2024年8月23日公開のアメリカ映画。
監督、脚本、主演はインド人のデーブ・パテル。
誰や? と言う人の為に・・・インド系の主演作品を挙げてみる。
「スラムドック・アンド・ミリオネア」「マリーゴールドホテル」シリーズ、
「ライオン」「ホテル・ムンバイ」など。
「スラムドック・アンド・ミリオネア」が18歳の時のデビューで、
本作品では脚本と監督もやっている。デーブ・パテルの、
デーブ・パテルによる、デーブ・パテルのための映画である。
絶賛上映中のためストーリーを詳しく書くのは控えるが、
ネタバレを読みたくない方はスルーして欲しい。
舞台はムンバイなのかな。ニューヨークのような都会だけど。
貧しい村や町中、森の中などはインドみたいだけど。
<ストーリー>
幼少期のキッド(デーブ・パテル)は母親(アディッティ・カールクンテ)に、
猿神ハヌマーンの物語を聞かせてもらっている。この貧しい村を奪うため
ババ・シャクティ(マカランド・ダシュパンディ)は悪徳警察署長ラナ
(シカンダル・ケール)を使って村を焼いてしまう。
ラナに母親を殺されたキッドは仇討ちを心に近い成長していく。
貧しいキッドは地下格闘技で八百長試合をしてお金を稼いでいた。
猿のマスクを被ったモンキーマンとして。
ある日キッドはラナに復讐するために目を付けた高級クラブに
従業員としてもぐりこむ事に成功する。拳銃を買って機会を狙うキッド。
ところがキッドはラナの襲撃に失敗し追われる身となる。
瀕死の重傷を負ったキッドは、とある寺院の主に助けられる。
そこで傷を癒しトレーニングを積んで機会を待ち、
再びラナを狙う。
十分に力を蓄えたキッドはお世話になった寺院の人々に恩返しをして、
高級クラブに乗り込んで行く。
仇討ち復讐劇なので、結末は想像通りである。
めでたし、めでたし。
殺された母親の敵討ちと言うストーリーは、
インド映画(特に南インド)ではありきたりにも思う。
インド映画をあまり観ていない人であればそう思わないんだろうけど。