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趣味の変化もクソもなくて、アニメ関連のことだけを書いてるブログになっていましたとさ…

2010年秋期アニメ感想 【とある魔術の禁書目録II 4話/FORTUNE ARTERIAL 赤い約束 4話/パンティ&ストッキングwithガーターベルト 5話/えむえむっ! 5話/バクマン。 5話/STAR DRIVER 輝きのタクト 5話・・・など】

■とある魔術の禁書目録II 第4話「魔滅の声(シェオールフィア)」
脚本:赤星政尚 絵コンテ:十文字糾 演出:則座誠 作画監督:門智昭 エフェクト作画監督:柳隆太

素で「ぎゃあああああ」と言ってしまったではないか・・・。これだから狂信者というのは恐ろしいものですよね。万年筆で耳を刺す以外に耳をふさぐ選択肢はなかったのか・・・と小一時間考えてしまいました。でも、治癒魔術みたいなものがあるんですよね・・・きっと。それにしても、耳が使えないとうまく連携やらが取れなくなってしまいそうな気がするんですが・・・。上条さん登場後、続々と現地に味方が登場してきたのには何故だから笑いが・・・。これが上条勢力というものなのでしょうか。インデックスの活躍に期待していたのですが、活躍していたわりには地味な感じでもうちょっと切なかったです。作画は相変わらず低調気味なのが否めないので頑張ってもらいたいところ。動かしてるなー、と思っても違和感あったりしますからね。五和が武器を振り回すところとか、なにあの動きぃ・・・みたいな感じで。


■FORTUNE ARTERIAL 赤い約束 第4話「新入り」
脚本:山田靖智 絵コンテ:山本天志 演出:徐恵眞 作画監督:山内則康、筆坂明規

うーん。なんとなく淡々とこなしてるだけで微妙ですね(笑)。特に山場とか見せ場もなく、淡々とイベントをこなしていくだけ。エロゲ的にはアリかと思いますが、アニメ的にはあまり映えないのでうむむ・・・となってしまいました。まぁ嵐の前の静けさ・・・みたいな受け取り方でいいんでしょうか?主人公がいかにこれまでと変わろうとして生きているのか、というのは十分に伝わってきますが、それがあまりにも素直にうまくいきすぎていてなにか違和感を感じてしまったり。「変化」を描いたのは十分伝わってきましたが、それだけでストーリーはイマイチ盛り上がらなかったのがやや残念であります。あっ、アイキャッチは石原恵さんが描いてるらしいです。


■咎狗の血 第4話 「休刑/ease」
脚本:菅原雪絵 絵コンテ・演出:佐野隆史 作画監督:高橋敦子、蘇武裕子

DVDの発売が三ヶ月延期したわけですが、予想外なことに喜ぶ声の方が多いんですね。まぁ元から買おうと思っていた人にとっては、よりクオリティが良いものを提供してもらった方が嬉しいに決まっていますが、売る側としてはテレビ放送が終了し、話題がほとんどなくなってしまってから発売するようにしたのはなかなか冒険だと思うんですがね。こういうことができるのも腐女子層の強みなのでしょうか?(ある程度の固定客を目算できている?)売上的にどうなるのか気になるところではあります。4話は、高岡さんが作監補についたりしていますが、相変わらず低調でした・・・。ここまでくると、DVDでどこまで修正祭りになるのかも楽しみだったりします(笑)。あっ、今回はメインキャラで人気がある?っぽいシキが登場。


■パンティ&ストッキングwithガーターベルト 第5話 「ハナムプトラ/ヴォミッティング・ポイント」
シナリオ:今石洋之、板垣伸 絵コンテ・演出:板垣伸 作画監督:本村晃一
シナリオ:瀬古浩司 絵コンテ・演出:小林治 作画監督:向田隆


Aパートは板垣伸さんで、Bパートは小林治さんというメンツ的にも非常に濃い回でした。Aパートはいつもどおりはっちゃけてる回。今回は鼻くそときましたか・・・。いや、鼻セックスとか下品で笑ってしまったんですけどね(笑)。どう考えても壊れてる回なんだけれども、これまでの話も十分壊れてたし、なおかつ今回はBパートが印象的すぎたので、ちょっと普通に思えてしまったAパートでした。そしてBパート。まぁ個人的に嫌いではないですけれども、これをパンストというアニメでやるべきかどうかと聞かれると何とも言いようがありません。毎回、色々な意味で新しいものや斬新なものを提供している作品なわけですが、ここまでクリエイターの個性が浮き彫りになってしまっているお話というのはどうなんでしょうね・・・。何度も言うようですが、個人的には嫌いではないですよ。これはこれで楽しめましたし。一応、リンクしてる部分もありましたしね。作画も向田さんと小林治さんらしさが出ていて日常的な芝居でも見所が多かったですし。


■えむえむっ! 第5話 「天才少女の暴走パニック」
脚本:丸川直子 絵コンテ:こでらかつゆき 演出:橋口洋介 作画監督:清水勝祐

前回の鬱憤を晴らすかのようにお馬鹿な・・・いや、お変態なお話でした。今回に関して言えば、真面目に見たら負けな気がしますね。まぁ一応はストーリーというものがあったわけですが、どうせならもっともっとストーリー的にも作画的にもはっちゃけてくれても良かったのになーと思ったりもしましたが、まぁ概ね満足です。面白かったので。何が良いって、美緒様が完全に蚊帳の外な感じがいいですよね。いつも裏に手を回したり、ピンチで駆けつけるとかいう印象があったので、今回は何が何だかわからずに・・・というある意味客観的な視点だったのが面白かったです。もしかしたら美緒様が一番まともなんじゃないのか・・・?と思ってしまうくらいに。オープニングはちょっと仕様変更。竹達さんと早見さんが二人で歌う「Heaven side」に変わり、映像もやや新規カットが加えられていました。新キャラ登場と、前回の件で美緒様の心境の変化がちょっと変化したからでしょうか?


■バクマン。 第5話 「夏とネーム」
脚本:綾奈ゆにこ 絵コンテ:三浦辰夫 演出:廣川集一 作画監督:小谷杏子

あれで告白されたと勘違いしてしまう香耶が顔に似合わず(というのは失礼かw)ウブで可愛らしかったです。けれども、あの言葉で勘違いはしないだろう?と(笑)。まぁ好きだった相手にああいうことを言われたんだから嬉しくなるのは仕方ないことではありますが。・・・思春期の恋愛というのは大人になった私たちではなかなか理解しがたいものがあるんでしょうね。そんな感じで、恋愛要素をしっかり絡めてきているのが個人的には好きだったりします。周波数ね周波数。マンガが一つできあがるまでの過程を1話に詰め込んだのは、ここまでゆっくり進めてきただけにちょっと驚きもしましたかね。けれど、篭ってマンガを描いてるだけだからあまりドラマ性があるわけでもないので、あれくらいで一気に進めちゃった方がいいんですかね・・・。とりあえず、次回はいよいよ原稿持ち込みで、彼らの夢へ一歩近づくことができるのか?・・・って、予告で既に担当がどんな人物なのかを気にしていて笑ってしまった。


■STAR DRIVER 輝きのタクト 第5話「マンドラゴラの花言葉」
脚本:榎戸洋司 絵コンテ:福田道生 演出:清水久敏 作画監督:斉藤英子 メカ作画監督:阿部慎吾

なんという結末・・・。こんな予想の斜め上をいく結末を日曜日の17時にやってしまうなんてさすがだと思いました。保健の先生的には良い結末だったので、それで良いのです!・・・まぁ2戦連続でガッツリと戦闘が見れなかったのはやや消化不良ではありますが。もうちょっと1カットでガッツリとロボットアクションが見れると個人的には嬉しいです。カット割りすぎるとなんとなく誤魔化されている気がしてきてしまうので。ま、贅沢ってものですかねぇ・・・。というか、新井淳さんの濃いBL影の作画をスターソードのバンクに使うってどうなんでしょうか(笑)。あの作画は好きですけど、バンクで使うと浮きまくってるような・・・。まぁ、なんだかんだ言いつつも面白かったからいいんですけどね(笑)。個人邸には細かい部分まで考察していくつもりはありませんし。勢い良く突っ走ってくれて楽しませてくれたらそれでいいかなー、と。伏線があった気がしないでもないですが・・・。次回はいよいよストーリーも動き始めるようなので、楽しみにしたいと思います。


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['10秋期終了アニメ]アニメ感想まとめ | コメント:0 | トラックバック:27 |

2010年秋期アニメ感想 【もっとTo LOVEる -とらぶる- 4話/神のみぞ知るセカイ 4話/探偵オペラ ミルキィホームズ 4話/海月姫 2話/アマガミSS 17話/それでも町は廻っている 4話・・・など】

■もっとTo LOVEる -とらぶる- 第4話 「ヤミヤミファッション/ワンダフル・ラブ♡/ツインズ☆エスケイプ」
脚本:木村暢 絵コンテ・演出:うえだしげる 作画監督:沓澤洋子(Aパート)、竹森由加(Bパート)、上野悟穫(Cパート)

相変わらずの安定感。Bパートはララと春菜が入れ替わることによって役者さんも演技を変えていましたが、どちらも違和感なく聞けて、いつものことながら声優さんというのは凄いなぁ・・・と思う次第であります。まぁ矢作さんのあの高めのキャッキャした声が好きなのもあるんですがね(笑)。非常に安定している作品なわけですが、どうやら制作も非常に順調のようで既に最終話もほぼ完成しているらしく、今後もこのクオリティを維持したまま最終話まで安心して見続けることができそうです。


■そらのおとしものf(フォルテ) 第4話 「死闘!零下1.4度の温泉(カッセン)」
脚本:柿原優子 絵コンテ:斎藤久 演出:井硲清高 作画監督:近藤優次、松本朋之

会長の人間離れした能力は伏線っぽそうですね。というかシリアスな雰囲気であんな超人的な話をされて、そこはギャグで見ろよ!という方が無理がある気がします。智樹の夢、そしてシナプスと何か関係があるのでしょうか。今回の話はなんとなく今回は原作の違う話と話を無理矢理くっつけた感じのチグハグさがあった気がします。まぁ伏線が仕込まれてた回な感じですし、ちょっと無理矢理な繋ぎも仕方ない感じですかね。雪だるまに埋まってるギャグ展開→シリアス展開による智樹のイケメン化というのも違和感があってどうかと思いましたし。まぁ、むしろよくこう繋げたな!という気もしますが(笑)。雪合戦・・・というよりは一つの戦争のようなものを描いていて、その点はなかなか面白かったです。


■神のみぞ知るセカイ 第4話 「今そこにある聖戦」
脚本:橋龍也 絵コンテ:高柳滋仁 演出:斉藤啓也 作画監督:杉本幸子

バグゲー攻略。今回はゲームを攻略するわけですが、それをリアルに感じさせる描写は目を引くものがありましたね。省力であるとはいえ、全く同じシーンを同じように見せられるというのは、本当に同じことを繰り返しているようでその恐怖がそのままダイレクトに伝わってきました。高橋龍也さんが脚本を担当していましたが、ゲームのシナリオライターだっただけに何となく納得。高柳監督のコンテ回で「で」などの文字を挿入した場面転換が多く見られたり。やっぱり特徴的ですよね。ゲーム内の機械的なイメージと比べて現実の方はこういった文字の演出によって多少軟らかい印象を抱くことができます。今回のエンディングは酒井伸和×天門というminoriプロデュースによる特別バージョン!桜井智さんの歌声も久しぶりに聴いた気がするなぁ・・・。


■探偵オペラ ミルキィホームズ 第4話 「バリツの秘密」
脚本:ふでやすかずゆき 絵コンテ・演出:新保昌登 作画監督:日高真由美

なんだこの「ギャグ詰め込みました!」と言わんとばかりの濃密さ・・・!もはや頭がおかしいとしかいいようがないじゃないか(笑)。ほとんどがツッコミ不在のために、「画面の向こうの君たちがツッコんでくれよ!」と言っているようなネタの応酬。どこかニコニコでのウケを意識したかのようなネタの詰め込みよう。ボケっぱなし。・・・まぁ嫌いじゃないですけどね(笑)。もの凄い勢いで飛ばしてきた中での、滑り台を降りながら「空気嫁」の一言。あのシーンでの何とも言えない空気感が個人的には非常にツボでした。「急」だけじゃなくて「緩」もしっかり挿入してくれていてホッとしたのです(笑)。かの里見哲朗が3話以降もマジキチだと話すこの「ミルキィホームズ」。この後も一体どんなお話が待っているのでしょうか・・・。今回はストーリーなんてなかったんだぜ!でもいいと思います。これでも面白かったですもの・・・。


■海月姫 第2話 「スキヤキ・ウエスタン・マツサカ」
脚本:花田一輝 絵コンテ・演出:寺東克己 作画監督:薮野浩二

面白い!面白いよ!この作品はなぜここまで私の心を掴んで離さないのでしょうか。どこか共感できる部分があってニヤリとしてしまうから?花澤さんの演技が妙にハマっててニヤリとしてしまうから?やや過剰にオタクが描かれているけれども、むしろそこが面白くてニヤリとしてしまうから?・・・まぁそんなところなんでしょうか(笑)。いや、言葉では何とも言い表せない魅力が詰まっている作品なのです!こういうブログをやっている人間としてそれを説明できないというのは問題がありますが・・・まぁ仕方ないのです!しかしながら、特に花澤さんと月海というキャラが2話にして急にマッチしているように見えてきて、何とも言えない不思議な気分でした。いいですねぇ・・・花澤さんのちょっと掠れた声の入っている内気なオタクっぽい演技が。そこに細かいところにこだわりを感じるキャラの仕草や表情も相まって、月海というキャラがなんとも素敵なオタクになっているのです。月海があれやこれやと振り回されて走り回るような話だった気がするのですが、そんな月海の魅力が非常に詰め込まれていた2話だった気がします。内気でオタクだけれど見ていて魅力がある・・・というのも不思議なものですね。


■アマガミSS 第17話 「オモイデ」
脚本:待田堂子 絵コンテ・演出:小林智樹 作画監督:北島信幸、清水貴子

梨穂子編突入。今回は梨穂子が純一に恋をしているためか、梨穂子視点が中心だったり。女の子視点を中心に描かれているというのはこの作品ではなかったのでなかなか面白いですね。なんとなく純一の対応もこれまでとは違っていますしなんだか新鮮です。これまでとは一味違った「アマガミSS」が見れるかも?


■それでも町は廻っている 第4話 「呪いの方程式」
脚本:高山カツヒコ 絵コンテ・演出:森義博 作画監督:大森英敏

モリアーキー回。彼の前に現れた第二の天敵・嵐山歩鳥の存在と、過去に天敵であった教師の存在がどこか一致しているのだとか。歩鳥は恋をしているというのに、その相手に天敵扱いされるとは何とも皮肉なものであります。タッツンが広章に恋をしており、広章は歩鳥に恋をしている。そしてその歩鳥はモリアーキーに好意を抱いているけれどもモリアーキーは天敵と見なしている…という部分で打ち止め。なんと皆が報われない連鎖が起きているのでしょう。モリアーキーが提示した恋の方程式というのは、まぁ教師の鏡なんて言わんとばかりの回答・・・いや、解答なわけですが、方程式で答えるあたりがどこかズレていますよね。そして天敵を前にしていて頭がちょっとおかしくなったのか、Bパートでは椅子がガコッって下がる罠に引っ掛けようとする非常にしょっぱい嫌がらせに転じます。いや、基本的に理論武装している人間なせいか、やっぱりどこか頭のネジがおかしい部分があるんでしょうね。椅子の33%を目の前にしたときの思考回路やリアクションがいい感じにおかしい人で笑ってしまいました。今回はどこかちょっと捻ってような話で、前回の絵画の話といいこういう方向性の話は非常にツボに入りました。こういう話が多いのであれば今後が楽しみでなりません。じわじわと回を追うごとに面白くなってきました!今回は4話目にして初の単独作監でパストラルグロス回。


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2010年秋期アニメ感想 【俺の妹がこんなに可愛いわけがない 4話/百花繚乱 サムライガールズ 4話/荒川アンダー ザ ブリッジ×ブリッジ 4話/ヨスガノソラ 4話/おとめ妖怪 ざくろ 4話/侵略!イカ娘 4話】

■俺の妹がこんなに可愛いわけがない 第4話 「俺の妹が夏コミとか行くわけがない」
脚本:倉田英之 絵コンテ・演出:吉村愛 作画監督:飯飼一幸、永田正美、沈宏

近年、数多の作品でコミケの様子が描かれるようになってきていますが、果たしてどの作品がコミケの様子を一番忠実に描いているのでしょうか?夏コミの場合、暑い・むさ苦しい・人多い・動きづらい・・・という見たら絶対にコミケに行きたくなくなるような描写がしてないとダメですよね。・・・なんーてどうでもいいことを考えながらコミケのシーンを見ていましたが、コミケに行ったことない人はどう感じたのでしょうか。何故だか説明できませんが、今回もなかなか面白かったです。今相変わらず桐乃はウザイですけれども、だからこそ兄貴である主人公やそれを取り巻く人々の人の良さが際立つってもんですよね。そしてウザければウザいほど、そうでなくなった(素直になった)ときのインパクトが大きい・・・と。生理的に無理!という人でなければ、「ウザイから嫌」というのではなく、桐乃にしっかりと向きあってもらいたいものであります。そんな私はやっぱり麻奈美が一番好きですがね!友人バレで今回は引きでしたが、桐乃に対しては理解がありそうなあやせだったので、彼女自体はそれほど気にしなさそうですよね。どちらかというと桐乃の方が勝手に自分を追い詰めてしまいそうな気がしますが・・・。


■荒川アンダー ザ ブリッジ×ブリッジ 第4話 「4 BRIDGE×2」
脚本:赤尾でこ 絵コンテ:板村智幸 演出:遠藤晋 作画監督:片山みゆき

映画撮影のカオス回と肝試し回の2本立て。こんな言い方をするのも何ですが、今回はこのアニメで久しぶりに大笑いした気がします。いや、決して普段が詰まらないと言っているわけではなくて、あんまり大笑いするような笑いがある作品ではないと思うんですよね。どちらかというとクスッとしてしまうような笑いがある作品だと思っているので。そんな中でもAパートの映画回はカオスな面々によるカオスな演技で非常に面白かったのです。Bパートは、皆が仮装している中で一人だけ河童の余裕を見せつけていた村長のシーンが妙にツボに入ってしまい、これまた大笑いしてしまいました。皆が普段と違う姿を見せている中で、村長だけが普段と変わらず・・・いや、むしろ“普段通り”をいつも以上に意識した言動が面白かったのです。そういえば、オープニングはリテイクがなされて5話から完全版になるそうですよ。どこがどう変わっているのか楽しみです。


■百花繚乱 サムライガールズ 第4話 「ねえ忠してよ?」
脚本:金月龍之介、門田祐一 絵コンテ:斉藤哲人 演出:藤本義孝 作画監督:Eum Ik-Hyun、Sin Je-Ik

まさか、誰とキスしてもマスターサムライになってしまうとは思わなんだ(笑)。さすがはハーレム主人公・・・節操無いでござるよ。ただ、幸村がキスしてマスターサムライになった後に宗明の拘束はなかったことを考えると、やはり性格まで改変されてしまう十兵衛とのキスは特別なものなんでしょうね。ここから宗明が数多の女性から引っ張りだこにされる展開が待っているのかと思うと。不憫であると同時に羨ましくもなりますネッ!千姫が宗明の唇を狙う回はいつ来るのでしょうか?アバンの仮面のやりとりみたいなのは面白いですよね。あのシーンでの掛け合いの面白さをなんと説明したらいいのかわかりませんが。とりあえず・・・股間的な意味でもDVD・BD版の解禁に期待。次回は新キャラ登場?


■ヨスガノソラ 第4話 「ハルカズハート」
シナリオ:秋月ひろ 絵コンテ:高橋丈夫 演出:ふじいたかふみ 作画監督:小菅洋、川島勝

これこそがワンランク上のアニメチャンネルAT-X!・・・とは言っても、さすがに規制が入ってしまいました(笑)。ここまでするのなら、もうDVD/BDを18禁にしてでもいいから完全版を出すべきですよね。さて本編はというと、エロゲとして考えると展開が早くて非常に薄っぺらい話になってしまっているんですが、それを補ってしまうほどの演出力がある気がします。アニメだからこその魅力とでもいいましょうか。あの雰囲気とそれを際立たせる音楽と・・・。尺の関係もあってか、ストーリーだけ見ればそれほど大したことない話なんですけれどもね。それをカバーしてしまう雰囲気作りに1本取られた気がします。次回からはセーブした選択肢?からロードで別ルートへ突入。Cパートはエロが無くても普通に面白い気がするんだぜ!


■おとめ妖怪 ざくろ 第4話 「きょり、怖々と」
脚本:森田眞由美 絵コンテ:大原実、わたなべひろし 演出:徳本善信 作画監督:山田真、山克之

切ない話ではあるものの、どこか和の様式美すら感じさせる二人の恋愛は、見ていて「いいなぁ・・・」と素直に思わせられて素敵です。ラストにタオルを渡しているシーンは、それぞれのペアの様子というものがそのまま反映されていて面白いですよね。ざくろが投げたタオルをなんとかキャッチする景・・・というのをそのまま彼女たちの関係と置き換えるとなんとなくニヤリとしてしまいます。安心して見ていられる薄蛍と利剱の関係、対照的ではあるものの恋愛としては見所が多いざくろと景の関係、そして雪洞・鬼灯と丸竜は・・・?というわけで次回は双子と丸竜のコンビのお話?


■侵略!イカ娘 第4話 「買わなイカ?/乗りこまなイカ?/ニセモノじゃなイカ?」
脚本:横手美智子 絵コンテ・演出:筑紫大介 作画監督:橋本和紀(A・Cパート)、西村理恵(Bパート)

Aパートのオチから軽く狂気さを感じるんだぜ・・・。ニセモノが登場することによってイカちゃんの存在意義というものがちょこっと確かにされることとなったのがCパートのお話。Bパートではついに相沢家に入ることにも成功したわけですし、少しずつ彼女が馴染んでいってるのが目に見えてわかるのが面白いですよね。そしてついに(偽物と比べたらどっちかっていうと)イカちゃんが必要である!という結論に至るという。見事にじわじわと心へ侵略しつつあります。いや、侵略というよりは彼女が“家族”のような存在になってきているということですかね。・・・という話はまぁどうでもいいとして、イカちゃんが可愛いのです。以上。


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['10秋期終了アニメ]アニメ感想まとめ | コメント:2 | トラックバック:41 |

2010年秋期アニメ感想 【とある魔術の禁書目録II 3話/FORTUNE ARTERIAL 赤い約束 3話/パンティ&ストッキングwithガーターベルト 4話/えむえむっ! 4話/バクマン。 4話/STAR DRIVER 輝きのタクト 4話・・・など】

■とある魔術の禁書目録II 第3話 「天草式」
脚本:赤星政尚 絵コンテ:神谷智大 演出:神谷智大、神保昌登 作画監督:宮田奈保美、柴田志朗、さのえり、中本尚 エフェクト作画監督:柳隆太

当麻の目的はオルソラを助け出すこと。ただ、それ以上の優先事項は死なせないこと?彼の意志は変化せずに貫き通している。だからこそ目的のためには敵とする相手が変わったり増えたりするわけですかね。今回の話は、味方だと思っていたけれど、詳しいことを聞いてみたら自分の最優先事項に反していたから、味方だと思っていた組織を敵に回したんだぜ!といった感じでしょうか。ちょっとインデックスさんが活躍したのが嬉しかったり。次回はもっと活躍が拝めるのでしょうか?作画はパワーダウン気味でスケジュールの苦しさが画面を通して伝わってくるようなのですが、果たして。。。


■FORTUNE ARTERIAL 赤い約束 第3話 「千年泉」
シナリオ:大知慶一郎 絵コンテ:新田靖成 演出:高林久弥 作画監督:藤原未来夫

これまた会長の悪巧みか?吸血鬼のことが明かされ、主人公は晴れて?生徒会入りすることに。会長が主人公に吸血鬼のことを明かし、主人公にどうするかを選ばせたシーンでは「ここは意志あるものだけが輝ける舞台」などと根本的な生き方を否定するなどという勝手極まりないことを言っていたわけなのですが、そもそも主人公が吸血鬼について明かされた・・・ということは選ばれたということでもあり、その選ばれたことに何らかの意味があるんでしょうね。「期待している」なんてことも言っていましたし。そして主人公は傍観者でいることを止めた・・・と。結局は会長の手のひらの上であるという感じは否めませんが、まぁ意味があるのでしょう。ファンタジーな要素も濃くなってきてなかなか面白くなってきた気がします。傍観者であった主人公がどう変わっていくのか・・・という部分に注目でしょうか。


■咎狗の血 第3話 「狂争/igra」
脚本:渡邊大輔 絵コンテ:大花祷里 演出:林ヒロシ 作画監督:小林利充

さぁ盛り上がって参りました!(股間的な意味で)
やっとBLゲーらしい描写があって、なんとなく嬉しくなってしまった自分が悔しいです。ひとまず今回でやっと詳しいルール説明がなされました。なるほど、トランプのタグでポーカーをやっているわけですか。・・・基本的には閉鎖的で一部の人間しか描かれていないので、あまりこのゲームの恐怖さが伝わってこないんですよね。常に誰かから襲われるのかもしれない緊張感が・・・というゲームではないんですかね。荒廃していて殺風景なのが原因なのでしょうか。なんとなく「ただ人が少ない空間」としか感じないんですよね。そこがちょっと残念ですかね。話数を追うごとに作画は良くなっていっている気がしますが・・・本当に良くなってきている気がしますし、ただ目が慣れてきているだけな気もしますし・・・(笑)。


■パンティ&ストッキングwithガーターベルト 第4話 「ダイエット・シンドローム/ハイスクール・ヌーディカル」
シナリオ:大塚雅彦 絵コンテ:小松田大全 演出:富田浩章 作画監督:本村晃一
シナリオ:若林広海 絵コンテ・作画監督:益山亮司 演出:友田政晴


Aパートは何だか見たことあるもののオマージュが・・・。BGMもわざわざ似たものを作っていて笑ってしまいました。この話はあまり下品さを感じず、要所々々がツボに入ってしまうような純粋に笑えるお話でした。いや、普段の話も純粋に(下品で)笑えるんですけどね(笑)。それにしても、ストッキングの魅力が詰まっていましたね。可愛い!Bパートはパンツが降ってくる話。そらおとのパンツが渡り鳥だとしたら、パンストのパンツは舞い散る雪である!パンティの乳首が見えるシーンがあった気がするけど気のせいですよね。バカな作品ではあるんですけれども、注意してみると画面の節々にこだわりを感じるのがこのパンストという作品なんですよね。単純に見える動作も、よく見るとけっこう凝っているのです。まぁそれはこの作品だけに言えることではないんですけどね。とは言え、単なるお下品アニメで終わらせてしまうのが勿体無い気がしてなりません。


■えむえむっ! 第4話 「そんなこんなでカップルバカップル」
脚本:小鹿りえ 絵コンテ・演出:孫承希 作画監督:滝山真哲

話はよく出来ている?というかそれなりに上手い構成になってる気がするんですが、どうも見せ方が個人的にはピンとこないようで。お姫様だっこしながら走るあたりの一連のシーンは、あのBGMも相まって違和感ありまくりなんですよね。「なんだこれw」と思ってしまったという。。。嵐子は既に太郎に惚れてるってことでいいんですかね?今回の作監は1話作監も担当していた滝山さん。今回は修正もキマってる印象で普通に巧かったです。エンディングのコンテ・演出・作監も滝山さんですし、今後注目していきたいアニメーターさんの一人ですね。とりあえず、夏制服・私服・ウェディングドレス・・・どの美緒様も可愛かったです。


■バクマン。 第4話 「時と鍵」
脚本:吉田玲子 絵コンテ:島津裕行 演出:城所聖明 作画監督:小谷杏子

「漫画には答えがない」って当たり前のことながらそうだよなァ・・・と妙に納得してしまったり。今回は、進路を含めてこの先のことを考える回。現実的なことを考えているようで、なかなか生き急いでる感が青春っぽいですね(笑)。まぁただ生き急いでるだけではなくて、それを本気で実現させようとしている彼らはさすが主人公!という感じなのですが。そして、ちょいちょいとウブな恋愛模様を挟むのがいいですよね。妙に冷静に見つめてる(ような気がする)彼らがふと恋愛のことになるとテンパってしまって何が何だかわからなくなってしまうという初々しさがたまりません(笑)。けっこうゆったりめに話が進んでいっている気がしますが、シリーズ化も目指している感じなんですかね?ついに作監表記が下谷さん変更。この話数の総作監が下谷さんじゃなかったのか、もしくは単に正式な作監が表記されるようになったのか・・・。


■夢色パティシエールSP プロフェッショナル 第54話 「チャンスロスと廃棄ロス」
脚本:山下憲一 絵コンテ:釘宮洋 演出:太田知章 作画監督:服部憲知、南伸一郎

最後にみんなで協力して上手くいく!という展開は実に夢パティらしい展開で、これまでの鬱々とした雰囲気を吹き飛ばしてくれるような安心感がありました。ただ、テーマはあくまで「プロフェッショナル」なんですよね。ただ美味しいスイーツを作るだけではなく、美味しいスイーツを作って、かつ店の経営も考えていかなければならない、と。「チャンスロスと廃棄ロス」なんてテーマはまさに。大好きなスイーツを作ってるだけじゃ夢なんかは敵わないんだぞ!と言わんとばかりのお話に。子ども向けの空気は薄まってしまっている気がしますが、プロフェッショナルという名前をつけた以上はそういう覚悟があって作っているのでしょう。子どもたちの反応が地味にけっこう気になるのです(笑)。


■STAR DRIVER 輝きのタクト 第4話 「ワコの歌声」
脚本:榎戸洋司 絵コンテ:別所誠人 演出:渕上真 作画監督:垪和等

「何だったんだ、一体・・・?」・・・何だったんでしょうね。。。一応、ロボは登場しましたが、予告の方が動いていたという(笑)。これまでとは一味違う回でした。そんな今回は“恋心”なんてものを描いたお話ですかね。恋心というものがいかに儚く切ないもので、なおかつ危険をはらんでいるのか・・・そんなものが描かれていたのではないのでしょうか。“恋”というものは正にも負のどちらにも強く働くわけで、それがどんな影響を及ぼすのかわからないものですよね。もしも、タクトとワコが恋をすることになったとしたら、その影響は色々な方向で出てくることになるでしょうね・・・なんて考えてみたり。戦闘描写がほとんどなかっただけに、なかなか気になるシーンが多かったですね。まぁ、拾っていきませんが(笑)。今回は、部室で照れてるワコが可愛かったですねぇ。あと、回を追うごとにノリノリになっているサカナちゃんが何故か面白かったです。サカナちゃんはどこまで行くのでしょうか・・・。

今回のグロスはムークソラティアという会社。どこかと思ったら、沖縄にある制作会社のようで。そういえば、文字テロップの演出はなんだかんだで毎回やってる気がしますね。毎回違っていて試行錯誤している気がしますが、正直どれもイマイチかなー・・・なんて(笑)。大事なものは目に見えないんですヨ!余談ではありますが、OPでタクトが海岸を走るシーンの走りが修正されていました。確かに、前まではよく見てみればけっこう不自然に見えていましたからね・・・。


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「『たまゆら』上映イベント ~いつかの大切な日々へ~」 レポ&感想

「たまゆら」上映イベント ~いつかの大切な日々へ~ @東劇


に参加してきました!

なんと言っても、OVA2巻に収録される3・4話がどこよりも先に観ることができる(しかも東劇のスクリーンで)!というわけで東劇まで足を運びました。そして、開演が21:25という、色々な人に優しい開始時間なのです!何だか優しさがあっていいですねぇ。



先に3・4話の上映が行われるようで、今回のトークパートゲストの佐藤順一監督松来未祐さん儀武ゆう子さんは普通に入り口から登場し、真ん中あたりの座席に座っていました。そんなわけで開演。

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2010年秋期アニメ感想 【もっとTo LOVEる -とらぶる- 3話/そらのおとしものf(フォルテ) 3話/神のみぞ知るセカイ 3話/探偵オペラ ミルキィホームズ 3話/アマガミSS 16話】

■もっとTo LOVEる -とらぶる- 第3話 「特恋薬/レンズ越しに見る君は…/愛しの君はシンデレラ」
脚本:大久保智康 絵コンテ・演出:星野真 作画監督:福永純一(Aパート)、児玉亮(Bパート)、島田ひであき(Cパート)

Aパートは唯の話。兄貴が意外と理解ある青年ではないですか!しかし、リトといい兄貴といい、男性は女子の部屋に入るときにはノックくらいするのが常識・・・なんてことは言っちゃいけないんですかね(笑)。Bパートは透けるゴーグルの話。「透けるメガネ」なんてアイテムはけっこうありがちだけれども、ここまでこのアイテムがぴったりな作品ってのもそうないような。ただ、透けるゴーグルのせいで逆に視聴者は見えなくなってしまっているんだぜ!テレビって不思議なものですね・・・。オチ部分のAT-X版に超期待!Cパートは梨子の話。男子から性転換した女子ってなんでこんなに萌えるんでしょうね。どこかにボーイッシュな部分が残っているからでしょうか。・・・あっ、単純に趣味の問題になってますね(笑)。


■そらのおとしものf(フォルテ) 第3話 「煩悩(プライド)ある戦い」
脚本:柿原優子 絵コンテ:古川順康 演出:松澤建一、齋藤昭裕 作画監督:澤田譲治

相撲という名のプロレス回。イケメンってパンツかぶっててもイケメンに見えるから不思議だなァ・・・。プロレスはさておき、ニンフの恋心を描き、それに対するイカロスの気持ちもさり気無く描いたお話ですかね?アストレアは結局何だったのでしょうか。。。


■神のみぞ知るセカイ 第3話 「ドライヴ・マイ・カー/パーティーはそのままに」
脚本:倉田英之 絵コンテ・演出:岡佳広 キャラクター作画監督:北條直明 レイアウト作画監督:小松英司

美生攻略編。キスのタイミングがちょっと早いなぁ・・・と違和感があったものの、尺のことを考えればしかたないですかね。。。彼女の様々な面を演じていた悠木さんの演技が非常に印象的でした。相変わらず幅が広くて素晴らしい。美生というキャラを一人演じているわけですが、お嬢様らしさや年頃の女の子らしさや・・・色々な面を見ることができて、素直に演じ手が凄いなぁ・・・と感心したものです。クサイ台詞を並べて畳み掛ける桂馬が一つの見どころだと思いますが、それ以上に手を握ったときに照れてしまっているまだまだウブなところがいいですよね。クサイ台詞をかっこよく並べてるのとギャップがあって。攻略後は記憶がなくなってしまうものの、好感度はなくならないようで、やっぱり攻略後のヒロインが今後どう絡んでくるのか・・・というのが見てみたいものです。ルート突入する前でもいいのでちょくちょく登場してもらいたいものです(ルート突入後はギャルゲに準拠させて他のヒロインは登場させる必要はないと思いますが)。それにしても、基本的に恥ずかしくなるようなシーンやセリフばかりなわけで、見ているこちらまでニヤニヤしてしまいます。たぶん、この作品を見てる姿を誰かに見られたら「気持ち悪い」と一喝されてしまいそうですね。。。


■探偵オペラ ミルキィホームズ 第3話 「棺桶の恐怖」
脚本:國澤真理子 絵コンテ・演出:湖山禎崇 作画監督:滝本祥子

面白い!面白いぞ!2話でエンジンが一気にかかってきたと思っていましたが、その勢いは3話でも健在でした。とにかくキャラの表情がコロコロと変わって、見ていて非常に楽しいのです!そして、キャラは可愛いのにそのキャラへのスタッフの弄り方がなかなか凄まじい。絵柄は朝向けのアニメではあるんですが、キャラの弄り方はこの時間帯(23時~)でちょうどいい気がします(笑)。それくらいキャラを活き活きと(という名の「自由」に)描いているのです!そして、今回登場した新キャラGenius4。通称G4。彼女たちの存在もまたミルキィのはちゃめちゃ具合に拍車をかけるいい存在になっていますね。今後の絡みがもっともっと楽しみになります。そして、やっぱり怪盗帝国という悪役なのだけれども、あまり敵であるという憎らしさがないのがいいですよね。今回なんかはいつの間にか一緒に協力までしてしまっていますし。トゥエンティの変態具合がこれまた突き抜けてるんだけど、嫌悪感を抱かないギャグさがいい塩梅だったり(笑)。ハチャメチャなテンションで一気に駆け抜けてくれるこの作品が理屈抜きで本当に面白いのです。見てない人は是非!とオススメしたいものであります。


■アマガミSS 第16話 「コクハク」
脚本:木村暢 絵コンテ:島津裕行 演出:奥野耕太 作画監督:清水裕輔、立川聖治

七咲逢編完結へ。前回あたりがかなりぶっ飛んでいましたが、終わってみればなかなかの純愛?を描いていたのではないのでしょうか。もうね。七咲が可愛いからなんでも許せちゃう(笑)!よーし。おじさんPSPのアマガミ買っちゃうぞー!

おでんおでんおでんおでん・・・で深夜に見せられるとなかなかお腹が減る回でした。そして本編終了後にはセブンイレブンのおでんのCM・・・。もうね、狙ってるのかと(笑)。そんでおでんが70円セールという宣伝をやってるから、じゃあ今からセブンのおでんを買いに行こう!なんて思ったら70円セールは明日からじゃねーか!と。もうね、狙ってるとしか思えないわけですよ。なに?アマガミはセブンイレブンと組んでるの?仕方ないからサンクスにおでんを買いに行きたいと思います。好きなタネは大根です。1番良い大根を頼む。

アマガミの感想じゃなくておでんの話しかしてねーじゃん(笑)。




そういえば、新房昭之×虚淵玄×蒼樹うめ×シャフトによる新プロジェクトがMBS放送の『咎狗の血』内のCMで発表されたようです。公式にも発表があったので一応URLを貼っておきますね。

アニメメーカー横断宣伝マンブログ:豪華スタッフ夢の共演 オリジナルアニメーションプロジェクト始動!!

新房監督による魔法少女モノということで、『なのは』の1期のような作品が見れることになるのでしょうか?この作品に関しては副監督やディレクターなどを立てずに新房さんにガッツリと携わってもらいたいですね。現在の新房さんが自らどのようなものを作り上げるのか非常に興味があるのです。うめ先生がキャラ原案となると、キャラデザは必然的に伊藤良明さんになりますかね?そんな点も続報を楽しみに待ちたいと思います。

もともとはアニメノチカラ第四弾として情報がリークされていた気がするのですが、発表がされたのはMBS枠ですよね。アニメノチカラ枠が思った以上にアレだったので、MBSに枠を移した感じなのでしょうか・・・?


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それでも町は廻っている 第3話 「猫省年」

それでも町は廻っている 第3話 「猫省年」

脚本:高山カツヒコ 絵コンテ:佐藤卓哉 演出:熨斗谷充孝 作画監督:桝井一平、泉保良輔


今回のテーマは「目」?

Aパートでは歩鳥の意外な才能が発揮?推理ものとしては「おおっ!なるほど!」と唸ってしまうようなオチでかなり好感触。正方形の絵と多い目の謎。・・・なるほど芸術とは理解できないものであります。一般人には理解できないからこそ後世へと「奇妙なもの」として語り継がれていくのだと思いますがね。未だに理解出来ない芸術というものは多いですし。

歩鳥がこれまで学業で散々苦渋を舐めさせられてきたところからの立場逆転の表現はなかなか見ていてスカッとするものがありました。オープニングでも虫メガネ(探偵アイテム?)を持っている描写がありますし、こういう推理的なお話は今後もちょくちょくあったりするんですかね?正直、先生が歩鳥に頼みにくる・・・という導入は違和感ありまくりでどうかと思いましたが(笑)。まぁ細かいツッコミは無しということで。うん、メイド推理モノ・・・いいじゃないですか!

Bパートは新キャラ紺双葉登場。金髪ボーイッシュ系で年下に見えたけれども、結局は年上でしかも学校の先輩だったというオチ。人の「目」というものはいかにいい加減なのでしょうか。いや、歩鳥がいい加減なだけか(笑)。そのわりに推理での着眼点というものは非常に素晴らしかったわけですが・・・。人とはわからないものであります。

あっ、紺先輩はエンディングを見ればわかるように今後絡んでくるキャラになってくると思われるので、シーサイドの面々とどう絡むようになるのかが今から楽しみです。


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2010年秋期アニメ感想 【STAR DRIVER 輝きのタクト 3話/俺の妹がこんなに可愛いわけがない 3話/百花繚乱 サムライガールズ 3話/荒川アンダー ザ ブリッジ×ブリッジ 3話/ヨスガノソラ 3話/侵略!イカ娘 3話】

■STAR DRIVER 輝きのタクト 第3話「おとな銀行」
脚本:榎戸洋司 絵コンテ・演出:松尾慎 作画監督:小平佳幸 メカ作画監督:長野伸明

新井淳さんによるメカのBLワカメ影がなんと言っても印象的な第3話。おいおいやりすぎだろ・・・と思いつつもなかなかインパクトがあって、これもアリだなぁ・・・と思ってしまうのが悲しい性でしょうか。新井さんのパート後の戦闘も普通に良かったですし、相変わらず映像では毎回楽しませてくれます。人妻女子高生のエロいアングルで映してるのもなかなか素直で良かったですしね(笑)。ただ、ここ2話ともほとんど同じ展開で戦闘に入って・・・というのがどうなのかと思ってしまうのです。そして毎回戦闘に入る時に歌われる歌も。まぁ終わってみれば「面白かった!理屈じゃないんだよ!」とか言ってしまいたくなるわけですがね(笑)。


■俺の妹がこんなに可愛いわけがない 第3話 「俺の妹がこんなに可愛いわけがない」
脚本:倉田英之 絵コンテ・演出:渡邊哲哉 作画監督:川村幸祐

クライマックス?の親バレ回。桐乃にとっては「私の兄貴がこんなに格好良いわけがない」とでもなるのでしょうか。いや、その場面を見てないからそう言えるのかどうかはわかりませんけどね。それくらいに兄貴が格好良いのよね、という話ですよ。あんな可愛い妹がフィクションであるのならば、こんな格好良い兄貴だってフィクションである!まぁそんなことは置いといて・・・父親がオタク趣味を認めなかった理由として、メディアの情報を鵜呑みにしているわけではないけれども、これを持っているということは世間からよくない目で見られるとのこと。父親が本当に情報を鵜呑みにしていないのかどうかはわからないものの、親としては理解できなくもない対応ですよね。そして京介が桐乃を擁護する理由も真っ当ではある。ただし、「この表記(R-18)の意味を考えろ」というのは完全に父親の正論。この言い訳の仕方も兄貴かっけー!となるわけですが、これまた議論を呼びそうな言い訳ですなぁ・・・。ともあれ、兄貴がとうとうシスコン属性を発動して妹とラブコメ展開になっていくんですかね?(笑)。というのは冗談ではありますが、今後が楽しみであります。個人的には麻奈実が一番好きですが何か?


■百花繚乱 サムライガールズ 第3話 「剣姫(マスターサムライ)の正体」
脚本:金月龍之介 絵コンテ:臼田美夫 演出:中川聡 作画監督:藤原未来夫

影の正体は十兵衛だった!というわけでヒロインでありつつダークな面も持つというキャラのようで。ダークでありつつも「サムライ」の心を持っている謎の少女、みたいな感じなのですが、立ち位置としては味方寄りなのでしょうか?ストーリーもなかなか面白くなって参りました。今回話に出ていた失踪事件についての謎を明かすことがこのアニメでの目的となりそうなわけですが、単純に黒幕は千姫の兄ではない気がするんですよね。こう、裏にはもっとドス黒い何かが存在しているような気がしてなりません。墨アニメだけにね!・・・という冗談はさておき、千姫の嫉妬が若干ウザくもありつつ乙女として可愛くもありますね。


■荒川アンダー ザ ブリッジ×ブリッジ 第3話 「3 BRIDGE×2」
脚本:赤尾でこ 絵コンテ:佐山聖子 演出:志村千里 作画監督:佐藤天昭、二宮壮史

WHITE FOXグロス回。無駄に枚数を使ってTUしたり、点の打ち方がちょっと異なっていてあまり気持ち良くない動き方をしていたり・・・というのがなくて、非常に素直ですっきりと見せているなーという印象。作画も堅実で安定していました。シャフトっぽさは薄まっているものの、アニメーションとしては見易い回だったのではないのでしょうか。演出の方の名前は聞いたことがないので偽名の可能性がありそうですね。もしかしたら今回はコンテ・演出・作監のすべてにおいてシャフト外部の人で作られた回なのかもしれませんね。そう考えれば納得です。いつもはコンテ・作監は外部の人でも演出はシャフトの人が担当しているので、演出処理でだいぶシャフトらしさが濃く出るようになっていますが、今回はさほど感じなかったので・・・というあくまで推測ではありますがね。いつも以上にP子が可愛かったです。はい。


■ヨスガノソラ 第3話 「ツカズハナレズ」
シナリオ:秋月ひろ 絵コンテ:高橋丈夫 演出:津田尚克 作画監督:鈴木豪、佐藤元昭、緒方浩美、田中誠輝、岡田万衣子

なんか色々と端折りまくってるような。。。この主人公はなぜいきなり手を握りだしているんだろうか。いつから恋愛感情を抱いていたのだろうか。瑛のことを常に気にする一葉を見ていたら恋愛感情を抱いてしまったとかそういう感じなのでしょうか?田舎という舞台のやBGMの効果で雰囲気がゆったりしているように思えたりもしてしまいますが、どことなく唐突ですよね。しっくりこないですなぁ・・・。まぁ構成的に考えて、一人ずつのルートをこなしていくことになるんだと思いますが、それでもあのキスはどう説明するんですかねぇ。・・・と気になることが多い回でした。相変わらずこの雰囲気は好きなんですけどね。そういえば、毎回のCパートは緒方浩美さんが一人で原画をやってるのかしら?


■侵略!イカ娘 第3話 「怖くなイカ?/天敵じゃなイカ?/新入りじゃなイカ?」
脚本:水島努(A・Cパート)、國澤真理子(Bパート) 絵コンテ・演出:大脊戸聡 作画監督:本多美乃

Aパートでは幽霊という非現実的なものを怖くない!と珍しく強気なイカちゃんを描きつつ、Bパートでは何てこと無い浮き輪のシャチたちを怖いと感じるイカちゃんを描き、Cパートではこれまた怖がらせる立場に立つイカちゃんを描く・・・という「恐怖」をテーマに構成された回?フィクション的な存在が非科学的な存在を否定している、というなんとも言えない矛盾が面白かったりするのですが、そんなAパートがあった上での、浮き輪を怖がるイカちゃん・・・という前の話からのギャップがこれまた面白いですよね。Cパートではついにこのフィクション的存在を怖がる、ある意味真っ当な人間が登場するわけですが、これがまたこれまで怖がるような人がいなかっただけになぜか新鮮なのです。そして今度こそは意図して人を恐怖に陥れようとするイカちゃんですが・・・苛められるのが妙に板についてしまっていて「恐怖」とはこれまた程遠い存在なのです。恐怖をテーマにしつつも、その恐怖がほとんど描かれていないのがこの作品らしいな、と思いました。・・・いや、この作品に対してそんなに深いことは考えなくてもいいんじゃなイカ?


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「アニプレックスNight!」 感想

アニプレックスNight! @新宿ロフトプラスワン


に参加してきました!



アニメ業界史上初の新企画!ひとつのアニメメーカーの宣伝マン達のみが登壇する、一夜限りの凶宴!ということでどんなことを仕出かしてくれるのか楽しみにロフトプラスワンに向かいました。

今回の出演者は以下の通り。

◆瀬尾 勝 [本部長]
◆杉浦了一 [次長]
◆山本和子 [課長] (黒執事 ・ おおきく振りかぶって ・ 某声優さんマネージャー(3ヶ月間のみ))
◆高橋祐馬 (西尾維新AP ・ ひだまりスケッチ ・ AngelBeats!)
◆小松慎太郎 (ソ・ラ・ノ・ヲ・ト ・ 俺の妹がこんなに可愛いわけがない)
◆本間久美子 (閃光のナイトレイド ・ 咎狗の血)
◆瓜生恭子 (デュラララ!! ・ 屍鬼 ・ おとめ妖怪 ざくろ)
◆神宮司 学 (WORKING!! ・セキレイ)
◆鈴木健太 (みつどもえ)
◆新宅洋平 (STAR DRIVER 輝きのタクト)

※(  )内は、最近の主な宣伝担当作

マイクが横にずらりと並んでいて謝罪会見のようだ、なんてことをゆま(高橋祐馬)さんが言っていましたが、その割には登壇する宣伝マンの数が多くて上手く座りきれていなかったという(笑)。今回はアニプレックスの宣伝部に所属する宣伝マン10名が登壇したわけですが、この他にも来れていない方が2名程いたようで。あのアニプレの宣伝部は12名もの人数で成り立っていたのですね。

そんなわけで第一部スタート!となったわけですが、第一部の模様はニコ生で放送されていたため、このブログにやって来るような人はもちろん見ていたりタイムシフトを予約していたりしていたと思います。第一部はちょっとお固い話があったりしながらもちょっくちょく危ないネタが挟まれるなどしていて、楽しみつつ宣伝マンの仕事というものを理解することができたのではないのでしょうか。製作委員会の話などはなかなかこうやって聞ける機会も少ないと思うので、雰囲気も含めて知ることができたのはなかなか面白かったです。そして、版権発注ビフォーアフターではさりげなくアニプレの10月新番の宣伝も兼ねる企画となっており、こういう部分からもアニプレさんの手腕を見て取ることができましたね(笑)。こんなに自然と宣伝を組み込んでくるなんて上手い!それにしても、あの版権発注ラフから素晴らしい版権絵を描いてしまうアニメーターさんすごい!業界用語は我々が知ってどうするんでしょうね…?とりあえず「CXのバーソー(富士そば)」は機会があれば使っていきたいと思います。そんなわけで、第一部は本部長・瀬尾さんが色々と全開でした(笑)。

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刀語 第11話「毒刀・鍍」

刀語 第11話「毒刀・鍍」

脚本:上江洲誠 絵コンテ:こでらかつゆき、元永慶太郎 演出:元永慶太郎 作画監督:中田正彦、佐藤天昭


「刀語オールナイト 第二夜」で幸運なことにも先に見ることができたので簡単に感想をば。どういった展開になるのか?などどんどんネタバレもしていってるので、原作を読んでどうなっていくのか分かっている人やネタバレ上等!という人以外は見ることをオススメしません。純粋に見て記憶が薄れる前に感想を書いてしまおうと考えただけですので。


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「刀語オールナイト 第二夜」 レポ&感想

刀語オールナイト 第二夜 @テアトル新宿


に参加してきました!

 


予定によると、23:45にスタートして29:35に終了。こんな夜遅くまで刀語を見続ける。なんてワクワクするイベントなんでしょう!しかも、まだテレビ放送が先の11話・12話も上映されるときたもんだ!そう、ここは世界初の大河アニメが一番初めに完結する場となるのです。

そんなわけで、日付が変わるちょっと前にイベントがスタート。


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2010年秋期アニメ感想 【とある魔術の禁書目録II 2話/FORTUNE ARTERIAL 赤い約束 2話/咎狗の血 2話/パンティ&ストッキングwithガーターベルト 3話/えむえむっ! 3話/バクマン。 3話】

■とある魔術の禁書目録II 第2話 「法の書」
脚本:赤星政尚 絵コンテ:福田道生 演出:湖山禎崇 作画監督:木宮亮介、ふくだのりゆき エフェクト作画監督:柳隆太

なんかお色気成分が増してるような・・・。取って付けたような唐突なお色気シーンはいかがなもんなんですかね?と思ってしまったり。パンツといいシャワーシーンといい。あれじゃ不幸というよりラッキースケベじゃないか、羨ましいなクソッ。男二人で寝て「お前の好きな娘誰だよ?」という唐突な修学旅行のノリには笑ってしまいました。今回は新章の導入部?というわけで基本的には説明等が中心のお話ですかね。比較的おとなしめなお話だったので、次回からの展開にはさらに期待。予告を見る限りだと戦闘なんかもありそうですしね。


■FORTUNE ARTERIAL 赤い約束 第2話 「始業式」
脚本:待田堂子 絵コンテ:小林孝志 演出:井硲清高 作画監督:西尾公伯

1話に比べて修正が甘くなってきていましたが、まぁ一話がガッチリ修正しまくってただけなんだと思います。ストーリーは、副会長との和解を描いた形に。前回はエロゲの王道っぷりをまざまざと見せられて、ラストに吸血鬼展開が入ってちょっと驚かされたわけではありますが、今回はひとまず吸血鬼?の謎はぼんやりとさせておいてチラッとそれを臭わせる程度。今のところは王道的という印象が強いので、ここに吸血鬼というファンタジー要素が多く入ってきてどうなってくるのか・・・というテンプレ色を消してくれるような展開に期待したいところであります。


■咎狗の血 第2話 「死街/toshima」
脚本:高橋ナツコ 絵コンテ:紺野直幸 演出:千葉大輔 作画監督:坂巻貞彦、日下岳史

ネガティブな評判しか聞かないこの作品ですが、作画に目をつぶればストーリーはなかなか面白いと思いますよ。ケイスケの言動が色々と不安にさせられるものです。1話からやや持ち直した感じはしますし、ここからさらに持ち直していってくれることを期待したいと思います。どうでもいいけど、CMの「×」が「&」に変更させられてて笑ってしまいましたw これがフジョシノチカラか・・・。


■パンティ&ストッキングwithガーターベルト 第3話 「キャットファイトクラブ/パルプ・アディクション」
シナリオ:大塚雅彦 コンテ・演出:山本沙代 作画監督:小野田将人
シナリオ:コヤマシゲト コンテ:樋口真嗣 演出:大塚雅彦 作画監督:芳垣祐介


これはひどい!最低の回であって最高の回だ!Aパートはストッキングが可愛い回。さりげなく服がはだけてて下着が見えてたストッキングちゃんマジ可愛い。まさか緊縛プレイが好みだったなんて。。。ラストは「いい話だなー!こんないい話なのにこの回に一体なんの問題があったというのだろうか・・・」なんて思っていたら、本当の地獄はここからなのです。Bパートは下ネタに聞こえるようで、やっぱり下ネタを言いまくってる回。普通にセリフを聞いてれば「おやっ?」と思う程度なのに、どう考えても恣意的にセリフを言っている。ひどい!発想がもはや中学生並である(褒め言葉)!そして精子擬人化。スコッティ将軍がいなくてもお前らは外に野ざらしで出されたら死んじゃうんだぜ?こういう話を見ると、オナ○ーは控えようと思うんだけれども、この作品を見ても別に思わない!不思議!あっ、でもゴーストちゃん可愛かったです。ところで、スコッティ将軍は名前大丈夫なんですかね・・・?(笑)


■えむえむっ! 第3話 「君のためのドッグファイト」
脚本:小鹿りえ 絵コンテ:黒田幸生 演出:小林浩輔 作画監督:亀谷響子、手島典子、細川修平

「身体の出来が違うんだよ。お前なんかとはなッ!」・・・ドMになると身体も強くなるわけですか、なるほど。クライマックスで美緒様が投げたバットをまさか太郎に当てるとは思っていなかった(笑)!これこそこの作品らしさなんでしょうね。いやはや面白い。まぁそこが予想外だった以外は、基本的に王道な展開でしたけどね。嵐子の心の暗い部分が晴れたので、ここから関係はどうなっていくのか・・・という感じなのでしょうか。美緒様の影がやや薄くなってきていましたが、次回から本領発揮?今回はTNKグロスで、1・2話のガッチリ修正に比べたらやや甘かった印象ですかね。


■バクマン。 第3話「親と子」
脚本:吉田玲子 絵コンテ:秋田谷典昭 演出:吉村文宏 作画監督:下谷智之

3話連続で下谷さん作監!・・・と自分はこのネタをいつまで引っ張るつもりなんだろうか(笑)。NHKさんはそろそろ作監表記と総作監表記を別にしてあげて下さい・・・。ストーリーはというと、おじさんの恋愛模様を知ることとなり、亜豆の家に乗り込んで母親と話をすることに。ここまで人々が見事に繋がっていると逆に気持ちが良いです。おじさんの部屋を見たことや亜豆の母親に会ったことは、彼らのモチベーションが一気にあがる機会になったのではないのでしょうか。今の時点では、夢溢れる高校生!という感じで非常に爽やかでいいですが、ここから彼らがどういった現実と直面していくのでしょうか。なんだかんだ言いつつ、現実もしっかりと見据えている彼らなので、そうそうのことで挫けたりはしないと思いますが。それにしても、あの縦ロールはいかがなもんなのでしょうか・・・色々な意味でインパクトはありましたが(笑)。そういえば、本編中で一瞬映った時計の短針がおかしかったような・・・?


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2010年秋期アニメ感想 【神のみぞ知るセカイ 2話/探偵オペラ ミルキィホームズ 2話/海月姫 1話/屍鬼 12話/アマガミSS 15話】

■神のみぞ知るセカイ 第2話 「あくまでも妹です/ベイビー・ユー・アー・ア・リッチ・ガール」
脚本:倉田英之 絵コンテ・演出:曽我準 作画監督:さとう陽

「桂馬」という名前を見ると、将棋の駒でちょっと得意な動きをするあの「桂馬」という駒が思い浮かびます。その名前のわりに、彼がやってきていることはエロゲの踏襲でいわゆるテンプレ的なものを掘り出す作業。ではなぜ彼の名前は「桂馬」なのでしょうか?それは「桂馬」が成ったときに「金」になるからです。普段オタクで特別視されているような人間が、相手の懐に踏み込もうとするときにエロゲの情報からできる限りその人に合った行動を取ろうとするのです。まるで6方向に動ける「金」のように。・・・なんてことを書きながらふとwikiを覗いたら、「桂馬」という名前の由来はゲーマーからだったんですね。関係ねーじゃん(笑)。しかも既に誰かが書いていそうなことなので、これ以上は広げるつもりはありません。そんなわけで、どう金髪ツインテ少女を落としていくのか楽しみにしたいところでうはあります。オープニングでは2Dでゲームだったり機械的なものを意識させる作りとなっていますが、本編では高柳監督らしいどこか柔らかめな文字を挿入されており、そのギャップが個人的にはなんともツボであります。エンディングは、足フェチの方々にはたまらない作りに。


■探偵オペラ ミルキィホームズ 第2話 「ポケットにパンを」
脚本:江夏由結 絵コンテ:増田敏彦 演出:徳本善信 作画監督:大庭小枝、北原聡志、児玉亮、清水勝祐

1話を見た後は何とも言葉に言い表せない微妙な印象だったのですが、2話を見終わったら何とも言葉に言い表せない面白さがありました。テンポの良さと、ちょっとズレてるギャグと、もはやギャグになっている理不尽さと・・・。あっ、横からふきだしの文字が挿入されるのとか面白かったですね(ああいったきっちりとしてない手描きな文字を用いた演出は何と表現すればいいのでしょうか・・・)。とにかく1話の変に暗い雰囲気から一転して、このはっちゃけた明るさは非常に見ていて楽しむことができました。会長が何をしたいのか意図が読めなかったりもするのですが、彼女たちも一応は探偵学園にいるわけだから探偵として守るべきことはしっかりと守っている・・・という感じなんですかね。しっかりと誤りを認めているのがやけに素直だなー・・・と感じていたのですが、そういう部分はキチッとしているのは敵としてそれほど憎めない立ち位置でいさせるためでしょうか?


■海月姫 第1話 「セックス・アンド・ザ・アマーズ」
脚本:花田十輝 絵コンテ・演出:大森貴弘 作画監督:羽山賢二

主人公であるオタク少女・月海の声が可愛すぎるなぁ・・・と思っていたものの、本当にオタク的な喋りだったら聞くに耐えないのんだろうな、と思って勝手に納得してみました。ただ、クラゲのことについて語るオタク的な喋りは非常に良かったです。普段可愛らしい声だから、そういう部分でのギャップがちょうどいいのかもしれませんね。そんなわけで、花澤さんの演技が非常に良かったです。そして、松本憲生さん原画のエンディングがこれまた非常に良い雰囲気を出していますね。本編でも原画を描かれていますが、どうやらクラゲのカットらしいですヨ。オープニングはほとんどが名作映画のパロディのようで。サブタイも映画のタイトルからもじっていくようですね。オタクの描写がけっこう濃くて、なかなか賛否両論ありそうな作品ではありますが、個人的には非常に楽しんで見ることができました。今期のアニメで1番期待していた作品だけに、この見終わった後の何ともいえない満腹感は良かったです!今期はクラゲにイカが覇権を握るぜッ!あっ、早速来週はお休みらしいです。ノイタミナ。。。


■屍鬼 第12話
脚本:杉原研二 絵コンテ:池端隆史 演出:土屋康郎 作画監督:酒井智史、長谷川亨雄、佐藤敏明、都竹隆治、窪敏

何週ぶりだったっけ・・・?と思ってしまうくらいに久しぶりの放送。相変わらず先が読めない展開が非常に面白い。基本的には結城夏野と尾崎敏夫がメインな感じですが、お互いの視点で交互に話しが進んでいってる感じですかね?とにかく続きが気になる!の一言に尽きます。2クール目突入でOP・EDも変更。OPはこれぞアニソン!といった曲調ですが、この作品にあってるかどうかと聞かれると・・・。いや、なかなか好きな曲ではあるんですがね。EDのBUCK-TICKは相変わらずいい雰囲気出しております。あっ、海月姫後の正雄による30秒でわかる“屍鬼”には笑いましたw


■アマガミSS 第15話「ヘンシン」
脚本:木村暢 絵コンテ:井出安軌 演出:関田修 作画監督:渡辺奈月、柴田志朗

もはや味噌ラーメンプレイとかよくわからない!・・・このアニメ酷過ぎる(良い意味で)。そんなわけで、相変わらず打っ飛ばした内容を見せてくれたアマガミ。七咲が味噌ラーメンでそれを食べようとする純一。こんなのどう考えたっておばけ屋敷内でのセッ○スの暗喩じゃないか!・・・と思っていたけれど、単にぶっ飛んでるだけだったんですね。。。かわいい七咲にあんなセリフを言わせるなんてけしからん!・・・いいぞ、もっとやってくれ!


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それでも町は廻っている 第2話 「セクハラ裁判が大人気」

それでも町は廻っている 第2話 「セクハラ裁判が大人気」

脚本:高山カツヒコ 絵コンテ・演出:龍輪直征 作画監督:岩崎安利、小菅和久、萩原省智、桝井一平 作画監督協力:大森英敏、阿部智之、舘崎大、宮西多麻子


\めいどっ!/

今回はTBSアニメフェスタで前もって上映されていたお話。なので、制作上では一番最初に出来上がった話であって、一番最初にアフレコが行われた話なのです。そんなわけで、1話と同じようになかなかのクオリティとなっていましたね。特にAパートは世間一般でよく言われている「ぬるぬる動く」というやつなのではあるのですが、龍輪さんの点の打ち方(動画の入れ方)がちょっと特殊なので、他のアニメの“気合が入っている”とはまた違った印象だったりするのです。まぁこういう動かし方が「シャフトっぽい」と言われる一つの要因ともなっているのではないのでしょうか。まぁただ、日常動作で動かしまくると逆に違和感があったりもするんですけどね・・・。当然のことながら無駄に動かせばいいってもんでもないので。この作画のリソースを後に持ってくることができれば、もうちょっと安定する気がするのですが。。。


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2010年秋期アニメ感想 【ヨスガノソラ 2話/おとめ妖怪 ざくろ 2話/侵略!イカ娘 2話/もっとTo LOVEる -とらぶる- 2話/そらのおとしものf(フォルテ) 2話】

■ヨスガノソラ 第2話 「アキラハズカシ」
シナリオ:荒川稔久 絵コンテ:しまづ聡行 演出:奥野耕太 作画監督:川島尚

このアイス、一瞬にして溶けたぞ・・・!詮索するなと言われてるのに詮索しまくる主人公。色々とツッコミどころはおおいけれど、それ以上にキャラの描写というか演出が非常に秀逸な印象。特に穹の描写が。そしてこの作品の劇伴が非常に良い!自然をバックに流れる音楽が、なんとも言えない田舎の雰囲気を醸しだしています。「蚊帳」なんてのはいいアイテムですよね。エロもあるけどエロ以上に見どころが多いのがこの作品だと思います。そしてやはり、エンディングの(曲はともかく)映像はしっかり評価されるべきなのではないのでしょうか。ダメなメイドさんメインのCパートのシナリオはまぁ色々アレではありますが…(笑)。

そういえば、AT-Xですら放送するのを断られたシーンがあるみたいですね。果たしてパッケージ版はどういうことになっているのでしょうか・・・。


■おとめ妖怪 ざくろ 第2話 「あか、煌々と」
脚本:岡田麿里 絵コンテ:大原実 演出:玉田博 作画監督:小谷杏子、山中純子、元昌喜

予想以上に面白い。景のヘタレさがいい具合にコミカルに描かれていて、ヘタレだからと言って嫌悪感を抱かずに笑って見られるのがなんか良いですね。単純に妖怪を退治したりしていくのではなく、いかに人間と半妖が共存していくのか・・・という部分が描かれていくようで、今回はそこに文明開化の華やかさとそれによって犠牲になったもの・・・陰と陽が描かれていて、なかなか奥が深い作品なんだと感じました。

アニメ本編とは何ら関係ない話ですが、1/16には横浜BLITZでイベントですか!さすがはアニプレさんですねぇ。放送終了後にこのくらいのキャパのイベントをやるってことは・・・?確か分割2クールの噂もありますが・・・。


■侵略!イカ娘 第2話「仲間じゃなイカ?/祝わなイカ?/遊ばなイカ?」
脚本:横手美智子 絵コンテ・演出:山本靖貴 作画監督:高原修司(A・Cパート)、星野浩一(Bパート)

ストーリー?そんなのどうだっていいんだよ!そんなわけで今回もイカちゃんが可愛かったです。水島努監督が自身のブログで“ギャグにならないように気をつけながら作っています。コメディです。”と書いていたのをふと思い出しました。単体の言葉や言動で笑わせようとしていのではなく、掛け合いややりとりから受け手を笑わせていこうとしている・・・といった感じなんですかね?そういうこと意識をしながら見るとまた違った見方ができるのかもしれませんね。あっ、イカちゃん大好きの変態娘・早苗ちゃんが地味に好きです。


■もっとTo LOVEる -とらぶる- 第2話 「暗闇の中でうつるもの/ようこそ!結城家へ/お泊り会」
脚本:玉井☆豪 絵コンテ:樋口香里 演出:橋秀弥 作画監督:竹森由加(A・Bパート)、鶴窪久子・岡勇一(Cパート)

ニヤニヤして見てらんないAパート。やっぱり春菜は髪をピンで止めない方が可愛いと思うんですけど、そんなことを言うとファンから怒られてしまいそうな気がするのであまり声を大にして言うのは止めておこうと思います。胸にサイン書くとかちょっと頭がどうかしてるとしか思えないBパート。話自体がぶっ飛んでやがる・・・。いつもはリトに同情するけれどもこの話はさすがに同情できない(笑)。蜜柑のためを思っているのは優しいと思いますけどね。酔ってるところのリトの一連の動きが誠実な作画の中でちょっと浮いていて面白かったですね。すき焼きが食べたくなるCパート。風呂はフラグだ!気をつけろッ!あんなに湯気が濃いんだから、普通にバレずに風呂から抜け出せそうな気がするんですが・・・ってそういうことはいうもんじゃないですね(笑)。しかしながら、アイキャッチがスタイリッシュな感じでどれもいいですね。やっぱりヘアピンしてない春菜のアイキャッチが良(ry


■そらのおとしものf(フォルテ) 第2話 「驚愕!天使は馬鹿(キョニュウ)だった!!」
脚本:柿原優子 絵コンテ:斎藤久 演出:五十嵐紫樟 作画監督:田中良

エロ本のお祭りだと・・・?1期の飛ぶパンツを意識したかと思われるパンツシリーズ。1期ほどのインパクトはないものの、やはりスタッフの作品への愛が感じられるエンディングです。正直、斎藤監督の頭の中を覗いてみたいくらいです(笑)。で、今回はアストレア(おバカな子)との初絡み。とりあえず、1話のラストが彼女の神秘的なシリアスさの頂点でそれ以降は下がり続けるだけとなっております。勿論、かっこいいシーンはありますけどね。そして、単行本巻末ネタをこんなところに持ってくるとは。相変わらず、こんなところで原作のあの話をやるのか!と驚かされます。新オープニングは、守形先輩とアストレアが間接キスしてるのが気になってしまいますけど、彼女はバカだからあまり気にして無いんでしょうね(笑)。


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2010年秋期アニメ感想 【俺の妹がこんなに可愛いわけがない 2話/百花繚乱 サムライガールズ 2話/荒川アンダー ザ ブリッジ×ブリッジ 2話/心霊探偵 八雲 2話】

■俺の妹がこんなに可愛いわけがない 第2話 「俺が妹とオフ会に行くわけがない」
脚本:倉田英之 絵コンテ:川口敬一郎 演出:喜多幡徹 作画監督:鶴田仁美

オタクがオタクとしてその行動範囲を広げるとき・・・不安になるのは当然なのだけれども、兄についてきてもらうのはさすがにいかがかと思うw まぁそれをやってしまうのは兄と妹の関係を描いているこの作品だからこそだからなのでは?というツッコミをするなんてのは野暮なことなのですよ。オープニングはエロゲ風でサビはアキバ推しな感じだけどあれでいいのかしら?アキバ!ってのをやたら推す作品でもないだろうし、それならもうちょっと兄と妹のやりとりみたいなのをオープニング内でも描いていた方がいい気がするわけでもありますが・・・。ただ、2話から流用してる部分もありましたし、これが完成版ではないのかもしれませんね。桐乃のツンっぷりがそれほど嫌ではなく、さらに主人公が物凄くいいお兄さんなのでなかなか嫌悪感を抱くことなく見ることができるのが良いです。これくらいが個人的には見やすくて丁度いい塩梅なのかもしれません。そんなわけで、2話もなかなか面白かったです。今回知り合ったコミュニティの人たちとは今後も付き合いがあるようなので楽しみにしたいと思います。前回の記事にもらったコメントからすると、彼女たちとの絡みが本格的に始まってから面白くなるみたいなので。

余談ではありますが、桐乃がオフ会にそれなりのオシャレをして行ったのは、オタクというアイデンティティに+αして自分はオタクだけどオシャレにも気を遣ってるのよ!という個性をさりげなく見せつけるためなのかと思ってたけど、別にそういうわけじゃなかったんですね・・・。ほら、人間というものは絶対に自分は人よりこういう部分は優れてる!って見せたくなるもんじゃないですか。それが知識という内面にしろ外面にしろ。まぁオタクに限ったことではないと思いますが・・・。


■百花繚乱 サムライガールズ 第2話 「裸体転生」
脚本:金月龍之介 絵コンテ:まついひとゆき 演出:藤本義孝 作画監督:Chang Bum Chul

邪悪な影=墨ということですね、わかります。墨の演出はやりすぎるとややくどく感じてしまいますなぁ・・・。十兵衛覚醒?の部分はちょっとごちゃごちゃしすぎて見辛かったですし。1話ほど濃くはないものの、相変わらず舞台劇を意識しているように見える構図多し。この作品では徹底していくようですね。1話ではシャフトっぽい・・・なんてことを書いたりしていましたが、意識したわけではなく結果的に平面的な構図が多くなってそうなった・・・ということなんでしょうか。システムという言葉があったりマスターサムライという言葉があったりするのは聞いていて面白いですね。『サムライチャンプルー』と似たものを感じます。まぁあちらは単純に語感の良さとかそういう理由から外国語も混ぜた言葉を使っているんだと思いますが、こちらの作品の場合は未来である・・・という舞台設定上、外国語が入ってきていても何らおかしくはない時代みたいですね。ただ、「マスターサムライ」という言葉を聞くたびになぜか笑いがこみあげてくるわけですが…(笑)。とりあえず、ないないでわからないことばかりでありながらストーリーはさほど動いていないので、ここからどういった展開になっていくのかが楽しみであります。千姫も明確な敵意があるわけではなさそうですし(むしろ宗明には好意を寄せてる?)、今後どんな絡みを見せていってくれるのか期待して待ちたいと思います。


■荒川アンダー ザ ブリッジ×ブリッジ 第2話「2 BRIDGE×2」
脚本:赤尾でこ 絵コンテ:今千秋 演出:小俣真一 作画監督:小菅和久、KIM YONG-SIK

エンディングは・・・なんと実写!「なんだこれw」と思いつつもアニメーションでのエンディングを期待していただけにやや肩透かしを食らった気分。いや、これはこれで面白いんですけどね。非現実的なフィクション的な人々をわざわざ実写でやってしまう、というのはなかなか斜め上をいくような発想ですし。スネオヘアーの曲自体はどこか昭和っぽさ漂う曲で、いい意味でアニソンっぽくなく気に入りました。アニソンっぽい曲ではないから意図的にアニメーションのエンディングにしなかった・・・ということだったら納得してしまいそうですが(笑)。今回はアマゾネス画伯の暴走はもちろんのことですが、天狗3人の声がすべて中村悠一という部分にもインパクトが。アマゾネスご一行様はもはや個性の塊でした。新電波キャラの隊長ですが、それなりに容姿が普通っぽい人が妄言ばかりを吐いてるとただの電波人間にしか見えないという(笑)。で、今回はコンテを手がけたのは今千秋さん。2期に入って1・2話とも女性の方が絵コンテを描かれているというシャフトとしてはかなり珍しいことに。原作者が女性なだけに、アニメでも女性的な視点を取り入れようとしているんでしょうね。ただ、結果的にはやっぱり新房さんだなぁ・・・という映像に仕上がってるわけですがね。新房さんが監督としてどこまで手を加えているのかいつものことながら気になるところではあります。まぁ演出がシャフトの方なのでかなり演出の段階で修正が入ってるんだとは思いますがね。


■心霊探偵 八雲 第2話 「白狐の祟り」
脚本:川崎ヒロユキ 絵コンテ・演出:モリヲカヒロシ 作画監督:渡辺亜彩美

晴香と建設会社の人はいつ出会っていたのでしょうか?いや、それを推測することは可能なんですが、それが描かれずに「気に入っている」なんてことを言われてもポカーンとなってしまいます。ストーリー自体は悪くないんですよね。むしろいい話ですし。ただそれの料理の仕方がいまいちだなぁ・・・と思ってしまうのです。何がどう悪いのかを指摘しろ!と言われたら難しいのですが。。。八雲と晴香の関係性みたいなのは見ていて好きなので、そんな部分は今後も楽しめると思います。キャラデザは好きですし。


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2010年秋期アニメ感想 【パンティ&ストッキングwithガーターベルト 2話/えむえむっ! 2話/バクマン。 2話/テガミバチ REVERSE 2話/STAR DRIVER 輝きのタクト 2話…など】

■パンティ&ストッキングwithガーターベルト 第2話 「ミツバチのざわめき/セックス・アンド・ザ・ダテンシティ」
シナリオ:若林広海 絵コンテ:錦織敦史 演出:富田浩章 作画監督:小島大和
シナリオ:瀬古浩司 絵コンテ・演出・作画監督:中村章子


1話のウンゲロに比べたらだいぶ柔らかく?なった気がします。いや、相変わらず酷い話ですけどね(笑) Aパートはブリーフとセックスするオチだと思ってたけど、さすがにビッチとは言えセックスする相手は選ぶようである。そして相変わらずの実写爆発。Bパートの流出オチは現代を皮肉っているようでなかなか面白いオチ。冒頭の映画予告がBL影でこれまでの映像の中で一番アメコミっぽかったというw ゴーストと戦わなくてもこういう話をやることができるのかー、となんとなく第2話にして新鮮な感じでした。そしてやはり参加していた馬越さんご一行様。うーむ、ちゃんと見返せばパートを判断することができるかしら・・・。


■えむえむっ! 第2話 「似たもの同士のディスタンス」
脚本:小鹿りえ 絵コンテ:竹内浩志 演出:うえだしげる 作画監督:鎌田祐輔

嵐子のお話で美緒様の空気化がさっそく進行中・・・と感じてしまったのですが、いざという時にはやってくれるんですよね?辰吉がああいう役回りになることはちょっと予想してなかったから面白かったけれど、それでも急に変な方向に覚醒しすぎなのでは?(笑) 嵐子も男嫌いの原因が太郎を殴ったことによるもので、実はお互いにその件が要因だった!とかいう意味での似たもの同士なのかなぁ・・・と思っていたらそういうわけではなく、はたまたちらっと(家にいない)描写があった家族に関することが原因なのかなぁ・・・と思ったらそういうわけでもなく、特に脈絡もなく先輩が原因だった!とテンプレ的な話でちょっと肩透かし。今回で彼女の男嫌いも治るのか?と思っていたけれどもそうは上手くいかないようで、新キャラ登場によって次回も一波乱ある感じでしょうか?儀武さん演じるコテコテの萌えキャラには激しく期待しております!(笑) コンテは竹内浩志さんで氏の目立った仕事を久しぶりに見た気がします。


■バクマン。 第2話 「馬鹿と利口」
脚本:吉田玲子 絵コンテ:秋田谷典昭 演出:丸山由太 作画監督:下谷智之

どうやら総作監表記ができないらしく、まさかの毎話下谷さんの作監クレジットw 原画も全員分クレジットしきれないらしく、裏ではどれだけの人数が関わっているのが見えてこなくて逆に恐いです。。。最高はマンガ家になることを計画的に母親には打ち明けたものの、直接父親に打ち明けなかったのはまだ子供らしさというか幼さがあるからなんでしょうね。まぁトントン拍子で進んでいって結果的にはオーライとなったわけですが。どこか達観しているようにも見えたりしますが、ところどころに垣間見える幼さというのにホッとさせられます。どこか大人っぽいキャラが多かったりするわけなので・・・。


■テガミバチ REVERSE 第2話 「パンツとパン」
脚本:赤星政尚 絵コンテ・演出:サトウ光敏 作画監督:本橋秀之

パンツが絆の証。確かにそれは聞くだけだと笑ってしまう。妖精さんはパンツを穿かないのかぁ・・・。違う性別の方の妖精さんが一瞬浮かんできてしまったでござる(笑) 作監に本橋さん。ニッチ可愛かったですねぇ。


■夢色パティシエールSP プロフェッショナル 第52話「ジョニーとメイズ」
脚本:山下憲一 絵コンテ:博多正寿 演出:北條史也 作画監督:小澤円、小美戸幸代

「めいどっ!」・・・あっ、違うかw ジョニーのスイーツスピリッツはメイズ(CV:茅原実里)で誰よりも日本の心を持ったスピリッツのようで。謝るときに土下座って逆に日本人を皮肉ってるような気がしてくるわけですがスルーで。で、ジョニーはなんとお嬢の“いとこ”だった!なるほど。ウザイ理由がわかったような気が(ry いや、お嬢はウザイんじゃないんですよ!ちょっと人より真への愛が大きいだけで・・・。それに1期のラストの方では普通に良い子でしたしね。他の店舗と競い合うことになるわけですが、他の店と競う前に自分のチーム内で競いあうことになってなんとなく先が思いやられる一行なのでした。


■STAR DRIVER 輝きのタクト 第2話 「綺羅星十字団の挑戦」
脚本:榎戸洋司 絵コンテ:如月トウジ 演出:大西景介 作画監督:石井百合子 メカ作画監督:大塚健

何だかわからないけど面白いんだぜ。バトルへの突入の仕方とかなんかすごく違和感あったりするんだけれども結果的には面白かったから許せちゃうんだぜ。毎回あの歌をBGMに戦闘に突入するのでしょうか?歌自体は別に悪くないですけど、なんとなくメカバトル時のBGMかというと微妙かなーと。絵コンテを手がけた如月トウジは偽名っぽいですね。誰なんでしょうか。「興味津津」「うぶ?」と文字を挿入する演出はちょっと寒いかも・・・。なんて文句ばっか垂れてますけど面白かったんだぜ。まぁ面白かったというのは、あの独特の榎戸的セリフ回しと今後どうなっていくのか全く予想できないワクワク感・・・ですかね?タウバーンのモクモク煙の作画は藤井さんでサーカスもどきは松田さん?次回予告にはメカにBL影で何ともいえないオーラがw


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2010年秋期アニメ感想 【探偵オペラ ミルキィホームズ 1話/FORTUNE ARTERIAL 赤い約束 1話/とある魔術の禁書目録II 1話/咎狗の血 1話・・・など】

■探偵オペラ ミルキィホームズ 第1話 「屋根裏の入居者」
脚本:ふでやすかずゆき 絵コンテ:森脇真琴 演出:池端隆史 作画監督:氏家嘉宏

1話はなかなかセリフ回しが面白い部分があったりしましたが、ストーリーの根幹が思ったよりしっかりしているのに対して、なんとなく1話の描かれ方に言葉では説明できない違和感が…。ストーリーに関しては何が意外だったのかと言うと、彼女たちが優秀だったこと。いかにも…という外見だったのですが、人はあまり外見だけでは判断してはいけないものなんですね(笑) というか、人柄が多少ボケボケでも、トイズさえ優秀だったらその人は探偵といて優秀ということになるのかしら?もしくは、トイズを失ったときに探偵としての素質みたいなのも失った?はたまたトイズ自体が探偵の素質を兼ね備えている?まぁ設定はさておき、能力を取り戻すための3ヶ月(1クール)がアニメでは描かれるようですね(笑) トイズを失った彼女たちがどのような「探偵らしさ」を見せるのか…なんて部分に期待して見ていきましょうか。いや、もしかしたら探偵らしさなんてものはあまり描かれないのかもしれませんが。ゲームの販促も兼ねていると思われるので、トイズを持った彼女たちの活躍はそっちで!という感じなのでしょうかね?監督は現在『りるぷりっ』と掛け持ちの森脇真琴さんで助監督には池端隆史さんという面々。さらに総作監・キャラデザが沼田誠也さん…ということで期待はしているのですが、肝心の沼田さんが総作監で手一杯になっていそうな予感。坂井久太さんがアイキャッチを担当していたりしており、氏がガッツリ参加しているのかもしれないのが密かな楽しみです。


■アマガミSS 第14話 「トキメキ」
脚本:木村暢 絵コンテ・演出:畑博之 作画監督:許宰銑、金祈南

ヒーローの真似までしてしまって…この七咲ノリノリでデレデレである。なんかもう七咲が可愛いからすべて許せてしまうような気がするのです。エンターブレインつながりで文学少女さんがゲスト出演してたのには笑ってしまったw 中の人まで一緒というおまけつきですぜぇ…。今回から新オープニングとなりましたが、既に攻略されてしまっている元カノが出てくるとなんだか切ない気分になってしまうのは私だけでしょうか?なんだか過去の人なのに新オープニングにいるよ…という切なさ。あっ、ファンの方がいたらすみませんでした。


■伝説の勇者の伝説 第15話 「きる・ざ・きんぐ」
脚本:吉村清子 絵コンテ:川崎逸朗 演出:池畠ヒロ史 作画監督:八尋裕子

池畠さん演出回で、原画には吉原達矢さん・亀田祥倫さん・松尾祐輔さん…などが参加。ミルク隊長が雷を出す辺りのエフェクトが面白かったですね。見たときは吉原さんかな?と思ってたけど、亀田さんなのかも…。フェリスにがいかにライナが色情狂であるか…と熱弁するシーンの高垣さんの演技がなかなか面白かったです。ここら辺の顔のアップのシーンも髪の揺らし方に特徴ありましたね。


■FORTUNE ARTERIAL 赤い約束 第1話 「渡り鳥」
脚本:長谷川勝己 絵コンテ:新田靖成 演出:藤沢紗々 作画監督:磯野智、小谷杏子

第1話は非常にエロゲ原作らしい展開を見せてくれました。キャラの顔見せが多く、テンプレ的にお風呂でのお色気もアリだったり…。基本的にはキャラ同士の会話が中心だったのでやや退屈な印象を受けましたが、ラストからは急展開で次回以降がどうなってくるのか楽しみではあります。キャラの線が多く、これけっこう描くのが大変なんだろうなぁ…と思いつつ、1話はけっこうしっかりと修正が入っていた印象です。とは言っても会話中心なのでさほど印象的な動きがあるわけではなかったのですが。それがちょっと退屈に感じてしまった要因でもありますかね?そして、キャラの髪のハイライトがやけに気になります。。。


■とある魔術の禁書目録II 第1話 「8月31日(さいごのひ)」
脚本:赤星政尚 絵コンテ・演出:中津環 作画監督:木本茂樹 エフェクト作画監督:柳隆太

1話完結の話を持ってきて、それぞれのキャラクターがどんなものだったのかを思い出すにはちょうど良いお話だったのではないのでしょうか。手堅くも2期の導入としてはなかなかだと思います。『とある科学の超電磁砲』に足りなかったのはやはりこの漢気ですよ!というわけで久しぶりに上条サンの不孝っぷりといざというときの啖呵を吐けてしまうような男らしさは見ていて嬉しくなりますねぇ。あれ・・・インデックスが中の人とかぶって余計にウザく・・・見えるぞ・・・?まぁそんなことで、物語は1期に引き続き楽しむことができると思います。1期でプロップデザインやキーアニメーターを務めていた岩瀧智さん、川上哲也さん、山下祐さんあたりが2期では抜けてしまっていますし、橘秀樹さんも他社での監督作品があるから参加できないでしょうし、1期で活躍していたスタッフさんがこぞって2期に参加できていなさそうなのがツライところでしょうか。J.C.得意の人海戦術でクオリティはそれなりに保たれると思いますが、そこからどのように特出した映像を見せていってくれるのか・・・なんて部分にも注目しながら見ていきたいと思います。


■咎狗の血 第1話「虚夢/LOST」
脚本:高橋ナツコ 絵コンテ:紺野直幸 演出:千葉大輔 作画監督:柳瀬雄之、石上香美

女性向けのバイオレンス系作品?総作監がいないせいか修正がかなり甘くて作画にムラが見られるのが気になるところ。というか手抜きだと思われても仕方ないような・・・。制作はA-1Picturesとなっていますが、実質的な制作はピクチャーマジックになりますかね?ストーリーは、今後どうなっていくのま全く予想がつかないので素直に楽しみなところではあります。原作がボーイズラブなので、そっち方面の描写も期待してよいのでしょうか?あまり男性需要はないと思うので、やれることはやっちゃってもらいたいものです(笑)


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「それ町」トークイベント 『それでもロフトは廻っている』 レポ&感想

「それ町」トークイベント 『それでもロフトは廻っている』


に参加してきました!



会場はお馴染み新宿ロフトプラスワンです。

<前説>
そんなわけでいつもの映像があり、イベントスタート!と思いきや・・・なんと前説には助っ人として真田勇司役の黒田崇矢さんが登場!『龍が如く』繋がりで「歌舞伎町で何かあったら私を呼んでください」なんてかっこいい台詞を言いつつ、本当に前説のみで退場。どうやら19時~新宿で打ち上げがあるらしく、そのついでに駆けつけてくれたらしいです。

<第一部>
なんと贅沢なことに、千葉繁さんによるオープニングナレーション(収録)でイベントスタート!千葉さんがそれぞれの出演者の名前を呼び込みし、出演者が登場。第一部の出演者は・・・(以下、敬称略)
・福田正夫(フライングドッグ)
・村上仁之(TBS)
・田中潤一朗(TBS)
・大野正拓(少年画報社)
・石黒正数(原作者)

そして司会にはポニーキャニオン・のじてつが担当。全員が壇上に上がったところで第一部の「スタッフトーク」がスタートとなりました。

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それでも町は廻っている 第1話 「至福の店ビフォアアフター」

それでも町は廻っている 第1話 「至福の店ビフォアアフター」

脚本:高山カツヒコ 絵コンテ:龍輪直征 演出:板村智幸 作画監督:宮西多麻子、萩原省智、伊藤香織、三島千枝、八尋裕子、清水恵蔵


なんと言っても最初に言及すべきは梅津泰臣さんが手掛けたこのオープニングでしょう。いやはや、こんなに素晴らしいオープニングが見れるとは。これぞまさにオープニング!といった感じでワクワクとさせられる音楽と映像になっております。昭和っぽいステージの雰囲気?はこの作品の下町の雰囲気と妙にマッチしているんでしょうね。映像の出来に関しては語るまでもないと思います。非常に梅津さんらしさ溢れるものになっていて、随所にらしさが見られます。個人的には金髪の子が踊ってるところなんかすげー梅津さんだなぁ…なんて感じたりもしましたが。他にも表情やら何やら梅津さんだ!という感じなんですけどねw まぁこんなことを言うのもなんですが、本編の印象がほとんど残らないくらいに衝撃的なオープニングでした。原画にはジブリ作品にも参加経験のある河口俊夫さんをはじめ、阿部望・高橋しんや・石原満・赤井俊文・大塚舞…(敬称略)などなど名だたる面々が参加。いや、ホントすごいっすわ。

一方、エンディングも面白い映像に。歩鳥がカットインではっちゃけまくってるのと、さりげなく後ろでトシ子が面白いポーズで演奏してるのがなかなかツボでした。そんなわけで、オープニングとエンディングの印象ばかり残っているのですが。。。ただ、あのオープニングだけでもこの作品の掴みは完璧だと思いますけどね!(笑)

本編はと言うと、いつもの新房さんらしさは出ているのでやはり好き嫌いは分かれると思いますが、個人的にはそれほど強烈な演出がなされているわけでもなくあくまで氏が手掛ける「日常」というものが演出されているのかなぁ…と思います。やたらローアングルのカットがあったのが気になりましたけど、パンツが見えないのはTBSだからですかね(笑) ただ、いつも通りTU(ズーム)を多用して枚数使うのは見ててあんまり気持よくはないんですけどね…。

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2010年秋期アニメ感想 【もっとTo LOVEる -とらぶる- 1話/そらのおとしものf(フォルテ) 1話/ぬらりひょんの孫 14話/スーパーロボット大戦OG -ジ・インスペクター- 1話/神のみぞ知るセカイ 1話】

■もっとTo LOVEる -とらぶる- 第1話 「もう一度ここから/お風呂場戦争/チクタク チクタク 恋の音♡」
脚本:山田靖智 絵コンテ:大槻敦史 演出:中村里美 作画監督:鶴窪久子
脚本:山田靖智 絵コンテ・演出:中村里美 作画監督:沓澤洋子
脚本:山田靖智 絵コンテ:大槻敦史 演出:中村里美 作画監督:岡勇一


大人の事情で、製作委員会にTBSが名を連ねているもののTBSでは何故か放送されないこの作品。監督が大槻敦史さんへ、シリーズ構成が山田靖智さんへ変更となって再スタート。TBSじゃないということは…パンツがついに見られる!と思っていたものの、そんな私たちを待ち受けていたのは光と影。結局見えないじゃないか!けれどもストーリーは原作に忠実になり、1話あたりに3つのお話が詰め込まれるようになり、変に間延びせずテンポが非常に良くなりました。原作ファンが多い作品なので、最初からこういった原作に忠実なアニメ化をするべきだった気もするんですがね…。ペケ役だった新井里美さんが休養のため代役は豊崎愛生さんが担当していますが、時間も空いたせいか特に違和感なく見ることができました。TBSアニメフェスタ時の話だとなかなか制作は快調のようなので、1クール安心して見ることができる作品となりそうです。


■そらのおとしものf(フォルテ) 第1話 「キミも脱げ!帰ってきた全裸王(ユウシャ)」
脚本:柿原優子 絵コンテ:斎藤久 演出:五十嵐紫樟 作画監督:田中良

オープニングからあんなネタを仕込んでくるとは流石と言わざるを得ないッ!1話からスタッフのこだわりというが感じられられる作りでした。2期としては最高のスタートなのではないのでしょうか。2期になってもギャグとシリアスの落差の激しさは健在。1期では原作の色々な話を繋げたりしていたのでややチグハグさが感じられたりしていましたが2期では果たして…?2期ではストーリーもこの作品の本質的な部分に迫っていくことになりそうなので、ややシリアス寄りになりますかね?智樹の夢の中は伏線満載でしたが、2期ではどこまで描くのでしょうか?次回は早くも馬鹿(キョニュウ)が登場!


■ぬらりひょんの孫 第14話 「隠神刑部狸玉章の手招き」
脚本:高橋ナツコ 絵コンテ:須永司 演出:亀井幹太 作画監督:工藤裕加

オープニング・エンディングが変更。エンディングが今回もダンスなわけですが、今回はCGでぬるっと動く!動きすぎてなんか逆に気持ち悪いくらい!(笑) サンジゲンかと思ってたらそうじゃないんですね。良いお仕事だと思いました。ただ、やっぱり手間はかかると思いますが、手描きの方が個人的には好きですかね…。ストーリーはなかなか面白くなってきた気がします。


■スーパーロボット大戦OG -ジ・インスペクター- 第1話 「赤い衝撃」
脚本:竹田裕一郎、八房龍之助 絵コンテ・演出:大張正己 作画監督:椛島洋介(キャラクター)、鈴木藤雄(メカニック)

画面の節々から見て取れる大張臭!スパロボはやってないので話は全くわからないのですが、映像はバリさん全開で見ていて非常に面白かったです。ストーリーは既に追えないと分かっているので、どんな映像を見せてくれるんのか楽しみにしたいと思います。純粋までのロボットアニメですしね。エンディングにはなぜか綱島志朗さんが原画で参加。


■神のみぞ知るセカイ 第1話 「世界はアイで動いてる」
脚本:倉田英之 絵コンテ・演出:高柳滋仁 作画監督:川村敏江

「リアルなんてクソゲーだ(キリッ」 と言葉の最後に(キリッ とつけたくなってしまうような主人公のセリフになんだか笑いが込みあげてきてしまうわけですが、それも含めてこの作品の魅力なんでしょうね(なんとなく倉田さんが楽しそうに脚本を考えてるのが浮かんでくるようですw)。エロゲなどでよく言われているような主人公のかっこいいセリフをいわば彼が代弁してくれてくれるわけですよ。さすがは落とし神!…と言いつつ、クライマックスでリアルの女の子にあんな言葉を言われて照れていた桂馬は、リアルではまだまだうぶなんだなぁ…とも思ったり。ただ、まぁ私たちから言わせれば彼にだって「爆発しろ!」という声を浴びせたくもなるのですが、それを我慢しつつも彼の落とし神っぷりを楽しみたいと思います。1話は高柳監督のコンテ演出で、でかい文字を用いた演出やSDキャラの用い方あたりから非常に高柳さんらしさを感じたりしました。近いところでいうと「かなめも」なんかでも似たような演出が見られたりしましたね。…とりあえず、初回の掴みは非常に良かったです。1話は限られた尺の中で上手い具合に収めていましたね。今後も1話で1人を落とすことになると、ヒロインも膨大な量になってしまうのでそうもいかないのかな?単純にヒロインを落とし続けるとなると、手法やシチュを変えるにしろ本質の部分は変わらないのですぐにマンネリ化してしまいそうな気がするのですが、その点はどうなっていくのでしょうか。とりあえず、個人的には落とされたヒロインが今後どんな形で登場してくるのか…なんてところにも注目しながら見ていきたいと思います。余談ではありますが、ニコニコオマージュを感じる神のみ原作のテレビCMには苦笑せざるを得ないw


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2010年秋期アニメ感想 【俺の妹がこんなに可愛いわけがない 1話/荒川アンダー ザ ブリッジ×ブリッジ 1話/心霊探偵 八雲 1話/ヨスガノソラ 1話/おとめ妖怪 ざくろ 1話/侵略!イカ娘 1話】

■俺の妹がこんなに可愛いわけがない 第1話 「俺が妹と恋をするわけがない」
脚本:倉田英之 絵コンテ:川口敬一郎 演出:神戸洋行 作画監督:谷川亮介、永田正美

原作は未読。思っていた以上に面白かったです。原作が人気なだけあるなぁ…と思ったり。主人公がなかなかいい兄貴なのが嫌悪感なく見れる一つの要因ですよね。この主人公が、どんないい兄貴っぷりを見せてくれるのか?というのが中心に描かれていくことになるのでしょうか。それにしても、1話から総作監1人+総作監協力6人+作画監督2人+作監協力4人というよくわからないことになっていましたが、監督が変わったことと関係してるのでしょうか?一応、1話のコンテは川口さんですし。まぁそこら辺の事情は詳しくないので、変に邪推はしないでおきます。劇中エロゲのキャラデザが森田和明さんで、劇中アニメのキャラデザが追崎史敏さんなのには驚きました。まぁ1話を見て、とにかく力入ってるんだなぁ…というのは伝わってきました。ただ、1話を見た限りではそこまで爆発的な人気が出るような話だとも思えないので、原作の人気がある理由は今後見続けていけばわかってくるのでしょうか。ひとまず2話以降も楽しみにしたいと思います。


■荒川アンダー ザ ブリッジ×ブリッジ 第1話 「1 BRIDGE×2」
脚本:赤尾でこ 絵コンテ:佐山聖子 演出:宮本幸裕 作画監督:高野晃久、村山公輔

変わらぬ面白さの荒川2期。ただ、1話ということでなかなか作画の方にも気合が入っていました。まぁこういったのが見れるのは1話だけだと思うので、2話以降は通常運行でしょうか。アマゾネスの話は2話へと持ち越し。次回は画伯がやりたい放題の予感。オープニングは1期に引き続き山本沙代さんのコンテで女性らしい非常に可愛らしい映像に。よくもまぁあの難しい歌にこんな可愛らしくも凄まじいコンテが描けるものだと驚かされました。演出は中村亮介さんで、作監は細居美恵子さん。この映像が毎回見れるのはなんだか幸せな気がします。ただ、曲自体には馴染めなさそう…。スネオヘアーのエンディングにも今から期待。龍輪さんは「それ町」をやっていると思うので、2期エンディングは誰がコンテを担当してるのでしょうか?


■心霊探偵 八雲 第1話 「開かずの間」
脚本:川崎ヒロユキ 絵コンテ・演出:黒川智之 作画監督:天まなむ

あの「心霊探偵 八雲」がついにアニメ化!というわけですが、1話はやや詰め込んだ感が満載な展開。もうちょっとゆっくりやってもいい気がするのになぁ…というのが率直なところです。どうでもいいですが、NHKアニメはOP・EDのクレジット表記がされないのがけっこう不満。


■ヨスガノソラ 第1話 「ハルカナキオク」
シナリオ:荒川稔久 絵コンテ:高橋丈夫 演出:さんぺい聖 作画監督:杉山了蔵、枡田邦彰

やっぱり神本兼利さんのキャラデザがいいですねー。個人的に大好きです。主人公に早速フラグ立ちまくりなのはさすがエロゲ原作!という感じではありますが、なかなか田舎の雰囲気がいい具合で描かれているのは好印象。「そこは穹専用」というセリフからは何とも言えない嫉妬フラグを感じるのですが、やはりそういう展開になったりするのでしょうか。Cパートはギャグ調なままリアルでオナニーを描いちゃってるけどギャグチックな喘ぎ声じゃ誤魔化しきれてないんだぜ!そしてCパート後のエンディングがなかなか面白い。いや、この構成自体はなかなかチャレンジしているとは思うけれども、その是非はともかくこのエンディング単体は良いのです。SDキャラとリアル等身の使い分けがなんとも見ていて面白い!なかなか今後が気になる作品です。


■おとめ妖怪 ざくろ 第1話 「いざ、妖々と」
脚本:岡田麿里 絵コンテ・演出:今千秋 作画監督:長谷川眞也

「いざ妖々と参ります!」…というわけで、女性向け作品なのでは?という先入観があったものの、それを見事に覆してなおかつ面白いと思わせてくれる作品でした。外見イケメンがただのイケメンじゃなくてヘタレである、という部分がなかなかコミカルに見せてくれて、見る側としてもあまり変に堅くならずに見れた気がします。ざくろが思った以上に早く素直になるんだなぁ…と思いつつ、それぞれの恋愛模様がどう描かれていくのか楽しみにしたいところであります。利剱かっこいいですネ!長谷川さんによる(総)作監+作監補5人で1話から非常に丁寧な作画で見せてもらいました。小さい妖怪?たちが梅の枝を投げるとこがなかなか良かったです。今回は短めでしたが、今後はガッツリと戦闘もあったりするのでしょうか?幾原(邦彦)さんも「長谷川さんらしさがよく出た作品だと思う」なんてことをツイッターでつぶやいていたので、そんな長谷川さんの仕事にも期待大です。オープニングがスフィアなのでそこも注目なのですが、それはアニメを語る上ではまた別の事柄なので、とりあえず触れておくだけにしておきます(笑)


■侵略!イカ娘 第1話 「侵略しなイカ?/同胞じゃなイカ?/最強じゃなイカ?」
脚本:横手美智子 絵コンテ・演出:水島努 作画監督:石川雅一

イカちゃんかわいいじゃなイカ!面白いわけじゃないんだけど面白い。つまりはそういうことなのですよ。イカちゃんがかわいそうでかわいい。それを見るための作品な気がするんですが…そういう理屈じゃないんですよね。そんなわけで理屈抜きで見たい作品であります。水島監督がおお振りからけっこうスタッフを引き連れてきているという話なので、映像面にも期待しております。


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2010年秋期アニメ感想 【パンティ&ストッキングwithガーターベルト1話/えむえむっ!1話/バクマン。1話/テガミバチ REVERSE 1話/STAR DRIVER 輝きのタクト 1話…など】

■パンティ&ストッキングwithガーターベルト 第1話 「仁義なき排泄/デスレース2010」
シナリオ・絵コンテ・演出:今石洋之 作画監督:錦織敦史
シナリオ・演出:大塚雅彦 絵コンテ:今石洋之 作画監督:すしお


やりたいことをやっていて楽しそうだなーと。完全に現在の売れ線作品からは外れているので、いっそここからどれくらいはっちゃけてやってくれるのかが楽しみでたまりません。基本的には平面的な作画なので、なかなかこれまでガイナ作品のように動きが映えにくいのが見る側としてもちょっと寂しいところではありますが、これまで見せてきた映像とはまた別のガイナが見れると思って楽しみにもしています。あのポールダンスでのリアル作画がイイ!あのキャラ絵で1話くらいやってくれませんかね?まぁ普段の絵柄があるからリアル絵も映えるわけで…。さっそくピー音が入ってたり、この先の3話では局審査で色々あったらしいですが、無事放送を完走してくれることを祈りたいところです。


■えむえむっ! 第1話 「直滑降ファーストラブっ!」
脚本:小鹿りえ 絵コンテ・演出:長澤剛 作画監督:滝山真哲

“変態職人”福山(潤)さんの変態演技が素晴らしい。もちろん良い意味でございます。というか、終わってみれば福山さんの演技ばかりが印象に残っている作品。ストーリーは若干詰め込んだ感じはありますが、掴みは悪くないと思います。作品の雰囲気は掴むことができたので、今後どんな風に展開していくのかに期待。あまりブレることはなく安定しそうな気がします…というのはあくまで推測ですが。美緒様のドSっぷりには嫌悪感を抱くほどではなくて良かった。主人公が喜んでるのも影響してるのかしら?(笑)


■バクマン。 第1話 「夢と現実」
脚本:吉田玲子 絵コンテ・演出:秋田谷典昭 作画監督:下谷智之

いきなり『超ヒーロー伝説』のOPで金田リスペクトが!…けど、やるならもうちょっとはっちゃければいいのに(笑) やや消化不良。本編はやや語りが多い印象だったけれど、そういう作風だと思うので特に気にする部分ではないですかね。動きで魅せる作品ではないと思うので、むしろマンガという止め絵のものをテーマにしたアニメでどのように見せ方をしてくれるのか…なんてところに注目して見ていければ、と思います。キャラデ総作監の下谷さんが現場の大変さをたまに吐露しているのがやや気がかりではありますが…。それにしても、国営放送さんの懐の深さにはやっぱり驚かされます。色々なジャンプ系キーワードがどこまでそのまま放送されるのかも気になるところですかねw


■テガミバチ REVERSE 第1話 「約束」
脚本:赤星政尚 絵コンテ:須間雅人 演出:しのみやすゆき 作画監督:Hue Hye-Jung

エンディングが梅津泰臣さんのコンテ・演出。テレビ放送ではエンディング冒頭18秒間に予告が入る仕様となっており、高橋しんやさんの原画パートがカットされてしまっているようで。完全版はDVDで!だそうです(笑)


■夢色パティシエールSP プロフェッショナル 第51話 「マリーズ・ガーデン ~解散!チームいちご~」
脚本:成田良美 絵コンテ:鈴木行、釘宮洋 演出:三好正人 作画監督:小沼克介、樋口博美、山田真也

今回から第二シーズン突入でいちごはパリでの2年間の留学を経て高等部へ。チームいちごは解散で、安堂・花房は一時退場?どういう機に復帰してくるのか密かに期待しております。「プロフェッショナル」ということで、スイーツ作りだけではなく、店の出店についてもい行っていくことになるようで。そういうこともできるようになって「プロフェッショナル」と呼べるようになる、ということですかね?やや恋愛面が推されることになりそうですが、1期はそれほど恋愛描写がなかったので、ちょっと抵抗がある人も多いかもしれないですね。とりあえず、2期でもお嬢こと小城先輩の優遇っぷりに超期待。


■ハートキャッチプリキュア 第34話 「すごいパワーです!キュアムーンライト!!」
脚本:栗山緑 演出:小川孝治 作画監督:馬越嘉彦

新番ではないですけど、馬越さんの作監回だったので触れてだけおきますね。ムーンライト無双で、最後の美味しいところだけ持って行く他のプリキュアたちェ…。


■STAR DRIVER 輝きのタクト 第1話 「銀河美少年」
脚本:榎戸洋司 絵コンテ:五十嵐卓哉 演出:浅井義之 作画監督:伊藤嘉之 メカ作画監督:阿部慎吾

\颯爽登場!銀河美少年!/

「さぁ、アゲていこうか!」…というわけで、1話からもうなんかノリノリだったスタドラ。細かいことはよくわからないけれど、この何ともいえない清々しさがいいですね。考えるより感じろ!という作品なのはわかっているので、正直、細かい部分には言及しないつもりです(笑) このノリを楽しめればそれでいいかなー、と。やっぱ榎戸さんの台詞回したまんないっすねー。面白かったです。すぐにもう一度見直したくなりました。オープニングは渡辺信一郎さんのコンテ演出で、ナージャやミチハチを想起させるような作りに。エンディングはノンテロ鈴木典光さん?確証は全くないけど。本編原画には中村豊さんの四角破片があったりでテンションが上がります。特技監督が村木靖さんだったり、田中宏紀さんもガッツリ参加していそうなので今後も見どころが多そうで楽しみです。銀河美少年の活躍と青春謳歌に今後も目が離せないッ! \綺羅星☆!!/


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今期のアニメ感想記事について

今期からブログの更新頻度がガクッと下がります。

アニメ感想記事は書こうと思ったときに書こうと思いますので、長い目で見守ってやってください。ちゃんとアニメは見続けているのでご安心を。アニメを見なければ他にやることなくなってしまうので(笑)

ちなみに今期楽しみにしている作品は…パンスト・STAR DRIVER・ミルキィホームズ・海月姫あたりですかね?あとは夢パティの続きも!とりあえず今は、肩肘張らずに気楽に見れるアニメ作品を欲してる感じです。

イベントレポはこれまで通りできるだけ書いていこうと思うので、そちらもお楽しみに。

ではでは~


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