『ベン・トー』#12
自慢の棍棒が予想以上にヘタレだよ! 3年前にオルトロスを駆逐した手法とは、根回しして戦わずに半額弁当を与える…これが、出過ぎた杭を抜く方法。戦って勝ち獲る誇りをもつ狼にとって、これ以上屈辱的なことはないって事なんだろうけど、冷静に考えると棍棒の判断基準が良くわからない。オルトロスは確かに強いけど、彼女たちが復帰する前の魔女やモナークは強すぎるわけではなったの? だがしかし、この作品の楽しみ方はそうではない。半額弁当を差し出し、誰も手を出せない緊張の中で鳴り出す変態の腹の虫と、それに呼応するか如く鳴り響く狼たちの腹の虫。腹の虫に従い、誇りを持ちて戦い奪い合うのがこのフィールド絶対のルール。これが「ベン・トー」だっ! と言うバトルはまさになんという最終回。いや、本当に最終回ですが。様々な補正効果の結果、佐藤が無事月桂冠を獲得。さすがに前回、前々回におけるオルトロスの圧倒的な強さからすれば出来過ぎな結果にしか見えません。細かい事は気にするな、なんだけどやっぱり気になっちゃうのはアニオタの本能であります。ところで佐藤は変態という二つ名があるのに禿、顎髭、茶髪からは今だワン子扱いなのね。
『ベン・トー』
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『ベン・トー』#11
佐藤は変態ではあっても、チキンじゃないんですっ! という力説はさておき、オルトロスの過去が語られるわけだが、狼による弁当争奪戦はいったいいつから行われているのだろうか? 沢桔姉妹が幼稚園の頃に狼が存在していた以上、軽く10年は遡れるわけで、以外に伝統と格式を誇っているのか。はた迷惑な歴史だけど。そんな沢桔姉妹に敗北して学校を休んだ仙はと言うと、普通に風邪とか。明後日の半額うなぎ弁当を狙うから姉妹にもそれを伝言とか、あくまで狙うべき弁当ありきの仙は、佐藤共々ブレなくて素敵です。再戦に臨む仙だけど、持ち前のボケで風邪を悪化させたりと、相変わらず。そうしないと佐藤が活躍できないからなー。現時点で頂点に立つ沢桔姉妹だけど、3年前のうなぎ弁当争奪で敗北している事実があり、まさに強い奴のインフレが本格化。ラストに登場したけど、中の人が石田で吹いた。すっかりこの手のキャラを演じるのが定番化してしまってますね。強敵が続々登場する中、佐藤と連のコンビ「ツードックス」がまるで強くなさそうなのは、なんとも。姉妹に無理矢理コンビ扱いされてるけど、本来組む必然性のない2人だよな~。
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『ベン・トー』#10
サイトーの穴という穴がすべて埋まったその時、茶髪は死んだ…ん? 何か違うような。今まで謎に包まれていた沢桔姉妹の戦闘スタイルが、ついに白日の下にさらされる。いや、ハーフプライスラベリングタイムだから、基本夜なんだけど。あやめが割り箸戦法なら、沢桔姉妹は買い物カゴを使ったコンビネーション空中殺法になるのか。書いていて、センスが昭和臭いと自覚しているけど。これにより、ピラミッドの頂点に君臨していた魔女がついに敗北。バトル物ではお約束の展開なんだが、この後の流れはどうなる? 結構負けず嫌いな仙だけど、オルトロスへのリベンジを果たすかと言えば「それは違うんじゃ?」と思ったり。半額弁当への想いこそが狼の強さと既定してきたのが仙である以上、リベンジを主目的をされる展開になると、ちょっと残念になるけど、そこは次回に注目か。あとバトル物の宿命とはいえ、モナークの雑魚扱いっぷりが酷い事に。これぐらいの実力差がないと「変態サンでは物足りません」の台詞が映えないか。ところで部活活動って、あんなに詳細に生徒会に報告する物なのか。つか、部の予算って普通年間単位じゃねーのかよ!
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『ベン・トー』#09
来週の『ベン・トー』は#10~#11連続放送。MBSさん、やったねっ! なのでさくっと#09レビュー。と言っても今回も番外編路線にして白梅無双。白梅はいつも無双だけど。前半と後半でそれぞれ白梅にフルボッコにされる佐藤は…特に後半は何も悪くないというか、完全に白梅の思い込みと言い掛かりにすぎず、佐藤に救いがないかとマジに頭を抱えてしまう。前半についても、本来は警備員のおっちゃんが暴走したのが原因だからな。一方、白梅と白粉の関係性が垣間見える部分は注目に値する。相変わらずのレズっぷりは今更ながら、かやのんのS系セクシー演技は頑張ってます。「焼き鮭」台詞に無駄な気合ががが。さて、レズよりも白梅の過保護っぷりと、その後の佐藤への問い詰めから明確となる白粉の趣味を実は知らないってのはポイント? 盲目な白粉LOVEからの白粉絶対肯定の白梅こそが、本作品においてもっとも変態と言わざる負えない。むしろ気持ち悪い。この印象付けが作り手の狙いなら、見事に嵌ってるな! で、ここまで白梅回でやり通した上で、前半のあせび弁当シーンは必要だったのだろうか? と悩んでしまう。次回以降のラストスパートで立て直せ!
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『ベン・トー』#08
学芸会で女の子が食べられるチクワ役ですよっ! 半端ねぇっす。そして本格登場となる時空管理局の白い悪魔と、犬っぽい共和国の歌姫…作品、違う? 初登場が水着で本格登場がナースコスプレとか、どんな扱いなんだろうか。最後に弁当を手にした後に、屍を築いた結果だけがあったので、戦闘力は次回発揮してくれるのか、と思いきや予告を見る限り次回も特別編っぽい流。#07がアレだったのに、全体構成のバランス悪くね? 構成と言う点では、勘違いから勝手に盛り上がって佐藤に間違って迫ったしまった結果から「こんなに心躍る夜は3年ぶりですわ」の台詞に繋がるのかがよくわからない。間のドラマが吹っ飛ばされているような気がする。さて、既存のヒロイン達と言えば、すっかりHP同好会メンバーと化しているあやめ。バーチャファイター無双すぎるというか、先輩が弱すぎる。かといって、ゲーム機を窓から投げ捨てるのはどうかと。SEGA製ですよ? 任天堂製なら問題なかったんだけどねぇ。あと、弁償すりゃ良いってもんじゃねーよ先輩。正直、先輩の評価マイナスです。白粉は、相変わらず快調に飛ばしてますね。筋肉刑事、製品化希望…と言ってよいのだろうか。
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『ベン・トー』#07
まっちゃんの見開いた目があんなにたくさん登場するなんて、正直がっかりだ。まっちゃんの魅力をわかってないよ! あの糸目っつーか細目っつーか、そこが良いんだよ。先輩の黒スト&ブーツに隠された生足がプール回でお披露目されることはまさに眼福だけど、あの糸目は見えないことに意味があるのだ。仮に見えても、あんなにでっかく描かれるべきものではないと主張し続けるぞ。もう無駄だけど。そんな中、安定株は白粉。サイトウ刑事ネタはまったく無問題。ただライフセイバーと言う単語が出た瞬間、サイトウ刑事の脳内イメージが嵐山梧郎になっちまったでゲソ。単なる水着サービス回かと思いきや、定着しつつある佐藤の二つ名「変態」を始め、二つ名の解説や次回以降登場する新キャラの顔見せ、なにより是非味わいたいまっちゃん濃縮ミルク入り半額弁当バトルと以外にてんこ盛り。つーか、実用新案申請中のアレは使いどころが限定すぎる。半額弁当をプールに浮かべてどうすんだよ。それにしても今回、久しぶりに登場した白梅。佐藤への容赦のなさはブレないなぁ。何よりあの黒ビキニは、先輩やあやめより断然色っぽいと思うのですが!
『ベン・トー』
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『ベン・トー』#06
まっちゃんと魔導士の最強戦を再現しリベンジを果たす…これがモナークの目的。あっさり真実にたどり着いたあやめに見えるけど、佐藤の元に来たのは作戦決行直前だから作中内では3日たっているのか。時間経過が分かり辛い。あやめの調査によりモナークの不可解な行動。本来秘すべき西区制圧の作戦をあえて仙に漏らした理由がハッキリ。それぞれの後継者同士による戦いという構図なんだが、引退したまっちゃんと違い魔導士はまだ現役なんだから、普通に魔導士にリベンジすれば良いだけじゃ…? あえて仙を狙う意味が不明。その魔導士はアバンで海外留学決定、Cパートで旅立つとか、本筋にほとんど絡まずに離脱? OP映像での露出からもっと出番があるような気がする。モナークの行動には納得いかないけど、かつての戦いで、まっちゃんに勝利したが途中で力尽き、路上で倒れても獲得した半額弁当だけは喰らい切る魔導士の変人っぷりには突っ込む気が起きない。馬鹿な事に真剣な所が本作の見所でしょ、やっぱり。あ、ラルフへの道中に襲われて、破れた黒スト先輩のエロさも大切な見所です! 次回は予告からして、サービス&ギャグ回か。オムっぱい弁当にロコもっこり弁当かよ。
『ベン・トー』
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『ベン・トー』#05
北海道フェアの弁当を狙うべく、越境して東区へ…。あやめと約束して遠征する佐藤だけど、まだ用がないと会えない関係? 今回初登場のあせびとファーストコンタクトしようとした所を無理矢理阻止したのは、不幸から身を守ろうってだけではないのは見え見えですね。一方の氷結の魔女は…どんどん天然系キャラ付が深まってますか。単なるボケキャラでは終わらないだろうから、終盤に期待。というか過去の経緯からの抗争がいよいよスタート。残り少ないフェア弁当を狙い合う中、モナークによる佐藤嬲りで血祭。集団行動と言う事で、ダンドーと狩猟群に近い存在? なら配下の連は狼じゃなくて犬になるのかな。あやめの立場も微妙。モナーク側からの抗争開始メッセンジャーだけども捨て駒的扱い。今後は佐藤たち西区の狼と協調するのか、独自路線でいくのか。そして西区制圧から昔の因縁に決着を、だけど、チョイ役かと思ってたまっちゃんが次回解説してくれるのに期待。去年以前の話だと西区最強狼は魔導士か。仙共々、話の中核に絡むのだろうか。そんなわけで、完全に噛ませ犬ポジの佐藤はリベンジできるのか。結果は残念だったけど、回数でカバーすれば問題ない!
『ベン・トー』
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『ベン・トー』#04
どこから見てもおっぱい要員「著莪あやめ」参戦。黒スト太ももの仙、絶対領域から入ってくる梅と、各属性そろってきた? 白粉は…まぁなんだ、感度で勝負? 映像表現には全くそぐわないな! そんなおっぱいあやめだけど、気になるのは佐藤との関係。立場的には従兄弟同士で、公式Siteでも幼い頃から双子同然に育ってきたという背景だけど、「佐藤」「著莪」と名字で呼び合う微妙な距離感。その割にハグやら双丘を当ててきたりやらと、イタリア人とのハーフと言うだけでは説明しきれないなぁ。それが冒頭、そしてラストの「」いつからあたしたち、用がないと会っちゃいけない関係になっちゃったの?」に繋がるのだろうか。にしても双子のように育ったらしいが、あやめの尻やら胸やらガン見する佐藤の視線描写がアレすぎるぜ。一方であやめは仙に対してエライ対抗意識の元、ホーキーマートでの争いに参戦。弁当よりも仙との戦いを優先するあやめに格好良く台詞を決める仙だけど、相変わらず真面目に考えるとバカバカしい流れ。実に『ベン・トー』らしい。なんか裏で暗躍する面々も現れたけど、半額弁当争奪で壮大なストーリーとかやっちゃうのか。
『ベン・トー』
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『ベン・トー』#03
狩猟犬にならないか? 剣道部の部活メンバーによる猟犬集団による人海戦術…は、ルールを知れば誰もが思いつく手段であり当然存在していた様子。もっともこの猟犬集団最大の問題は、顧問の教師である壇堂健治ことダンドーによって組織されている事か。つか、給料がやばくなると半額弁当を巡って同じ学校に生徒にガチで殴り掛かるとか、PTAや教育委員会って何? と突っ込むのが負けとしか言いようのない素晴らしき教師だな。猟犬と行動を共にして楽に半額弁当(大盛りチーズカツカレー)を手にしても、その味気無さに猟犬ではなく狼としてHP同好会に残る選択をする佐藤の決断は本来見せ場なんだけど、戦ってる最中に猟犬のジャージを脱ぎ捨てて殴り掛かるとか、どう見ても裏切り者でしかありません。ひでーな佐藤。ダンドーと猟犬群の戦いをうまくすり抜けて、ちゃっかり半額弁当を手にする白粉だけど、これが彼女のスタイルになるのかな? この手法で、意外にも佐藤より好成績を叩きだしそうな予感。そしてCパートというか予告で登場のあやめさん。佐藤の部屋にいたけど、全寮制の学校にどうやって入り込んだのだろうか? なお、本物の狼は集団で狩りをするけどね。
『ベン・トー』
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