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ソマリア

★2024/10/13のアンドリュー・コリブコ氏の分析の抄訳。2024/10/10、エジプト、エリトリア、ソマリアはエチオピアに対抗する為に同盟を組むことにした様だが、これは現時点ではそれ程心配する必要は無いものの、何かしらの問題を引き起こす可能性は有る。
アスマラ・サミットの5つのポイント(抄訳)

★アンドリュー・コリブコ氏の分析の抄訳。2024/02/16、米国とソマリアは軍事協定を結んだが、米国はソマリア、そしてエリトリアとエジプトの反エチオピア感情を利用して、エチオピアに対して間接的に圧力を掛けようとしている。
アメリカとソマリアの基地協定には先ず間違い無く隠された動機が有る(抄訳)

★アンドリュー・コリブコ氏の分析の抄訳。2024/02/06、エチオピアのアビィ・アハメド首相は、商軍港湾の使用権を巡ってソマリランドと交わした覚書と、それに対してソマリアの猛烈に怒っていることについて、議会の質問に答えた。エチオピアはソマリアに戦争を仕掛けようなどとはしておらず、寧ろその逆だ。
エチオピア首相はソマリアに対する自国の意図について3つのポイントをはっきりさせた(抄訳)

★アンドリュー・コリブコ氏の分析の抄訳。2024/01/30、ソマリアのハッサン・シェイク・モハムド大統領は旧宗主国であるイタリアに、再びソマリアの旧プランテーションを支配するよう呼び掛けた。こんな発言はアフリカ史上前代未聞だが、彼は無益なソマリランド再征服計画の為に、自分が帝国主義の手先の一人に過ぎないことを暴露してしまった。
ソマリア指導者がイタリアに文字通り旧プランテーションの支配権を取り戻すよう要請(抄訳)

★アンドリュー・コリブコ氏の分析の抄訳。何故国際社会はソマリランドの独立再宣言を認め、ソマリランドを独立国家として認めるべきなのか。
1991年のソマリランドの独立再宣言を世界が最終的に認めるべき5つの理由(抄訳)

★アンドリュー・コリブコ氏の分析の抄訳。多少補足した。2024/01/27、ソマリア出身のイルハン・オマル米下院議員は米国ではなくソマリアの利益の為に働く民族差別的な戦争屋であることを自ら暴露した。
イルハン・オマルは議会から追放され、未申告の外国の工作員として調査を受けねばならない(抄訳)

★アンドリュー・コリブコ氏の分析の抄訳。2023/12/01にソマリアに対する武器禁輸措置は解除されたが、対テロ用に今後ソマリアに送られることになる武器は、ソマリア連邦政府がエチオピアをアル=シャバーブよりも優先されるべき脅威だと恐怖を煽っている為、両者がファウスト的取引を行った場合には、エチオピアやソマリランドに対するテロ攻撃に使われる可能性が有る。
今後のソマリアへの武器輸送には厳格なエンドユーザー協定を条件付けるべきだ(抄訳)

★アンドリュー・コリブコ氏の分析の抄訳。2024/01/01に締結されたエチオピアとソマリランドの港湾協定に対して、ソマリア連邦政府とアル=シャバーブは共に反対している。ここから、エチオピアと云う共通の敵を得た両者が密かに裏で手を結んでエチオピアにテロ攻撃を仕掛けると云う可能性が生まれて来る。
ソマリア当局とアル=シャバーブは、エチオピアとソマリランドの港湾協定に関して利害が一致している(抄訳)

★アンドリュー・コリブコ氏の分析の抄訳。2024/01/01にエチオピアとソマリランドが交わした覚書にソマリアは怒っているが、ソマリアがどう足掻いたとしてもこの展開は引っ繰り返せない。エジプトとエリトリアはエチオピア封じ込めの為にソマリアに代理戦争を始めさせようとするかも知れないが、ソマリアとってはこうした唆しには耳を貸さず、現実を受け入れてソマリランドとの「尊厳を保った離婚」交渉を行うのが望ましい。
ソマリアは出来るだけ早急にソマリランドと「尊厳を保った離婚」交渉をすべきだ(抄訳)

★アンドリュー・コリブコ氏の分析の抄訳。2024/01/01、エチオピアはソマリランドと港湾協定を結んだ。リスクも伴うがこれは外交上の傑作であり、成功すればソマリランドの独立承認を推進し、港湾確保問題を平和的に解決することで内陸国であることから生じる諸問題を防止し、互恵的関係を通じて相互利益を確保することが可能であることを証明するだろう。
ソマリランドとのエチオピアと港湾協定は外交上の大成功(抄訳)

公式統計ではソマリアの国家債務は50億ドルを超えているが、2023/12/13、IMFと世界銀行は「重債務貧困国イニシアチブ」の一環として、国際債権団から45億ドルの債務救済協定を獲得したと発表し、これによりソマリアの対外債務は2018年のGDPの64%から2023年末までに6%未満に減少すると述べた。これに裏が無いとしたら画期的だ。
Somalia Secures $4.5 Billion Debt Relief Deal With International Creditors

★アンドリュー・コリブコ氏の分析の抄訳。2023/11/24〜12/01に起こった3つの展開は、長らく苦しんで来たソマリアの将来の見通しが漸く正しい軌道に乗り始めたことを示している。
ソマリアの未来はこれまでに無く明るく輝いている(抄訳)

2023/10/27の国連の発表に拠ると、ソマリアでは約380万人が国内避難民となっており、その数は長引く旱魃の過程で100万人増加した。ソマリアは過去40年間で最悪の長期に亘る深刻な旱魃に見舞われており、飢餓のリスクも重大。他方雨季(過去20年間で最悪)の洪水も懸念されており、食糧農業機関の推計では、今後3ヵ月の間に約120万人のソマリア人が洪水の影響を受ける可能性が有り、160万ヘクタールの土地が浸水する可能性が有る。
Somalia: Some 4 Million People Face Food Crisis, Un Says


★ジャマル・アブドゥラヒ氏の2023/02/08の記事の抄訳。米国や西洋諸国がソマリアに内戦を掻き立てようとしている事情について解説している。
ソマリア北部に帝国軍基地を求める米国が残忍な戦争を煽り立てる(抄訳)

★グレイゾーンのアン・ギャリソン&ジャマル・アブドゥラヒ氏の記事の抄訳と補足。ソマリアに米軍が駐留していることは、イスラム過激派アル=シャバーブの徴兵活動を容易にし、米軍が戦っていると主張する暴力そのものを悪化させている。しかし、米下院は撤退決議案を否決した。
ソマリアの米軍は900人に増加、米下院は撤退しないことに投票(抄訳と補足)

★西洋諸国に弄ばれるソマリアの現状と、西洋諸国の偽善についてのアン・ギャリソン氏の記事の抄訳と補足。
US-EU-NATOがソマリランド分離主義者と会談(抄訳と補足)

★コリブコ氏の分析。東アフリカ共同体が急拡大するのは危うい。
東アフリカ共同体の急速な拡大には長所と短所が伴う(要点と補足)

2007年以降16年間で、ソマリアでのアフリカ連合(AU)の平和ミッションに於て、ケニア、ウガンダ、ブルンジ、エチオピアからの少なくとも3,500人の兵士達が死亡している。その補償として、遺族に対しては1億7,500万ドル以上が、また対アル=シャバーブ作戦中に負傷したり障害を負ったりした人々には1,500万ドルが支払われた。
Families of Somalia AU mission casualties paid $200m

住民投票と云うこの上無く民主主義的な方法でウクライナからの分離独立を決めたクリミアやドンバスの人々の意思を、国連憲章で定められた人々の自己決定の権利に従って承認することを頑なに拒んでいる米英は、国際的に承認されていない分離主義のソマリランド政府を支援している(明白な二重基準だ)。2022年12月からソマリアの再統一を求めソマリランド政府に反対する抗議行動がラス・アノド市で活発化する共に、ソマリランドは同市に対する攻撃を開始し、砲撃によって既に数千人の死傷者が出ている。エチオピアが停戦交渉を試みているが、ソマリランドの方では約束を守るつもりは無い様で、内戦は終わりが見えない。ソマリランド側に捕らえられた捕虜は医療援助を拒否されたり殺害されたりしていると云う証言も出ている。新植民地主義勢力の振る舞いはどの国でも本当に卑劣で野蛮だ。
Separatist Somaliland escalates war on Somali unification movement

★ソマリアの2023年02月の武力衝突の解説。
ソマリアに軍事基地を置きたい米国の戦争が激化(要点)

★アメリカ帝国やその同盟諸国が如何にしてソマリアの民主主義と主権を潰して来たかの解説。
米国がソマリ人国家の為の闘争を粉砕した手口(要点)

ソマリアでは、アル=シャバーブが支配する地域で約100万人が旱魃の影響を受け、飢饉の危機に瀕している。国際支援の焦点は最近ウクライナに移ってしまった為、ソマリアへの支援も減少しているが(ソマリアの方が遙かに深刻な事態に直面しているのだが)、この儘国際的な支援が大幅に増えなければ、年末までに正式に飢饉宣言が出される可能性が有る。
UN: Almost 1 million drought-hit Somalis in al-Shabab areas

英国チャンネル4の、ソマリアのアル=シャバーブについての動画。アフガニスタンのタリバンと同じ様に、彼等もまた民衆の歓心を買う為に色々と手助けの様なことをしている。テロリスト問題を時にややこしくしているのは、彼等は何のかんの言っても地元の人々であり、テロ退治を名目に介入して来る西洋の白人達よりは地元住民のことをよく理解していると云うことだ。
Inside Al Shabaab: The extremist group trying to seize Somalia


★ケリー・ボーカー・ヴラホス氏の記事の要点。
米軍、今夏3度目となるソマリア空爆(要点)

★ウリエル・アラウホ氏の記事の要点。
バイデンはソマリアでアメリカの「永遠の戦争」をエスカレート(要点)

★アメリカ帝国によるソマリア支配の継続について。
バイデンはソマリアへの米軍再配置を承認。剝き出し帝国主義の歴史は続く(要点)

★2018/03/23、04/03、04/26のニコラス・J・S・デイヴィス氏のシリーズ記事3本の要点を1本に纏めた。2001年以降、アメリカ帝国の「対テロ作戦」によって6つの国が被った被害の一端の実態を計算している。
9.11以降の数々の戦争でアメリカは何百万人殺したのか?(要点)
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川流桃桜

Author:川流桃桜
一介の反帝国主義者。
2022年3月に検閲を受けてTwitterとFBのアカウントを停止された為、それ以降は情報発信の拠点をブログに変更。基本はテーマ毎のオープンスレッド形式。検閲によって検索ではヒットし難くなっているので、気に入った記事や発言が有れば拡散して頂けると助かります。
全体像が知りたい場合は「カテゴリ」の「テーマ別スレッド一覧」を参照。

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