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(3)東京都庭園美術館で、おいしいケーキをいただく。

IMG_1363.jpeg 浅香宮邸(現在の都立庭園美術館)では、色や模様の異なる20種類以上の石材を見ることができる。外国産、国産の希少な石材ばかりで、まるで建物全体が石材の見本帳のようだ。

 大理石の多くは、矢橋大理石商店から取り寄せられた。同社は、日本で最も古い大理石店の一つで、東京駅や帝国劇場、日比谷公会堂、国会議事堂なども、矢橋大理石商店の石材が使われている。

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IMG_1373のコピー 姫宮居間には、サーモンピンクの大理石で製作されたマントルピースと円形の鏡があり、姫宮にふさわしい可憐な安らぎを感じさせる。

 ラジエーターカバーの模様は、妃殿下居間のストーブレジスター衝立と同じ百合の花で、どちらも妃殿下自身が下絵を描いたものと言われている。

IMG_1383 (1) cafe TEIENでお茶をする。どれも、おいしそうなケーキばかり。

IMG_1388のコピー 洒落た水差し。

IMG_1390.jpeg 母のお茶は、デミ抹茶&ほうじ茶。800円也。佐賀県嬉野特産の“釜炒り製法”特有の香ばしさとコクのある抹茶をデミカップでいただく。

 ほうじ茶は、有機無農薬栽培された二番茶葉で、大きめな葉と茎の部分を高温で煎った、ほうじ茶特有の香ばしい香りが漂うお茶。

 私のお茶は、ダージリンセカンドフラッシュ(5〜7月摘み)。800円也。ハーネスベック農園のもの。引き締まった茶の味わいが、芳醇な果実味を包み込み、キレとコクを生み出していた。

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IMG_1410.jpeg 右が季節のショートケーキ。850円也。フルーツは柿のような味がしたが、赤肉のメロンだそうだ。

 左の筒状のケーキは、アラベスク。880円也。ホワイトチョコレートの筒の中にブラックカラントのジャムが入っていた。

IMG_1439.jpeg 一周して、出口に戻る。

IMG_1443.jpeg 突然、聞き慣れないジェットエンジンの音を耳にして、空を見上げると、低空飛行で、民間機がバンバン飛んでいた。尾翼が青いことから、ANAだろうか。

 これは、羽田空港の拡張に伴う新ルートで、埼玉方面から左回りに旋回した上で、池袋、新宿上空を通り、渋谷、広尾、恵比寿、目黒、白金、五反田、大井町の上空を下降しながら、羽田空港にアプローチするというもの。まさに白金にある都立庭園美術館の真上だ。

 元スッチーに話をすると、「羽田をもっと埋め立てて、横田の上空の飛行許可もらって、別ルートを模索して欲しいよね」とのこと。

 一応、南風の日という条件が付けられているが、一日平均で30〜40便がこのルートを通過することになる。我が家の上空も、低空飛行で民間機が飛ぶようになった。墜落も困るが、落下物とかもいやだなぁ。

IMG_1463.jpeg 都立庭園美術館に咲いていた、可憐な百合。

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IMG_2073 (1) TEIEN Restaurant DuParc。都立庭園美術館のレストランだ。ランチのショートコースは、1500円也。スープ、メインディッシュ1品、コーヒー。

 ランチコースは、2700円也。前菜、スープ、メインディッシュ1品、デザート、コーヒー。

 レストランの庭園を望む側は、全面ガラス張りで、左側には西洋庭園が、右側には、樹齢の古い木々の合間を縫って、旧朝香宮邸である本館が見渡せる。

 西洋庭園で春に咲く桜は、ワシントンDCのポトマック湖畔で咲く桜の枝から育ったソメイヨシノで、かつて東京市の尾崎行雄市長が日米親善のためにワシントンに寄贈した桜だ。

IMG_1480.jpeg 都立庭園美術館の近くの花屋。

IMG_1490.jpeg 沖縄の古浜島に咲いていた花と同じものが売られていた。買いたかったが、3000円の大鉢で持って帰るのが無理だった(笑)。
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カエルのロビン

Author:カエルのロビン
フリーランスの記者&編集者。星野源と加瀬亮が好きといえばオシャレだと思っている。何歳からアラフィフか母親と協議中。数年分の旅行記と食べ歩き日記を順次アップしていきますので、よろしくお願いいたします。
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