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刀語　第3話「千刀・鎩（ツルギ）」

神々の集う地とされる出雲の三途神社へと向かう二人。
その神社の長である敦賀迷彩が所有する千刀・鎩が、彼らの蒐集対象である。
特殊な事情で心に傷を負った女性達を保護しているという三途神社は、外界との関係に距離を置くかのごとく、千段もの階段の上に存在していた。
そして、辿り着いた三途神社の境内で、とがめと敦賀迷彩の交渉が始まったのだが、敦賀迷彩は、刀を賭けた勝負に応じる条件として、とがめに対し、意外な申し出をする。

無垢だからこその残酷さ…。

殺すまでしなくても良いのでは？と言おうとしたけれど、その言葉を紡ぐのを止めた。
情けは人のためにならず。
いや、ここで情けをかけているようでは今後の旅を続けていくことなんてできるはずがない。
もしくは、純粋な七花を気遣ったのか。
とにかく、とがめのなんともいえない気持ちが伝わってくるグッとくるシーンでした。

同時に、純粋無垢な七花にどこか恐怖を感じてしまうシーンでもありました。
とがめが言葉を止めたのは、もしかしたら彼に恐怖を感じたからなのかもしれません…。
（そして、七花の「親父を殺した」という発言は気になるところです）


そんなわけで、これまでで1番切ない話でした。
当然のことながら…これまでに敵となる相手と交流を深めてしまったから。
相手の過去や現状などを掘り下げて知ってしまったから。
それは必然となってくるわけでして…。

敦賀迷彩の悲しい過去。
どうして神様は自分を救ってくれなかったのか？
敵ながら悲哀に満ちた存在でした。
だからこそ、完全には憎めない。
だからこそ、切ないお話に…。
なんとなく過去の描き方が薄いかなぁ…と思っていましたが、迷彩が逝ぬシーンではウルッときてしまったので、気づかずうちに過去の悲しみもしっかりと描かれており、自分は自然と消化できていたのかもしれません。


それにしても、喰鮫さん…いいですねぇ！いいですねぇ！
もはや彼の噛ませっぷりがたまらなかったですｗ
…どうして登場したんでしょうか？
って書こうと思いましたけど、噛ませ的な存在のためでしたねｗ
敦賀迷彩の強さを見せるための。
（まぁあっけなさすぎてイマイチ強さが伝わりづらかった気がしないでもないですがｗ）


こんな感じで…
感想を書こうと思ったのですが、次回予告が強烈すぎてそればかりが記憶に残ってるというｗ
波や煙エフェクトもよかったし、戦闘の動きや構図も良かったし…かなり期待できますコレ。
ちらっと見ただけでも、早い戦闘にテンポよくカットイン入れてたし…スタッフだれでしょう？
個人的には念願の作画回が来るか？という感じで期待してしまいます。

最強の敵？が登場するということなので、映像的にもストーリー的にも次回は期待しています！
ストーリーでは一つ目の山場になりますかね？


次回、第4話「薄刀・針」

〔↓気に入ってもらえたら、一押ししてくれると感謝です〕

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テーマ:刀語(カタナガタリ) - ジャンル:アニメ・コミック