37の被害国で2,000万人以上が殺害された。この数字はまだ不完全である。「戦後」など存在しなかった。
The U.S. Has Killed More Than 20 Million People in 37 “Victim Nations” Since World War II
ラオスに対するアメリカ帝国の戦争犯罪は今だ終わっていない。ヴェトナム戦争が終わって45年も経つのにだ! そして国際社会は今だにこの非人道的テロ国家を裁きの場に引き摺り出すことが出来ないでいる。
ラオスに残る大量の不発弾、米大統領が向き合う負の遺産
ヴェトナム戦争に於てキッシンジャーは「動くもの全てを爆撃しろ」と言い放った。その結果ラオスは丸ごと焦土と化したが、戦後も不発弾の爆発により40年間で2万人が死傷。内40%は子供だった。これがラオスの人々の日常。ホワイトハウスは今だに謝罪も賠償も行っていない。
【世界一空爆された国ラオス】コープビジターセンターへ訪問
ヴェトナム戦争に於て米軍がラオスを爆撃してから50年、200万tもの不発弾が毎年数十から数百人のラオス人を殺害している。
US bombs continue to kill in Laos 50 years after Vietnam War
問い:1945年以降、アメリカ帝国が引き起こした戦争や紛争によって命を落とした人の数はどれだけか?
答:正確な数は不明だが、推定2,000万〜3,000万。
※経済的侵略による犠牲者は含まれていない。
U.S. Regime Has Killed 20-30 Million People Since World War II
9.11後、イラク、アフガニスタン、パキスタン、リビア、シリア、ソマリア、イエメンで米軍やCIAによって殺害された人の数は推定600万(500万から700万の間)。ナチスのホロコーストに匹敵する数の人々が「テロとの戦争」「独裁者の打倒」等を口実に殺されて来た。
Calculating the Millions-High Death Toll of America’s Post-9/11 Wars
9.11後にアメリカ帝国の侵略によって殺害された人の推定値は、アフガニスタンでは875,000人。パキスタンでは32,500人。
How Many People Has the U.S. Killed in Afghanistan and Pakistan Post-9/11?
アメリカ帝国の侵略によって殺されたイラク人総数の計算方法はこの記事で解説されている。米英は当然の様に死亡者数を過小評価したがる。
How Many Millions Have Been Killed in America’s Post-9/11 Wars?
アメリカ帝国がイラクを侵略して何人のイラク人が殺されたか、正確な数は誰も知らないが、この記事では15年間で240万人と推定(最小150万から最大340万まで)。そして日本政府はこの侵略に協力した。日本は「ずっと平和」だった訳ではない。
15 Years On, the Staggering Death Toll in Iraq Keeps Climbing
チョスドフスキー教授の記事。副題の通り、冷戦とは正に人類絶滅の危機と常に隣り合わせの狂気の代物だった。ペンタゴンはロシアに対する核の先制攻撃を実現可能な選択肢として排除していない。第三次世界大戦が起きるとしたら、誰が起こすかは判っている。
Today the Threat of Nuclear War is Real: America’s 1945 Plan: “Wipe the Soviet Union Off the Map”, 204 Atomic Bombs against 66 Major Cities, US Nuclear Attack against USSR Planned During World War II
今日核戦争の脅威は現実の問題である:「ソ連を地図から抹消しろ!」 204個の原爆を66の主要都市へ!米ソが同盟国であった第二次世界大戦中に計画された米国の対ソ核攻撃
★2018/03/23、04/03、04/26のニコラス・J・S・デイヴィス氏のシリーズ記事3本の要点を1本に纏めた。2001年以降、アメリカ帝国の「対テロ作戦」によって6つの国が被った被害の一端の実態を計算している。
9.11以降の数々の戦争でアメリカは何百万人殺したのか?(要点)
資本主義と共産主義の比較(非武装の民間人の大量殺戮):"The Triumph of Evil(勝ち誇る悪)"より
★2024/07/31のジョナサン・クック氏の記事の抄訳。報道されているガザ地区の死傷者数は大幅に過少報告されている。
ガザでの公式死者数は嘘。実際の死傷者数はもっとずっと多い(抄訳)
★2023/12/20のスプートニクのイリヤ・ツカノフ氏の記事の抄訳。一般には知られざる劣化ウラン弾の歴史の概説。
【独占】「ヴェトナムで使う用意はしていた」:劣化ウランと米国との知られざる忌まわしいロマンス(抄訳)
★2023/07/12のダン・スタインボック博士の記事。全世界に核による滅亡の脅威を齎しているのは、最初から終始一貫して米国であり、それ以外の国ではない。
核の脅威を解明する:過去と現在の現実
★ジェレミー・クズマロフ氏の記事の要点。ちょこちょこ翻案した。単なる歴史的一般常識として、アメリカ帝国は他国に偉そうに説教する資格など1ミリグラムも持ち合わせていない国であることを示す諸事実を再確認してみる。念を押しておくけれども、これらは大昔に終わった話ではなく、今でも続いているバリバリ現在進行形の話だ。こうした計算には様々なやり方が有るので、ここに挙げられた数字は飽く迄一例だと考えるべきだろう。
アメリカ帝国:史上最悪の殺人マシン(要点)
★ベン・ノートン氏の記事の抄訳。ブラウン大学のワトソン国際・公共問題研究所の戦争のコスト・プロジェクトの最新の調査報告書の概要。
9.11後の米国の戦争で少なくとも450万人が死亡、3,800~6,000万人が難民となったことが研究で判明(抄訳)
★2023/03/05のスプートニクのエカテリーナ・ブリノワ氏の記事の抄訳。多少補足した。核兵器不拡散条約についての簡単な解説。世界に核戦争のリスクを齎しているのは米国の核に怯えて自衛しようとする国々ではない、他国を滅ぼしたり支配しようとするアメリカ帝国だ。日本人が何十年反核ポエムを唱え続けようとも、世界で唯一原爆を実戦使用した国は断固として歴史から全人類の為の教訓を学ぶことを拒否している。
核拡散防止条約とは何か、そしてそれが米国が引き起こす核の冒険主義にどうブレーキをかけるのか(抄訳)
★ギデオン・ポリア博士の記事の要点。アフガニスタン侵略戦争と、それ以前から続いている米帝のアフガン支配戦略の被害の本当の規模はどれ位になるのか。
アフガニスタンのホロコーストー恐るべき真実vs米国同盟の嘘(要点)
★大英帝国は1914〜50年に400万人、アメリカ帝国は1990〜2023年初頭に500〜550万のイラク人の命を奪っている。
イラク侵攻20周年:イラクのホロコーストで500万人が死亡(要点と補足)
★ベン・ノートン氏の記事の要点。この程度のことは誰でも知っていなければならない筈のことなのだが、何故かこの当たり前の事実が見えない人が多い。
中国報告書が「米国の覇権」、戦争犯罪、CIAクーデター、400件の外国介入を弾劾(要点)
1945年9月の時点で米国の防衛計画立案者はソ連を主とする共産圏を消滅させる為に、66の都市に204発の原爆を落とす計画を立てていた。但し正確に言えば必要なのは204発の「爆発」であり、爆弾の有効性は48%と見積もられていた為、実際に必要な原爆の数はこの2倍強(ひとつの都市に対して6発)となる。つまり400発以上。放射能の雲のことなんか、当時は考慮に入れられていなかった(中国にもどかすか落としたがっていたので、実際にやられたら日本も相当被爆していた筈だ)。
In 1945, The Pentagon Estimated That 204 Atomic Bombs Could Destroy The Soviet Union
【超 必 見】ロシアメディアRTのドキュメンタリー"Fascism:A History"。植民地主義に始まりファシズムから世界大戦、新植民地主義から現在のNATOの蛮行やカラー革命やプロパガンダ戦争やウクライナ紛争に至るまで、自由と民主主義を奉じる西洋文明なるものが如何に偽善的で邪悪な存在であるか、そしてソ連=ロシアはそれによってどれだけ言語に絶する苦難を経験して来たかを、簡略に振り返っている。戦争は征服のビジネスだ。そしてファシズムとはそのビジネス遂行の為の便利なツールだ。私達は日々戦争に備えて洗脳されている。
Youtubeだと検閲で削除されてしまうかも知れないので、odyseeの別リンクも紹介しておく。
Fascism A History
リビアのカダフィ大統領の氏から11年、、欧州議会議員クレア・デイリー氏のNATO弾劾。「自由、民主主義、人権」の名の下にNATOがリビアに齎したものは、「テロ、死、無法状態、レイプ、貧困、飢餓」。これまでの歴史を憶えているなら、NATOがどれだけ非人道的な侵略組織であるか、間違える筈が無い。だが西洋市民の大多数は、リビアで本当は何が起こったのか知らされていないので、自分で情報収集する少数派しか真実を知らない。
European MP Shames NATO for Killing Millions in Libya Gifting them Only Poverty, War, Destruction
2022/10/18の演説らしいが、欧州議会議員クレア・デイリー氏の、火を吐く様な西洋弾劾。「恐怖(horror)に次ぐ恐怖、テロ(terroe)に次ぐテロ………!」今ウクライナでやっていることも、今までの数々の巨大な蛮行の延長線上でしかない。目を開けている人間になら誰にだって解ることだ。
European MP Blatantly Calls Out Europe & USA for Being the Biggest Terrorist Globally
★米国の外国への軍事介入の回数を、公式データに基付いて可視化した記事。アメリカ帝国は世界最悪の軍事覇権大国だ。
米国は1991年以降251回、1798年以降469回の軍事介入を行った。
★単純に歴史的事実を整理することで、アメリカ合衆国が紛れも無い戦争中毒の帝国であることを証明した記事。
アメリカは1776年以来、93%の期間(239年の内222年)戦争をして来た(抜粋)
2019/06/19のシェーン・クイン氏の記事。1945/06/15までに、主にB-29重爆撃機が投下した焼夷弾攻撃により、66の日本の都市が米陸軍航空隊によって壊滅させられた。ペンタゴンは1945/09/02に日本の代表者が降伏文書に署名し、最終的に第二次世界大戦が終結してから2週間も経たない内に、204発の原子爆弾でソ連を一掃する予定だったが、偶然にもこの時標的に予定されていたソ連の都市の数も66だった。原爆投下を含む米軍の民間人の大量虐殺によって日本の軍需設備は殆どダメージを受けなかったと云う事実は、これらの戦争犯罪が戦争の終結を早める為だったと云う主張に対する反論となっている。ドイツでも状況は似た様なものだった。戦略的には必要の無い連合軍の殺戮によって大勢の民間人が犠牲となった。
World War II: US Military Destroyed 66 Japanese Cities Before Planning to Wipe Out the Same Number of Soviet Cities
第2次世界大戦で米国は日本の66都市を攻撃したが、それは対ソ連戦争の予行練習だった。
呆れたことにAP通信は、欧州は第二次大戦以降「77年間、殆ど途切れることの無い平和」を保っていたのにロシアがそれを破ったとか主張しているそうだ。この記事では、じゃあ1990年代のユーゴスラヴィア紛争はどうなんだと指摘しているが、それ以外にもアメリカを中心とする帝国主義システムの犠牲者の数は数え切れない。記憶力が全く無く、且つ物事を関連付けて考える能力を持たない人間だけが「欧州はずっと平和だった」と信じることが出来る。これは日本についても同じことだ(私は生まれてからこの方、日本が平和国家だと思ったことは一度も無い)。
'Ukraine worst conflict since WW2' narrative allows the West to forget this horrific war which shook Europe
★詳細が省略されているが、その名の通りの記事。
第二次世界大戦以来アメリカ帝国主義の犠牲になって死亡した人々の数
中国CGTNの断片的な映像を繋ぎ合わせたドキュメンタリー。アメリカ帝国は紛れも無く重度の戦争中毒で、少なくとも第二次大戦後に発生した殆どの主要な戦争や紛争は彼等の産物だ。今「ロシアの侵略ケシカラン!」とか叫んでいる、TVが騒いだ時にしか戦争に関心を持たない(従って戦争の嘘について何も理解していない)西側の自称反戦主義者達が過去の歴史から学び損ねた教訓は、恥知らずな帝国の嘘を決して信じてはいけないと云うことだ。彼等は本当に何ひとつ教訓を学んでいない様に見える。彼等は何故同じ様な手口に何度でも平気で騙されるのか………。
CGTN documentary: The Warmonger's Legacy
★チョスドフスキー教授の記事の要点。核兵器による第三次世界大戦を起こそうとしているのが誰なのかを殆どの西側市民が勘違いしている現状では、核についての歴史を振り返ることは死ぬ程大事だ。
「先制核戦争」:平和と民主主義の為の歴史的戦い。第三次世界大戦は人類の未来を脅かす(要点)
米議会でウクライナ支持決議に反対したたった3名の一人、T.マッシー議員のインタビュー。ベラルーシ政権の転覆はウクライナの民主主義とは何も関係無いし、飛行禁止区域なんて夢物語で騒いだって軍産複合体に税金をくれてやるだけ。そんなことより国内問題何とかしろ。
Why Rep. Thomas Massie stood against "stand with Ukraine" resolution
アメリカ帝国は嘘吐きの戦争中毒患者。ここで言われていることは中国のプロパガンダなどではなく、どれも本来は世界全体の一般常識でなければいけないことだ。
アメリカの戦争ビジネス 日本語字幕
マイケル・パレンティ氏の講演。帝国は「間違って」戦争をしたりはしない。帝国はその本質=帝国主義(非常に儲かるがコストも掛かる収奪事業)の遂行の為に戦争を必要とするものだ。
Michael Parenti speech on Empire & Neo-Imperialism
9.11以降、中東とアフリカの過激派組織は撲滅されるどころか文字通り倍増した。米帝とNATOのギャング連中はそれを口実に各地に爆弾を落とし放題。永久戦争体制によって軍産複合体は大儲け。「テロとの戦争」とは"War ON Terror"ではなく"War WITH Terror"のことだ。
The War on Terror is a smashing success — for terror
Airwaysの調査に拠ると、9.11以降の対テロ戦争に於て米軍は「少なくとも」91,340回の空爆を実施し、それにより「少なくとも」22,679〜48,308人の民間人が直接殺害された(間接的に殺害された人数は入っていない)。米軍はこうした公式数字は発表していない。
Tens of thousands of civilians likely killed by US in ‘Forever Wars’
ブラウン大学のワトソン研究所の推計では、アメリカ帝国の20年に及ぶ「テロとの戦争」によって、アフガニスタン・パキスタン・イラク・シリア(/ISIS)、イエメンその他で死亡した人の数は90〜93万程度で(もっと多い推計も存在する)、約8兆ドルの予算が注ぎ込まれた。
Over Two Decades, US’ Global War on Terror Has Taken Nearly 1 Million Lives and Cost $8 Trillion
マイケル・パレンティ氏の講演。アメリカ帝国の戦争は民主主義や人道的責任ではなく資本の蓄積とそれを支えるグローバルなシステムの為に行われるが、大多数のアメリカ市民はメディアの描き出す幻想に囚われてその現実が見えていない。戦争とは階級戦争の一形態だ。
Michael Parenti - Enforcing the Hierarchy by Every Means Avaliable
故アンドレ・ヴルチェク氏のインタビューより。今西洋諸国が自国民に対して行なっていることは、何百年間も植民地に対してやって来たことだ。だが西側市民にはその自覚が無い。
ANDRE VLTCHEK on Why The West Is Awakening
1945年のドレスデン空爆による民間人の死者数は正確には不明だが、一説では10万人を超える。連合国によるホロコーストはヒロシマやナガサキに比べて語られる機会が極めて少ない。
78 Years Ago Today Churchill Incinerated 100,000 Defenseless Civilians in Dresden
ピルジャー氏の記事。西側諸国の大手メディアはウィルスの脅威については警告を与えるが、自分達が行って来た戦争や今行っている戦争準備については殆ど沈黙。プロパガンダに洗脳された市民達は、何百万人死のうが関心を持たず、実態を知らないまま。
John Pilger: The Most Lethal Virus Is Not COVID. It Is War
アメリカ帝国の「テロとの戦争」によって家を逐われた人々は推定で合計3,700万人。アフガン、イラク、リビア、パキスタン、フィリピン、ソマリア、シリア、イエメンで、800万の難民と2,900万の国内避難民が生み出された。冷戦時代のソ連弱体化の試みの帰結がこれだ。
The U.S. ‘War on Terror’ Has Displaced 37 Million People
問:何故アメリカ帝国は戦争を必要とするのか?
答:戦争は資本主義社会の支配層にとっては非常に旨味の有るビジネスであり、富と権力の追求は中毒を引き起こすからである。
Why America Needs War
1945年以降アメリカ帝国が引き起こした戦争、軍事クーデター、諜報活動により、37の被害国で2,000万人以上が殺害された。この数字はまだ不完全である。「戦後」など存在しなかった。
The U.S. Has Killed More Than 20 Million People in 37 “Victim Nations” Since World War II
ラオスに対するアメリカ帝国の戦争犯罪は今だ終わっていない。ヴェトナム戦争が終わって45年も経つのにだ! そして国際社会は今だにこの非人道的テロ国家を裁きの場に引き摺り出すことが出来ないでいる。
ラオスに残る大量の不発弾、米大統領が向き合う負の遺産
ヴェトナム戦争に於てキッシンジャーは「動くもの全てを爆撃しろ」と言い放った。その結果ラオスは丸ごと焦土と化したが、戦後も不発弾の爆発により40年間で2万人が死傷。内40%は子供だった。これがラオスの人々の日常。ホワイトハウスは今だに謝罪も賠償も行っていない。
【世界一空爆された国ラオス】コープビジターセンターへ訪問
ヴェトナム戦争に於て米軍がラオスを爆撃してから50年、200万tもの不発弾が毎年数十から数百人のラオス人を殺害している。
US bombs continue to kill in Laos 50 years after Vietnam War
問い:1945年以降、アメリカ帝国が引き起こした戦争や紛争によって命を落とした人の数はどれだけか?
答:正確な数は不明だが、推定2,000万〜3,000万。
※経済的侵略による犠牲者は含まれていない。
U.S. Regime Has Killed 20-30 Million People Since World War II
9.11後、イラク、アフガニスタン、パキスタン、リビア、シリア、ソマリア、イエメンで米軍やCIAによって殺害された人の数は推定600万(500万から700万の間)。ナチスのホロコーストに匹敵する数の人々が「テロとの戦争」「独裁者の打倒」等を口実に殺されて来た。
Calculating the Millions-High Death Toll of America’s Post-9/11 Wars
9.11後にアメリカ帝国の侵略によって殺害された人の推定値は、アフガニスタンでは875,000人。パキスタンでは32,500人。
How Many People Has the U.S. Killed in Afghanistan and Pakistan Post-9/11?
アメリカ帝国の侵略によって殺されたイラク人総数の計算方法はこの記事で解説されている。米英は当然の様に死亡者数を過小評価したがる。
How Many Millions Have Been Killed in America’s Post-9/11 Wars?
アメリカ帝国がイラクを侵略して何人のイラク人が殺されたか、正確な数は誰も知らないが、この記事では15年間で240万人と推定(最小150万から最大340万まで)。そして日本政府はこの侵略に協力した。日本は「ずっと平和」だった訳ではない。
15 Years On, the Staggering Death Toll in Iraq Keeps Climbing
チョスドフスキー教授の記事。副題の通り、冷戦とは正に人類絶滅の危機と常に隣り合わせの狂気の代物だった。ペンタゴンはロシアに対する核の先制攻撃を実現可能な選択肢として排除していない。第三次世界大戦が起きるとしたら、誰が起こすかは判っている。
Today the Threat of Nuclear War is Real: America’s 1945 Plan: “Wipe the Soviet Union Off the Map”, 204 Atomic Bombs against 66 Major Cities, US Nuclear Attack against USSR Planned During World War II
今日核戦争の脅威は現実の問題である:「ソ連を地図から抹消しろ!」 204個の原爆を66の主要都市へ!米ソが同盟国であった第二次世界大戦中に計画された米国の対ソ核攻撃
★2018/03/23、04/03、04/26のニコラス・J・S・デイヴィス氏のシリーズ記事3本の要点を1本に纏めた。2001年以降、アメリカ帝国の「対テロ作戦」によって6つの国が被った被害の一端の実態を計算している。
9.11以降の数々の戦争でアメリカは何百万人殺したのか?(要点)
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