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記事一覧

全国に詩吟の弟子 2000人がいた祖父。

 母方の祖父は、詩吟の師匠だった。最盛期には、全国に2000人ものお弟子さんを持ち、かなり高齢になるまで、飛んで歩いていた。 尋常小学校しか出ていないのに、自ら詩吟の漢詩を書き、作曲する。写真上は「あぁ 国東半島」という直筆の雑感、下は「最上川慕情」という代表作だ。 ほかにも、「吟道」、「忠僕 元助之詩」というお気に入りの詩がある。 大分県の国東半島は、学生の頃から可愛がっていたお弟子さんの故郷で、いず...

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エプロンパンツで、お料理♥️

 ひどい湿度。今日はもう、暑いので、エプロンパンツでお料理です。彼にも見せたことがないのに……(笑)。 娘のあられもない姿を見て、「なやましいねぇ」と母。手術が控えていても、明るさを失わない、母の元気が私にも、うつってきたようです。 お昼は、さっぱりと梅しそにゅうめん。冷たいお素麺と悩んだんですが、冷たいものばかりを食べてると、胃腸が弱るので、温かい麺にしました。 うちのガレージのプランターで採れた...

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今朝も、やっぱり白がゆ。

 セブンの金の食パンも、ホットケーキも飽きたので、今朝も白がゆだった。 母においしいおかゆの炊き方を教わって以来、百発百中だったのに、今日は目を離したスキに鍋を吹きこぼしてしまった。なので、ふっくらとは炊き上がらなかった。 私は好物の焼きしそ巻(左)、母は生卵におかかをかけて、食べた(右)。 おかゆが好物の母は、朝からおかわり。これから心臓カテーテルの手術が待っているので、体調を整えなければ。 ス...

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(6)飛鳥Ⅱのお食事(神戸編)

 ショーの後は、ザ・ビストロで軽食。青魚のカルパッチョと、コンキリエ(ショートパスタ)のクリームソース、甘いオレンジをいただいた。 今回も、アスカブルーという、ウスベニアオイのハーブを使った、真っ青なハーブティーを楽しみにしていたのだが、用意されてなかった。 ハイビスカスを使った、シャインルージュという、赤いハーブティーを飲む。 ショップが並ぶフロア。ル ブルーなどのお土産物屋に人だかりがしていた...

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好きな番組『猫のしっぽ カエルの手』

 NHK BSプレミアムで、毎週金曜日 午後7時30分から放送されている『猫のしっぽ カエルの手』。毎週見ているわけではないが、母と私のお気に入りの番組だ。 イギリス出身のハーブ研究家である、ベニシア・スタンリー・スミスが、在住する京都府京都市大原を舞台に、地域の人々の暮らしや風土、そして自らの料理や、ハーブを使ってのさまざまな手づくりを紹介する。 もんぺをはき、京ことばをしゃべるイギリス人。ベニシアは、...

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母、心臓カテーテル手術をする。

 最近、母は心臓がキューッと痛くなると言っていたのだが、今日、冠動脈の検査結果が出て、心臓カテーテル手術をすることになった。病名は、心臓狭窄症。 母が説明を受けてきたのだが、左腕からカテーテルを入れ、心臓の血管の中でバルーンを膨らませ、ステントというメッシュ状の金属の筒を入れ、狭窄部分を広げるらしい。 左の画像を見るとわかるのだが、血管が細くなって、くびれている箇所がある。その部分を治療するそうだ...

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(5)飛鳥Ⅱのお食事(神戸編)

 飛鳥Ⅱに乗船すると、まずは自分の客室へ。母と叔母は、バルコニー付きのEバルコニーという2人部屋だが、私はバルコニーなしの少し安い、Fステートという2人部屋だ。 Fステートは、思ったより息苦しくなく、快適に船旅が過ごせそう。なにより。左舷側に当たったので、窓からウミエ・モザイクの観覧車が見える。 昨晩、飽きるほど眺めたのに、観覧車を見ると、なぜ楽しい気持ちになるのだろう。 雨は依然として、降ったり止ん...

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猫のモモ 大口開けて、のり食べる。

「のり、だーい好き、目が輝いちゃうわ」。まるで、ベレリーナの足のよう(笑)。「思いっきり、いかせていただきまーす」。大好きなんだね、のり。たらとしらすと、どれが一番好き? 母と私のお食事は、豚肉のバルサミコソース。豚肉を塩・こしょうし、ソテーして、バルサミコとお醤油を煮立てたソースをかける。 あとは、生卵の黄身を乗せたら、完成。藤沢の鉄板焼き屋さんのメニュー。恋人とよく食べに行った。今日は、パクチ...

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(4)飛鳥Ⅱのお食事(神戸編)

 翌朝は早朝に起き、ホテルのビュッフェ。和・洋・中・スイーツの80種のメニューが並ぶ。写真は、開業当時からの人気メニュー・フレンチトーストだ。 丸一日、パンの中にじっくりと卵液を染み込ませてから、ゆっくり焼き上げるとか。 そのままでも十分美味しいのだが、パンに付けるために用意された、バターとホイップバター、黒豆を使った自家製ホイップバターの三種類を付けて食べる。 パンは8種類。その場で焼いてくれるオ...

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(3)飛鳥Ⅱのお食事(神戸編)

 大丸神戸店でお茶をした後、天気がよければ、摩耶山(まやさん)にある日本三大夜景の掬星台(きくせいだい)に行く予定だったが、雨が降ったり止んだりの天気なので、あきらめた。 神戸に着いた一日目の夕食は、三ノ宮駅から歩いて3分ほどの明石焼きの店・菊兆 北野坂店でいただく。 最初に頼んだのは、たこぶつ、850円。新鮮そのもので、プリプリしている。 隠し包丁が入っているのだが、その必要がないほどやわらかい。こ...

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『茨木のり子詩集』 谷川俊太郎選

 青春を戦争の渦中で過ごした女性の、悔しさと未来への夢。スパッと歯切れのいい言葉が随所に出てくる詩、主張のある詩、論理の詩。 素直な表現で、人を励まし、奮い立たせてくれる、“現代詩の長女”・茨木のり子(1926~2006年)。現代の女性詩人の中で最も人気のある一人だ。谷川俊太郎があまたある詩の中から厳選した一冊。 一番好きな詩は、「わたしが一番きれいだったとき」。中学校の国語教科書に採録されているので、ご存...

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(2)飛鳥Ⅱのお食事(神戸編)

 パンを買った後は、三ノ宮駅からこの日宿泊する神戸メリケンパークオリエンタルホテルまで、タクシーで行く。全室バルコニー付き。 このホテルは、阪神淡路大震災の半年後に、神戸の復興の光となるようにと開業したものだ。母と私は、このホテルに泊まるのは二度目。行動しやすいように、ホテルに荷物を預け、神戸観光にいざ出発! ホテルのすぐそばにある、神戸の象徴・ポートタワーに入場料700円を払って、最上階の展望室ま...

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(1)飛鳥Ⅱのお食事(神戸編)

 2015年10月、母と私は、神戸を所用で訪れ、神戸港に停泊する飛鳥Ⅱに初めて出会った。その船体の美しさに惚れ込み、いつか乗ってみたいと思った。 そして、二年後の2017年1月、念願叶って、飛鳥Ⅱのワンナイトクルーズに横浜港から乗船し、伊勢神宮の初詣と賢島をめぐるという旅に出た。 同年4月、今度は母と叔母と私の三人で、飛鳥Ⅱに乗船した。今度は神戸港から横浜港に向けてのワンナイトクルーズだった。 JTBで、ひと月以...

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太宰治『葉桜と魔笛』

 “太宰ファン”と呼べるほど、読んではいないが、一番好きなのは、クラフト・エヴィング商會(クラフト・エヴィングしょうかい)という装丁家がお薦めの『葉桜と魔笛』という短編小説。『新樹の言葉』(新潮文庫刊)に納められている。「桜が散って、このように葉桜のころになれば、私は、きっと思い出します」と、主人公である老夫人は語り出す。 35年前、20歳だった主人公は、18歳の病弱な妹と、明治時代の中学の校長で、厳格な...

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沢木耕太郎 『深夜特急(1)〜(6)』

「ミッドナイト・エキスプレスとは、トルコの刑務所に入れられた外国人受刑者たちの間の隠語である。脱獄することを、ミッドナイト・エキスプレスに乗る、と言ったのだ」(一巻の巻頭より)。 沢木耕太郎は、横浜国立大学経済学部卒業後、富士銀行(現在のみずほ銀行)に入行したのだが、なんと入社初日に退社してしまった。出社途中に信号待ちをしている時に退社を決めたという。 退社の理由は、「雨が降っていたせい」というが...

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大好きな本で、足の踏み場もない。

「好きな作家・好きな本」の連載ブログのために、本棚から引っ張り出した95冊の本。すべて大好きな本なのだが、部屋がいっぱいで、足の踏み場もない(笑)。 明日、本棚の元の位置に戻さなくちゃ。ノンフィクション、フィクション、伝奇小説、海外小説と分けている。もちろん、作家別に。ひと苦労だな。連載ブログは、随時アップしていく予定なので、乞うご期待。...

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オウムじゃないが、講談社に入信。

 私は、親不孝だった時代が長かった。 一浪して、19歳の時に大学に通いながら、講談社のライター見習いとなり、以来、乳がんになる40歳過ぎまで仕事に忙殺され、父も妹もいないのに、母ひとりでご飯を食べさせていた。 母は、19歳の私に「オウムには入信しなかったけど、講談社に入信しちゃった」と寂しそうに言われたことがある。 今は、母をかまってやれなかった分を取り戻す時間なのかも知れない。 乳がんになり、カラダが...

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2缶買ったつもりが、トマト缶 2ダース届く。

 腐れ縁の友人から、“絶望”のLINEが届く。 ネットで、ワインを買ったついでに、トマト缶2個を購入しようとポチッと押したら、実際にはトマト缶が2ダースも届いてしまったらしい。 3人組でつるんでいるので、私ともう一人が「少しなら買い取ろうか」と申し出たが、「送料がかかるし、近所にタダで配るからいいよ」と言う。 もう一本、LINEが届く。「中学生になったコータローが、アートにしてくれたよ」と写真が送られてきた...

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真夜中にLINEで、水ようかん話。

 LINEを始めたら、10年ぶりに大学時代の友人とつながった。LINEの仕組みがわからないのだが、メールアドレスが登録されている相手には、招待が行くのだろうか。 その友人とは、私が睡眠薬を飲んでるのを気持ち悪がられて、切られてしまった過去がある。まさか、いまになって、LINEで頻繁にやりとりするようになるとはね。 昨晩は、寝ようと思ったら、「通販できる、うまい水ようかんがあったら、教えてくれんかね」と飛んできた...

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プロフィール

カエルのロビン

Author:カエルのロビン
フリーランスの記者&編集者。星野源と加瀬亮が好きといえばオシャレだと思っている。何歳からアラフィフか母親と協議中。数年分の旅行記と食べ歩き日記を順次アップしていきますので、よろしくお願いいたします。
★リンクフリーです。

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