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趣味の変化もクソもなくて、アニメ関連のことだけを書いてるブログになっていましたとさ…

THE IDOLM@STER アイドルマスター 第4話 「自分を変えるということ」

■THE IDOLM@STER アイドルマスター 第4話 「自分を変えるということ」

脚本:待田堂子 絵コンテ:鶴巻和哉 演出:高島大輔 作画監督:荒尾英幸

アイドルはただガムシャラに前を向いて進み続けているだけではないのです。765プロのアイドルは、みんな希望に満ち溢れている気がしていました。アイドルになるために、目の前の壁を越えていこう・・・と頑張る姿がこれまで描かれてきたわけですが、その中で唯一、暗いネガティブなオーラを発しているのが千早なのでした。今やっているアイドルという仕事自体に疑問を投げかけている・・・という感じでしょうか。正確に言えば、自分がやりたい“アイドル”の仕事と、今やっている“アイドル”の仕事が違っており、これを続けていって、自分のやりたいことができるのか?という将来的な不安を抱いている・・・という具合ですかね。

ただ、彼女こそ人間臭くてより現実的なキャラであって・・・やっぱり、どのアイドルにも、どこかダークな面も持ちあわせていると思うんですよね。「本当にこれがアイドルなのか?」とか「こんなことがやりたかったのか?」とか・・・。けれども、各キャラがそれを出してしまうと、なんとなく現実的で嫌な感じになってしまうのは言うまでもありません。なので、765プロの中で、そういったダークな面を一手に引き受けているのが千早というキャラなのではないのでしょうか。彼女が代表して、アイドルの暗部というものを見せてくれているのだと感じました。彼女がいるからこそ、ちょっとだけ暗い方へと話を振ることができ、ストーリー性もより出てくるんでしょうね。

明るく煌びやかなのがアイドルですし、それに向かって明るく進んでいくのは見ていて気持ちがいいです。しかしながら、裏ではそういった悩みを抱えるアイドルもいる・・・という現実を見せてくれるお話なのでした。

サブタイにもありますが、では、千早は自分を変えることができたか?・・・というと、そんなことはないのでしょう。彼女はまだまだ悩み続けるんでしょうね。けれども、悩み抜いたからこそ見えてくるものもあると思います。明るい面々が多い765プロではありますが、そんな中で、彼女がどんな姿を見せていってくれるのか、注目していたいところであります。

今回は、鶴巻和哉さんコンテのアートランドグロス回。鶴巻さんがアイドル好きなのは、もはや言わずもがな・・・という感じなのでしょうか。アイドル好きだからこそ描けたアイドルの裏側・・・とまでは言い過ぎかもしれませんが、好きだからこそこういう面も描けるんだ・・・というのがあるんでしょうね。


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2011年夏期新番アニメの感想 その2

遅くなりましたが、2011年夏期新番の感想(その2)でも。

■ まよチキ!
■ バカとテストと召喚獣にっ!
■ BLOOD-C
■ いつか天魔の黒ウサギ
■ R-15
■ 快盗天使ツインエンジェル ~キュンキュン☆ときめきパラダイス!!~
■ ゆるゆり
■ 神様ドォルズ
■ セイクリッドセブン
■ うさぎドロップ
■ No.6
■ 魔乳秘剣帖
■ ダンタリアンの書架

“その2”の今回ではこんなラインナップ。放送が始まってからけっこう経過してしまっているので、ここまでの感想を簡単に。


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花咲くいろは 第17話 「プール・オン・ザ・ヒル」

■花咲くいろは 第17話 「プール・オン・ザ・ヒル」

脚本:西村ジュンジ コンテ:西村純二 演出:太田知章 作画監督:伊藤依織子、江森真理子

今回も西村純二さんによる脚本(+コンテ)回で、なんとも独特な空気感。西村さんの回は、熱を出す回だったり前回だったり今回だったり・・・この作品においてどこかフックになっていますよね。緒花というキャラがいるため、基本的にはポジティブで前のめりに彼女が進んでいくわけですが、西村さんが担当する回においては不思議とそうではないわけなのです。やっぱり、どこか気だるさというか、アンニュイな空気が流れてるんですよね。今回の夏の日の何とも言えない気だるさ(みたい空気がほんのちょっと含まれている感じ)が本当にたまらないです。

お話はというと、結局は、お金だけを持って逃げられ、喜翆荘の経営状況はさらに悪化してしまったわけで。けれども、そこにはお金以上である人の成長が垣間見えたのでした・・・と言ってまとめてもいいのでしょうか(笑)。決めたことを必死にやろうとしたけれどもこの結果になってしまった。そんな若旦那に対する女将の言動が非常に良かったですね。女将としての姿が全面に出ていたわけですが、どこか母親でもある面も見えていて・・・。

ただ、さらに経営状況が悪化してしまったのは言うまでもないようで。今回の件は追い打ちをかけるような形になってしまったわけですが、だからこそポジティブに前のめりにやっていこうとする緒花の存在って大きいと思うんですよね。彼女自身が直接できることはそれほどないと思うのですが、ポジティブな彼女こそ今の喜翆荘にはなくてはならない存在なのではないのでしょうか。・・・そんなところは描かれてないですけどね(笑)。

さて、喜翆荘はどうなっていくのでしょうか?今回の失敗は、必ず今後に響いてきてしまうと思うわけですが・・・。

余談ではありますが、抱きしめられたコンサルタントが頬を染めて「えっ///」って言うところが軽くギャグっぽく感じてしまって笑ってしまいました(笑)。


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THE IDOLM@STER アイドルマスター 第3話 「すべては一歩の勇気から」

■THE IDOLM@STER アイドルマスター 第3話 「すべては一歩の勇気から」

脚本:待田堂子 絵コンテ・演出:木村隆一 作画監督:原田大基

簡単に。

765プロ揃ってのステージですが、メインは雪歩の回。彼女が一歩を踏み出すのと同時に、765プロも大きなステージへの一歩を踏み出したわけですよね。「一歩」という意味で、雪歩とメンバーがリンクしていたのかも。

雪歩回ではあったものの、前向きになれない雪歩を励ます真の存在が際立っていましたね。やっぱり、男らしくてカッコイイですね・・・と書くべきではないのかもしれませんが(笑)。男らしいんだけれども、かわいいもの好きで女の子らしくありたいと思っている・・・というギャップのある設定がそもそもイイのです!あと、関係ないけど、響ちゃんが八重歯かわいい。

個人的には、みんなでワイワイやってる感じがとても好きで、それを見てるだけでも笑みがこぼれてしまうような回でした。

そういえば、オープニングの「夢になるエンタテインメント♪」の部分は、小松勇樹さんが原画を、赤井俊文さんが動画をやってるみたいですね。気合入ってるぅ。


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花咲くいろは 第16話 「あの空、この空」

■花咲くいろは 第16話 「あの空、この空」

脚本:西村ジュンジ コンテ:許 演出:倉川英揚 作画監督:小島明日香、許宰銑

再び旅館に戻ってきたかと思えば、突然、映画撮影のお話。なんとなーく不思議な回という印象でした。

旅館貸切(?)で映画撮影。貸切で行えるように客の予約を取らなかったのか、はたまた貸し切りで映画撮影ができてしまうほど客がいないのか。・・・何にせよ喜翆荘の経営状況が芳しくなく、この映画で一発逆転を狙うことも必要であるようで。そうとは知らずにはしゃぐ緒花たちと、若旦那の姿が対照的で、彼の苦悩や決意が何とも際立つのでした。

映画撮影だなんて女将が反対しそうではありますが・・・あっさりと若旦那のやりたいようにやらせてくれることに。これには、他人に流されてばかりだったあの若旦那が自分で決めて、旅館のために大きいことをやろうとしているわけだから、それをやらせてあげよう・・・という優しさがあるんでしょうね。映画の出演までしてくれたのも、きっとその優しさからなのでしょう。

そんな若旦那の決意とは裏腹に、何やら不穏な空気が・・・。映画撮影がどう転がっていってしまうのでしょうか。そんな不穏な空気の中でも、プールではしゃぐ緒花たち。その姿がなんとも儚げで・・・。楽しい・幸せな時間はそう続かないということなのでしょうか(笑)。最後の電話が鳴りつつ、彼女たちが水を浴びまくるシーンは、何とも不思議な雰囲気でしたね。あの電話は、不吉な知らせ以外の何者でもない気がしますが(笑)。

今回は西村純二さんの脚本でしたが、緒花が熱を出す回といい、西村さんの回は独特で不思議な空気がありますよね。どこか気だるさがあるというか、アンニュさイというか・・・。今回は、幸せな雰囲気と不安を煽る雰囲気が何とも絶妙な具合で描かれていたのでした。次回も西村さんが脚本とコンテを担当するらしいので、より色が強く出る回になるのかもしれません。楽しみです。


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THE IDOLM@STER アイドルマスター 第2話 「“準備”をはじめた少女たち」

■THE IDOLM@STER アイドルマスター 第2話 「“準備”をはじめた少女たち」

脚本:待田堂子 絵コンテ・演出:高雄統子 作画監督:松尾祐輔

なるほど。主役を固定するわけではなく、各話ごとに主役が変わるわけなんですね。エンディングテロップでの声優さんの並び順も、その回のメインとなるキャラが上になっていましたし。毎回主役が違う・・・というのは、それぞれがトップアイドルを目指している、それぞれが主役を目指している、というこの作品の主旨に通じているような気が。みんながトップアイドルを目指しているからこそ、主役を固定しない・・・というのはなかなか上手い構成というか、配慮な気がしたのでした。「それぞれが主役」・・・なんですよね。

で、今回は宣材のお話。「個性」というものをテーマにして、前回の紹介回では描ききれなかったそれぞれのキャラ・個性というものを、宣材を撮りながら上手く描いていったのでした。相変わらず、唸ってしまうような上手い構成です。

「個性」と言っても、なかなか深いものですよねぇ・・・。プロデューサーである彼が、簡単に「個性」というものの答えを出さなかったのは非常に良かったです。駆け出しである彼だからこそ、アイドルたちとできるだけ近い目線に立って、一緒に答えを探していこうとする・・・という姿勢には好感を持てました。男だと言って嫌悪感を抱く要素がないですし、これはかなーり気を遣われて練られてるキャラなんだろうなぁ・・・と(笑)。

今回は、演出を元京アニスタッフである高雄さんが、作監を同じく元京アニである松尾さんが担当。相変わらず松尾さんは手が早いようで(フラクタルでも一人原画をやってたり)、今回もけっこうな量を松尾さんがやっているのでは?他にも山口智さんや赤井俊文さんも参加しており、一部の人にだけわかる某UST放送のメンツが集まっていたり(笑)。村治結さんは、誰かの偽名っぽそうですねぇ。もしかして、京アニの誰か?・・・なんて噂もありますが、真偽はいかほどに。

OPは、コンテ・演出・作監を錦織さんが担当。とにかく、見てて気持ちいいですね。うたプリほどガッツリと踊りを見せているわけではないんですが、なんというか・・・上手いですよねぇ。個人的には、「笑顔と涙は 夢になるエンタテインメント♪」のところがお気に入りで、ダンスがすごく見てて気持ちいい。で、そこからの響のジャンプとか可愛すぎてやばいやばい。・・・ま、OPについてはまた時間があったら書きましょうか(笑)。

そういや、EDも毎回変わるということで、なんか色々と大変そうだなぁ・・・なんて(笑)。


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夏目友人帳 参 第2話 「浮春の郷(さと)」

■夏目友人帳 参 第2話 「浮春の郷(さと)」

脚本:村井さだゆき 絵コンテ:寺東克己 演出:中村里美 作画監督:川添政和 総作画監督:田晃、山田起生

前回書くのを忘れていたエンディングの話をちょっと。3期である今回のエンディング、描かれているのは貴志とニャンコ先生・・・それと家族なんですよね。なんとなくではありますが、3期エンディングで家族が花火をしているところが描かれている・・・というのは、距離感が近付いていることを表していると思うんですよね。3期では、これまでガッツリとは描かれてこなかった“貴志と家族の関係”というものが、それなりにしっかりと描かれるんじゃないかな・・・と期待してしまうのです。このエンディングでは、そんな距離感が縮むであろう夏目家が描かれている・・・そんな気がしてならないのです。

それにしても、1期・2期・3期・・・どれもエンディングにはホロリとさせられてしまいます。岸田隆宏さんによる一人原画が、どれも素敵ですよね。繊細さを感じる線と色彩と・・・。今作の、癒されながらもどこか切さを感じるお話に、これらのエンディングがラストで上手く引き立てているのです。うーん・・・素晴らしい。

さて、今回は田沼とのお話。今回も、上手い具合に彼を紹介しながらもいい話に持って行ってますよね。妖怪が見えることを知っていながらも、だからこそ、お互いがお互いを巻き込みたくないと遠慮してしまう・・・。二人の何とも言い難い関係が上手く描かれていました。知ってるからこそ、何でも言い合える仲・・・というものになってもいい気がするわけですが、そうはならないのが貴志の性格ですし、そもそもの彼なりの生き方なのかもしれませんね。適度な距離を保ちながら生きていく・・・という。ただ、その中で、適度に保っていた田沼との距離が、少し縮まったのが今回のお話だったのでしょう。そうやって、不器用ながらも、彼なりの距離感というものが徐々に縮んでいく・・・というのが、一人の人間の成長を見ているようで、何とも微笑ましくなってしまうのです。様々な妖怪が出てくる物語ではありますが、やっぱり中心に描かれてるのは「人」なわけで。やっぱり、夏目貴志という人間の感情の変化には、しっかりと注目しておきたいものですね。

今回の、最後に拳と拳を合わせるカットが、手が非常に丁寧に描かれてて良かったです。何と言いますか、説得力のある芝居だなぁ・・・って。そんなことを思ったのでした。


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花咲くいろは 第15話 「マメ、のち、晴れ」

■花咲くいろは 第15話 「マメ、のち、晴れ」

脚本:樋口達人 コンテ:入江泰浩 演出:安斎剛文 作画監督:小島明日香

仕事は大変である。・・・そんなことは、誰にだってわかりますよね。言うだけなら誰にでもできます。けれども、本当の大変さというのは実際に働いてみないとわからないものですよね。今回の話で、結名は「働く」ことについてちょっぴり知ることができたのでした。

「好きなことを仕事にするべきだと結名は思いまーす!」・・・この考えは変わっていないんでしょうね。けれども、旅館の仕事についての価値観は変わったのだと思います。自分が労働したことによって、誰かを笑顔にすることができたわけですし、誰かに褒められたわけなのです。旅館の仕事の楽しさに気づいた・・・というよりは、簡単ではあるけれども、「働く」ということについて知ることができたわけですよね。厳しさだったり、楽しさだったり。風呂掃除なんてのは「働く」ことなんて言えないかもしれませんが、それでも結名にとっては大きな一歩だったと思います。

そして、働いたからこそ「旅館で働くのは大変」という言葉にも、それなりの重さが生まれてくるわけで。今回の冒頭で、前回のセリフ「旅館で働くの大変だもん」をわざわざ再び言わせていたのは、働く前と後で「旅館で働くことは大変」という言葉の違いを明確にするためですよね。地味ながら意味のある構成なのでした。

「しないだけだもん。できないわけじゃないもん!」と緒花に対抗しようとしていたのも、緒花と結名は対照的な存在であることを表しているような気がしてしまいました。目の前の壁を一生懸命乗り越えようとする緒花と、大きな夢に向かっていこうとしている結名。対照的ではあるのですが、なんだか立ち位置としては同じな気がするんですよね。。。

そういえば、新OPで結名がホースを握って水撒きをしているのは、今回の風呂掃除シーンと関係しているんですかね?彼女が最初に触れることとなった仕事まわり・・・つまり、許嫁の彼の仕事がホースを使った風呂掃除だったわけで。そこから、彼女における仕事=ホースで水を撒くこと・・・という認識がどこか強くあるんですかね?それが新OPに表れているのだとしたら、なるほどなぁ・・・と勝手に合点いってしまうわけですが(笑)。

まぁ、結名の話ばかりしてきてしまいましたが、何だかんだで緒花の前向きさがあったからこそ・・・なお話なのでした。緒花は走るのが似合ってますね(笑)。

今回もコンテは入江泰浩さん。依頼されたときから、2話連続でコンテをやってもらうことが前提だったとか。


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「電波女と青春男とロフトプラスワン」 レポ&感想

電波女と青春男とロフトプラスワン @新宿ロフトプラスワン


に参加してきました!



前回の電波女イベントとは打って変わって、グダグダかつ濃密なスタッフのみのトーク!前回が声優さんメインでしたが、今回はスタッフのみのトークなので、非常に濃ゆいお話を聞くことができて楽しかったです。


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THE IDOLM@STER アイドルマスター 第1話 「これからが彼女たちのはじまり」

■THE IDOLM@STER アイドルマスター 第1話 「これからが彼女たちのはじまり」

脚本:待田堂子、錦織敦史 絵コンテ・演出:錦織敦史 作画監督:川上哲也、飯塚晴子

アイマスをプレイしたことある身ながら、それほどアイマスに強い思い入れがあるわけでもないのが私です。

そんな自己紹介はさておき、1話は非常に良かったです。文句のつけようがないくらい。ドキュメンタリー風にカメラを回していき、それぞれのキャラを見せていく。「アイドル」など、一般人からはややかけ離れた存在を描く作品だからこそできることですよね。

あえて、P(プロデューサー)には喋らせないという導入も、原作ファンをそれなりに違和感なく入り込ませるためには良い手法だったのではないのでしょうか。そして、ラストでPとなるオリキャラの男をバンッ!と出す。どんな男かと思いきや、これまた誰にでも受け入れられそうないい感じの物腰柔らかそうな好青年。うーむ・・・悔しいけれど、文句のつけようがないPのキャラデザ。このキャラをどう扱っていくかで、ファンの評価も変わってきそうですね。

まぁ、何と言いますか・・・錦織さんのキャラデザが可愛いです!中でも真と響が可愛いです。・・・あっ、完全に個人的な趣味ですが。錦織さんのキャラデザで、DSのキャラも見たいなー・・・なんて思ってみたり(笑)。原画を見る限り、A-1の中では『フラクタル』に参加してた方々が流れてきてる感じですかねぇ。あとは、錦織さんやガイナ繋がりあたりでしょうか?今後、どんな方々が参加されるのか楽しみでなりません。はい。

こんな感じで簡単に感想をば。何度も言うようですが、個人的には文句のつけようがない第1話でした。今後が楽しみですー。


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夏目友人帳 参 第1話 「妖しきものの名」

■夏目友人帳 参 第1話 「妖しきものの名」

脚本:村井さだゆき 絵コンテ:篠原俊哉 演出:大森貴弘 作画監督:田中織枝、山田起生 総作画監督:田晃

変わらないこの作品らしい空気感に、どこかホッとさせられるのでした。同時に、3期から見始める人にも優しいお話の作りになっていましたね。

1期OP・EDでは春・夏を、2期OP・EDでは秋・冬を映像にしていた・・・ような気がするのですが、では3期はどうなるのだろう?と思っていましたが、OPでは雨上がりの晴れた貴志の心情なんてものが描かれていました。気づけば、彼の周りには多くの人や多くの妖怪がいるんですよね。屋根の上にいる貴志を見てあたふたする塔子さんのカットがすごく良かった!季節的には春~夏あたりって考えるのがいいのでしょうか(無理矢理)?

で、EDは夏の花火。線香花火というのがこの作品らしい気がします(笑)。お馴染み、岸田隆宏さんの一人原画。

個人的に3期で注目していきたいのは、貴志とその家族の関係性なんですよね。1期・2期と2クール分放送されてきていますが、この家族の関係というのは、あまり変化していないような気がするのです。今回の塔子さんとの会話でも顕著に示されていましたが、家族の前ではとにかく他人行儀。2期の「仮家」のような話もありましたが、貴志自身はいつまでも遠慮してしまっているような。迷惑をかけまいと思っているわけなのですが、いつまでも壁を作られている(ように思ってしまう)塔子さんたちも気の毒だよなぁ・・・と思ってしまうのです。この第3期では、そんな関係が良くなることを願いたいものであります。


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2011年夏期新番アニメなどの感想 その1

簡単に、新番やらの感想を。
書きたいことだけ書くので、読みたい人だけ読んでくださいな・・・みたいなスタイルで。


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花咲くいろは 第14話 「これが私の生きる道」

■花咲くいろは 第14話 「これが私の生きる道」

脚本:樋口達人 コンテ:入江泰浩 演出:羽生尚靖 作画監督:大塚あきら、小川エリ、落合瞳

今回から新オープニング。これがとにかく走る走る!この疾走感が気持ちいい!走る緒花は、8話で走り出した彼女をそのまま表現したようなオープニングなわけなのですが、一体どこを目指して、どこへ向かおうとしているのでしょうか・・・。

で、このオープニングで気になるのが、緒花が電車に乗っている部分なんですよね。この電車、第1話で東京から湯乃鷺駅へ向かう緒花が乗っている電車と、進行方向が逆に描かれているのです。第1話では、画面で右から左へと電車が走っていたわけですが、この新オープニングでは電車の進行方向が左から右になっているんですよね。つまり、東京へと帰る緒花を描いているのでは?と推測できるのです。そして、電車の中で3人で高校へ向かうために走っていた思い出が横切る・・・みたいな。それが、この作品の結末を示しているような気がしてならないわけなのです。喜翆荘で働くことを止め、緒花は東京へと戻っていく・・・なんて結末が。

そこには、しっかりと新オープニングにも登場している孝一が関わっているんでしょうね。東京で、緒花とは別の“いつもの”が出来上がっている孝一に、緒花はどう関わっていくのか?緒花にも出来上がっている喜翆荘での“いつもの”を捨ててまで東京へと戻る決意をすることとなった原動力とは?

・・・なんてところまで、あの電車に乗っている緒花のカットから色々と考えることができてしまうのです(笑)。そんな新オープニングが、自分は大好きなのですよ。どうして走るオープニングに、あそこまで惹かれてしまうのでしょうか・・・。

さて、2クール目に突入した本編については、いよいよ結名にスポットライトが当てられることに。喜翆荘の3人が旅館に関わることを夢に持っている(?)中、彼女はそれが夢ではない・・・と言い切ります。それでは、彼女の夢とは?どこか掴みづらいキャラではあるので、彼女の考えもなんだかわからないことだらけであります(笑)。

「いくらお金をもらえても、やりたくないことじゃ続かない」と言っていた結名の言葉はまさにその通りだと思・・・ってた時期が私にもありました。けど、これって働いてないから言えることなんですよね。実際に、自分のやりたいことを仕事にできている人ってどれくらいいるのでしょうか・・・?そういう意味では、結名が現実を知る機会・・・なんてのが今後訪れてもおかしくはない気がするんですよね。それでも、彼女は彼女らしく夢を追ってほしいと思いますが。それが結名というキャラらしいような気がしますし。

この結名をきっかけに、今度はそれぞれが「夢」について考え始めるのかもしれませんね。2クール目はそんなお話に?

今回のコンテは「鋼の錬金術師 FULLMETAL ALCHEMIST」の監督をされていた入江泰浩さん。旭プロダクショングロス。


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劇場版 『鋼の錬金術師 嘆きの丘(ミロス)の聖なる星』 感想

■劇場版 『鋼の錬金術師 嘆きの丘(ミロス)の聖なる星』 感想



本日が公開初日!ということで、 『鋼の錬金術師 嘆きの丘(ミロス)の聖なる星』 を観てきました。

自分の少ない語彙で感想を述べるとするならば・・・・・とにかくすごい。全編通して、すごい映像を見せられた感じなのでした。観終わった後の満足感ときたら、もうね。

で、やっぱり目を惹くのは、あの素晴らしい映像なんですよね。テレビ版のハガレンほどガッチリと修正をキメてるわけではなさそう・・・かな?けれども、どこかアニメらしいケレン味を感じる映像の中にひとつひとつの動作への丁寧さも同時に兼ね備えているという素晴らしいものでした。とにかくあのキャラの生き生きとした動きに惹きつけられてしまうのでした。

語弊があるかもしれませんが、見ていて思ったのは「とにかく走るなー」と(笑)。なんか、よく走ってたんですよね。走りから次の動作へ移る・・・というのが多かったのでしょうか?何かの動作の合間合間に走りを入れてるとか。それによって、全体的にスピーディー感じ、映像の「勢い」みたいなものを感じました。そこに、谷の上と下の国をメインに据えているため、「高低差」なんてのもひとつの注目点なのかと思いました。高低差を大いに活かしたシーンなんてのもありましたしね。

原画には物凄い面々が参加。・・・有名な方ばかりなので割愛しますが。その中でも、 『鋼の錬金術師 FULLMETAL ALCHEMIST』 でも大活躍だった亀田祥倫さんによる、ちょっと挿入される筆ペンでの画からのアクションはやはり強烈でした。かっこいい。今作ではテロ的には原画頭なのでした(笑)。

あと、吉成鋼さんや沓名健一さんや山下清悟さんが、原画だけでなく動画までも担当していたと思うのですが・・・パンフのテロには載っておらず。エンディングのクレジットには名前があったような気がするんですけどねぇ・・・(笑)。どういうこっちゃ!もう一度観て、確認しなければ。そういえば、吉成さんは 『劇場版 鋼の錬金術師 シャンバラを征く者』 でも原画・動画を担当しており、それのみならず仕上げ・撮影協力までやってしまうような力の入れ具合だったのを思い出しました。

で、ストーリーに関してもなかなか面白かったのです。本編よりも劇場版らしいファンタジーさをより感じたわけなのですが、『鋼の錬金術師』 という作品のファンはこの映画のストーリーをどう思うのかな?なんて思ったり。アニメを一通り観た身としては、何となーくしこりがあったものの、良く出来てるなぁ・・・なんて思ってしまったわけですが。そこら辺は、熱心なハガレンファンの方の話も聞いてみたいものです。・・・あっ、あの量の血って人間から出るもんなんですかねぇ(笑)?

とにかく、「劇場版アニメ」をお腹いっぱい見せてもらったのでした。よくよく考えれば、監督の村田和也さんも、キャラデザ・総作監の小西賢一さんも、ジブリ出身なんですよね。そういう意味では、テレビシリーズのやや延長線上にあるクオリティ・・・といった具合のアニメ映画が増える中、「劇場アニメ」としての魅せ方をそれなりに心得ているのかもしれませんね。そこに、演出を夏目真悟さんが、アニメーションディレクターを押山清高さんが担当。この二人の力で、劇場アニメの枠からさらに広がってき、その結果が、このフィルムなんだと思いました。

素晴らしい作品でした。また観たい!


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電波女と青春男 第11話&第12話

■電波女と青春男 第11話&第12話

第11話 「今年の夏はバスケと超能力と布団と天体観測と祭りと野球と女々たんと」
脚本:綾奈ゆにこ 絵コンテ:そえたかずひろ 演出:小俣真一 作画監督:田畑昭、服部憲知、矢向宏志、高橋賢、佐藤依織子

第12話 「秒速0.00000000198センチメートル」
脚本:綾奈ゆにこ 絵コンテ:笹木信作 演出:宮本幸裕 作画監督:村山公輔、高野晃久、湖月一也、谷川亮介、松本元気


おやっ?これで終わり?・・・というラスト。まぁ、ご存知の通り、元は13話構成の予定だったそうなので、それなりにきちんとした一区切りはそちらでしているのかもしれません。まぁ、今回が区切りでも悪くはないですけどね。主人公の超能力・・・という名の頑張りが見れたわけですし。

結局、星宮社の存在については明かされなかったのですが、彼女は本当に何者なんでしょう?前回の水が降ってきた件に関しては説明がついてないですし。とはいえ、彼女が説く人間における超能力とは「人間だからこそできる成長・頑張り」の類だと思うんですよね。人間にとってはちょっと一歩踏み出せばできること。けれども、それは他の星の人間からすれば不思議なのかもしれません。人間にとって当たり前のことが宇宙人にとって当たり前とは限らないわけで。逆もまた然り。我々の日常はちょっぴりの成長と頑張りという名の超能力で溢れかえっていると言ってもいいのかもしれません。そう考えると、なんだか得した気分になりませんか?

そんなわけで、最後は主人公が頑張りを見せるお話。サッカーでの経験で、自分は決して誰かに頼られるようなメインの存在にはなれない・・・と真は悟っていたわけなんですかね。だからこそ、彼は「青春男」となったのかもしれません。青春を謳歌する、物語の主人公のような・・・そんな青春に憧れたからこそ。まわりの女の子と、抱いていた無力感と、最後に起こした奇跡と。まさしく真は主人公をやっていて、青春を謳歌していたのですよ!

そんな真を見て、エリオは「イトコ、キラキラしてる。いいなぁ・・・」なんて言っていたり。たぶん、真はエリオを羨ましがっていたと思うんですよね。好きなように生きている彼女を。逆に、エリオも真に羨望の眼差しを向けていたのかと。全うな人間的な意味で。・・・結局、人間は自分に無い何かを求めてしまうんですよね。それを求めようと努力するとき、人間の超能力というのは発揮されるのかもしれません。・・・超能力というものがよくわからなくなってしまいましたが(笑)。

それにしても、「娘の名づけで妻と争ったとき・・・」と言いつつ、前川さんの名前を明かさないところが何ともニクイですね(笑)。

11話&12話と書いておきながら12話の感想しか書いてないって?そんな細かいことは気にしない!13話がどんな話になっているのか、今から楽しみです。


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