「しんぶん赤旗」 2008年11月22日(土)付
『
自衛隊統幕学校 「歴史観」講師見直し 防衛相表明 “適切でなかった”』によると、21日の記者会見で
(田母神前航空幕僚長更迭で、どこかの人達から罷免要求署名活動をされているらしい)浜田靖一防衛相は、
田母神俊雄前航空幕僚長が統合幕僚学校長時代に新設した「歴史観・国家観」講義の講師選定について「適切であったと判断することはなかなか難しいのではないか」との認識を示しました。(略)
防衛省は、日本共産党の井上哲士参院議員の再三にわたる追及を受け、「歴史観・国家観」講義の講師名を一人を除き公表。(略)井上議員は国会質問で「第二、第三の田母神氏をつくる仕組みは残っている」と批判。幹部教育の是正を強く求めていました。
(強調等は引用者による、以降も同じく)
と、「より幅広くバランスのとれた適切な教育を実施し得るように、講師の選定も含めて、課目『歴史観・国家観』の見直しについて検討していきたい」と述べたそうだ。
では、その浜田防衛相が「適切であったと判断することはなかなか難しい」と表現せざるをえなかった講師陣とは?
毎日新聞 2008年11月20日 東京朝刊 『
防衛省:幕僚学校「歴史観」講座、「つくる会」関係者3人』によると、防衛省が19日に公表した『田母神・前航空幕僚長が統合幕僚学校長時代に新設した同校講座「歴史観・国家観」の講師名と講義の概要』は、
08年度の講義には「現在の日本の歴史認識は歪曲(わいきょく)」など田母神氏の論文に近い内容が含まれており、主な講師4人のうち3人は「新しい歴史教科書をつくる会」関係者だった。
同省は03年度から今年度までの講師のうち同意を得られた人の名前を公表。「つくる会」副会長の福地惇・大正大教授▽同会理事の高森明勅・日本文化総合研究所代表▽同会ホームページで賛同者と紹介された作家の井沢元彦氏▽坂川隆人・元同学校教育課長--の4人で、ほとんどの講義を担当していた。
福地惇・大正大教授(
つくる会の副会長)については、すでに2008/11/15付の当ブログエントリ『
(続)魚拓その他資料保存;田母神「論文」問題』にて言及済み。
高森明勅・日本文化総合研究所代表(
つくる会の理事)は、アメリカ下院「慰安婦」公式謝罪要求決議前の
2007年6月12日にフランスでやってた南京事件否定宣言の賛同者でもあり、
水島総氏が言い出しっぺの米下院外交委員会への抗議書(7月13日提出)でも賛同者として名を連ねている人物だった。
作家の井沢元彦氏は、
つくる会の賛同者でもあったが、
『井沢元彦ファンサイト「言霊の国」』管理人様の紹介によると、
一番のお気に入りは「逆説のニッポン歴史観」ですかね。それまでの作品を結集したような感じに仕上がってます。『小林よしのりといえば戦争論』なら、『井沢元彦といえば逆説のニッポン歴史観』だと、自分では思ってます。この2つをそろえれば、戦後のズレた時代を見直すことができると思います。
と、「小林よしのり」氏と並び称される作家さんらしい。なお、井沢氏は御自身のホームページに14日付で「
008:自衛隊での講義について」としてコラムをアップしてらっしゃる様である。その稿では、「ところで莫大な講師料を得ているのではないかと「なんとかの勘ぐり」をする向きもあるようですが」とお書きなのだが、いや、もしそうならそれで問題だけど、今一番問題視されているのはそこじゃないはずだから、と思ってしまった。
坂川隆人・元同学校教育課長は、つくる会がらみではとりあえず見かけられなかったが、、、チャンネル桜で「防人の道 今日の自衛隊」の「自衛官として知っておきたい誇りある国家観・歴史観 - 坂川隆人氏に聞く」というシリーズをもっているようだ。
その四時限目によると、
自分も含めて、学校の歴史では『大東亜戦争』ではなく『太平洋戦争』と習った。この『太平洋戦争』とはGHQの恣意的な操作によって生み出された名称である事は、今では知られている。この『大東亜戦争』関連の話を人やネットでする時、未だに『太平洋戦争』を使う人もいる。教育の弊害が未だに人の知識の偏りに大きく関与しているのが伺える。戦後の日教組の罪と言うのは実に大きいが、もう好い加減、戦前の名称でしっかりと呼ぶべきだろう。『支那事変』も『日中戦争』と名を変えさせられているが、大日本帝国と中韓民国との戦いは、飽くまで『事変』であり『戦争』ではない。正確に表現するのであれば、『事変』を用いるのが当時の状況を正確に表していて、『戦争』と言ってしまうと全く当時の状況を正確に捉える事が出来ない。
その一画面
そういう人物らしい。
あるいは、チャンネル桜には他に『
今も続く占領政策としての皇統問題-坂川隆人氏に聞く』やらもあるし、YouTubeに「戦後レジームからの脱却-坂川隆人氏に聞く」「日本人として知っておきたい誇りある国家観・歴史観」としてたくさん動画がアップされているようだ。この辺、こんな説明を見ただけでお腹一杯
道徳観念が欠落してしまったかのような現代日本の様相は、果たして何処に端を発するものなのか?元海将補で統合幕僚学校教育課長もつとめられた坂川隆人氏をお迎えし、日本人から国家観と健全な歴史観を奪うこととなった、占領軍による War Guilt Inforamation Program の役割や、それを下地とした「戦後レジーム」からの脱却が意味するものなどについて、お話を伺います。
ちなみに、井沢元彦氏も、チャンネル桜
『防人の道 今日の自衛隊』月曜日担当キャスターだった。
坂川氏は、田母神氏が講師に呼ぶ以前から「航空幕僚学校教育課長」のようなのだが、こういう人は自衛隊にたくさんいるのだろうか???
かなり不安を感じるのだが。
さて、
asahi.comの2008年11月20日1時16分付報道によると、講師には他に
The FACTSの史実委員会メンバーである桜井よし子氏も入っていたそうである。また、中国新聞によると、
講師は〇三―〇五年度までは五人、〇六年度からは四人で、両氏のほか坂川隆人・元統幕学校教育課長と作家の井沢元彦氏が毎年、講師を続けている。(中略)
防衛省は国会審議で名前公表を求められたことから本人に是非を確認のうえ公表に踏み切った。〇五年度に「東京裁判」について講義した高崎経済大助教授だけ同意せず、名前は公表されなかった。
…同意せず名前が公表されなかった高崎経済大助教授って誰だろう?(棒)参考;
『
dj19の日記』さんの11月20日付『
田母神氏が新設した講義「歴史観・国家観」の講師名が明らかに。』
田母神報道を見て回っていて、『航空自衛隊が先月19日の航空観閲式で、政府が廃棄方針を決めているクラスター爆弾を空自の戦闘機に搭載可能な兵器として紹介、展示していたことが分かった』との情報が目に止まった。廃棄方針?
クラスター爆弾をめぐっては今年5月、有志国による国際会議で全面禁止する条約を採択。日本政府も福田康夫前首相の政治決断で同意。12月の署名式を経て発効後、直ちに使用禁止され、日本などの保有国は8年以内の廃棄義務を負うことになっている。(中略)田母神氏は「不発弾による(日本人の)被害も出るが、占領される被害の方が何万倍も大きい」と主張していた。
禁止条約に賛同していたのか、知らなかった。福田首相、どうしてこういう評価できることをこっそりやるかな?(<-私が見落としていただけである)
そして。
不発弾が市民に被害を与えているクラスター爆弾について、政府は、現有爆弾を全廃したうえで、欧州諸国が維持する「最新型」のクラスター爆弾も今後、導入しない方針を固めた。これで日本はあらゆるクラスター爆弾を保持しないことになる。人道面を重視したためで、代わりに子爆弾をまき散らさない単弾頭の爆弾を整備するため、約73億円を来年度予算に計上する。(中略)
ただ、禁止条約案では、子爆弾が数個と少なく不発率が極めて低い「最新型」は例外として保有が認められた。(中略)政府は人道上、不発弾による「副次的被害を避ける」ことを重視。最新型でも不発弾による被害が完全になくなる保証がなく、コストもかさむため、導入を見送り、子爆弾による被害の根絶を目指す方針を決めた。(中略)
日本は、海岸線から上陸する敵の「着上陸侵攻」を、大量の子爆弾をまくことで「面的に制圧」するため、クラスター爆弾を配備してきた。条約案の採択後、防衛省や自民党内の一部から「廃棄する旧型に代え最新型を導入すべきだ」との声が相次いだ。しかし、現在は着上陸侵攻の可能性が考えにくく、「面的制圧」の効果を疑問視する見方もあり、必要性が低いと判断した。(後略)
これも、田母神問題の余波かもしれない、と思ったのだった。この政府決断には、拍手。
福地惇・大正大教授(
つくる会の副会長)については、すでに2008/11/15付の当ブログエントリ『
(続)魚拓その他資料保存;田母神「論文」問題』にて言及済み。
高森明勅・日本文化総合研究所代表(
つくる会の理事)は、アメリカ下院「慰安婦」公式謝罪要求決議前の
2007年6月12日にフランスでやってた南京事件否定宣言の賛同者でもあり、
水島総氏が言い出しっぺの米下院外交委員会への抗議書(7月13日提出)でも賛同者として名を連ねている人物だった。
作家の井沢元彦氏は、
つくる会の賛同者でもあったが、
『井沢元彦ファンサイト「言霊の国」』管理人様の紹介によると、
一番のお気に入りは「逆説のニッポン歴史観」ですかね。それまでの作品を結集したような感じに仕上がってます。『小林よしのりといえば戦争論』なら、『井沢元彦といえば逆説のニッポン歴史観』だと、自分では思ってます。この2つをそろえれば、戦後のズレた時代を見直すことができると思います。
と、「小林よしのり」氏と並び称される作家さんらしい。なお、井沢氏は御自身のホームページに14日付で「
008:自衛隊での講義について」としてコラムをアップしてらっしゃる様である。その稿では、「ところで莫大な講師料を得ているのではないかと「なんとかの勘ぐり」をする向きもあるようですが」とお書きなのだが、いや、もしそうならそれで問題だけど、今一番問題視されているのはそこじゃないはずだから、と思ってしまった。
坂川隆人・元同学校教育課長は、つくる会がらみではとりあえず見かけられなかったが、、、チャンネル桜で「防人の道 今日の自衛隊」の「自衛官として知っておきたい誇りある国家観・歴史観 - 坂川隆人氏に聞く」というシリーズをもっているようだ。
その四時限目によると、
自分も含めて、学校の歴史では『大東亜戦争』ではなく『太平洋戦争』と習った。この『太平洋戦争』とはGHQの恣意的な操作によって生み出された名称である事は、今では知られている。この『大東亜戦争』関連の話を人やネットでする時、未だに『太平洋戦争』を使う人もいる。教育の弊害が未だに人の知識の偏りに大きく関与しているのが伺える。戦後の日教組の罪と言うのは実に大きいが、もう好い加減、戦前の名称でしっかりと呼ぶべきだろう。『支那事変』も『日中戦争』と名を変えさせられているが、大日本帝国と中韓民国との戦いは、飽くまで『事変』であり『戦争』ではない。正確に表現するのであれば、『事変』を用いるのが当時の状況を正確に表していて、『戦争』と言ってしまうと全く当時の状況を正確に捉える事が出来ない。
その一画面
そういう人物らしい。
あるいは、チャンネル桜には他に『
今も続く占領政策としての皇統問題-坂川隆人氏に聞く』やらもあるし、YouTubeに「戦後レジームからの脱却-坂川隆人氏に聞く」「日本人として知っておきたい誇りある国家観・歴史観」としてたくさん動画がアップされているようだ。この辺、こんな説明を見ただけでお腹一杯
道徳観念が欠落してしまったかのような現代日本の様相は、果たして何処に端を発するものなのか?元海将補で統合幕僚学校教育課長もつとめられた坂川隆人氏をお迎えし、日本人から国家観と健全な歴史観を奪うこととなった、占領軍による War Guilt Inforamation Program の役割や、それを下地とした「戦後レジーム」からの脱却が意味するものなどについて、お話を伺います。
ちなみに、井沢元彦氏も、チャンネル桜
『防人の道 今日の自衛隊』月曜日担当キャスターだった。
坂川氏は、田母神氏が講師に呼ぶ以前から「航空幕僚学校教育課長」のようなのだが、こういう人は自衛隊にたくさんいるのだろうか???
かなり不安を感じるのだが。
さて、
asahi.comの2008年11月20日1時16分付報道によると、講師には他に
The FACTSの史実委員会メンバーである桜井よし子氏も入っていたそうである。また、中国新聞によると、
講師は〇三―〇五年度までは五人、〇六年度からは四人で、両氏のほか坂川隆人・元統幕学校教育課長と作家の井沢元彦氏が毎年、講師を続けている。(中略)
防衛省は国会審議で名前公表を求められたことから本人に是非を確認のうえ公表に踏み切った。〇五年度に「東京裁判」について講義した高崎経済大助教授だけ同意せず、名前は公表されなかった。
…同意せず名前が公表されなかった高崎経済大助教授って誰だろう?(棒)参考;
『
dj19の日記』さんの11月20日付『
田母神氏が新設した講義「歴史観・国家観」の講師名が明らかに。』
田母神報道を見て回っていて、『航空自衛隊が先月19日の航空観閲式で、政府が廃棄方針を決めているクラスター爆弾を空自の戦闘機に搭載可能な兵器として紹介、展示していたことが分かった』との情報が目に止まった。廃棄方針?
クラスター爆弾をめぐっては今年5月、有志国による国際会議で全面禁止する条約を採択。日本政府も福田康夫前首相の政治決断で同意。12月の署名式を経て発効後、直ちに使用禁止され、日本などの保有国は8年以内の廃棄義務を負うことになっている。(中略)田母神氏は「不発弾による(日本人の)被害も出るが、占領される被害の方が何万倍も大きい」と主張していた。
禁止条約に賛同していたのか、知らなかった。福田首相、どうしてこういう評価できることをこっそりやるかな?(<-私が見落としていただけである)
そして。
不発弾が市民に被害を与えているクラスター爆弾について、政府は、現有爆弾を全廃したうえで、欧州諸国が維持する「最新型」のクラスター爆弾も今後、導入しない方針を固めた。これで日本はあらゆるクラスター爆弾を保持しないことになる。人道面を重視したためで、代わりに子爆弾をまき散らさない単弾頭の爆弾を整備するため、約73億円を来年度予算に計上する。(中略)
ただ、禁止条約案では、子爆弾が数個と少なく不発率が極めて低い「最新型」は例外として保有が認められた。(中略)政府は人道上、不発弾による「副次的被害を避ける」ことを重視。最新型でも不発弾による被害が完全になくなる保証がなく、コストもかさむため、導入を見送り、子爆弾による被害の根絶を目指す方針を決めた。(中略)
日本は、海岸線から上陸する敵の「着上陸侵攻」を、大量の子爆弾をまくことで「面的に制圧」するため、クラスター爆弾を配備してきた。条約案の採択後、防衛省や自民党内の一部から「廃棄する旧型に代え最新型を導入すべきだ」との声が相次いだ。しかし、現在は着上陸侵攻の可能性が考えにくく、「面的制圧」の効果を疑問視する見方もあり、必要性が低いと判断した。(後略)
これも、田母神問題の余波かもしれない、と思ったのだった。この政府決断には、拍手。
No. 5390
その中日新聞の記事ではなぜか触れられていませんが、クラスター爆弾の禁止をめざした国際会議の最中に記者会見で「クラスター爆弾は防衛に必要」と主張したのが、かの田母神元空幕長でした。
http://b.hatena.ne.jp/entry/4817086
元空幕長の退任で「必要」派が押さえ込まれたということはあるかもしれませんね。
No. 5391
>高崎経済大助教授だけ同意せず、名前は公表されなかった。
これで思いっきり公表しているも同然ですね。(笑)
(わからない人も、肩書きで検索すると、簡単にわかりますし。(笑))
No. 5392
>Apemanさん
(毎日では言及無しですが)中日の方では、田母神発言そのものは言及されてますね。どんなとんでもないタイミングでも発言したかまでは紹介されていませんが。おかげで、リマ会議にでていたNGOのコーディネーターから「信じがたい発言。日本を占領できるほど軍事力を持つ敵だったら、クラスター爆弾程度で撃退できるわけがない」とつっこみが入っていたのに。
http://megalodon.jp/?url=http%3A%2F%2Fwww.mainichi-msn.co.jp%2Fkokusai%2Feurope%2Fnews%2F20070526k0000e010030000c.html&date=20070527103546
ご指摘の朝日の記事、うちで魚拓保存してました。
http://megalodon.jp/?url=http%3A%2F%2Fwww.asahi.com%2Fpolitics%2Fupdate%2F0525%2FTKY200705250350.html&date=20070526105519
記事を見直すと、「原爆投下しょうがない」久間防衛相(当時)が賛同発言していますね。やはり、かも。
No. 5393
>たんぽぽさん
>これで思いっきり公表しているも同然
<
赤旗が、
某高崎経済大助教授(当時)に問い合わせたところ、否定しなかったそうです(笑)。
http://www.jcp.or.jp/akahata/aik07/2008-11-20/2008112001_02_0.html No. 5396
>否定しなかったそうです(笑)。
なんだ、本気で隠しているわけじゃないんだ。(笑)
No. 5399
いやまだよしりんの方がましだと思います。まぢに。30年前の山本七平を焼き直したような日本人論とかそれを更にあり得なくしたような言霊論とか、うう、必要があって読まなきゃいけなかったのを思い出してしまいました。(読んでみる必要一切ありませんので念のため)
スープカレー読んで口直ししよ。。。
No. 5402
>たんぽぽさん
なんで公表を渋ってみせたのか、謎ですよねー。
>とらこさん
いいところへ(笑)。
エントリ上げる前に、ふと思いついて「井沢元彦 山本七平」「井沢元彦 イザヤ・ベンダサン」で検索すると、どっさり結果が返ってくるわ、井沢氏は「山本七平」氏の影響が強いわ、とかいう話は見ていたのですが、どちらも読んでないので言及しかねてたんです。
そーゆー教育を受けた自衛隊幹部が390人からいるそうですぜ。
http://japanese.joins.com/article/article.php?aid=107524&servcode=A00§code=A00 No. 5403
ところで、某高崎経済大助教授(当時)は、今は某高崎経済大教授に昇格されたそうですね。
いったい、どういう内容のどういう研究がどういうふうに評価されたのでしょう。
たしか、憲法学が専門だったと思うのですが。
ちょっと気になって調べてみたら、ゼミについてはこんなふうに説明されてました。
[研究テーマ]
主権と人権・保守主義思想
[主な内容]
日本国憲法の概説書を輪読し基本的知識を確認した上で、広く憲法に関わる諸問題を思想的なアプローチから考察していく。また現代社会を見る目を養うため、数多くの古典文献や現代の書に親しむ機会を提供する。
http://www.tcue.ac.jp/college/reg_policy/faculty.htm No. 5404
お邪魔します。
かつてあった『噂の真相』で(主に)右派著名人の暴言・妄言・失言の類を取り上げる「今月のバカ」というコーナーがありまして、それをまとめた『100人のバカ』(岡留安則・佐高信著 七つ森書館)という本に載っていた井沢氏の発言に、「軍隊は無辜の市民を守るためにある」との『SAPIO』の連載での発言がありました。この発言について(岡留、佐高両氏ではなく担当さんのコメントでしょうが)「(井沢氏は)バカである、そもそも軍隊とは国体を護るものである。自衛隊でも治安規定がある」と一蹴されていました。
No. 5405
日本国憲法の概説書ていったい何を読むのでせうかね?
しかしこれ前半と後半が飛躍しているような・・・
井沢元彦、『猿丸幻視行』とか好きだったんですが・・・(^ ^ ; 最近はさっぱり読んでません。言霊論て何ですのん?
No. 5408
>かつさん
>いったい、どういう内容のどういう研究がどういうふうに評価されたのでしょう。
<
大学によっては、必ずしも研究のみを評価するわけでもないと聞きますから、大学の知名度を上げたことが評価された可能性もないとはいえないかも。
以前、頂いた情報ではこんなのがありましたが(^^;
http://azuryblue.blog72.fc2.com/blog-entry-194.html#comment1327
学生さんの評価も面白いです。彼の思想にあった答をしないと落とされるとか書かれてます。
http://campus.nikki.ne.jp/?action=daigaku_lesson&univ_name=%B9%E2%BA%EA%B7%D0%BA%D1%C2%E7%B3%D8&lname=%C8%AC%CC%DA&fname=%BD%A8%BC%A1
>凡人69号さん
>井沢氏の発言に、「軍隊は無辜の市民を守るためにある」と
>「(井沢氏は)バカである、そもそも軍隊とは国体を護るものである。自衛隊でも治安規定がある」と一蹴
<
御教授ありがとうございます。
え? あ、あれ? (<-混乱中)
右派って…。
>north-poleさん
>言霊論て何ですのん?
<
知らない方が幸せそうですね(^^;
水に言霊が通じるとか言い出してたらどうしましょう(爆
No. 5409
私がことば足らずのところもありますので、あるウヨな方のブログに井沢氏が自書で
「軍隊というのは、実は一般市民を戦争に参加させない為に存在するのである。」
ということを書いたという記事がありますので、かなり前のものですがそのウヨな方のブログのアドレスを添付させていただきます。
http://markdarcy.exblog.jp/3906910/ No. 5411
>凡人69号さん
たびたびの御教授ありがとうございます。
『「井沢元彦著「言霊の国」の掟」より抜粋』の文章だと、「軍隊は無辜の市民を守るためにある」との一文とはちょっとちがったニュアンスになりますね。
No. 5414
すいません「言霊論」は「言霊について自分の思いつきをさもいわくありげに並べ立て、牽強付会に自説に結びつける論」のつもりで適当に言いました。井沢氏がその言葉を使ったわけではありません。失礼しました。
No. 5416
>とらこさん
>言霊について自分の思いつきをさもいわくありげに並べ立て、牽強付会に自説に結びつける論
<
了解しました。「論」抜きで、なんかそんなものらしいと覚えておきます。
No. 5424
北陸朝日放送17日付
_________________
アパグループの懸賞論文に小松基地が隊員
62人分の論文をまとめて応募していた問題で、共産党石川県委員会が基地に真相解明を求めました。
_________________
http://s02.megalodon.jp/2008-1121-2035-52/www.hab.co.jp/headline/news0000002210.html
日経ネット21日付
_________________
外薗健一朗航空幕僚長は21日の記者会見で、(略)空自第6航空団が応募
締め切り後の提出の事前了解を主催者から得ていた事実を明らかにした。同航空団人事部は8月末の締め切りを控えた同月28日にアパグループに電話し、
9月3日に部隊でまとめて応募したという。
_________________
http://s01.megalodon.jp/2008-1125-2031-01/www.nikkei.co.jp/news/seiji/20081122AT3S2101V21112008.html
日刊スポーツ21日付
_________________
外薗健一朗航空幕僚長は21日の記者会見で、自身が統合幕僚学校長時代の「歴史観・国家観」講座に「新しい歴史教科書をつくる会」のメンバー2人を講師に招いたことについて「私の責任で実施した。
当時は適当だったと思った。偏っているという意識は持っていなかった」
_________________
http://s02.megalodon.jp/2008-1125-2033-51/www.nikkansports.com/general/news/f-gn-tp3-20081121-432063.html No. 5425
なんか黙然日記さんのところがスパム被害にあってるようで、2バイト文字に変更しました。
さて。
新年特大号!
総力特集
田母神論文、どこが悪い!
■田母神前空幕長
独占手記50枚!
■中西輝政
田母神論文の歴史的意義
■渡部昇一
「村山談話」は「外務省談話」だ
■西村眞悟
「村山談話」こそ更迭せよ!
■荒木和博
「虚構の国防」で国が滅びる
■西尾幹二
何に怯えて「正論」を封じたのか
田母神論文も全文一挙掲載
■田母神俊雄
「日本は侵略国家であったのか」
http://web-will.jp/
====
なんか、これは偏頭痛爆発しそうな特集ですなぁ。
No. 5428
>SunnySideさん
『土曜の夜、牛と吼える。青瓢箪。』さんちで、エントリにしてらっしゃいましたね。
http://d.hatena.ne.jp/Prodigal_Son/20081126/1227668460
このメンツなら、Apemanさんとこはじめ、皆さん取り上げて下さるでしょうから、楽しみです。
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http://azuryblue.blog72.fc2.com/tb.php/563-4e02f18b
[政治][メモ]田母神氏が新設した講義「歴史観・国家観」の講師名が明らかに。
11/20 統幕学校「歴史観」講義内容判明 講師に桜井よしこ氏ら - 朝日新聞 http://www.asahi.com/national/update/1120/TKY200811190342.html 日本の侵略を否定する論文を発表した田母神俊雄・前航空幕僚長(60)が更迭された問題で、防衛省は19日、田母神氏が、自衛隊の
[2008/11/23 12:26]
URL
dj19の日記
[政治][マスコミ][ヲチ] この人達は「東京裁判の呪縛」という呪縛からいつ脱却すのかなぁ
『田母神氏が新設した講義「歴史観・国家観」の講師名が明らかに。 - dj19の日記』で氏名の公表をかたくなに拒否したといわれている八木秀次センセイですが、最近の動向が気になったので同氏が理事長を務める日本教育再生機構のHPをヲチしてみたら 日本教育再生機構 《判決
[2008/11/23 16:20]
URL
dj19の日記