デリーで一番おいしいレストランと言う評価を受けているのだが、
インド人が薦めるレストランであろう・・・と思っていた。
場所はフレンズ・コロニーと言うエリアで、
アグラーへ向かうマトゥラー・ロードを挟んで、
日本人駐在員が住んでいるニュー・フレンズ・コロニーの向かい側にある。
しかし・・・全く知らない。こんな所にホテルがあったのか
そういえば昔・・・渋滞を避けてこの住宅地の中を走った事があったっけ。
その程度の記憶でしかなかった。
行ってみて驚いた。まず住宅地であるが、
高い重厚な塀と門に囲まれた、大きな邸宅が並んでいた。
その一角に看板が出ていたので解った。
煌びやかな装飾はないのだが、上品で落ち着いた雰囲気。
隠れ家的な感じである。
小さな車止めから見た感じでホテルは奥にあるのだろう。
一回では紹介しきれないので、写真多めで二回に分けて紹介する。
住 所:The Manor, 77, Friend Colony (West), New Delhi
電 話:91-11-26925151
予 算:3000Rs~
<食したメニュー>
ぱっと見た感じで・・・やはりいい値段である。
また料理の名前も小洒落ている。
チキンチッカ・ケサディラ 595Rs(約1145円)、
インディアン・エンシェント・パパド・ピザ 525Rs(約1010円)、
スチームド・ポークリブ&クラブ・ゴア・カレー 1395Rs(約2685円)
63℃エッグ・カレー・チキン・キーマ 1025Rs(約1970円)、
ほうれん草のカレー 695Rs(約1340円)、
ローティ 145Rs(約280円)、ナン 145Rs(約280円)、
アールー・パラタ 375Rs(約720円)、
アップル・ウッド・スモークド・ベーコン・クルチャ 375Rs(約720円)
オールド・モンク・ラム・ボール・チョコ・ドルチェ 595Rs(約1145円)、
ウォーム・ドダ・バルフィ・タルト 595Rs(約1145円)、
コロナ小瓶 450Rs(約860円)、ワイン赤白
<店内の雰囲気>
入口を入って真直ぐに進み突き当たりの左側にある。
予約はしていなかった。4名だったので、残りの2名を待つ事にした。
左手に明るいポップなデザインのスペースがあった。
食事は奥のシックなスペースのようだ。
ここでビールを飲んで待っていると・・・もう1名到着。
席の用意ができたと言う事で奥に移動。
ゴテゴテしたインテリアでない所に好感が持てる。
センスがいいのである。
インド人が多いのかと思いきや欧米人も多い。
日本人やアジア系の人はいない。
成金趣味の感じはしない。本当のセレブなのだろう。
うるさい子供もいないし、大音量のBGMもない。
必要以上にサービスしてくるウエイターもいない。
洗練されている・・・ここは本当にインドだろうか
<感想と評価>
最初のビールのオーダーでピーナッツがおつまみとして出てきたのだが、
その後、ブルーチーズのクルチャ風のおつまみが出され、
しかも冷たくなったからと言って交換してくれた。
そしてこのスープ・・・・美味い。
マサラではない、濃いうまみの凝縮した味わい。
他のインド料理のレストランと比較するために、
メニューからマサラ・パパドとチキン・ティッカを選択。
マサラ・パパドはガラスのジャーに入ってやってきた。
手で割ってボリボリ食べるのではない。上品である。
このパパド、525Rsもする。通常の10倍以上(苦笑)。
しかし。これ・・・ものスッゴク美味い。ぜんぜんマサラ感はなく、
スモーキーなベーコンのサラダにパパドがミックスされているのである。
いや・・・・おいしすぎる。
525Rsだが、また食べたいと思う。
なんとこれがチキン・ティッカ。
味は悪くないんだけど、普通のチキンティッカに慣れてると、
これでは物足りないのだった。
ポークも蟹も両方食べたい
と言う事で、
両方楽しめるこれにしたんだけど、カレーだったんだね。
ポークと蟹って普通の取り合わせじゃないんだけど、
フライの蟹と煮込んだポークにカレーソースは後からかけてたから、
問題ないわね。
ここで前半戦は終了。なんと口直しのシャーベットが登場。
いやぁ・・・こんな高級店で、こんなお茶目な入れ物。
さっぱりしたところで後編に続くっ
評価は◎(洗練された上品な味わい。)
(3段階、◎:おすすめ ○:まぁまぁ ●:う~ん)
■お断り■
味に関しては、間違いなく主観でしかありません。(100%!)
同意見・反対意見など、あると思いますが、
あくまでも、私の味覚に合うかどうかなので、
気にしないでください。あしからず。
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