次はベンガル料理である。正確にはバングラデシュか。
通りがかりにビストロの文字が見えたので驚いた。
ベンガル料理のビストロ(フランス語)?と言うわけだ。
気取っちゃてるなぁ。と思った。
大塚界隈にはアジア人が多く、ミャンマー、ベトナム、タイ、
ネパール、バングラデシュなど多彩である。レストランもあるが、
食材を扱うスーパーも結構ある。
スナリは大塚に2店舗あり、友人曰く、別店舗のダルカレーが
甘くて美味しいらしい。私はバングラデシュには行った事がなく
現地のバングラデシュ料理を知らない。その昔、錦糸町にある
バングラデシュ料理店に行った事はあるが、美味しいとは思わなかった。
私にとってのベンガル料理はインドの西ベンガル州の料理である。
バングラデシュとはベンガル人の国と言う意味だし、
ベンガル人はインドとバングラデシュに分かれて居住している。
だから、同じか?と言うと・・・・?
私の印象ではインドのベンガル料理とバングラデシュ料理は違う、
と思う。インドのベンガル料理は魚介類のカレーに特徴がある。
(日本のだが)バングラデシュ料理はビーフなど肉のカレーが
中心のようである・・・。今回、食べたがやっぱり違うような。
住 所:東京都豊島区南大塚 3-47-2
電 話:03-6876-0103
最寄駅:JR山の手線等 大塚駅
<食したメニュー>
ダルカレー 800円、ビーフ・ビリヤーニ 1000円
(サラダとドリンク付き)
<店内の雰囲気>
入り口でケバブを販売している。バングラデシュでは
どうか知らないけど、なんかトルコっぽい印象。
店内は全く飾りもない無機質な感じ。
<感想と評価>
サラダはレタスと人参、胡麻のドレッシングもたっぷり。
カレーにはナン又はライスが付いてくるのだが、
バングラデシュと言えば米文化だと言う印象なので、
ナンには違和感を覚える。まぁナンもあるらしいが丸形が一般的。
ダルは甘さはあるが友人に言わせると、やはり別店舗の方が
美味しいそうだ。私は普通に感じたが。
ビーフ・ビリヤーニ。インドではマトンかチキンが一般的である。
そして見た感じ、これはビリヤーニではないと思った。
ビリヤーニは壺に米と具材とスパイスを入れて蓋をして、
タンドール釜に入れて蒸し焼きにするのが一般的である。
まぁそれもインドではでしょ・・・と言われるかもしれないが。
すると壺の中身を混ぜないので出来上がりはまばらな色合いになる。
このように色が均一にはならない。そしてこのビリヤーニには、
ホールのスパイスが全く入っていなかった。
まぁ1000円で本当のビリヤーニを期待する方が間違っている。
と言う事でこれはプラオ(炊き込みご飯)や混ぜご飯に
分類されるであろう。脂っこかったが味は悪くなかった。
本物のバングラデシュ料理を知るにはバングラデシュに
行かなければならないのか・・・・。
評価は○(バングラデシュ料理って何?)
(3段階、◎:おすすめ ○:まぁまぁ ●:う~ん)
■お断り■
味に関しては、間違いなく主観でしかありません。(100%!)
同意見・反対意見など、あると思いますが、
あくまでも、私の味覚に合うかどうかなので、
気にしないでください。あしからず。