カレーなる日々 / शानदार दिन

インドの日常を中心に日々を綴っています。

生姜の収穫(アウランガバード)。

2020年01月15日 21時41分59秒 | 西インド / WEST INDIA

マハラシュトラ州アウランガバードからアジャンタへ向かう道路は、
22年前よりは良くなったようだけど、未だに建設中だった。

この道路が全面的に開通したら2時間かからずに行けるのだろう。
道路の左右は一面の綿花畑である。
風によって飛んできた白い綿が固まっていた。
農作業に向かう人々、のどかな風景だ。

と・・・・・ある畑にたくさんの人が見えた。
何をしているのだろう。よ~く見ると・・・

何かを収穫しているようだ。

これだな。

高知県産 黄金生姜(こがねしょうが) 1kg
株式会社 坂田信夫商店
株式会社 坂田信夫商店

インドで初めて見た生姜の収穫。
組合があるのかどうかは知らないが、近所の人が集まって
「今日は○○さんちの生姜の収穫だべ。」
「んじゃ、オラも行くっぺ。」
みたいな感じかなぁ。

   
 
 
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

【インドの世界遺産】 ~ エローラ石窟群 その⑤~ 【再訪】

2020年01月14日 21時57分59秒 | 西インド / WEST INDIA

第22~25窟までは、これと言って特徴のない窟が続き・・・
風景が変わってきた。

<第26窟>

入口の左右に女性像がある。

 

<第28窟>

滝の手前にある窟で武器を持つレリーフに赤い色が残っている。

 

床に穴があった・・・アジャンタ石窟にもあったけど、
色を塗るために石を砕いた跡だろうか?

そして・・・・行きどまった~。下へ降りる道には看板が・・・・。
この先へは危険ですので進まないで下さいとな。仕方がない。

この様な風景が広がり、行きたい気持ちは高まるが・・・
あの穴かしら・・・この先には第29窟がある。

この旅は4名であったが、途中で2名が脱落~。
第17窟からは2人でここまで来たが引き返す事になった。
第30~34窟のジャイナ教窟へは希望者がなかったので行かなかった。
ちょっと残念・・・・。

なお第16窟前からジャイナ教窟へのバスが出ている。
第29窟もジャイナ教窟側から行けると思われる。

 第1~12窟:仏教窟(赤印)
第13~29窟:ヒンドゥー教窟(黄印)
第30~34窟:ジャイナ教窟(青印)

おまけだが・・・・アジャンタ石窟とエローラ石窟では、
非公式の日本語のガイドブックが売られている。


日本人による校正がなされていないインチキな日本語である。
はじめに・・・の所でこの間違いには、ふきだした。

 

翻訳ソフトを利用したような不自然な言い回し、も、さることながら、
(あるいは日本語が完ぺきではないインド人による翻訳)
この短い文章の中で明らかに間違っている箇所がこれだけある。

なお、言い値では買わないように注意されたし。
500Rs(約800円)以下に値切れたらいいと思う。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

【インドの世界遺産】 ~ エローラ石窟群 その④~ 【再訪】

2020年01月13日 21時18分59秒 | 西インド / WEST INDIA

第16窟の右側には第15窟のみ。

<第15窟> ダシャ・アバターラ窟

階段を登ろうかどうか躊躇する。もしも登って行って・・・
内部に見所がなかったらガックリである・・・。

ガイドブックによると透かし彫りの窓があるとの事。

登り切ると祠が見えた。透かし彫りの窓って・・・
まさか・・・・これだけだった。

 

祠を裏側から見た所とそこから下を見た所。
ちなみに祠の中には何もない。

 

祠の裏側は僧房らしき風景・・・。観光客は我々のみ。

まぁ他の石窟と変わっているから良しとしよう。

第16窟の左側へと向かう。
ほとんどの観光客は第16窟目当てであって、
パッケージ旅行だと時間もないから全部は見られないだろうし、
せいぜい第16窟から少し右側に行く程度だろう。
第16窟から先はこの橋を渡って行く。

すると第17窟までは少し離れており、こんな風景になる。

そしてそれほど修復していないような感じの石窟が現れる。
あまり重要じゃないのかなぁ・・・。

<第17窟> 

 

内部にはシヴァ・リンガがあった。ガネーシャ神の彫刻も。

 

<第21窟>

入った所にナンディ像がありシヴァ寺院である事が解る。

神殿の入口の柱の彫刻も美しい。

 

女神像の彫刻が多い。チャームンディかな?

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

【インドの世界遺産】 ~ エローラ石窟群 その③~ 【再訪】

2020年01月12日 21時56分59秒 | 西インド / WEST INDIA

第13~29窟までがヒンドゥー教窟となるが、
メインの第16窟の情報が多いので第16窟とそれ以外で分けてみる。

<第16窟> カイラーサナータ寺院。

シヴァ神の住むと言われているカイラス山を模している。
幅45m、奥行85m、高さ32m。

8世紀にラーシュトラクータ王朝のクリシュナ1世王の命令で着工
玄武岩の岩肌を上から下へ掘り進み100年以上かかって完成させた。
ヒンドゥー教では継ぎ目のある物は汚れていると言われ、
このように継ぎ目のない物が神聖であるとされている。
(ちなみにサリーも同じ理由で1枚の布。)

この寺院の凄さ(大きさ)は上から見ないと伝わらないのだが、
現在は寺院の左右から上に登る道は封鎖されており行けない。

一番手前のを楼門を入り、その2階から内部を見た所。
左右に朽ちた象とスタンバ(柱)が立っている内側がナンディ堂、
その奥が拝殿、一番奥が本堂である。

 

ナンディ堂へ上る階段とナンディ。

 

ナンディ堂から楼門(入口)を見た所。

 

拝殿の壁の彫刻。ミトゥナ(男女交合)像もあった。

 

本殿の裏側の象の彫刻は世界を支えると言う事らしい。

ラーマーヤナやマハーバーラタの物語の細かい彫刻もある。

 

本殿裏側にも回廊がある。こんなに広かったっけ?
と・・・22年前の記憶は全くない私だった。

 

当然、全ての柱も削り出している。そこに穴が空いていた。

 

一番奥の回廊から前方向を見た所。

拝殿の内部とご本尊のシヴァ・リンガ。

 

個人的には本殿の右側の回廊にあったこの女神像が好き。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

【インドの世界遺産】 ~ エローラ石窟群 その②~ 【再訪】

2020年01月11日 22時41分59秒 | 西インド / WEST INDIA

滝の流れる第5窟の向こう側(下記写真の左半分)。

<第6~9窟> 7世紀のヴィハーラ窟(僧房)

第6窟には彫刻がたくさんある。

 

階段で2階に上ると隣りの第7、8、9窟は内部でつながっている。

<第10窟> 7世紀のチャイティヤ窟(仏殿)

唯一のチャイティヤ窟でありインド最高峰のチャイティヤ窟と言われている。

2階建てになっている1階にはストゥーパがあり、
ご本尊の両脇に脇侍が彫られている三尊仏であった。

 

<第12窟> 8世紀のヴィハーラ窟(僧房)

一見マンション風であるがかなり部屋数のある僧房だったようだ。

これで仏教窟は終わりヒンドゥー教窟へ。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

【インドの世界遺産】 ~ エローラ石窟群 その①~ 【再訪】

2020年01月10日 22時06分59秒 | 西インド / WEST INDIA

こちらも2018年の年始に入口までは行ったが、
内部に入るのは22年ぶりである。

ゲートシティとなるマハラシュトラ州のアウランガバードから、
西に30Km行った所にあるエローラ石窟群。
全部で34窟あり、第1~12窟が仏教窟、
第13~29窟がヒンドゥー教、
第30~34窟がジャイナ教窟である。

3つの宗教の遺跡が一堂に会するのは世界でもここだけである。

空間の生と死―アジャンターとエローラ

(建築巡礼 (27))

武澤 秀一

丸善

第1~12窟の仏教窟は紀元後5~7世紀に造られ、
その後7世紀からはヒンドゥー教窟(第13~29窟)
そして9~10世紀にジャイナ教窟(第30~34窟)が造られた。
アジャンタと違い、西から東へと時代が新しくなっている。

バスの発着やチケット売り場は、
見所の中心である第16窟のカイラーサナータ寺院の前である。
村の中心でもあり、土産物屋や茶屋、食堂などもある。
入場料は外国人600Rs(約960円)。

時代に沿って第1窟から記載する。
12ある仏教窟は第10窟以外は全てヴィハーラ窟(僧房)である。
第1~4窟は小さな窟が続いている。

<第1窟> 7世紀の第1窟は穀物倉庫だったらしい。

<第2窟> 7世紀のヴィハーラ窟(僧房)

 

仏像がたくさん彫られているが造りかけのようで、
第3~4窟も未完成な感じだった。

<第5窟> 7世紀のヴィハーラ窟(僧房)

第5窟の前には滝が流れている。

18m×36mと最大の仏教窟で講堂だったようだ。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

【インドの世界遺産】 ~ アジャンタ石窟群 その⑥~ 【再訪】

2020年01月09日 21時56分59秒 | 西インド / WEST INDIA

<第20窟> ヴィハーラ窟(僧房) 

ご本尊。

この窟の見所はマンゴーの樹と女神。
・・・とガイドブックには書いてあった。

<第21窟> ヴィハーラ窟(僧房) 

第20窟と同じような造りのエントランス。

柱の彫刻が細かく繊細で美しい。上部には赤い塗料が見える。
そして天井画。

<第23窟> ヴィハーラ窟(僧房) 

エントランス部分の彫刻。
柱の部分は第21窟と似ている。

この窟の内部の床にはこのような小さな穴がいくつもあいているが、
この中に石を入れて砕いて塗料にしたと言う。
例えば第21窟の天井に見られた青い塗料はラピスラズリをつぶして作った。

この窟の石は軽石としても使われたそうだ。

<第26窟> 後期のチャイティヤ窟(仏殿)

後半の見所は涅槃仏があるこの第26窟である。
入って左側の壁にありインド最大(7.1m)である。

窟内は全てがライトアップされている。

 

中央にはストゥーパ。

見所の窟にはガイドのようなおっちゃんが多数おり、
小遣い稼ぎに説明をしてくれたり写真を撮ってくれる。
床に寝転がって撮っている姿が面白かった。
ちなみに100Rs(約160円)渡したら、
シケタ顔をしてもっとくれと言ってきたけど押し切った。

この後は未完成窟が続く。
人々は7世紀頃にはアジャンタを放棄して、
50Kmほど離れたエローラに移動し石窟寺院を建設したが、
その理由は定かではない。

最終30窟方面から西側を見た所。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

【インドの世界遺産】 ~ アジャンタ石窟群 その⑤~ 【再訪】

2020年01月08日 21時40分59秒 | 西インド / WEST INDIA

<第16窟> 5世紀後半のヴィハーラ窟(僧房) 

エレファント・ゲートと呼ばれる二頭の象が刻まれた特徴的な門。
西遊記にも記載があるらしい。

この階段をあがると第16窟である。
当時のヴァーカータカ帝国の宰相ヴァラーハデーヴァの寄進。

ご本尊。

あとは柱の上部に掘られた神々。
ミトゥナ(男女交合)チックな物もあった。

 

<第17窟> 6世紀のヴィハーラ窟(僧房) 

アジャンタの藩王が造らせたと言う、
釈迦の前世物語や仏教説話などの壁画や天井画が描かれている。

狂った像がブッダの前でおとなしくなったと言う画。

 

ご本尊。

 

 

<第19窟> 6世紀のチャイティヤ窟(仏殿)

 

中央にストゥーパがあり仏像が彫刻されている。

細かい彫刻は柱から天井にまで達する。

 

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

【インドの世界遺産】 ~ アジャンタ石窟群 その④~ 【再訪】

2020年01月07日 21時22分59秒 | 西インド / WEST INDIA

<第4窟> 6世紀のヴィハーラ窟(僧房)

 

2階建ての最大のヴィハーラ窟で未完成のまま放置されている。
入口の右側の天井部分に掘りかけの部分がある。

奥の本尊。

その左側の部屋も掘りかけであるが・・・
水晶かな? 壁に鉱石があった。ライトを当てて見る。

 

<第9窟> 紀元前1世紀のチャイティヤ窟(仏殿)

<第10窟> 紀元前1世紀のチャイティヤ窟(仏殿)

 

中央にストゥーパがあり、それを囲むように柱がある。

 

柱の絵は後期になってから書き加えられたものだそうだ。
この右手前から13本目の下から2.5mの所に、
アジャンタ石窟の発見者であるイギリス人ジョン・スミスの、
サインがあるらしいのだが・・・解らん・・・。

<第11窟> ヴィハーラ窟(僧房) 

入口の天井の絵が素晴らしい。だが何が書いてあるのか解らない。

 

ご本尊。

<第12窟> ヴィハーラ窟(僧房) 

僧房は左右に石のベッドがありツインルームだったようだ。

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

【インドの世界遺産】 ~ アジャンタ石窟群 その③~ 【再訪】

2020年01月06日 22時22分59秒 | 西インド / WEST INDIA

それでは第1窟から紹介していくが特色のない窟は除く。

  
また観光客が多いためクリアな写真を撮る事は難しく、
照明も暗いためよほどの腕と機材がない限り美しく撮れない事を、
書き足しておく。

またいくつかの窟は入場時に靴を脱ぐ必要がある。

 

前期:紀元前1世紀~紀元後2世紀頃、僧侶たちの生活、修行の場。
ヴィハーラ窟(僧房) :第12窟、第13窟、第15窟
チャイティヤ窟(仏殿):第9窟、第10窟

後期:紀元後5世紀後半~6世紀頃、奥の中央に仏殿が設けらた仏殿。
ヴィハーラ窟(僧房) :第1~8窟、第11窟、第14窟、第16~18窟、
            第20~25窟、第27~28窟、第30窟
チャイティヤ窟(仏殿):第19窟、第26窟、第29窟

<第1窟> 6世紀のヴィハーラ窟(僧房)

 

入口の上部が赤く塗られている。

第1窟の見所はなんと言っても奥にある本尊の左側の蓮華手菩薩であろう。
恐らくアジャンタの壁画と言えばこれである。
法隆寺金堂の勢至菩薩壁画の源流と言われている。

その他にも釈迦の前世を描いた壁画が数多く残されている。

 

そして天井画も忘れずに。

 

<第2窟> 6世紀のヴィハーラ窟(僧房)

 

入口の天井にも色の残った絵がある。

千体仏。

柱の細かい彫刻も美しい。

  

天井にもびっしりと描かれている。

壁画はフレスコ画でまず石の壁面を平らにするため、
泥と牛糞に動物の毛を混ぜて1~1.5Cm程度の厚さに塗り、
乾燥させて後に石灰を塗って滑らかにしたそうだ。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

【インドの世界遺産】 ~ アジャンタ石窟群 その②~ 【再訪】

2020年01月05日 21時52分59秒 | 西インド / WEST INDIA

マハラシュトラ州アウランガバードから車で約2時間ほどの所にある、
紀元前1世紀頃から紀元後6世紀頃に渡って創られた仏教の石窟群である。
僧房として僧侶が寝泊まりし修業した25のヴィハーラ窟と、
祈りの場であった5つの石窟、合計30からなる。

ワゴーラー川の湾曲部の岩の断崖を550mに渡ってくりぬいている。

 右側から第1窟。

アウランガバードからはバスや車で向かい石窟手前の駐車場で降り、
そこからバス(10Rs)で第1窟へと続く入口へ向かう。
恐らく22年前はそのルートしかなかったと思う。
 
ここには土産物屋街ができており、
上手い具合に観光客がお金を落とす仕組みなっているが、
インドは観光客向けのお土産物屋がない事が多いので良く出来ている。

これが石窟入口へ向かうバス。

 

ここが第1窟の前にあるバスの発着所。

チケット売り場。外国人600Rs(約960円)。

チケット売り場の向い側にある階段を登って行く。
歩道の先が第1窟。順番に見たい人はこのルートをお勧めするが、
窟の順番は右側からつけられた物で造られた順番ではない。

私達は専用車をチャーターして見晴らし台まで行き、
そこから徒歩で第10窟手前の橋を渡って入場した。

川の奥側から第1窟方面を見た所。

足腰の弱い方には駕籠かきサービスがある。
往復で1600Rs(約2450円)。往復と言っても、
段差のない場所ではそこで降りて自力で歩く。
段差のある場所でかごを見つけると、またそこから乗せてもらえる。

1819年に虎狩りをしていたイギリス人のジョン・スミスが、
巨大な虎に襲われて逃げ込んだ際に偶然発見するまで、
ジャングルの中に埋もれていたため、造られた当時の状態であった。
そのため保存状態は良いと言われているが・・・・。
少なくとも1500年は前だからね。

コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

【インドの世界遺産】 ~ アジャンタ石窟群 その①~ 【再訪】

2020年01月04日 21時21分59秒 | 西インド / WEST INDIA

インドにある29の世界遺産(文化遺産)の中で、
私が一番とお勧めしたいのがアジャンタ石窟群とエローラ石窟群である。
その規模と造られた年数、残存する精密な技法がその理由である。

アジャンタとエローラ インドデカン高原の岩窟寺院と壁画

(アジアをゆく)

大村 次郷
集英社

初めて訪れたのが1997年の10月であるから、
22年ぶりに再訪した。前回は初インドで心の余裕がなかったため、
ハッキリとした記憶は残っていなかった。
今回、初めて気がついた事もあったので改めて記してみる。
かなり長編になると思うが、最近とみに老いを感じるので(笑)
記憶があるうちに記しておく事にする。

インドアジャンタ綺譚
デイヴェン・ナイア
原書房

まず、前回は正攻法で第1窟から順番に見て行ったのだが、
(まぁ当時はそれしかルートがなかったと思われるが・・・)
今回は展望台から下に降りて行き第10窟から30窟へ向かい、
そこから第1窟へ引き返した。

車が到着した場所がここ。

あらら、すっかり観光地化してる。
そこから見下ろすと石窟群全体が見渡せる。
右側から第1窟。こちら側の中央に小屋のような展望台が見える

 

案内人の兄ちゃんに連れられて右側にある階段から降りて行く。
階段のルートから外れるとこんな岩の端まで行ったりできる。

  

インドだから手すりもないし、けっこう怖い。
覗き込むと今は使われていない古い橋が見えた。
このかなり向こうに新しい橋が架かっている。

全く知らなかったが左手の奥には滝もある。
これ自然が削り取って出来た割れ目~凄い年月がかかってると思うけど、
自然の力って凄いね。固い岩をこんなに深く削っちゃうんだから。

途中、木が揺れたので虎が出たのかの思ったら、
虎はこんな斜面に出ないわな・・・。
目を凝らしたら猿(ハヌマーン・ラングール)だった。

  

けっこうな旧坂を下り切った所にある新しい橋を渡る。

橋を渡った所にも入場券売り場がある。
外国人は600Rs(約940円)。

西インド016アジャンタ 

~法隆寺仏画の「源流ここに」 まちごとインド

「アジア城市(まち)案内」制作委員会

まちごとパブリッシング

 

   
 
 
コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

アジャンタのレストラン ~ MTDCアジャンタ・レストラン ~

2019年12月29日 21時53分59秒 | 西インド / WEST INDIA

マハラシュトラ州の世界遺産アジャンタ石窟群に併設されている、
州観光開発公社のレストランである。MTDCとは、
マハラシュトラ・ツーリズム・デベロップメント・コーポレーションの略。

私の記憶が確かならば・・・・・インドにある世界遺産の真ん前に、
レストランがあるのはアジャンタとエローラだけではないだろうか。
しかも州観光開発公社の経営であり、なんと・・・お酒が飲める(笑)。
素晴らしいかな、マハラシュトラ州。

石窟群の第一石窟の入場券売り場の隣にあるり、
まぁ行きはどうと言う事はないが、暑い中を歩いて来たら、
帰りがけには間違いなくビールが飲みたくなる。
本当にありがたいレストランである。いいぞ!

           

住 所:Ajanta Caves, Soygaon, Ajanta Caves Asi Ticket Conter Said,
      Aurangabad, Majharashtra, India
電 話:91- 982244372
予 算:150Rs~

<食したメニュー>

キングフィッシャー缶 260Rs(約400円)、
ジュース 100Rs(約155円)

キングフィッシャーの500ml缶は市販価格が80Rsである。
アグラのレストランでは250Rsだったので、まぁ普通である。
しかし通常アルコール類は20%の税金がかかるが、
なんと食事と同じ5%だった。マハラシュトラ州だけ?
ここだけかな。MTDCやるなぁ。

<店内の雰囲気>



1階室内、2階は室内とバルコニー席がある。

<感想と評価>



オツマミは定番のパパド。これはサービス。


 
 評価は◎
      (3段階、◎:おすすめ ○:まぁまぁ ●:う~ん)

■お断り■
 味に関しては、間違いなく主観でしかありません。(100%!)
 同意見・反対意見など、あると思いますが、
 あくまでも、私の味覚に合うかどうかなので、
 気にしないでください。あしからず。

コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

アジャンタのレストラン ~ サイ・ミラン ~

2019年12月27日 22時17分59秒 | 西インド / WEST INDIA

アウランガバード空港からホテルまでプリペイドタクシーを利用したのだが、
その際ついでにアジャンタとエローラ2日間の観光を依頼した。
1日目アジャンタへと向かう道すがら運転手がアジャンタ手前(15分程度)で、
休憩にと車を止めた。 

                      

住 所:On MSH8, Ajanta, Maharashtra, India
電 話:不明
予 算:25Rs~

<食したメニュー>

チャイ 25Rs(約40円)、チキン・ビリヤニ 190Rs(約290円)
チキン・ウイング 170Rs(約260円)


<店内の雰囲気>

ごく普通のドライブインである。猫もいた。海辺じゃないのに。




<感想と評価>


 
まずはチャイであるが、北インドのチャイと比べるとスパイス感が弱い。
北インドのチャイに慣れていると物足りないような気がする。

  チャイをすすっていると日本語を話す男性が登場。
  まぁインドの地方の観光地にはつきものである。
  アジャンタで土産物屋をやってるので帰りに寄ってくれとの事。
  買う買わないは別にして(ほぼ買わないが)見るだけはタダである。

  そこにまた彼の弟だと言う若者が登場~。筋書通りである。
  アジャンタの展望台から石窟まで案内してくれるそうだ。
  念のため料金を確認したらタダとの事。
  インドではお決まりのセット商法である。案内はタダであるが、
  土産物屋でいくばくかのお金を落とさせようと言う事だ。

  結果から言うとこの弟はイヤミのない好青年で案内もしつこくなく、
  写真も撮ってくれ、いろいろ世話を焼いてくれた。
  帰りに寄った土産物屋で同行者が結構な買い物をした。

話が逸れたが・・・
このレストランでランチを購入して石窟で食べる事も提案してくれた。
まぁこれもセット商法だろうけれど。
世界遺産へ食事が持ち込めるのは驚いた。

チキン・ビリヤニはわざわざ辛さ控えめの物を作ってくれたらしいが、
まぁプラオだな。



チキン・ウイングはこれが一人分と量は多かった。

サラダと言う名の野菜スライス。



 評価は〇
      (3段階、◎:おすすめ ○:まぁまぁ ●:う~ん)

■お断り■
 味に関しては、間違いなく主観でしかありません。(100%!)
 同意見・反対意見など、あると思いますが、
 あくまでも、私の味覚に合うかどうかなので、
 気にしないでください。あしからず。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

【インドの宿泊施設】 ~ヴィジェイ・レジデンシー ~(オーランガバード)

2019年12月25日 22時01分59秒 | 西インド / WEST INDIA

マハラシュトラ州アウランガバードのホテルである。
ここを拠点にしてアジャンタとエローラに行くのだが、
車なので基本的には立地条件にはこだわっていなかった。
空港、アジャンタ、エローラの中間であれば問題はない。
最低限の設備がそろっていればいいかなと。
アゴダで予約したのだが、サイトの写真によれば悪くなかった。

角の右手に室内のレストラン、左手にオープン・エアのカフェがあった。

部屋はツインベッドである。

アメニティグッズもスナックもあった。

 

エアコン、TV、デスク、椅子、クローゼット、電話、
トイレットペーパー、バスタオル付。
しかも朝食と夕食付であるから2500Rs(約3850円)なら悪くない。
周囲の散策はしなかったが車で通った限りでは大通りからちょっと入った感じ。

朝食はトーストにオムレツ、ポーハーもあった。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする