11月14日に日本熊森協会の活動に驚いてエントリを上げた後も、熊森方面は気になっていたので観測範囲に入れて気をつけていたのだが、
11月24日には、熊森が母体となっている奥山保全トラストの所有地である富山県の「奥山」に1トンのドングリなどをヘリコプターから「置き」、
しかもそれを
報道ステーションを初めとするマスコミ複数が肯定的に取り上げ、
12月5日の日本熊森協会関東支部定例会では、来春に『冬眠からクマが出てきたときにも食べられるように、保存しておいてまた撒く』との提案(方針?)があったそうでもあり、
12月8日過ぎには
熊森が呼びかける「ドングリ運び」に愛知県豊田市役所が協力してしまって、送られたドングリを「市内5箇所の山中に運び 、先日確認した所2箇所で食べた様子が確認されました。」なんて話が出てきたり、
そういう団体なのに、12月17日には、神戸市西区の県立
伊川谷北高校放送部が制作した『ドキュメント映像「人とクマと森と」』が11月の「第30回地方の時代映像祭」の高校生部門で1位を受賞したと肯定的に報道され、
唖然としているうちに、また、こちら方面を取り上げるエントリを上げておこうとしていたのに、まとまりがつかなくなっていた。それがようやく、手が付けられそうになったのは。
きっかけは
Asayさん(
poplaciaさん)のつぶやきだったと記憶しているのだが、該当URLを探し出せない
(*)。確か、
頂いた「どんぐり」は3.5トン(3,500kg)になりました。早速熊森会員や熊森支援者で県内のみなかみ町、沼田市、昭和村のクマさん達に届けさせて頂きました。地元の方や行政の方々から情報を頂き、動物達によってリンゴ被害を受けている地域の山、町中にクマが出没し困惑している地域の山に計12回「どんぐり」を置いてきました。
(中略)
山に届けたどんぐりは一部を除き「完食・完食」でした。それを見た私達は一頭でも多くの命が長らえることをに役立ったと感動させて頂きました。
の箇所に対して、3.5トンかという感慨のつぶやきだったはずだ。まったく、これでは
(私が想定するところの大抵の人間と魑魅魍魎と物の怪から見れば)「餌付け」である。私が想定するところの大抵の人分類のお一人はこのように評されていた。
人間同士ですら真意などわかりゃしないのに、熊に餌付けと「食糧供給」の差がわかるものか。わかってたらとっくに人間なんかより高度な文明築き上げておるわ。
一方、この熊森群馬県支部の12月16日付記事を見ていて、私は別の箇所が気になった。
来年も動物達の餌が豊かになる兆しはありません。日本海側各県では「動物達の主要な餌となるどんぐりを実らせるミズナラ」が大々的に枯れております。その風景には驚愕し、足のすくむ状況です。その回復には気の遠くなるほどの時間と費用、労力を必要となります。そのミズナラの枯れが遂に県内でも発生しました。長年降り注いでいる酸性の雨が土壌を酸性化させ、土壌中の微生物を死滅させ、土壌に含まれているアルミニュームを溶出させ、木を衰弱させ、結果として「実をならせる力」を殺いでいると考えております。このまま木を衰弱させ、枯れさせてはなりません。
あれ?ナラ枯れは、先にあげた
熊森批判エントリのコメント欄で話題になり、にわか勉強した。ナラ枯れは、
カシノナガキクイムシが媒介するナラ菌が原因って通説ではなかったっけ?(リンク先は林野庁の2010年3月更新記事) そう思って
そんなブコメを付けたら、同意見の人が複数いて、私の認識が的外れでなかったと確認できた。
何なんだと思っていたら、みなみさとごうか●さんからこっそりこんな記事を教えてもらった。
私が読んでいる雑誌の一つに「ザ・フナイ」と言う月刊誌があります。㈱船井メディアが発行しています。
2月号の特集が「森」です。
「森林 (やま)の会」事務局長の宮下正次様が寄稿しているのがタイトルの「炭で甦る「ナラ枯れ」の森」です。
この方の文章を要約すると、
(中略)
③この危機的状況を救う方法は、「炭撒き」だそうです。炭は土壌を中性化しミネラルを豊富にするそうです。この方法で甦った森が有るそうです。(略)元営林局に勤めていた方の言葉ですので重みがあります。
根拠は、「ザ・フナイ」(^^;
で、宮下正次氏って何者?と思っていたら、これまた
Asayさんのtwitter経由で知った。熊森顧問だと。
「ザ・フナイ」に寄稿する熊森顧問。では、氏の主張はどんなものなのだろうか?
というところで、長くなったのでエントリを改めて。
当エントリのタイトルは、日本熊森協会と「養心の会」と「日本を美しくする会 掃除に学ぶ会」の間柄を取り上げた、2010年11月05日付『
akira's room: 熊森とひっつきもっつき』に倣っています。
*、
コメント欄でご指摘いただきましたが、どうやら、私はAssayさんのTweetとYoshitsuneKさんのTweetを勘違いしていたようです。ご指摘ありがとうございました。
Assayさん、YoshitsuneKさん、間違えてしまってどうも失礼いたしました。
きっかけは
Asayさん(
poplaciaさん)のつぶやきだったと記憶しているのだが、該当URLを探し出せない
(*)。確か、
頂いた「どんぐり」は3.5トン(3,500kg)になりました。早速熊森会員や熊森支援者で県内のみなかみ町、沼田市、昭和村のクマさん達に届けさせて頂きました。地元の方や行政の方々から情報を頂き、動物達によってリンゴ被害を受けている地域の山、町中にクマが出没し困惑している地域の山に計12回「どんぐり」を置いてきました。
(中略)
山に届けたどんぐりは一部を除き「完食・完食」でした。それを見た私達は一頭でも多くの命が長らえることをに役立ったと感動させて頂きました。
の箇所に対して、3.5トンかという感慨のつぶやきだったはずだ。まったく、これでは
(私が想定するところの大抵の人間と魑魅魍魎と物の怪から見れば)「餌付け」である。私が想定するところの大抵の人分類のお一人はこのように評されていた。
人間同士ですら真意などわかりゃしないのに、熊に餌付けと「食糧供給」の差がわかるものか。わかってたらとっくに人間なんかより高度な文明築き上げておるわ。
一方、この熊森群馬県支部の12月16日付記事を見ていて、私は別の箇所が気になった。
来年も動物達の餌が豊かになる兆しはありません。日本海側各県では「動物達の主要な餌となるどんぐりを実らせるミズナラ」が大々的に枯れております。その風景には驚愕し、足のすくむ状況です。その回復には気の遠くなるほどの時間と費用、労力を必要となります。そのミズナラの枯れが遂に県内でも発生しました。長年降り注いでいる酸性の雨が土壌を酸性化させ、土壌中の微生物を死滅させ、土壌に含まれているアルミニュームを溶出させ、木を衰弱させ、結果として「実をならせる力」を殺いでいると考えております。このまま木を衰弱させ、枯れさせてはなりません。
あれ?ナラ枯れは、先にあげた
熊森批判エントリのコメント欄で話題になり、にわか勉強した。ナラ枯れは、
カシノナガキクイムシが媒介するナラ菌が原因って通説ではなかったっけ?(リンク先は林野庁の2010年3月更新記事) そう思って
そんなブコメを付けたら、同意見の人が複数いて、私の認識が的外れでなかったと確認できた。
何なんだと思っていたら、みなみさとごうか●さんからこっそりこんな記事を教えてもらった。
私が読んでいる雑誌の一つに「ザ・フナイ」と言う月刊誌があります。㈱船井メディアが発行しています。
2月号の特集が「森」です。
「森林 (やま)の会」事務局長の宮下正次様が寄稿しているのがタイトルの「炭で甦る「ナラ枯れ」の森」です。
この方の文章を要約すると、
(中略)
③この危機的状況を救う方法は、「炭撒き」だそうです。炭は土壌を中性化しミネラルを豊富にするそうです。この方法で甦った森が有るそうです。(略)元営林局に勤めていた方の言葉ですので重みがあります。
根拠は、「ザ・フナイ」(^^;
で、宮下正次氏って何者?と思っていたら、これまた
Asayさんのtwitter経由で知った。熊森顧問だと。
「ザ・フナイ」に寄稿する熊森顧問。では、氏の主張はどんなものなのだろうか?
というところで、長くなったのでエントリを改めて。
当エントリのタイトルは、日本熊森協会と「養心の会」と「日本を美しくする会 掃除に学ぶ会」の間柄を取り上げた、2010年11月05日付『
akira's room: 熊森とひっつきもっつき』に倣っています。
*、
コメント欄でご指摘いただきましたが、どうやら、私はAssayさんのTweetとYoshitsuneKさんのTweetを勘違いしていたようです。ご指摘ありがとうございました。
Assayさん、YoshitsuneKさん、間違えてしまってどうも失礼いたしました。
No. 7244
こんにちは、指摘のきっかけの1つは
http://twitter.com/#!/YoshitsuneK/status/17583112548519936 このつぶやきかもしれませんね。 私が検索した中ではこれが1番古かったです。
No. 7245
>Nakayaさん
どうもありがとうございます。多分、そちらのような気がしきりとします。後ほど、エントリの方も訂正させていただきますね。
No. 7246
タイトルは意味はありませんので無視してください。本筋と無関係ですが
>みなみさとごうか●
存じ上げない方のようですが、もし万一私の知人と同名であれば、「みなみさと」と読むなら次の「ごう」はどこからきたのか悩みます。私の知人ではなく、単なる魑魅魍魎のお知り合いでしたらごめんなさい。
No. 7250
>ばらこさん
じ、実わ、そういう方がいらっさるのですよ。ほら。
http://azuryblue.blog72.fc2.com/blog-entry-938.html#comment7247
もしかしたら、ばらこさんもご存じの変幻自在の妖怪変化な方かもですが。
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