『TIGER & BUNNY』#18
お帰り、そしてお帰りなさ~い。ちょっとこれは酷いんじゃないの、スカイハイさん。実家から帰ってきた虎を迎えるヒーロー達の人気だけなら、間違いなくあんたがキング・オブ・ヒーローだよってぐらいの人気っぷり。たった数日でもいないだけで変な感じになっちゃうとか、どんだけ愛されてんだよ。折紙とかなつきすぎだって。見事なまでのツンデレキャラっぷりで一番面倒臭い青薔薇さん。そろそろ可愛さを通り越してイラっとしてくるんですけどー。ツンデレと言えば本作品においてはもう一人、楓というのがおりまして…実家で能力発動しまくりで大変なご様子。身体能力が100倍に向上する以上、その制御はより緻密で正確に行う必要があるわけで、かつて虎が苦しんだのと同じ道まっしぐらと思いきや、実は磁石能力も発現→本当は他のネクストの能力を自動的にコピーする能力とか、なんだこりゃ。最終回に向けて、何らかの活躍をするフラグですか? 楓の100倍パワーを、虎の経験と助言で使っちゃうとか? さすがに苦しいか、この展開。
『TIGER & BUNNY』
『TIGER & BUNNY』
『花咲くいろは』#17
ひそかに前回から気になっていたシーンが、空を飛ぶ戦闘機の所。前回でも登場したけど、シルエットから察するに飛んでいるのはF-4EJっぽいが、こいつは1997年にF-15Jへと機種転換されており、時代的にはいないはずなんだが…? などと悩んでいたら、F-4EJの雄姿を見ていたのは少年時代の若旦那。比較として入った緒花が見上げた戦闘機は、ちゃんとF-15Jになっておりました。このシーンから逆算すると、少年若旦那とスク水皐月の時代は1997年3月以前の夏と言うことになるのか。公式設定だと皐月38歳(おいおい)なので、2011年換算で中学生とすると1986年~1988年相当なので、問題ありませんね。計算、間違ってたらすまん。そんな若旦那の心象風景たる喜翠荘プールにて、平手打ちでテンションMAXになった若旦那暴走による崇子とのラブシーンはかみ合ったり合わなかったりですね。つか、一応ラブシーンに入れていいのかここは。2人がまがいなりにも噛みかったのは、プールで互いに濡れ濡れ状態からの崇子抱きしめの刹那のみ。孝子にひたすら頼る若旦那と、頼りなく姉の影に憑かれてる姿にやれやれな崇子の図式が基本。若旦那、この手の女は攻めると弱いよ!
『花咲くいろは』
『花咲くいろは』
『TIGER & BUNNY』#17
BD1巻の特典でのみ登場した委員長、友恵ついに登場。といっても病室ですっかりやつれた姿なのが残念。虎と元気にラブラブしている時代の、動いている姿も見てみたい。友恵のそばに居ようとする虎に「あなたはどんな時でもヒーローでいて」と送り出す姿は、わかりきっているベタ展開なのに目から汗が…。友恵やベンさん等、ヒーロー姿を見ていたい人たちに支えられてここまでやってきた虎は、HERO TVじゃ正義の壊し屋の二つ名で通る3枚目だけど、内輪の人気抜群。そりゃ兎も青薔薇もデレるってもんです。実家に戻った虎を出迎えた兄村正は、自称ビンテージなるポンコツ車でお出迎え。TYPE2とはまた趣味の車ですなぁ。虎を送り出す時も駅前で村正が調整していたし、鏑木酒店の配達で使うにはリスクがでかすぎるんじゃね? 肝心の鏑木兄弟、実家に送り届ける車内でほとんどまともにしゃべりゃしねぇ。兄弟仲、悪いのか? と突っ込みたくなるほどだ。だがしかし、普段は仕事第一で寄り付かない虎に何かあったと感づき、夜も店を開けてるからと気を遣ったりと良い兄貴です。兎や青薔薇の世話を焼く虎も、村正の前では弟なんだなぁ。
『TIGER & BUNNY』
『TIGER & BUNNY』
『花咲くいろは』#16
海は良いよ、と夏休みの予定を話し合う緒花&菜子ですが、菜子はどんだけ泳ぎたいんだ。むろん水着は競泳用ですよね? そんなひと夏の思い出は、予想外にも喜翠荘でロケ慣行の映画撮影参加。崇子の紹介による総合プロデューサーが露骨に怪しすぎて、映画詐欺かと思っちゃったじゃないか。次郎丸に脚本させたり、使われていなかったプールでの撮影を条件に出したり、出資という名のチャチャを入れてきた旅館仲間に啖呵切ったりとか、何この若旦那無双。ついに眠れる小宇宙でも目覚めたのか!? そんな若旦那株急上昇だけど、どう見ても次回以降の下落フラグだよね? いや、きっと何かやってくれるに違いない。さて、映画出演と言うことで色めき立つ喜翠荘の面々。菜子が「高飛び込みのオリンピック選手から転身した華麗な女スパイ」役を希望とか、意味が分からん。巴から話を聞いたときの不思議な動きや、プール掃除での狙いすぎなアングル等、エロ担当の本領発揮。緒花と2人、箒にまたがっての謎特訓は意味が分からんけど。順風満々な撮影の中、鳴り響く電話で引きとか、すげぇ気になるじゃないかっ!
『花咲くいろは』
『花咲くいろは』
『STEINS;GATE』 ext
なんとなく中間レビュー。原作ゲーム全クリ済み。原作のキャラデザから、アニメ化し辛いタイプの絵柄だなぁと思っていただけに、頑張って描いている方じゃないか? 助手があんまり可愛くないように見えるけど、あれぐらい可愛くない方がよろしい。可愛いキャラを可愛く描くなんて、つまらない上に後半の演出が手詰まりになるだけだからな。作品を楽しむためには設定情報を大量に視聴者に詰め込む必要があるのだが、ゲームの用にプレイヤーが自分の都合でテキストを読んでくれるわけではない、と言う部分がこの手の映像化における鬼門となるんだが、1クール目中盤以降のオリジナル演出が上手く機能しているだけに、序盤の圧縮っぷりがもったいない。あれで脱落した人も結構いるんじゃないかな。でもDメールを送るたびに変わる世界線変動率は、バイト戦士の解説がなくてもかなり楽しめたんじゃないかな。というか、この作品の黄金時代だからな、Dメールによる世界線変動率改変は。
『STEINS;GATE』
『STEINS;GATE』
『TIGER & BUNNY』#16
悪を懲らしめる強い男になるんだ、と息子を諭すレジェンドはまさにヒーロー。息子はやがて年を取り、犯罪者を殺して回るルナティックへと変貌する…。これで2クール目を巡る本作品の根っこが見えてきた? 正直、今回の伝説と狂気の親子関係と、父親殺しというショッキングな事実を前に打ちのめされているわけなんだが、作品の根幹となるヒーロー界とヒーローとはなんなのか、という自らの設定に踏み込んでいくのか。重苦しい展開なのに、ヒーロー界の今は伝説の記録を抜いた兎を祝うスポットはこれ以上ないぐらいに明るく、だからこそ語られる伝説の真実がより闇に沈んでいくわけで。減退する能力に反比例して、市民の期待が両肩に重くのしかかる伝説は、挙句に八百長までしてヒーローポイントを稼ぐとか、ベンさん情報にすっかりショックの虎だけど、誰かを憧れの眼差しを向けるという行為は、結局自身の理想を相手に投影しているだけで、相手そのものは見ていない事になるのだから。同じく能力減退する虎の今後を心配するベンさんだけど、ヒーローを人助けをしたい虎とはかみ合わない…。
『TIGER & BUNNY』
『TIGER & BUNNY』
『花咲くいろは』#15
マンゴーソフトとチキン南蛮をトッピングしたソフトクリームは、確かにありえません。と言うわけで修学旅行の続き。バイト仲居離脱で大変って状況で、やっぱり暴走緒花。一回目の直談判ではお断りされるものの、自由時間は何をやっても自由という蝶屁理屈展開で、結局仲居が集まらなかった現場に乗り込む緒花さん。暴走っぷりをよくご存じのなこち&みんちコンビは、その辺を察して援軍に駆けつけたりと、もはや安定の最強トリオ。というかホテルの人が喜翠荘を、そして女将を知っていてよかったねぇ。普通はどうやってもお客様を働かせるなんてありえないよね! おかげで喜翠荘3人娘+お風呂掃除を手伝った結名はご褒美露天風呂を満喫。高校生にあるまじき菜子のけしからんわがままボディは…いや、前回の競泳用水着姿もなかなかでしたよ? あのボリュームで泳ぎが達者と言う設定は無理があるんじゃないのー! そんな前回の水着回から続いてのお風呂回でもあったけど、露天風呂で暴れまわっても鉄壁な緒花&民子ガードに脱帽。お風呂でおなじみ湯気ガードもほとんどなかったというのに、なんというクオリティ。旅館も仲居をバイトだけにしてクオリティ落としちゃいかんよ。
『花咲くいろは』
『花咲くいろは』
『TIGER & BUNNY』#15
見切れもポイントもばっちり、な折紙の活躍に今後もご期待ください。そんな若手の活躍が光る今季、スカイハイは世代的には中堅に位置するか? 虎&牛がベテランなのは言わずもがななんだけど、この道10年でベテラン扱いなのでヒーロー生命は短いのか? 30歳付近で引退なんですかね。あと、ネクストになるタイミングについても地味に設定解説。スカイハイが18差でネクスト化で兎が2歳ですでに能力開眼となると、生まれつきとかでもないのか。だからこそベンさんが虎に告げたように能力が無くなるネクストが存在する、という得たものを失うルートがありえるわけか。エンディングが見えたぞ! 「ヒーローは死なず、ただ消え去るのみ」展開に蝶・期待。そして虎が去った後は、スカイハイが虎ポジションにスライドしてヒーロー像を後輩や若手に伝えていくのだろう。ヒーローになってから、毎夜パトロールを欠かさないスカイハイは、虎とは違う理想のヒーローと言えるしね!
『TIGER & BUNNY』
『TIGER & BUNNY』
『花咲くいろは』#14
鶴来さん羽交い絞め! と以前からフリーダムっぷりを発揮していた結名登板回? そんなわけで修学旅行で海にやってきたのに、焼くのが嫌で完全ガードの民子に対し、緒花に命じて羽交い絞めからの海へ投げ込む結名。この後も実は宿泊ホテルで働いている許嫁たる洋輔を引っ掻き回し、許嫁が存在するのに男子の告白はちゃんと聞いたり(断ったけど)、部屋で緒花に抱き着いて更なる友達度アップを宣言したりとやりたい放題。そんなフリーダム結名に対して喜翠荘組はスリッパを並べなおしたり、早朝に目が覚めて仕事しなきゃ! と跳ね起きたりと完全に職業病。菜子&民子よりも緒花が過剰に反応するのがなんとも。一番仕事経験が短いのに、一番染まっているというか切り替えが効かないというか。むしろ短いからこそ切り替えられないのか。緒花はどうやら旅行の経験もさしてないみたいだし。緒花といえばここ最近の話数で、几帳面に帳面を付けるようになってきました。仕事人として成長してきているわけで、けっして石川の人が几帳面なわけじゃないんだよ!
『花咲くいろは』
『花咲くいろは』
『TIGER & BUNNY』#14
ジェイク事件から10ヶ月ラジオ経過したこの世界。虎&兎特集番組からスタートする本編を始め、随所で見られる兎のデレが正直気持ち悪いんですけど。虎の態度に不満を漏らしたりする青薔薇に対し、全てを肯定的にとらえて、結局1テンポずれたダンスにも突っ込みいれて終了とか、まさに兎の恋は盲目。そりゃ他のヒーロー達も、2人の関係の代わりぶりに様々な感想を述べたくもなるものだ。青薔薇も、虎のオッチョコチョイにプンスカしながらも貰った鏑木酒店タオルが盗まれたら泣いちゃったり。女の子だもん! つか、鏑木酒店は虎実家の家業なのか、たまたまそういうデザインのタオルなのかは謎ですね。解説役である牛角さんの説明もなかったので、今後明かされる事に期待。そういや牛角さん、ついにヒーローランキング最下位なんですね。てことは見切れ職人折紙に抜かれたのか。覚醒した折紙が凄いのか、牛角が悪い意味で凄いのかが気になるなぁ。2クール目突入のお約束の新OP&ED登場。OPED共に映像の格好良さ大幅アップ。スポンサーロゴも増えましてね…特に折紙が大変なことに! 高須クリニックの噂は本当だったのか…。そして今回からキャプ無しなので、文章増量しますよ。
『TIGER & BUNNY』
『TIGER & BUNNY』