ナマステ!
私は現在、ニューデリー南部の某所の友人宅に滞在している。
1週間の滞在期間中に7月からの生活で大きな力になってくれるはずの、
大切な人達に会っている。
今日はアポイントがなかったので、
映画鑑賞の後、インド食材を購入し初めての料理に挑戦してみた。
インドの場合は、サブジーワーラー(野菜売り)が、
荷車に数種類の野菜を乗せて、住宅街やバザールにやって来る。
今回、家の近所で購入したのは、
キャベツ(小)、人参、ピーマン、トマト(小3個)である。
通常、旅では
フルーツは購入しても、野菜は買う機会が無い。
いくらか解らないが・・・
だいたい30Rs(約60円)ほどだろうと予想していた。
野菜売りのおじさんは、まずキャベツの目方を量った。
あとはバラ売りなのであろう。ブツブツと呟いて計算をしていたが、
「マダム、セブンティ(ン)」と言った。
インド英語の場合、「13~19」と「30~90」迄の聞き分けが難しい。
(
あれっ、私だけ?)
通常「13~19」の場合は、単語の後ろの「ティン」にアクセントがある。
「30~90」の場合は、単語の頭の部分にアクセントがある。
おじさんの発音(私の耳?)で区別が難しかったので、
「17か?」と確認したら「17」だった。
たった17Rs(約34円)である。
おそらくキャベツが10RS(約20円)、
ピーマンと人参が各2Rs(約4円)、
トマトが1Rs×3個で3Rs(約6円)だろう。
安い!!
そこで作ってみたのが、
ホワイトシチュー&卵焼きである。
ご飯は友人宅にあったミャンマー産の日本米で、
見た目の形は日本米で、炊き上がった感じは、
ちょっと柔らかそう・・・と思ったが、食感は思ったより硬い。
匂いは特になく、インドで食べる日本米とすれば問題がないレベルである。
シチューには、キャベツ、人参、ピーマンと
友人宅にあったジャガイモ、たまねぎ、ベーコンを使用。
シチューの素はマギー社製(29Rs、約58円)。
キャベツは日本の物より巻きがしっかりとしており、
葉が硬いので、けっこう煮込まないと柔らかくならない。
たまねぎは紫色だが、煮込むと透明になった。
ジャガイモ、人参、ピーマン、ベーコンは、
日本の物とそれほど変わらない気がした。
シチューの素は、小麦粉状でパセリが入っていた。
味もちょっと違うなぁ・・・。
玉子焼きにも、ピーマンとたまねぎをみじん切りにして加えてみた。
塩胡椒とバター少々で味付け。
付け合せのトマトは思ったより皮が硬くなく、
そのままでも食べられる。デザートにマンゴー。
初めての料理は、まずます成功だった。
これでまたインド生活に自信がついたのだった。